キセキ あの日のソビトのレビュー・感想・評価
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ちょっと泣けた
いや〜良かった
でも、前半長く感じたし、物語はどう展開して行くのかな?と心配もしたけど、後半はぐいぐい惹きつけられて、同じみのヒット曲が流れたあたり、涙が…(>_<)
その割に、エンディングは、超あっさりで拍子抜けの感があった。
時間いっぱいになったから、急いでたたんだの?かな、という感じ。
役者は、今をときめく菅田くん。松坂桃李くん。良かった。赤モヒカンの人も味あった。
平凡な人を演じたらピカイチの野間口さんが、今回は音楽プロデューサーの役で、なんか新鮮だった。
役者さんて、よく役作りで体重を増減させたりするけど、ロックミュージシャンってオファーがきたら本当にそれらしいビジュアルになるんだなーと、桃李くんに感心した!
だったら、超かっこいいモテ男のオファーがきたらそうなるのかな?そういうのみたいな(*^^*)と思った^ ^
感動
淡々とした中に静かな感動
間が長いよね。
間のある台湾やインドの映画好きなんだけど、監督との意識が噛み合わなかったのかな。私にはムダに長い間のように感じちゃった。
主役の二人の演技はとても良くて男兄弟で厳しい父親と優しい母親に育てられるとこんな感じになるのかなーと想像を膨らませ。。。
あとは厳格な日本刀も振り回しちゃう父役の小林薫さんもいつもながらイイ味。昭和の親父像はこんな感じだった。思ってること思うように言えず、仕事では優しいのに家族には愛情表現が苦手。
対する麻生祐未さん演じるお母さんも良いよねぇ〜。こんなお母さんがいるから息子たちは横道反れることもなく優しく育つんだね。
どんな時でもすき焼き美味しく食べれるお母さんに憧れます。
全体としては淡々としていて(事実なのだから仕方ない) とりたてて大きな山場もないストーリーだけど、清流の中に光るキレイな魚を見つけたときみたいな静かな感動はありました。
ただ、描き方によってはもっとドラマチックにも撮れた映画とも思われ監督の次作に期待で☆3つです。
GreeeeNファンならいいのかな?
GreeeeNの成り立ちを映像化とのことで観に行ったんですが、どこまで本当で、どこまで脚色か、さっぱり判りませんでした。
これは無いだろうと思う突っ込みどころ満載の映画
実家の床の間にある〇〇〇。
劇中に出てくる外国の旧車と修理工場、これらを扱える修理工場は、相当限られているはず・・・・、よくこれが、実際に走ってるなと思い、そっちに考えがそれてしまう。
劇中の父親は、職場では、やさしい心臓血管外科医?、しかし、家庭内では〇〇。こういう医者は居ません!。現在、私は医療に係わっているものです。
医者の父親の患者と、ラジオから流れる音楽、それから続くくだりは、そうとう強引かなと・・・・
GreeeeNの曲は好きなので観に行ったので、少々がっかり、GreeeeNのファンだったらOKなのかな?
私は、アニメ「Beck」が好きで数回見ているのですが、音楽ものの映像化は相当難しいと感じました。
視聴日:平成29年1月28日
視聴館:福岡県久留米市Tジョイ・シアター1 18:30の回
視聴者数:50名前後/394席、10代20代が多め、女性が若干多めかな
投稿者:50代男性
この映画は本当凄い。
なんかもう嘘でしょってぐらい名作。過ぎる。(笑)
最初から最後まで目頭が異常に熱かった。
夢、青春、家族、兄弟、友達、現実、仕事とか、それぞれが時間の限り丁寧に描かれていて、脚本や演出やキャスト凄いなあと感心ばかりだった。というか感心の前に物語の惹きこまれ具合がやばかった。
こんな映画だとはつゆ知らず…甘く見ていたから本当土下座したい。
本当にあった話を映画化したものだから多少はドラマチックにしてる部分はあるんだろうなと思うけれど、この人が何故この行動に出たのか、何故こんな表情をしたのか、とひとつひとつの展開が、わざとではなくすんなり納得していける展開になっているから違和感無く惹きこまれる作品でした。私は映画特有の、「クライマックスで走る」という動きを見るといつも「映画だな〜映画って最後走るよな」と急に現実に戻される(別に悪いわけでは無い)けど、この映画に至っては「そりゃそうなるわ!」と納得せざるを得ない、その登場人物がその選択をしたのが痛い程伝わってくるように出来ていた。
一人一人の人物像も個性があってそこも魅力。特に小林薫演じる厳格な父親に対して、常にビビってる松坂桃李と菅田将暉演じる兄弟がリアルで良い。たまに笑える。自分はそこの家庭で育ったわけじゃないけど、あの親父さんなら確かに怖いしここまでビクビクする意味が分かる、とやたら共感。
自分たちの夢に向かっていく時に、家族や親の思いが邪魔になって「自分の人生だから自分で決めるんだ!」なんて意気込んで真っしぐら…でいこうとしても、やっぱり昔から子供は親の顔色伺ってしまうし、親の言う事が自分の生活の中での法律になったりするし、また、親が自分のとった行動で見せる一喜一憂がとても気になってしまう、んで喜んでくれた時や応援してくれた時は嬉しさもひとしお…。特に言葉に出して言うほどの事でも無い、人間の人生での当たり前な部分を忠実に見せてくれてた。そこも凄いです。
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夢に対しての姿勢とか、家族愛、兄弟愛、友情、全部複合的に観てる人達の心を熱くさせた作品。何かの映画でも書いたけど、映画が終わったあとの観客達の雰囲気が満場一致で胸がいっぱいになってるのが怖いぐらい伝わって来た。みんな「この作品は一体何なの?すご…」って空気が充満してた。大体の映画鑑賞後って賛否両論の空気がふわ〜って流れてるんだけど、圧倒されている空気が強かった。とても素敵な余韻だった。
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非の打ち所がない映画というわけじゃないけれど、胸が熱くなって心のほっこり具合も半端じゃない作品というのは自信もって言える。この映画を批判する人がいたとしたらこれから先のその人の人生しょうもないんじゃないかな…人としての大事な部分が欠除してないかな…とか思ってしまう。良い映画は賛否両論ハッキリ分かれるというから本来なら否定の感想も良いことなんだけどね…。
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また物理的な面でこの映画が良作にならざるを得なかった理由として、監督がある。兼重淳監督。私のような映画ミーハーは「誰じゃい」と思ってたけど、蓋を開けてみれば是枝裕和監督のいくつかの作品の助監督してた人だった。カエルの子はカエルじゃないけど、行定勲や西川美和みててもわかるように、面白い良作生み出す監督の助監督してた人って、高確率でその人も良作を生み出すんだな、って今回痛感した。この人が撮る映画なら今後も期待大だなと。
こないだの映画感想でも書いたけど、良い映画監督はつくる映画内に出てくる登場人物全員輝いているね。だからこのキセキという作品はキャストが代表作って呼べる作品に仕上がってる。なんならこの映画に出てくる菅田将暉は、去年(菅田が)出演した9本の映画の中のキャラクターを合わせても勝てる魅力が詰まってた。(作品でいえば一昨年NHKでやってた「ちゃんぽんたべたか」っていうドラマの時の菅田将暉と同じ魅力だった。そういえばあのドラマも今回みたいに実際にいる歌手のドキュメント作品だったけど)
菅田将暉以外のキャストも、それぞれの演技力とか抜きに、一人一人その人自体が元々持つイメージや人柄、空気感をうまい具合に使ってその役が出来あがっていて、素敵な作品に仕上げるひとつの手段だけど、変な言い方、こんなにも有効活用出来てるのも監督の才能なんだろうなと思った。分かりやすい例えで言えば「幕が上がる」のももクロメンバーを撮った本広監督みたい。
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この映画、去年「ちはやふる前編」を観た時と同じ感覚に陥った映画関係者は多いんじゃないかな。あの映画も、最初はアイドル的な要素のある映画だろう…となんとなしに予想してみたものの、映画として面白過ぎてむっちゃ感動してた映画関係者や映画マニアが多かったように思った。この「キセキ」という映画もきっと同じ。
こういう作品がきちんと評価されていって欲しいな。
またGReeeeNを聴きたくなった
グリーンボーイズ
こんな映画を面白いと思えるようになりたい
あの朝ドラの夫婦が!
こんな背景が...とグッとくる。
期待以上
軌跡と奇跡の物語でした!
GReeeeNの物語です!
顔を出さない歌手として有名な四人組の歌手。
彼らの物語を今話題の菅田将暉君と松坂桃李さんが熱演しています。
厳格な父親の元で育った兄弟は、幼い頃から定められた、医師という職業のレールの上を歩いてきました。
そんな父に反抗するべく歌手になる道に進む兄。
自由にやりたいことをやっている兄とは反対に、弟は歯医者になる道を選択し勉強します。
兄と弟で目指す道はバラバラですが、趣味嗜好はやっぱり兄弟。
弟も音楽が大好きなことから、大学になりつつ音楽活動をスタートさせるのです。
真面目で頭の良い四人組が、キセキの歌声を私たちへ届けてくれます!
彼らの素直で一生懸命なガムシャラな行動力に感動しました!
何より4人組を支え続けてくれた兄の存在が大きいです!
兄弟2人タッグを組んで、これから先も素晴らしい歌をたくさん作ってほしいと感じます!
なにより感動したのは、劇中の歌を、菅田君達が実際に歌っていること。
GReeeeNさながらに、見事な歌声を披露してくれました。
今でも歯科医師として働きながら、世の人々に沢山の歌声を届けていると思うと感動してしまいます。
これからも沢山の人々にキセキの歌声を届けてほしいです!
ほっこりする映画
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