チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話のレビュー・感想・評価
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俳優の頑張りに支えられた感動作だが、標準レベル
個人的には、"チアダンス"と"チアリーディング"は別物であるということを知ることになったのが収穫。
タイトルが内容そのものを語っている実話モノ。コピーライティング的には、「映画 ビリギャル」(2015)の、"学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話"や、"もしドラ"の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(2011)にあやかったというべきか。
そこで商業的には、ビリギャルの有村架純、もしドラの前田敦子のノリで、広瀬すず主演となる。もちろんいま最も華がある女優で間違いないが、決してアイドル映画と侮るなかれ。
昨年の「ちはやふる」では、"競技かるた"を、「四月は君の嘘」では、"バイオリン演奏"を本格的にこなし、李相日監督の「怒り」ではオーディションで役を勝ち取り、渡辺謙や妻夫木聡ら大俳優たちを相手に日本アカデミー賞の優秀助演女優賞と、実に器用な女優である。
今回は、"全米制覇レベルのダンスシーン"を再現しなければならないわけだから、推して知るべし。作品と闘っている。加えて"福井弁"もポイントである。
福井県立福井商業高校の奇跡的な偉業なので、それなりに感動的である。しかし、よくよく考えるとチアダンスはチームの成果であり、個々人の設定に映画的なものはないのだろう。オリジナル脚本で創作されたエピソードは、ありきたりな"スポ根"展開で、大胆な演出に至っていないのが少し残念。
なので、ダンスシーン以外は安い学園ドラマの枠を超えられない。さらにダンスレッスンに時間を割かれたと思われるフシがある。とくに屋外撮影のロケハンは悪すぎる。天気もよくない。これは主演女優のスケジュールの多忙さゆえか。
つまるところ、本作は出演するひとりひとりの頑張りに支えられている。よくやった!とくに、中条あやみはチアダンス部部長という重要な役柄を演じ、準主演級である。ドコモのCMで、黄色い鳥"ポインコ"と出演している娘である。モデルの彼女は、広瀬すずとともに現役"Seventeenモデル"のWキャスティングということになる。今後も期待したい。
広瀬とは「ちはやふる」(2016)でも共演した真剣佑(まっけんゆう)が相手役を務める。千葉真一の息子だ。また東宝シンデレラで、TOHOシネマズの幕間ガールでお馴染みの山崎紘菜も出ている。また主題歌の「ひらり」を歌う歌姫・大原櫻子も女優だが、さすがにチアダンスまではブッキングできなかったか、チラ出演どまり。
(2017/3/11 /TOHOシネマズ日本橋 /シネスコ)
感動した
うるっと来ます。
風景を見てみたくなる
やっぱりいいなー、こういうの。
楽しみにしてた私的好き系青春みんなでがんばる系。良かった。 …けど...
前髪あってもブスはブス
悪ノリ演出ふんだんの序盤
やり過ぎ かとも思えるが、全体的にポップでテンポ良く、疾走感ある映画 観終わった後に風を感じる位の青春&スポ恨映画
天海さん演じる先生には注目されてないものの終盤明確になり、頑張ってるのは生徒だけじゃないってのも いい
サブタイトルでネタバレしてるので
ドキュメント映画って感じもするかな。
広瀬すず 中条あやみ 山崎紘菜 の3人もそれぞれのキャラクターをしっかりやりきってるので引き込まれます
特に広瀬すずと中条あやみの距離感と間が秀逸。
それだけならず世界大会のダンスシーンは 差し替えないから 本人たちが演じてるって事でしょうか
レベルが低ければ世界大会で優勝っていう説得力が無くなってしまう分、相当練習したんでしょう。
こういう類いの映画は ハルチカやスイングガールズ フラガール みたいな感じかもしれないが 観終わった感じはウォーターボーイズみたいな感じだったかも。
期待ハズレ
全国のモンスターペアレントに捧げる一本
明るく素直に美しく
こういう旬の若手俳優集めてキャーキャーやってる青春キラキラの邦画ってわりと敬遠しがちなんだけどこの映画はなんだか妙に気になってて気合い入れて初日に鑑賞。
壁ドン顎クイの胸キュン恋愛要素はほぼ一切削がれ、チアダンス部の個人とチームの成長が真っ直ぐに描かれていたのがとても良かった!
タイトルに結末がバーンと書いてあるし、全米大会で優勝するって分かってるから安心して観られるし笑
メインの登場人物一人一人の葛藤と成長、チームの成長にはどうしたって感動しちゃう。
まあ時間の関係もあって一人一人のドラマはサラッと解決しちゃうけどそれもご愛嬌。
山崎紘菜のキッツい目付きと表情は最高だった。
TOHOシネマズで上映前に喋ってる印象しかなかったけどかなり良かった。
あの悪い目付きを活かしてどんどん色んな映画で見たいと思えた。
広瀬すずはやっぱり演技上手いな…と実感。
若くて可愛いから青春映画に多用されてるけど、怒り のようなダークな映画でも凄い存在感と演技だった。
この映画で演じるひかりの、周りを元気付ける笑顔が超可愛くて輝いてた。
中条あやみの圧巻のスタイル、一人だけ抜群すぎ!
ボロボロになった夢ノートには色んな葛藤があったんだろうな…
天海祐希の鬼教師っぷりも良かったけど、センター変更はさすがにもっと早くから言ってあげてー笑
三年かけて成長していくチームを観てるともうボロボロ涙が溢れるんだけど、欲を言えば人間ドラマ以外にもチアダンスの技術的な進歩、上手くなっていく課程をもっとちゃんと観たかったかな
全日本大会の演技を省略してたのは全米大会でのパフォーマンスをより印象付けるためなんだろうなーって思ってたけど、肝心のアメリカでのパフォーマンスシーンも観客や司会をガンガン写してたのがちょっと残念だった。
もっとガッツリ演技を写して欲しかったなーとは思う。
コメディ的な演出も笑えたし観た後ちょっと元気になれる。
わたしも三年前は吹奏楽部で頑張ってたなーなんて思い返してみたり。
ど直球のスポ根
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