ヒップスター
劇場公開日:2016年7月30日
解説
「ショート・ターム」で注目を集めた新鋭デスティン・ダニエル・クレットン監督が2012年に手がけた長編デビュー作。サンディエゴのインディ・ミュージック&アートシーンを舞台に、悲劇に直面しながらもクリエイティブであり続けようとするミュージシャンの姿をリアルに描く。サンディエゴで人気者になりつつあるシンガーソングライターのブルックのもとへ、母親の遺灰を撒くために故郷オハイオから父と3人の姉が訪ねて来る。家族との再会をきっかけに過去の自分を振り返ったブルックは、かつてとは別人のようになった現在の自分と向きあっていく。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2016/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」(16年7月16日~8月19日)上映作品。
2012年製作/91分/アメリカ
原題:I Am Not a Hipster
配給:ピクチャーズデプト
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
ストーリー
三姉妹と主人公の構図たまらんっすね。話をよく聞いてくれる長女。信頼できる次女。歌の感性が合う末っ子。仲良しな感じも可愛くて仕方ないですわ、、。やりきれない兄ちゃんがいろいろやらかすんだけど、それもなだめたりして。これが家族のあり方だなと。距離感とかリアルだしね。ブルックのたまに見せる天使みたいな笑顔とか、洗面所に写真貼っちゃうとことか憎めないですよね〜。母の死に踏ん切りつけられてなかっただけで本当はいい奴なのだろうな。なんだろう、別に家族は来てただそれだけで何したわけでも無いのに、彼のモヤモヤを吹き飛ばしてくれましたよね。家族の存在のありがたみを思い知らされました。
キャスト
マネージャーのマネージャー感が良かった〜〜。彼にぴったりだった!
監督
日本の津波のこと。扱ってくれました。私も知らなかったことです。
2016年12月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
ヒップスター見てきました。
ショートタームがかなりよかったので、その監督の前作ということで、楽しみにしていました。
京都に来る?来ない?来ないのね、とそわしていたら、
京都でもかかったので、公開からかなり遅れて映画館で見られました。
私はずっとHIPSTAR(Hip流行ってる・いけてる+Star有名人)だと思っていました。
ですが、HIPSTER(通・流行の先端を行く人)なんですね。
さっき半券を改めてみて気付きました。
なんなら、あれ誤植?とまで思ったのです。すみません。
そうか、そういう意味か、いけてる有名人にしては地味な、っつか
インディーズじゃんよと思ってたのですが、
インディーズのミュージック、アートシーンに於ける通人、てことなんですね。
へぇーーーーと言いながらボタンを連打したい気持ちです(ふるっ)。
映画内では、ブルックの三人のsisterは妹との字幕でしたが、
チラシや公式ホームページでは姉でした。
いや、どっちでもいいんですが、どっちやねんと。
統一しろやとおもいました。
ブルックがあの世を見ながらこの世にとどまる感じの人で、
それはどうやら母親の死が影響しているらしいです。
私は情が薄いのかもしれませんが、家族が今突然死んでも投げやりになる事はないでしょう。
悲しいし寂しいとおもうだろうけど、つつがなく過ごせると思います。
なので、ブルックが母に会いたいと泣く気持ちがわかるようで、
あまりわからないというか、誰もが突然いなくなりうることを
想像もせず来たのかとあきれる気持ちがあります。
幼稚だなと終始おもっていました。
元カノと元カノの今彼への悪態や、アフロの自称マネージャーへの
悪態など、幼稚だなーと。
お父さんとの確執は、ママの葬式ドタキャンしてオハイオからサンディエゴへ
トンズラしたことが原因なんでしょうか。
細かい事がかかれていなかったですが。
幼稚なブルックを突き放すつもりで見ていましたが、
散骨するための海辺で、お父さんと少し会話をしたところは
ポロリと涙が落ちました。
姉だか妹だかはかわいいですね。
代理教師ってどれくらいの収入があるんでしょうか。
現代っぽいのに、ブルックは携帯持ってないんでしょうか。
出てこなかったような。固定電話しかなかったような。
アフロ君が優しい子でした。
でも、彼の作るアートをいいとは思えない派です。