アベンジャーズ エンドゲームのレビュー・感想・評価
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それぞれのドラマに時間を割いてくれてありがとう。
正直マーベル・シネマティック・ユニバースとして発表されてきた作品群のすべてが気に入っているわけではない。むしろ映画として物足りなかったり、シリーズ物として納得がいかない部分があったりすることが多く、決して傑作ぞろいではなかったと思っている。
しかし、それでもMCU作品をすべて観てきたのは、MCUがただ映画を作ること以上に、キャラクターを育てることに重きを置いてきたからだ。気がつけばどのヒーローもそれぞれの魅力があり、また、互いにクロスオーバーすることでいろんな面を見せてくれた。結果、MCUは壮大かつ親しみやすい群像劇という、単体の映画では為し得ないことをやってのけていた。
『エンドゲーム』が素晴らしいと思ったのは、これまで培ってきたキャラクターの豊かさを活かして、それぞれのドラマ部分にたっぷりと時間を割いてくれていたこと。クライマックスは当然盛り上がるが、ゆったりと時間を使う前半の空気がとても好きだ。
深刻にはならず、真剣に取り組む為にも「コミュニケーション」が重要と気づかせてくれる作品。
大好きなアベンジャーズの4作目の作品。
まさに集大成!
特に、アイアンマン(トニー・スターク)やキャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)などのヒーローたちが、どのようにして自分たちの役割を果たし、物語を完結させるかが見どころ。
シリアスな展開と同時に、ユーモアや軽妙な会話が絶妙なバランスで織り交ぜられていて、コミュニケーションからも学びが多い作品。キャラクター同士の掛け合いや、コミカルなシーンが緊張感を和らげ、観る人を楽しませます。
何度、観ても。
2024
17本目
アベンジャーズ!アッセンブル!
を観たくて。
何度目だろうか??そんな感じで観るぐらい、マーベルの中ではトップに好きな映画。
今のマルチバースサーガも勿論
嫌いではないがインフィニティサーガは分かりやすい。
インフィニティサーガが20代から観ていたので、世代交代も少し寂しい感じもある。
だからこそ、このエンドゲームが好き。
トニースタークがストレンジを見た時のストレンジの表情と指をゆっくりとを示す(1400万605分の1)シーンは印象的。
なんとなく…
キャプテンの子供はいるのか??
なんて期待もある。
2010年代映画の集大成
マーベルヒーロー達の物語を一つの壮大なサーガとして描き出すMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。まだまだ駆け出しだったマーベルスタジオの野心的な挑戦は、11年後の今作で大成功を収め、アベンジャーズのグランドフィナーレを飾った。
11年22作品、約50時間の大河ドラマのエンディングとして素晴らしい作品だったのは勿論、映画単体としても最後まで目的がブレる事なく一貫していて、それゆえに勝敗は明確、最後の戦いは興奮の連続だった。
全シリーズの登場キャラクター総出演、圧倒的で多彩な戦いの数々にテンションが上がらない訳がない。
単体で観ても面白い、とは書いたが「エンドゲーム」だけ観るのは忠臣蔵の討ち入りだけ観るようなものである。討ち入りだけでも面白く観れるだろうが、その後の切腹シーンで困惑するのは当然だ。長い時間をかけて描いてきたテーマを知らないんだから、意味不明だろう。
やはり「エンドゲーム」を堪能するためには、今までずっと描き続けてきた「公的存在と私的存在の葛藤」というテーマが重要なのだと、改めて思う。
考えてみると、シリーズの端緒を切った「アイアンマン」からすでにその流れは決まっていた。
アイアンマンであることと、トニー・スタークであることは常に絡み合い、足を引っ張りあいもする。
「大義のために自分を犠牲に」する生き方に、あらゆる登場人物が悩み、苦しむ。大義があるからいい人間になれると思った者。どんな苦境でも前に進もうとする者。ありのままの自分を受け入れる者。
何作品も重なって、アベンジャーズ一人一人の個性と人物像が形成されていったからこそ、この重厚なテーマがペラペラのお仕着せにならない。
あらゆる選択肢があって、それぞれに理由があって、何を選択しても間違いじゃない。
しかもそれは今シリーズ最大の敵・サノスにも当てはまるのだから面白くない訳がない。
アベンジャーズが終わって、観ている私たちは確かに彼らとお別れする事になった。
でも新たなヒーローはしっかりとその息吹きを刻み込み、私たちの心にも彼らが残した宝物が存在する。そんな気持ちにさせてくれる映画はそう多くない。
悪いことは言わない。今すぐ「アイアンマン」から見直すといい。彼らのたどった足跡を再び追いかけて、また「エンドゲーム」を観るのだ。
この壮大な大河ドラマは、それだけの価値がある。
最高の映画体験
アイアンマンからのほぼ全作を映画館で観てきた人だけに許される、最高の感動。クライマックスを観ながら「もう一生味わえないだろうな」と思った。ついにハンマーを持ち上げ、ボロボロになりながらもなお立ち向かおうとするキャップのカッコ良さ!いまいち強くないよなと思いながらここまで応援してきたからこそのカタルシス!からの全員集合!そして最後やっぱり社長!エンドロールの後に聞こえてくるカーンカーンの音でまた涙腺崩壊。ありがとうマーベル、ありがとうケビン・ファイギ。ディズニーはいらん。
I LOVE YOU 3000回
アベンジャーズシリーズの集大成であり、まさしくエンドゲーム。何て表現したらいいんだろうか。この全てのストーリーを紡いで迎えるフィナーレを…。マーベルの映画なんて興味ねぇわ、とか言ってた自分、ゴメン。俺が間違ってた。アイアンマンから観始まったマーベルシリーズは、それぞれのストーリーが絡まって行き、最終的に民主主義VS社会主義の構造へと繋がって行きます。結構居るんじゃないんですかね?サノスに共感する奴。大きな幸せの為には小さな犠牲はしょうがない系VS幸せに大きいも小さいもない、だから全てを救う系の構図ね。
この映画について最後に2つ言いたい。まず脚本作った奴ヤバい。本当に全てのストーリーを紡ぐ事を想定して脚本を作りあげているならば、その脚本家は本物の天才でしょう。もう一つ、全宇宙最強なのはサノスではなくワンダでしょうね間違いなく。
平穏からの希望からの絶望からの大逆転劇
前作「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」で、宇宙最強の敵サノスに立ち向かうも、ヒーローたちを含めた全人類の半分を一瞬で消し去られてしまうという敗北を喫したアベンジャーズが、残されたメンバーたちで再結集し、サノスを倒して世界や仲間を救うため、史上最大の戦いに挑む姿を描く。(解説より)
素晴らしいに尽きる。
早い段階でサノスを倒してしまったのでこの後ただただ平穏に終わるのかと思いきや…
多くの犠牲を払いながらも、最後は正義が勝つ。
これを機に各単体作品に興味が湧いた。
全体を通して素晴らしいシリーズだった。
(続編どう開始させることやら…)
MCUの短所と長所
この作品は名作です‼️おそらく、史上最高のスーパーヒーロー映画の1本‼️しかし、それにはある条件が‼️過去のMCU映画21本を鑑賞して初めてその真価を体感できるということ‼️特にトニーがスティーブに星条旗の盾を手渡すシーン、トニーと父親ハワードのシーン、ムジョルニアを手にするスティーブ、スティーブとペギーカーターが約束のダンスをしながらキスをするラストカットなどは、過去作を鑑賞していればいるほど胸がアツくなるはず‼️ですからこの作品だけ鑑賞しようとか、アベンジャーズの4作だけ観ようとか、そういう鑑賞方法はお勧めしません‼️できればアイアンマンの一作目からリリース順に鑑賞することで至高のMCU体験が出来るはずです‼️ちょっとハードルが高いかもしれませんが
スタン・リー、ありがとう!!!
このエンドゲームを完璧に楽しむためには、計21本の映画を観なければならない。かなりの労力が必要となる。私は普通、このように沢山の映画を観なければ楽しめないという映画は、ハッキリ言って嫌いだ。映画というのは、2時間、または3時間で1本であり、それ単体で面白いと感じられるのが、魅力的なジャンルだと思うからだ。
そんな訳で、今の今までこのMCU(Marvell Cinematick Universe)には手をつけることが出来なかった。毎度新作が公開される度に大騒ぎしていたが、ガン無視。少し悔しい気持ちがありながらも、上記のようなことを言って逃れていた。
しかし!映画ファンになって4年の月日が経った今!ついに、私はこの大シリーズに手を染めることを決意した!そう、全てはこの歴代興行収入第1位(現在はアバターが1位)のエンドゲームを観るために!
長々と話してきたが、本作を合わせて22本の映画シリーズを観たという経験は、私の映画への価値観、私の映画への愛を大きく変えてくれるものであった。ありがとう、本当にありがとう。面白いよりも先に、感謝の気持ちでいっぱいだ。大好き、MARVEL。大好き、映画。
最高という言葉以外、もはや言うことがあるのか?公開から4年ほどしか経っていないが、もう語り尽くされた名作であろう。この11年間、22本の作品をリアルタイムで鑑賞できなかったことは本当に悔しいが、こうして目に焼き付けることが出来ただけでも、この上なく幸せだ。
この作品を観るためには、何度も言うようにアイアンマンからキャプテン・マーベルまでの全ての映画を観なければならない。そう出ないと、面白さが全然分からないはず。観ていない方は、これの何が面白いんだと思うだろうが、観ている方にとっては、感動・感謝・感嘆の3コンボだと思う。涙の量に自分でもビックリ。めちゃくちゃいいシーンでヤマト運輸が来た時は、更に泣きたくなったけど。
シビル・ウォーでアイアンマンとキャプテン・アメリカがあまり好きではなくなった、とか言っちゃいましたけど、この映画見たら全キャラ推しになりそうな勢いで好きになります。好きにさせてきます。アントマンとロケットの想像以上の活躍には、友達がテレビで大爆笑をかっさらっているような気持ちになったし、ソーとソーの母との会話には涙腺崩壊。キャプテンの○○やスパイダーマンとの○○にも大興奮...とこれ以上言うのはよしときます。
星5万点★★★★★★★★★★★★★……の超超最高傑作でした。。。この日は、エンドゲームの後、2本は映画館で観ようと思っていたのですが、流石に止めました。この映画観てから、他の映画は観れませんよ。何千回とみたい。もう、一生追いかけます!本当にありがとう!!!!
王者「アバター」抜き全世界歴代興収首位
ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズが配給する、「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」。要はスパイダーマンでMARVELが売れ、アイアンマンでアベンジャーズが売れ、MARVELがMCUブランドを立ち上げ、そして令和の現代ではMARVEL人気はディズニー人気を超えウォルト・ディズニー・カンパニーのドル箱産業にまで成長した。そんなMARVELがついに世界一になった作品がエンドゲーム。
3000回愛してる
前作『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』の絶望的ラストからの続編として、いったい絶望をどう回収するんだ?と心配になってましたが、いやはや前作を超えるストーリーとスケールには脱帽しました。
総勢何名?なのか、もうわからないくらいのアメコミヒーローが登場しますが、こういったヒーローが集結する映画って主役ヒーロー以外は雑に描かれてしまいがちなのですが違いました。元々それぞれ登場する個別映画では主役です。そのすべてのヒーローをしっかり描き、さらには彼らのこれまでの映画とつながって伏線になっていたという凄さは見事でした。
なんだろう、幼き頃に別々のヒーロー達が一緒に戦えると凄いなと思っていたあの頃、それが叶った気がします!ワクワクが止まらないです。
悪役のサノスも、今までのヒーロー映画の悪役と少し一線を画していました。真の悪でもない気がします。もちろん全人類(全宇宙)を半分にするという暴挙は許されるわけないのですが、サノスが目指しているのは世界の調和です。ガモーラへの愛が見えた時、サノスも完全な悪ではないんだなと。完全に憎めない悪役でした。
そしてこの超大作のラストでは、人類の半分を救うために必要だった犠牲もまた大きかったです…悲しすぎます。
さて、本作でここまでヒーローを集結させてマーベル集大成といった映画を作ってしまったわけですので、もちろん最高の仕上がりなのは間違いないです。
ただ同時に、これからのマーベルの作品が本作を超えれるものが登場するのかが心配になりました。スパイダーマンが感じたショックは、まさしく観客も同じく感じてしまったのではないでしょうか?
期待ほどでは…
やや冗長に感じてしまった。ヒーロー大集合はワクワクするけど、超人と生身のレベルが相当違うはずなのに対等にバトルに参加してて、違和感を感じてしまった。まー、こういう見方はヤボなのかもしれない。
味わい深いアクション感動作品
本作はシリーズ最終作であり、シリーズ最高傑作だった。フィナーレを飾るのに相応しい味わい深い感動的な作品だった。3時間を費やして、静⇒動⇒激動⇒結実というストーリーが堂々と展開され、見応えがあった。前作の敗戦を受けた、終末感漂う戦後の状況とアベンジャーズ達の心情を丁寧に描いた序盤を観て、これは傑作だと予感した。観客が本作に動のアクションを期待するのを承知の上で、敢えて静かな序盤から始めたところに、作り手たちの本作に対する自信を感じた。
本作の舞台は、前作の闘いから5年後。最強敵サノスに完敗し、戦意が低下していたアベンジャーズ達は、ふとしたきっかけで、奇想天外な作戦を思い付き、起死回生の反撃を挑んでいくが、作戦遂行は難航し、次第に彼らは苦境に立たされていく・・・。
序盤は、アクション映画とは思えないような静かな人間ドラマになっている。荒廃した街の中で、アベンジャーズ達の想いが淡々と綴られていく。これからどう生きていけばいいのか、いやこのままではいけないという葛藤と、サノスへの恐怖感が交錯した心情表現がリアルであり、もう彼らは立ち上れないのではという不安を感じたほどだ。この序盤の静の部分が、アクション映画を超えた面白さを引き出している。
アベンジャーズ達の苦悩を熟知した上で、中盤以降の闘いを観るので、彼らに、より感情移入し、より感動に浸ることができる。今回の闘いは、頭脳戦と肉弾戦の2種類である。頭脳戦は知的イメージはあるものの、少々難解で中だるみ気味なのが惜しまれる。肉弾戦は本シリーズの真骨頂であり迫力十分。息つく間もないスピード感溢れる激闘の連続に圧倒される。
ラストは、序盤の人間ドラマが奏功して予想以上に感動的であり、アベンジャーズ達の想いに涙が自然に溢れてくる。
終わり良ければ全て良し。やはり、シリーズ作品は最終作で決まる。シリーズ作品における最終作の重要性を実感した作品だった。
評価高いので見ましたが 何の予備知識なく見たので、 何が何だかわか...
評価高いので見ましたが
何の予備知識なく見たので、
何が何だかわからず、とりあえず、ヒーローがたくさん集まって戦っている映像は見応えありましたが、ストーリーの面白さは全く感じられませんでした。キャプテンって呼ばれる俳優がめちゃくちゃかっこよく、そこに目がいきました。3時間は長過ぎな映画ですね、、。
アベンジャーズ完結。 アントマンから始まり、タイムスリップ。 飲ん...
アベンジャーズ完結。
アントマンから始まり、タイムスリップ。
飲んだくれになったソーの扱いに悲しさを抱きつつ、アイアンマンとキャプテン・アメリカはラストで寂しさもありつつ。
ラストはヒーロー大集結での戦いはワクワクしました。
おもしろかったです。
相当のプレッシャーだったろうな…
Desny+加入を記念してMCUの2周目鑑賞。多くの作品でストーリーとキャラクターを理解出来ているからこその面白さを感じたなぁ…
そして、ようやくエンドゲームまで辿り着いたんだけど、これだけの高評価の中で自分だけ間違っているのか?と思ってしまうが、初見の時と同じく面白くはなかった。
キャラクターをあまりにも多く登場させた事によって全体が薄くなったし、必要と感じないシーンも多かった。トニーとキャプテンの双璧キャラを熱く描いたんだろうけど、結末ありきの無理矢理感を感じる。
ここからのDisney_MCUの方向性はエンドゲーム以降のスパイダーマン、ストレンジを鑑賞した感想としてDisneyの利益追求姿勢を危うく感じるし、近く公開のソー続編で純粋に楽しめる映画作品に戻る事を期待せざるを得ない。
勧善懲悪ではないこと。
サノスへの理解が乏しい事にこの作品の問題点は集約してるのかな。
サノスの愛、サノスの倫理観、サノスの存在意義を現す事ができたら、ただのエンタメより一歩前に出れたかもしれない。
まぁ、私はそこ求めて観てないんだけどね。
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