エルヴィス、我が心の歌
劇場公開日:2016年5月28日
解説
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の「BIUTIFUL ビューティフル」「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」で共同脚本を務めたアルマンド・ボーの初長編監督作品。昼は金型工場で働き、夜はエルビス・プレスリーのトリビュートアーティストとしてステージに立つカルロス。自分がエルビスの生まれ変わりと信じて疑わないカルロスに妻と娘は愛想を尽かして家を出て行ってしまった。ある出来事から、別居中の娘の面倒を見ることになったカルロスは、次第に父親としての自覚が芽生えていくが、彼にはどうしても実現しなければならない大きな夢があった。それはエルビスファンの聖地であるテネシー州メンフィスの「グレイスランド」へ向かうことだった。主人公カルロス役にアルゼンチンでエルビスのトリビュートアーティストとして活躍するジョン・マキナニー。
2012年製作/91分/アルゼンチン
原題:El Ultimo Elvis
配給:パイオニア映画シネマデスク
スタッフ・キャスト
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2016年8月24日
Androidアプリから投稿
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私はいろんな音楽を聴きます(最新から古いものまで)が一番好きなのはエルヴィス・プレスリーなので見に行きました。
しかし最初見たときは謎が残り微妙な映画かなと思ったのですが、後でいろいろとエルヴィスの識者である湯川れい子さんのエルヴィスに関する記事をいろいろと見ているとその謎は紐解かれていき見た後から1週間ぐらい経っていたにも関わらず個々のシーンを思い出しそういうことかと涙が出ました。
例えば、主人公を演ずるジョン・マキナニーのセリフに「神が私にエルヴィスに似ている声を与えて下さったんだ」というのがあるのですが、これはエルヴィス・プレスリー本人も「神が与えて下さった歌声なんだ。この歌声で人に幸せを与えなくちゃ」と思い続けていたことなどがあります。
またこの映画の良いところはジョン・マキナニー氏の歌声が素晴らしいのです。
プレスリーそのものであると錯覚しそうです。特にエンディングは…
僕は最初はエルヴィスへのリスペクトを込めた映画かなとの結論だったのだが。
しかし後から徹子の部屋で出ていた湯川れい子さんのお話や他の記事を見てから気づき至った結論としては、「エルヴィス・プレスリーの人生と心」を映し出した素晴らしい映画だと思いました。
もともと思っていたのですけれど、やっぱりエルヴィス・プレスリーという人は人間としても奥が深い人だなぁと再認識させられました。
2016年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
この映画、主人公は歌がうまかい設定?
よくわからないまま、歌うシーンばかり。
子供が父親になついていくのは良かった。
しかし、魅力を感じない。
子守歌になって、最後は寝ていました。
2016年7月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
最後のラストシーンはいかがなもの。
可愛い娘、リサがいるというのに。
42歳、エルビスが亡くなった歳。
年齢的に、生きていく為の様々な責任が生きにくくする歳ではある。
だか、主人公の選んだ死は己の我儘ではないのか。自身がエルビスに成りきる、エルビス自体に成る為に。
リサはお父さんの歌うエルビスの歌が、大好きなのに。
エンドロールに流れるエルビスの曲が切なすげる。
いい映画だ 主役のエルビスの歌も良いし 子役も奥さんの演技もいい 最後を観るまでは… どう受け取れば わからない エンドロールが流れ エルビスの歌を呆然と聞いていた間 誰も席を立たなかったのは きっと 皆同じ気持ちだったのか