リメンバー・ミーのレビュー・感想・評価
全618件中、161~180件目を表示
納得のアカデミー作品!
🇲🇽メキシコの"💀死者の日"がストーリーの要で、これまでは、単なる楽しいお祭りだと思っていたが、🇯🇵お盆と同じように亡くなった先祖を偲ぶ行事が国が変わるとこうも違うのだと感じつつ、先祖に対して哀しみ偲ぶのではなく、あくまで明るく祝うという逆の考え方に感心しつつ感動してしまいました。 そして、🎬では、"💀死後の世界"が存在していて、生きている人たちの中に故人の思い出が残っていれば存在し続けるという設定にも感動し、思わずこれまでに亡くなった人たちを思い出して😢涙しました。 家族や故人を大切にしている人は😭号泣必至。 そうでない人は、きっかけになる🎬ですよ。
ヒッチコッキー
世界のトップを走るアニメーションのディズニーは映画という業界でもトップを走っている。 アニメーション映画というのは、技術的にいうと映画の要素を全てコントロールできる。撮影に然り、演出に然り、美術に然り、コンピューターの中で全てを作り出すことができる。現在の技術では数億個のパラメーターを調整し、3D世界を作ることができてしまうので、時間と労力はかかるにしても、監督が頭に描いたものを100%近く表現することが可能になっている。 それゆえ、今作品で気付いたのは、映画言語として歴史が作り上げてきた技術をアニメーション映画だとしても映画として使われているということ。 ヒッチコック① 映画界最大の偉人、ヒッチコックが築き上げた、カメラを通して映画を取るという技術がディズニー・ピクサー映画には使われている。映画を見進めていく上で、「あー、あのときのあれか!」って思うことがディズニー・ピクサー映画には多く…続きを読む
Coco
おばあちゃん表情の微細な変化がたまらない。宝石が散りばめられたような美しい町、映像。ピクサーならではの技術力。それだけでみる価値がある。映画館に行きそびれたのは愚かだった。解像度の高いテレビでも買おうか。 家族や血縁が中心に据えられているが、どちらかというとそれがメインテーマのようではないように感じた。逆に卑近な掟や規律のモチーフとして家族が存在し、そういった規律を絶対視せず、客観的に受け取り、人生をより自由に豊かに捉えることを教えている。忘れられることが本当の死である。裏を返せば記憶に残るために日々を自らに従い、懸命に生きる。 それにしても、よくできた脚本。全てを回収している。できすぎが難点かも知れない。
忘れてはならないもの
レンタルDVDで鑑賞(吹替)。
普段ディズニー映画は自発的には観ないのだが、会社の人から「これは泣けるから観て!」と強く勧められた。「そこまで仰るなら…」とちょっと興味が湧いたので観ることに。
メキシコの日本で言うお盆に当たる死者の日には、ご先祖様が家族の元に帰って来ることが出来るがそれには条件があり、祭壇に写真が飾ってあることが絶対に必要になる。
写真も無く、人々の記憶から完全に忘れ去られてしまった時に、死者は「二度目の死」を迎え、死者の国からも消え去ってしまう。なんともシビアな設定だなと思った。
私たちがこうして生きていられるのは、ご先祖様から繋がって来た命や想いの結晶なんだと感じた。つい先日、大好きな祖母を亡くしたばかりだったから、余計に沁みた。
幼い頃、両親から曽祖父母の話を聞く機会があった。私もいつか出来る我が子に祖父母のことを話そうと思う。実際の記憶は伴わなくとも、心の中で生き続けるだろうから。
家族が忘れない限り、その想いは永遠に繋がっていくのだろう。離れていても、忘れないで。「リメンバー・ミー」の歌詞にこめられたものを思い出すと、今でも泣きそうになる。
ミゲルの家庭で音楽が御法度となった背景には、ヘクターが去ったことにより音楽を避けるようになったイメルダを見たココが、母の心情を子供なりに察し、大好きな父親と音楽を嫌いになったと云う風に振舞ったからではないだろうか。
それから連綿と「音楽はダメだ」と云う上辺だけが受け継がれ、本当の想いが置き去りになってしまったことで、誤解と擦れ違いが生まれたのではなかろうかと推察する。
1年後の死者の日に、ヘクター、イメルダ、ココが3人揃って花びらの橋を渡る時ココはおばあさんの姿だが、どんなに老いたとしても親にとって子は子なんだなとホロリとした。
[以降の鑑賞記録]
2024/07/19:金曜ロードショー
※修正(2024/07/19)
20181202 1回目 シンガポールからの帰り飛行機 3 202...
20181202 1回目 シンガポールからの帰り飛行機 3
20220304 2回目 金ロー 3.5
3年以上ぶり。見たのを忘れてた。
ヘクターとミゲルが家族だったシーン、最後の方は感動した
極音にて鑑賞
極音ってよくわからなかった。。それだけが残念で映画とは関係なく☆マイナス1(T-T) ようやく映画のレビュー いい大人が泣きました、ストレス溜まってたのかな?笑 私が深く考えすぎかもしれないけど、 家族や家庭環境、教育の仕方。。 自分の価値観や経験だけでこれはだめ!だから家族にもさせない!だなんて。。それが理不尽すぎて泣いた。現実でもそういう家庭あるんだろうな、と悲しくなってしまった。 子は親を選べないし、その逆も。 その観点でみていたせいでより一層感情移入して最後爆泣き。。 そして音楽&犬好きも楽しめます!犬かわいい笑 みてよかったです、本当。
良いストーリー、でも…
世界観は素晴らしく、映像表現も豊か。最後にちゃんとどんでん返しもある面白さ。 しかし…定番、ありがちなストーリー。 舞台はメキシコ。音楽をやりたい少年、ミゲル。しかし彼のひいひいおばあさんからの家訓で、「音楽禁止の家」のため、隠れて演奏を練習していた。 そんな彼が、日本でいうお盆のような「死者の日」に、生きているのに死者の国に行ってしまい、ご先祖様に会って生きている世界に戻ろうとする話。 死者の国は、みな骸骨で表現されているけれど、とても綺麗な世界だし、ユーモラス。メキシコもお盆みたいな考え方があるのが面白いと思った。 ただ、話としては、勧善懲悪だし、人前で全く演奏をしたことがないミゲルがコンテストで大活躍したりするし、やはり子供向けだなあと。 お子様のいる家族にはとてもオススメ。 大人が観るには、映像を楽しむのがいいかなと思う。
お盆の時期におすすめ
わかりやすくまとまったストーリー お盆というのは異国でも存在するんだなぁという不思議 それもあんなにカラフルな。メキシコに興味が湧いてきますよね。 素直に見れば楽しめると思われる。 ミゲルの一部家族の煩わしさが受け付けない人がいるかな。 押し付けがましい愛みたいな、身近に毒になる人がいる場合は苦痛かも。 私は勿論手放しで楽しめました。 大好きな作品です。
家族観が凡庸
もうちょっとひねりがあるのかと思ったらわりとストレートに家族(血族)礼賛。 家族を持てなかったり、家族に恵まれなかった人たちはひっそりと消えてしまうの?親が好きになれないのは悪いこと?もっと多様な家族観を織り込んで欲しかった。 死者の国はカラフルで楽しくて、ときどき混ざるスペイン語も生き生きしてる。でも死に方でバカにされたり、有名人は優遇されてたりして資本主義色が強いのがちょっとなあ。 それにしてもああいうアゴの人は絶対悪者なんだな。 あとひいひいおばあちゃんの前の時代になると写真ないだろ!死者の国は20世紀にできたんだろう。
“許し”が入った稀に見る作品
映画ではなかなか描かれない“許し”が入っている。 恨みがある相手を許すのは並大抵のことではないが、この映画では時間をかけて家族の間にあった恨みを解消していく。 見終わった後に心がじんわりと温かくなる作品である。 何しろ伏線が全て回収されて行く快感があり、主人公の歌が抜群にうまい(日本語英語どちらも)。 ピクサー映画は元気でハチャメチャな大冒険が多いが、この作品は一味違う。
家族みんなで楽しむには良い作品!是非思い出作りに観て欲しい!
人が夢を追いかける時には必ず誰かに反対をされるもの? しかし、その反対を乗り越え、自己の夢に向かい努力を続けると、その先には予測を超えた幸せが待っていてくれると言う、正にアメリカンドリームそのままを素直に物語に描き出す本作は、怖い筈の死者の世界もこんなにHAPPY!になってしまう。 それはミゲル少年の愛する音楽への情熱、その気持ちの全てを象徴するように、この映画が描いている死者の国は、それはそれは美しい天国! 私は本作を劇場で惜しくも見逃してしまったので、一人自宅でDVD鑑賞となったが、本作をミュージカル作品とカテゴライズ出来るのかは別としても、やはりこの様な音楽が一つの売りになる映画こそは映画館の大スクリーンで観ると感動が数段上がるのだろう。残念な事をした。 私は「トイストーリー」が大好きで初めてあの作品を観た時に感動を今もよく覚えているものだ。それ故「トイストーリー3」の監督アンクリッ…続きを読む
毎年観たい。
よくある「家族礼賛」ものなのか、というとそんな事はなく 序盤は家族という近しい間柄だからこその縛りというか、 「呪い」とさえ呼ばれるデメリットが主人公の夢を潰そうとする。 むしろ中盤まで家族は敵そのものであり、 主人公の行動はその呪縛から逃れるためのものだった。 しかし、洞窟に落ちてからの終盤はその構図が一転。 家族は守護者となり、一体感と頼もしさが克明に描かれる。 ここの転換がキモであり、作品のメッセージ性は強まったと思う。 画の美しさと表現の緻密さはさすがディズニー。 「死者の街」やキャラクターの表情・仕草の描写は息を呑むほど美しい。 全年齢対象ということでストーリーはだいぶデフォルメされているけど 「家族の絆」という意味では分かりやすくて好印象。 本当にそつなくまとめられていて、最後まで楽しめた。 特にラストのココおばあちゃんのくだりは涙腺直撃。 お盆あたりの定番として、毎年テレビ放…続きを読む
全618件中、161~180件目を表示