ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Yearsのレビュー・感想・評価
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日本の音楽も、ここから始まった
ビートルズのドキュメンタリーは、幾つもあるけど。
ロン・ハワード監督が手がけたというので。
デビューを着火点として、世界的人気という爆発。
レコードよりもコンサートの方が、実入りがいい。
でもそのコンサートが、グループの活動を摩耗させたのかも。
当時の写真や映像をふんだんに使って、その場にいたような感覚。
ウーピー・ゴールドバーグのインタビューが、当時の熱を語っていたのが印象的。
たくさんの楽曲を時代の流れとともに、使っているので。
最初は賑々しい曲調から成長していくのが。
手にとってわかる。
グループ活動の前半の内容なので。
もうちょっとみたかったような気もする。
ビートルマニア
2022年7月9日
映画 #ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years (2016年)鑑賞
ビートルズの演奏ってテレビ番組とかホールでの演奏は見ることはあるけど、初期のライブハウスの映像って見ることが少ないから面白かった
あらためて感ずるBeatlesの旺盛な実験精神と曲調・歌詞の短期間での大きな変遷
ロン・ハワード監督(ダ・ヴィンチ・コード)による2016年製作の英国映画。
原題The Beatles: Eight Days a Week - The Touring Years、配給KADOKAWA。
同時代という訳ではないが、小学生の時ビートルズの音楽に初めて出会い、中学生で夢中になり、赤青は勿論ラバーソウル以降のアルバムは殆ど所有してた相当にコアなビートルズフアンであるが、コンサートをしなくなった直接的な理由を初めて知った。
音楽を聴きに来ているのでなく、『ビートルズを見に来てる』というのは印象的。本作品でも映像がかなり使われている映画「A Hard Days Night」で金切り声を上げる女の子をさんざん見たはずだが、あらためて悲鳴をあげている彼女らが不思議で、当時どう夢中になっていたかを知りたいと思った。
映画「Help」も「Let it be」も見ているが、球場でのコンサート等、見たことが無い映像もかなり多く、その音質もかなり良好で、ファンとしてはとても嬉しかった。「Some Other Guy」や「boys」等、自分に馴染みが無い曲のステージ見れたのも、有り難かった。
デビュー当時から1966年当時まで、ビートルズの音楽をこう並べられると、短期間での音楽の変化、特に歌詞の変化、更に実験的な開拓精神を見せつけられ、あらためて唯一無二の独自性が強く印象つけられる。映画では「Tomorrow Never Knows」のジョンによるテープ巻き戻し失敗による曲調変調の創作取り込みの実験性が示されていたが、その前の時代から、例えば「IF I Fell」の類例が無い奇妙で儚く美しいコード進行等、曲作り上での旺盛な実験性は、このグループの本質的な部分と考えている。
そして、大ファンとしては、1969年のアップル社屋上でのコンサートより「Don't Let Me Down」と「I've Got a Feeling」を見せてくれ、更に最後に4人各々の言葉を聞かせてくれた大いなるサービス精神は、とても嬉しかった。
製作ナイジェル・シンクレア、スコット・パスクッチ、ブライアン・グレイザー、ロン・ハワード、製作総指揮ジェフ・ジョーンズ、ジョナサン・クライド、マイケル・ローゼンバーグ、ガイ・イースト ニコラス・フェラル、マーク・モンロー、ポール・クラウダー。
脚本マーク・モンロー(ザ・フー:アメイジング・ジャーニー等)、編集ポール・クラウダー。
出演はジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、シガニー・ウィーバー、ウーピー・ゴールドバーグ、エルビス・コステロ、浅井慎平。
ラバー・ソウルからビートルズは再生した
僕がビートルズを聞き出したのは、1967年のヘイ・ジュードからだが、ヘイ・ジュードまでの曲は、耳に入っていても、それがビートル曲とはは知らなかった。この映画はそれまでのビートルズを理解する為には大変に良い映画だと思う。個人的にはビートルズの最高アルバムはホワイトアルバムだと思っているが、その理由も理解できる。そして、彼らの素晴らしい所は変わらず最後まで、リードボーカルとサイドボーカルを置いた所にあると思う。独唱がほとんどなく、時たま、ハモる事もある。クィーンが人気が出たのも、ビートルズの歌い方をリスペクトしているからだ僕はと思う。
僕の好きなビートルズはラバー・ソウルからかなぁ。ノルウェーの森は良いですね。村上春樹を読んだのもそのおかげ。
ビートルズの魅力を描いたドキュメンタリー映画
ビートルズのデビューからコンサートツアーをやめる1966年までを
中心に描いたドキュメンタリー映画
ビートルズの4人やその他の関係者のインタビューやライブ映像が
豊富に楽しめてファン必見の作品!
“モーツァルト以来”
改めて感じさせられる個々の歌の上手さ。
ビートルズの多作とその中での良い曲の多さを、シューベルトを超えて、モーツァルト以来だという例えがあったが、面白い。
来日の際の話は知らなかったので驚いた。熱狂だけではなかったのだ。
武道館でのコンサートは冒涜だとして右翼からの批判があり、彼らはホテルから出られなかったそう。
同様に、ジョンの”キリストより有名”という発言がイギリスでは注目もされなかったが、アメリカで問題になっていたことにも驚いた。
時代もあるだろうが、作品含めた排斥運動にまで発展していたとは。
ビートルズの軌跡、もはや歴史そのもの。 なぜに世界は彼らに熱狂した...
ビートルズの軌跡、もはや歴史そのもの。
なぜに世界は彼らに熱狂した?素晴らしい曲が多いのはわかるがそんなにイケメンではない(失礼)教えて、ヤバすぎる女性ファンよ。彼らに死ねと言われれば死ぬ人、たくさんいたでしょうね。
人種差別を敢然と否定した姿がカッコ良かった。しっかりと意見が言える姿も素晴らしい。
メンバー4人が本当に仲良さそうなのがステキでした。
頑張れ!リトルグリー モンスター(笑)
個人的に書いています。
ビートルズ、自分の世代じゃないから曲自体は有名なものしか知らなかった。でもこんなに世界的に有名で影響を与えたグループだったなんて知らなかった。
彼らのインタビューに対するユーモラスな回答の仕方が最高。ああいう風にどんな時も楽しむ言葉がパッと出てくるような人間になりたいと思った。
でもミュージシャンにとって自分たちの作った音楽を伝えるLIVEで誰も音を聞いていない事ほど悲しいことは無いだろうな。でもCDを出すだけの音楽活動もきっと息が詰まるだろうし…とか、彼らの感じた事は平凡な生活を送る私からはとても想像がつかないけれど、あんなに人や社会へ影響を与える人間がいるって凄い。やっぱり、一人より4人だったからっていうのも運命的で宿命的。
作曲も2人が主に行なっていた中で、1人が300曲以上作ってその中の少しを世に出して追いつこうとしていた仲間の中で高め合えるような感じが凄くいい。「もっと作曲を勉強していい曲を作り2人のようないい曲を作りたいと考えていた」みたいな事言ってたシーンもあって、成功してる人はみんな決まって努力している事を改めて知った。成功できる人って、努力できる人なんだろうな。自分ももっと、というかマジで努力しないといけないなあ。
激動の4年間をわかりやすく教えてくれる、ビートルズ初心者にもおすすめの一作!
ビートルズがワールドツアーを行った1963年〜1966年を中心に、彼らの活動や素顔に迫るドキュメンタリー。
監督は『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズなどのオスカー監督ロン・ハワード。
ビートルズのドキュメンタリー作品は数あれど、本作は『レット・イット・ビー 』以来46年ぶりとなるアップル・コア公式の映画作品。
その為、インタビューには現在のポール&リンゴも登場している上、ジョン&ジョージもライブラリ出演を果たしている。
この映画で扱われているのは、主に1963〜1966年のいわゆる「前期」と「中期」と呼ばれている期間である。
フレッシュなエネルギー溢れる、ツアーや映画出演で名を売ろうとしていた「前期」から、ツアーに嫌気が差し、その代わりにレコーディングに注力しアルバムの完成度を高めようとしていた「中期」へと移り変わる彼らの当時の状況が分かりやすく紹介されており、ビートルズ入門としても非常に優秀な映画だと思う。
作中「SHE」などの楽曲で有名なエルヴィス・コステロが、1965年発表の『ラバーソウル』中の一曲「ガール」について「初めて聞いた時は受け入れられなかった」と語っていた。
ビートルズの作品は、この『ラバーソウル』を境に急激な変化を遂げているが、やはり当時リアルタイムで聴いていた人は面食らったんだなぁ。
個人的に「中期」のビートルズは大好きですが、本当に同じバンドか?と思うほど、前作『ヘルプ』までとは雰囲気が変わりましたもんね。ここから『リボルバー』『サージェント・ペパーズ』と異常なスピードで進化を遂げることになる。
デビューアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』から『サージェント・ペパーズ』まで僅か4年…
改めて考えてみても信じられない。
仮にツアーをせずにレコーディングに集中していれば、もっと早い段階で革新的な作品を生み出すことができていたんでしょう。
殺人的なツアーの日程が、いかに彼らのクリエイティビティを押さえつけていたのかを、この映画を観て確認することができました。
当時を知る人たちのインタビューは大変興味深い。
特にウーピー・ゴールドバーグのインタビューには泣かされました。
「黒人」も「白人」も関係ない。自分の好きなように生きて良いんだ。というウーピーが受けた啓示。
世界中で彼女の様なメッセージを受け取った人たちが多くいたのでしょう。
公民権運動の嵐が吹き荒れていた1960年代で、人種隔離に反対したビートルズのなんと偉大なことか!
2020年、「black lives matter」を掲げ世界中で大規模なデモが起こっている現実を考えると、改めてビートルズの掲げる「ピース&ラブ」のメッセージの普遍性を感じます。
出る杭は打たれると言いますが、彼らほど突出していると打たれ具合も半端ではなかった様です。
揚げ足取りの様な形でメディアが世論を煽るのは、現代でも何も変わっていないなぁ。
誰よりも自由を求めた彼らが、最終的には囚人護送車に詰め込まれて移動していたというエピソードには胸が詰まりました…
とにかく、ビートルズを学ぶことが出来る良質なドキュメンタリー。
若い頃の4人は本当に太々しくて、自信家で、ユーモラスで可愛い!
当時の観客の熱狂ぶりがヤバい!オーストラリアに25万人って!
みんなビートルズを聴こう!✌️&❤️
p.s.
もし自分が映画プロデューサーなら、ラリー・ケインを主人公にしたビートルズアメリカツアーの映画を撮りたいなぁー、と思いました。
60年代は激動の時代
ビートルズがやってくるヤァヤァヤァ・・・なんてタイトル、ダサいとは誰も思わなかった。73年ごろだったかに、近くにあった映画館のリバイバルでやっていたビートルズの『ハード・デイズ・ナイト』、『ヘルプ』、『レット・イット・ビー』の3本立て。2、3回観に行ったのですが、なぜだかこの時の感動が今でも残っています。若干遅れたビートルズファン、解散してからのビートルズファンです。
去年は『イエスタデイ』も良かったし、ビートルズ関連のドキュメンタリーも彼らをモチーフにした作品もハズレがない(贔屓目)。ただし、ジョン・レノン単独で扱ってる映画はそれほど面白くなかったりする。数10年経っても新たな事実がどこかにあるし、思い入れの個性も感じられるのです。今年はピーター・ジャクソン監督による『Get Back: The Beatles』も公開されるようだし、こちらも楽しみ。
映画館で観れなかったのですが、TVであってもライブ活動を中心にした貴重な映像やシガニー・ウィーバー、ウーピー・ゴールドバーグのインタビューも楽しめました。メンバーの苦悩みたいな部分も見られるのでお得です。
時代としてとらえると、アメリカでの出来事が中心になっていますが、ベトナム戦争、JFK暗殺、公民権運動といった流れも絡んでくるし、なにしろビートルズのメンバーが反レイシストであることが嬉しい。だからプーピーのエピソードも非常に重要。ちょっと泣けます。
「ビートルズはキリストよりも有名」。この言葉がもたらした世界の動向は凄まじかったのですね。いや、ファンなら単純に喜んでしまいますが・・・イスラム圏での反応も知りたかった。
すばらしかった
ビートルズの面々のチャーミングさがとても伝わる。ジョンとジョージが、とくにマッシュルーム時代は全く見わけがつかなかったのだけど、この映画を見ている間に見分けられるようになった。
初期の曲はアルバムを持っていなくて、あまり真剣に聴いてこなかったのだけど、すごくよかった。映画館のいい音響で見たかった。
Beatlesのs(ズ)は、6人だからS(ズ)でした・・・
The Beatlesを知らない人は、いない。
The Beatlesの音楽を聴いたことがない人は、いない。
音源は、それぞれだろう。
LP派、だ。
レコードプレーヤー+アンプ+スピーカーで聴く
2020年1月16日(木)13:00
BS-NHKで放送したので投稿する
「ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK(2016年 イギリス)」
製作Apple Corps Ltd.・・・
彼らのイケてるサウンズ
彼らのヘアスタイル
彼らのスタイリッシュなスーツ姿
完璧だった
完璧な”写真”(タバコの煙のCG処理は”動画”だ)
そしてLIVE映像
彼らの”肉声”・・・
熱狂、失神する観客女性たち・・・半世紀前の世界が甦る
1962年Ringo starrが加入し、最初の演奏時のメンバーの反応・・・
Paul McCartney曰く「Ringo starrのドラムに衝撃を受けたヨ・・・」
The Beatlesの誕生の瞬間だった
・・・なんてLPを聞いていても知らなかった”歴史の瞬間”を映像を通じて初めて知った。
左手で弾き、左足でリズムをとるPaul McCartney
右手で弾き、右足でリスムをとるGeorge Harrison
左手で弾き、左足でリズムをとるJohn Lennon
左利きだが、右利きドラムを叩くRingo starr
そして
プロデューサーのGeorge Henry Martin
マネージャーのBrian Samuel Epstein
以上、6人でThe Beatles、だ。
おまけ
幼少の頃のファンだったという"奇跡的”映像も紹介・・・
Whoopi Goldberg
Sigourney Weaver
5点満点でない・・・理由(わけ)
George HarrisonのSomethingが無かったのが・・・−(マイナス)1点
どうして名曲Somethingがないの?
当時の熱狂が伝わる
当時のライブ映像がみれるのはとても貴重だと思った。
彼らがどれほど音楽史に影響を与えたかがわかる。
女性たちの熱狂ぶりは恐ろしさも感じられるが、それだけ多くの人を魅了したというのはただただすごい。
パーソナルな評価ではなく、音楽の評価をして欲しいという葛藤は、ビートルズもあったのだなぁと思った。
また、アイドルのようにファンから年をとることを許されない(?)、受け入れ難い(?)存在としてみなされていたというのも大変だなぁと...。
ライブ映像とともにビートルズがどのような存在であったかが知れて面白かった。
演出もかっこよかった。
・ファンの熱狂ぶりを見てるうちにワクワクしてくる ・クレイジーなツ...
・ファンの熱狂ぶりを見てるうちにワクワクしてくる
・クレイジーなツアー中でもスタジオにこもってからも、曲を4人で作り上げてるシーンにしみじみ感動
・エドサリバンの紹介スピーチみたいなの見過ぎてて強弱までマネできた
・最後のライブ映像はしびれた
ビートルズのスター性
熱狂に湧いたビートルズ。
すごい。すごい時代だったんだな。
彼らの音楽は永遠に残る。
ポールもリンゴも生きているんだな。
そのすごさに驚きます。
負けてられない。くそー。
写真と映像を織り交ぜた。素晴らしいドキュメンタリー。
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