感染創世記
2010年製作/98分/R15+/カナダ
原題または英題:Dead Genesis
スタッフ・キャスト
- 監督
- リース・イブネッシェン
- 製作
- リース・イブネッシェン
- 脚本
- リース・イブネッシェン
-
エミリー・アラトロ
-
ライオネル・ブードラル
-
コリン・パラディン
-
エリン・スチュアート
-
トム・パーキンソン
2010年製作/98分/R15+/カナダ
原題または英題:Dead Genesis
エミリー・アラトロ
ライオネル・ブードラル
コリン・パラディン
エリン・スチュアート
トム・パーキンソン
わざわざ低評価食らってる作品を選んでいるので、ハードル地面に埋まってる状態で鑑賞。そこまで酷くなかったかなぁ、と。
冒頭のシーンがエグすぎて期待値爆上がりしたのですが、それ以降はまったりとした雰囲気が流れて緊張感はあまり無しです。ゾンビとの戦いより、倫理を問う場面に重きを置いた作品です。
ゾンビに人権はあるのか?極限の生活の中、人間は正気を保てるのか?狂気に身を委ねることで生きていけるのか?このあたりの倫理的な問いかけはなかなか面白かったです。
しかし、一本の映画として観るなら、もっと起伏のあるストーリーが欲しいところ。これといった重大なハプニングや事件はほとんど起こらず、バーでの騒動とラストくらいだったかしら。他はホント、サバイバル未満のおしゃべり遠足といった具合。
カメラワークもガタガタで見づらかったです。わざと?にしてもPOVじゃあるまいし、もちょっと見やすくして欲しいです。あと、せっかくのグロい見せ場をドアップでわけわかんなくしちゃったのは本当に残念。本当に。残念。
倫理を問うシーンが印象的な反面、せっかくのゾンビ映画なのに緊張感や絶望感は無く、イマイチ説得力に欠ける作品でした。
ゾンビが支配する世界になって7ヶ月、ドキュメンタリー作家のジュリアンは対ゾンビ集団「War on Dead」の中でもたちの悪い自己防衛組織「the deadheads」に密着取材する内に、ゾンビと性交渉してたり、簡単に殺しあったりと神経をすり減らし帰路につくという内容。
冒頭の父親が、息子を食べる奥さんとゾンビ化した息子を撃ち殺すのはインパクトがあってナイスなつかみだった、というかそれがピークだった。