シュガー・ブルース 家族で砂糖をやめたわけ

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シュガー・ブルース 家族で砂糖をやめたわけ

解説

妊娠糖尿病を告げられたチェコの映画監督が、砂糖と健康問題に迫ったドキュメンタリー。チェコ共和国出身のドキュメンタリー映画作家アンドレア・ツルコバーは、妊娠糖尿病を告げられたことをきっかけに、生活から砂糖を取り除くことの困難さに直面する。精製された砂糖はそんなに体に悪いものなのかということに疑問を抱き、子どもの発達に妊娠糖尿病が影響を及ぼしたのではないかという母親としての不安にも駆り立てられ、ツルコバーはカメラを片手に調査を開始。世界各国をまわり、科学者や研究者、医師、糖尿病の患者から、政治家やジャーナリストにも取材し、砂糖業界の闇や砂糖の危険性に切り込んでいく。

2014年製作/81分/G/チェコ
原題または英題:Sugar Blues
配給:T&Kテレフィルム
劇場公開日:2016年7月23日

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映画レビュー

3.0ためになる話

2016年9月4日
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鑑賞方法:映画館
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939v

4.0砂糖病とその社会的背景

2016年7月24日
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kousuku

4.0砂糖を摂取する代価

2016年7月24日
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ヨコヨコ

3.5興味深い精製砂糖の危険性

2016年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

30歳間近の映画監督アンドレア・ツルコヴァーは、3人目の子供を妊娠していた。
このとき妊娠糖尿病を患っていた彼女は、上のふたりが先天性の小耳症ということもあり、3人目の妊娠に不安を抱いていた。
自分の母親も妊娠中に甘いものばかり、それも砂糖ばかりを摂取していたこともあり、砂糖の危険性について調べてみることにしたところ、かなり危険度が高いことがわかってきた。
そして、調査を進めるうちに、砂糖製造業界に裏があることも知るようになっていく・・・

というハナシで、精製砂糖の危険性がわかりやすく訴えられたドキュメンタリーとなっている。

この映画を観たのがきっかけで、その後、少々ネットなどで調べてみると、砂糖には、原材料を煮詰めてつくる含蜜糖と、蜜成分を分離したものをさらに精製する精製糖に分類され、この映画では精製糖の危険性を謳っている。
含蜜糖も精製糖もあまり聞きなれない言葉だけれど、含蜜糖の代表は黒砂糖で、精製糖の代表は(というか、ほとんどの砂糖はこれにあたる)上白糖やグラニュー糖。
精製の過程で様々な触媒を使って、糖成分(甘味成分)だけを取り出していくのが、精製糖。
精製糖は、精製の過程で原材料が持っているミネラルなどの成分が減って糖成分が残るわけだけれど、それにより、糖成分は化学的には単純構造で(いわば)薬品成分に近く、過剰摂取をすると人体に影響が大きくなってしまう。
そして、それらの精製糖は、加工食材に多く含まれており、知らず知らずのうちに、過剰摂取してしまっている、とこの映画では警鐘を鳴らしている。

ふーむ、そうなのかぁ。

ということで、映画を観た後に近所のスーパーに立ち寄ったところ、たしかに、成分の中にかなり「砂糖」の文字が見受けられる。
よく食べる食パンなんかだと、小麦粉の次に書かれているのが「砂糖」。
お、ちょっとびっくり。

さらに、砂糖コーナーの棚に並んでいる砂糖の袋をひっくり返してみると、製品名はさまざま。
「砂糖」だったり、「上白糖」だった、「三温糖」だったり。
これらは、すべて「精製糖」。
いつも使っているのはテンサイ糖というやつだったが、これも「砂糖」。
結構、精製されているわけですなぁ。
ちなみに、黒砂糖と表記されていた商品は、ごくわずか。
氷砂糖にいたっては、原材料が「砂糖」だった。

おっと、映画からどんどん離れて行ってしまうが、それだけちょっと衝撃があったということ。

そして、映画は、ひょんなことから、砂糖業界の裏事情まで知ることになる。
例えば、医学者を使って砂糖の安全性をアピールしていたり、アフリカにおいては砂糖の原材料サトウキビを生産するために土地を買い占めて、先住民を追い出していたりとか。
まぁ、そのあたりは、他の製品だったりなんだかだったりの常套手段なので、それほと驚いたりはしないが、やっぱりな、って感じがする。

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りゃんひさ

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