少女椿

劇場公開日:2016年5月21日

少女椿

解説・あらすじ

1984年の発刊以降、世界中でカルト的な人気を誇り、アニメ映画化や舞台化もされた丸尾末広による同名漫画を、短編映画「ミガカガミ」でモントリオールほか国内外の映画祭で注目されたTORICO監督のメガホンにより初の実写映画化。身寄りもなく、赤猫サーカス団に拾われた14歳のみどり。サーカス団に超能力を持ったワンダー正光が加入する。団員たちからいじめに遭うみどりを気にかけてくれるワンダー正光に心惹かれるみどりだったが、超能力で団員たちを従わせ、さらには殺害までするワンダー正光の姿に、その思いはやがて恐怖へと変わっていく。主人公・みどり役にはモデル、タレントとして活躍し、本作は映画デビューとなる中村里砂。「猫なんかよんでもこない。」の風間俊介、ロックバンド「SuG」の武瑠らが脇を固める。

2016年製作/90分/R15+/日本
配給:リンクライツ
劇場公開日:2016年5月21日

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(C)2016「少女椿」フィルム・パートナーズ

映画レビュー

5.0 「親の因果が子に祟り」

2025年7月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

2.0 今の時代に上映を目指すなら

2024年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

この辺りの改変はやむを得ないんだろうなーとは思う。

伝説のカルト漫画というとメジャーっぽいけどそれこそ知る人ぞ知るレベルのエログロ漫画、丸尾末広作の少女椿の実写化に挑戦した作品。
実写化とは言うものの、そのベースにあるのは映像作品の方の地下幻燈劇画 少女椿の方だと思う。私は地下幻燈~を先に観てからの鑑賞。

両親を亡くした少女みどりがサーカス団(雰囲気は完全に見世物小屋)に拾われ、虐げられながら生活をしていると、そこにマジシャンのワンダー正光が現れ、瓶の中を出入りする不思議なマジックで人気者となる。ワンダーはみどりを気に入り、自分のアシスタントとして使うようになり、次第に私生活でも支配しようとし始める。

見世物小屋、そこで働くユニークな人たち、その他諸々なかなかストレートに見せることの難しいお題だけど、地下幻燈劇画~と観比べると再現度が非常に高い。場面、セリフの一つ一つまでかなり厳密に再現していることが分かる。
ちょっと素人感のあるキャストが多かった分、なんでここでそのセリフ?と思うところがあるけど、これもアニメのほぼ再現なので唐突感があるかもしれない。

なので終盤まではホントにアニメで観たのが実写になってるなーという感じ。今どき制限が何かと厳しい中で、なんとか無理くりかいくぐって映像化したんやなぁと思うと少しは製作者側の苦労がしのばれる。

それと映画のクオリティとはまた別のお話。キャストも素人感満々で赤座もなんだか痩せちゃっているし鞭棄は存在感無いし、カナブンはほぼ女子ルックスのはずなのに単なる美的レベルの低い女装風男子やし、紅悦はおっ牌めちゃくちゃ綺麗やったからそれでよし。
みんな何というか毒が無いのよね、見世物小屋の役者さんが持ち合わせていそうな。

そこにいきなり風間きゅんが出てくるもんだから、もう一人だけ別格の演技なのよね。でももともとねちっこい小男な感じのワンダーを爽やか風間きゅんがやること自体に無理があり、単なる女子に振り回される可哀そうおじさんになってしまってた。
にしても、風間きゅんの渾身の顔芸が堪能できる映画だとは思わなかった。
これは是非風間きゅんファンに…勧めたら怒られそうやな。

みどりちゃんは…うん、頑張ろう。まあこの役引き受けただけで彼女が優勝。

結構原作を再現することにこだわったんかなーと思ったところに最終版のアレよ。
あれいる?変える必要ある?
なんかそこが最終的に全く釈然としない作品に落としてしまった気がした。

そんなんやったらいっそ別物で描けばよかったんよ。最終盤まで地下幻燈劇画の下地を利用するだけしといて、最後に自分の色を付けて自分の作品ですとかナメとんのかと思った。
せっかく頑張ってるなーと思ったのに大変残念。

みどりちゃん役を引き受けた中村里砂、こんなカルト映画に出ちゃった顔芸職人風間きゅん、紅悦の見事な牌にそれぞれ星一つ。監督のエゴに星マイナス一つ

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ハルクマール

0.5 エロくもなければ、グロくもない

2021年10月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

圧倒的なセンスの欠如。丸尾末広の無駄遣い。

この映画に関わってしまった人は(演者もスタッフも、そして観覧者も)災難でしたね。こんなに見事な黒歴史もなかなか見かけない。

映画が好きなんじゃなくて、映画撮ってる自分が好きなんだと思うな、この人。

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LADA

0.5 再現出来て無さすぎる

2019年9月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

みどりちゃん役の中村里砂さんはとても原作のキャラクター再現率が高いですが、全体的に演技が下手…というか原作が好きだった私はなんとも言えない感じでした。
昭和初期の雰囲気も映画では感じられませんでした。平成の見世物って感じがしました。細かいところが雑な分原作の面白みはほとんど感じませんでした。

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