劇場公開日 2017年6月3日

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「市井の人々の歴史」花戦さ れいちぇるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5市井の人々の歴史

2017年6月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

戦国時代が舞台であるにも関わらず戦さは全く描かれません。教科書に出てくる歴史は市井の人々には余り関心が無い事なのかもと歴史映画を見てて初めてそう感じました。時代に翻弄されながら それでも前を向いて生きていく池坊専好の視点でストーリーが展開していきます。そして 最初から最後まで登場してくる生け花。「ひと枝のカキツバタだから心深い」いう言葉に感銘受けました。
生け花を全く知らない私でも 笑、涙してあっというまの2時間余りでした。クライマックスシーンの見事な生け花には鳥肌がたちました。日本人としてまた茶道も花道も勉強してみたくなりました。

れいちぇる