スター・ウォーズ 最後のジェダイのレビュー・感想・評価
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SWでありSWではない
銀河が危機なので英雄を担ぎ上げたい。
スターウォーズエピソードⅧ。いつの間にかSWはスピンオフも含め全部見てますね。
エピソードⅦが従来のSWの流れを沿っているのに対し、この作品は色々ぶっ壊しています。それ故に賛否極端に分かれているようですが、僕はまぁいいんじゃない?程度。
開始早々の宇宙戦で、「あ、この映画はネタ映画なんだな」と判断しました(実際はそうでも無かったんだけれど…)戦いの掛け合いのユーモアとか物理法則とか、真面目に考えていたら楽しめない作品と思います。また、登場人物は悲しいくらい空回りするバカ達なので、「いるわ〜こんな奴」と現実社会に置き換えて感じるか、映画くらい足手まといはいない方が良いと感じるか、で評価が大分変わるのではないかと。
通して記憶に残っているシーンはあまり無く、刹那的な面白さでした。決して傑作では無いと思います。しかし娯楽映画と割り切れば、これはこれで有りなのではないかと。BB-8可愛いしね。
伝説に最後は無い
※新作公開に合わせて各所修正。余談1加筆。
あけましておめでとうございます。
2018年もよろしくお願いします。
今年最初のレビュー投稿は何か
景気の良い作品をということで、
遅くなってしまったが昨年の間に
投稿できなかった本作をレビュー。
さてさて遂に公開されたSF超大作
最新エピソード、『最後のジェダイ』!
昨年――というか数年通してこれほどまでに
世界中の期待と不安を集めた映画も無いが、
流石は映画史上最大規模の超大作シリーズ。
昨年の大作の中ではド派手さもスケール感も
群を抜いていたし、画作りの壮大さもバッチリ
(ルーク対レン&大型兵器群の画には鳥肌!)。
スケールの点では昨年No.1の満足度でした。
しかし、それでも前作より下げての4.0判定。
まあ最終的な印象は『面白かった!』なので、
先に不満点からガシガシ書いていくことにする。
...
今回は物語が大きく2パートに分かれている。
ひとつはレイ、ルーク、カイロが主軸のパート、
ひとつはフィン、ポー、ローズが主軸のパート。
最大の不満は後者に関してだ。
言ってしまえば、彼らの行動は反乱軍の
脱出船が次々撃墜される惨事を招いただけ
だし、ポーは反乱軍内で大混乱を招く始末。
最初からホルド提督の策通りに進めば
多くの仲間が助かった筈なのに……なんでか
策を隠してた提督にも大いに非はあるけど。
あのカジノ惑星からの脱出の流れも、
フィンとローズは「来た意味はあった」
と微笑んでたが、果たしてそう単純か?
あの時点ではゲスな金持ち連中をアタフタ
させて良い気味だろうが、あの後で逃げ切れ
なかった馬や子ども達の立場が悪化するかも
とは考えないのだろうか?
正直に言おうか。今回の新キャラ・ローズ。
僕は彼女をまるで好いてない。
『普通の人』を起用する意図は分かるが
(余談参照)、彼女は端から端までただ
生真面目でユーモアに欠け、自分を疑う
こともせず、直情的で後先を考えない。
子どもや馬に同情するくせあんな軽率な
真似をするし、フィンへの想いを
吐露する最後の場面も唐突過ぎる。
ローズはさておきフィンは前作に引き続き
悪くないし、ポーも失敗を糧に終盤で大きな
成長を見せるものの、やはり彼ら三人の為に
犠牲になったものの方が大きすぎる。なので
爽快感を得るのも感情移入するのも難しかった。
このパート以外の不満点も簡単に。
・カイロ・レンとスノークの関係はもっと
説明しないの? カイロの闇を語る上で
最重要の部分だと思うんだけど。
・スノークの背景ももっと語られるべき。
前作の印象より遥かに狡猾で強力な敵だとは
感じたが、ファースト・オーダー勃興の経緯
やカイロとの過去は殆ど語られない。そこが
あれば後半はもっと衝撃的だったろうと思う
だけに、勿体無い。
・あと、ライトセーバー戦がちょい寂しい。
EP1,2,3 とかはちょっとやり過ぎなほど壮絶で
好きだったが、その反動か、物足りなく感じた。
...
長々と不満点を書いたが、
ここからは気に入った点を。
レイ、ルーク、カイロが主軸のパート。
ここは最高に楽しめた。
老練ルークのサバイバル生活にニヤリ。ジェダイ
の講義やミステリアスな島の様子も面白い。あと、
猫ペンギンだらけの船で頭を抱えるチューイ(爆)。
てかなにあの猫ペンギンかわいい
なにあれめっさかわいい。
そしてR2との再会&まさかの1作目ホログラム!
まさかまさかまさかのヨーダ師匠
withフランク・オズ!!!
ルークの3POへの無言のウィンクやレイア
との最後の会話も優しいし、この辺はもう
涙腺にグッと来ざるを得ません。卑怯やわぁ。
そんなユーモアとリスペクトを交えつつ、
本筋であるルークとカイロの因縁を巡る
箇所もサスペンスフル。
最後の一騎討ちも、ひと振りごとの緊張感や
荘厳な映像にゾクゾク。言葉も技も完全に
カイロの上を行くルークの活躍にはまさに
“マスター”と呼べるだけの余裕と風格があった。
単純な敵味方とは異なる関係となっていく
カイロとレイのドラマも良い。
強大な血筋に翻弄され続けたカイロは、遂に
ジェダイはおろか自身の属すシスすらも否定した。
古いものすべてを滅ぼし、自分だけの秩序を確立
しようという利己的で暴力的な思想を見出だした。
一方のレイ。
両親にすら必要とされなかった彼女の悲しみを
見抜いたカイロは彼女に協力を請うが、レイは
それを拒む。前作でBB-8を見捨てなかった
優しい心は勿論だが、彼女は己の進む道を半ば
見つけていたのだと思う。フィンやレイア、
そして亡きハン・ソロ――自分を家族のように
迎えてくれた人々の為に闘う道を。
ようやく互いの進む道を決めたカイロとレイ。
道は違えたが、二人が探し求めていたのは
結局、自分の居場所だと思う。
時代の継承や人と人の繋がりを否定して
己の居場所を築こうとするカイロと、
それとは真逆の人間的な道を目指すレイ。
次作で二人はどんな決着を迎えるのか。
...
そしてルーク・スカイウォーカーの『伝説』。
「私は最後のジェダイではない」と彼は語った。
伝説とはまったく関わらない血筋にも関わらず、
真のジェダイの心を有するレイ。そしてラスト、
巨大な軍団に独り立ち向かって反乱軍を救った
スカイウォーカーの伝説に目を輝かせる子ども達。
ヨーダ曰く、「我々は彼等が成長する上で
乗り越えるべき目標なのだ。それこそが
全ての師の負う真の重荷よ。」
『伝説』ゆえの重責と長い長い後悔を克服し、
彼は遂にヨーダやオビ・ワンのような真の師に、
人々の希望そのものの存在になったのだろう。
スカイウォーカーは逝ってしまったが、
スカイウォーカーの伝説に最後は無い。
そして、彼の伝説が語り継がれる限り、
高潔なジェダイの精神に、弱きを助け
強きを挫く、正義の心に最後は無い。
つまるところ『最後のジェダイ』は、
過去3部作という伝説に歓喜し憧れた世代が、
その伝説に多大な尊敬を払いつつも決別を図り、
新たな物語を創り出そうという姿勢で作られた
意欲作だったのだと思う。
...
最後に……あくまでEP7,8までの評価として判定
には加味していないが、今後の不安要素について。
大作映画の敵は強大かつ賢しい方が
盛り上がると思うが、カイロはパワフルでは
あるがあまりに怒り任せだ。リーダーに据える
には知略とカリスマ性がまるで足りないし、
そのカイロ以外の敵も小物しか残っていない。
王将が消え、銀将(カイロ)と桂馬
(ハックス)と歩兵だけのいびつな
将棋みたいになってしまっている。
対する反乱軍も飛車角落ち(ルーク/ハン・ソロ)
な上、映画外ではあるが王将レイアも不在と
なってしまった。今回は確かに二転三転の展開
で盛り上げた訳だけど、そのために強力な駒を
悉く消費してしまったという感が拭えない。
最終章を盛り上げるのは相当に難儀では……。
再びメガホンを取るというエイブラムス監督に
またしても世界中の期待と不安が注がれます。
I have a bad feeling about this. とか
言われまくってるのかなあ。
<2017.12.16鑑賞>
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長い余談1:
ローズ役ケリー・マリー・トランについて。
勘違いされてる方が多いが(まあ、勘違い
してても非難する部分ではないと思うが)、
彼女は中国系ではない。両親ともベトナム移民
のベトナム系アメリカ人。なお、姉ペイジ役
ゴー・タイン・バンもベトナム出身。
監督曰く『ヒーローになるとは思えないような
意外性のあるキャラを入れたい』という意図の
キャスティングだったとか。
レイの血筋が無名であったという設定や
(次回で覆りそうな気もするが)、無名の
子ども達に未来を託しているような結末も
含めて『ヒーローに運命付けられた者達以外
を活躍させたい』という意図が見える。
ま、ぶっちゃけ、近頃過剰なまでに言及される
“多様性”へ配慮してアジア系を配役したという
のもあるのだろう。
個人的には、物語がよほど破綻しない限りは
どこの出身だろうがどの肌色だろうが構わない。
演出する側に腕があれば、人種や外観など
関係なしに魅力的で説得力あるキャラを描く
ことはできると思う。しかしまあ……
ローズについての感想は本文の通り。
余談2:
IMAX3D上映がなぜ初週から
行われないのか……(12/29から)。
高価な4DX上映を何故わざわざ
2パターンも用意したのか……。
近頃どうも銭絡みの不穏な話題が
多いディズニー社。暗黒面に落ちたか。
暗黒卿ダース・ミッキー降臨しちゃうのかこれ。
余談3:
キャリー・フィッシャー逝去。
クラシック3部作のファンではない
自分だけど、前作・本作での彼女の
慈愛に満ちた表情は忘れ難かった。
世界中があなたの伝説を忘れないだろう。
銀河でいちばん有名でタフな姫君の伝説だ。
どうか安らかに。
悪くはないんだけど、ちょっと残念
2Dの吹替え版をファミリーで観賞した。
配役と演技で素晴らしかったのはレイ、カイロで、この2人の掛け合いは前作より飛躍的に良くなったと思う。強く美しく成長していくレイと、迷い葛藤しながら自滅への道を進もうとするカイロの演技には、思わず引きずり込まれた。
レイア、ルークもさすがの演技力だった。
その反面、ファーストオーダーの悪役達は毒が薄く、ダースベーダーを初めて見た時の底知れぬ不気味さや怖さには、遠く及ばない。
往年のファンにとって懐かしい撮影方法や、鉄板ネタを楽しむこともできたが、そのネタ必要?と思う場面が多々あり、その時間があるなら人物像をもっと掘り下げて欲しかった。
特にフィンとポーについては、もっと深みのある描き方があってもいいのではないかと思う。このあたりは、次回に期待したいところ。
また、ハン・ソロに取って代わるような色気のあるワルを演じきれる新しい俳優は、やっぱりいないのだと改めて思った。
それから、4Dを前提にした作りになっていて、アクションシーンが安っぽいテーマパークのアトラクションのように感じられたのは残念だった。次は4Dにしようかな。
がっかり
多分スターウォーズファンからは失望の声が大きいかも
既にエピソード1〜6及びスピンオフで物差しはできているが悪い意味でぶっ壊したと思う
4〜6のファンが1〜3を否定したのとは別次元
新しい描写を否定してるのではなく世界観をぶっ壊してる
このシリーズで初めて触れる方々には素晴らしい映像を楽しんでもらえると思う
映像も俳優も良い
シナリオが悪い
あとローズのあの配役は何を狙ってるのか不明
ラブロマンスだと思って観た。
カイロ・レンとレイが手を重ね合わせる瞬間、共闘、二人で手を組もうと持ちかけるカイロ・レン。レンのその際のセリフが秀逸だと思っていて、「そこに君は登場しない。なんの価値もない。」それは不器用なレンがレイの過去の想いを必死に慰めたのであって、レンの表情、話ぶりに涙が出そうになりました。
なんていい俳優なんだ。。。!
レンが上半身裸で現れて「・・・何か着るものないの?!」はもう鼻血。
カイロ・レンのなんだあの色気。
はあはあ( ;´Д`)
とにかくこの二人のラブストーリーだと思ってアラサー女は最後まで観ていました(笑)🤣
だってせっかくフィンとこに帰ってきたのに、フィンは違う女に心寄せてるっぽいし?!
もうレンしかいないじゃん。
え、ポーに行くの?!
ヤダヤダ、「こじらせ男子」のレンをレイの明るさで包み込んであげてえ←
4Dは一緒に戦ってるみたいですごいし、女性提督の神風特攻も、ルークが一人で立向かう場面も鳥肌ものだし、「純粋な気持ちで一瞬一瞬を楽しむ」には素晴らしい映画だと思います。
あまり難しく考えずにいれば、熱い気持ち、哀しい気持ち、家族、恋人、様々な感情が入り乱れて、頭と心が疲れるくらい!!
めちゃくちゃ見応えあると思いました〜〜🌟(*´꒳`*)
全然アリだと思います!
最終的な評価は4.8
◇ 脚本 3.4
◇ 画 4.8
◇ 音 4.0
◇ キャラ 4.3
◇ こだわり 5.0
■全体的評価(平均) 4.3
■贔屓点 0.5
スターウォーズシリーズは全部鑑賞してますが、1番好きなのはエピソードⅦになります。
今回のⅧは、全体的にユーモアがあって脚本から画から何から何まですごく誇張されてると感じました。この辺の好き嫌いで評価が別れるんじゃないですかね。
私も個人的には、外連味や誇張は好きな方じゃないですが、今のスターウォーズには極端な技法がすごく合うと思います。特に旧3部作のキャラにはすごく合うと思います。なので誇張された分わかりやすいので、基本的に何も考えず観れて単純に楽しかったです。
ストーリー展開もツッコみどころ満載なんですけど、そこもユーモアととらえてあげたくなるくらい好き作品になりました。全体的になんか可愛いんです笑
元々スターウォーズシリーズのストーリーは細かい事をツッコむようなものじゃないし、個性的なキャラがいるわりに動かし方が地味だったので好きになれない部分があったんですが、Ⅶでレイやフィンなど革命軍側のキャラが好きになり、対してカイロレンはⅦではパッとせず好きなれなかったんですが、今作のⅧでものすごい勢いで好きになりました。その辺が本当に見事だと思います。
それに加えてⅦのラストに登場した老体ルーク。どうすんのこの人?!って思ってましたが、今作で旧3部作のルークが帰ってきた感があった上、とにかくかっこよかったです。
レイの弟子志願を拒むルークの生活のダイジェストのところは足バタバタさせて笑っちゃいました。隣の方すいませんでした!でも一緒に笑っちゃいましたよね笑
ラストのフォースの使い方も賛否両論あるみたいだけど、個人的には解明されてマンネリ化してたフォースに膨らみが出来て素直に面白いって思いました。
あと動物に優しくなれる作品になってると思いました。子供なんかは凄くワクワクするんじゃないかなぁ。
次作に繋がりそうな伏線も幾つも残していたのでエピソードⅨが今から楽しみです。
怒り
ルーカスが作り上げたこれまでの世界観・思想の完全さを、完璧なまでに無視し、ぶち壊した。スターウォーズの世界観・思想とは、人間一個人を地球上の自然と一体と捉えるアジア、特にインドを基盤とした思想に、善悪二元論的なキリスト教的世界観を組み合わせた、非常にユニバーサルなものだった。瞑想とライトセーバーはまさにその象徴だった。この枠組みが完全に無視され、蹂躙されている。
また、本来アメリカ人が最も忌み嫌う論理的矛盾も至る所にあふれている。特にスノーク・レン・ルークの力関係(フォース含めて)には大きな矛盾がみられる。レイアがあんな感じで生き延びれるなら、オーダー66でジェダイの大半が死ぬなんてことにはならない。等々数え上げればきりがない。
さらに、説明できていない事実関係が多すぎる。スノークやレイの出自、カイロレンのレンの名前が示す意味、二人一組のシスを一人だけにした意図等、全て次作でクリアするのなら評価するが、あまりにも多くの宿題を放置した作品だ。
オバマからトランプに変わったアメリカのどうしようも無さを象徴する作品、かつスターウォーズの名を語る二流のSF映画だ。
厳しい戦いで重いシーンが続く
みんなの気持ちがよくわかるだけにいろんなシーンが辛くなる。
レジスタンスは風前の灯。
特攻的な悲惨な覚悟を持つ人もいて、心痛い。
ジェダイ聖域の鳥たちだけが癒しの存在。
気付いたら巣になってるしw
レイアはCGなのかな。。彼女は核なので本当に今回重要だった。
ルーク共々血筋を感じさせるミラクルな活躍でした。
途中まさかのあの人も登場したり、非常にファンの心を突いてくるなぁ。。。
これだけの年を経て、マスターと呼ばれるルークもやっぱりまだ迷ってるし、弱い。
迷いを捨てることで色んなことが昇華できるんでしょうね。
よくも悪くも世代交代
いつものオープニング。やったあ待ってました!お決まりの目まぐるしい最初の戦闘に続き、ようやくルーク登場。
あれ?時間軸おかしくないですか?
と思ったら、フィンとローズが戦闘中なのに他の星系に人探しして戻ってくる?(確か16時間)ウーム無理がある。
しかも、この後の流れがこの二人が中心なイメージ。これでいいの?
確かに、サブキャラとして、今までもヨーダ、ジャージャービンクスとか活躍するシーンはあった。でも、それは世界観のためには絶対に必要だった。
今回のフィンはただでさえ地球人ぽいのに、加えてアジアンの○スはないでしょう。人種が地球によりすぎ。せめて、他の星系の人間にしてほしかったな。だから、終盤の戦闘でローズの自己犠牲的シーンが「あれ?ボクはなにを見てたんだっけ?」と思ったくらい。
よい場面もたくさんあった。
特に、スノークが殺されたあとに赤い近衛兵とのレイ&ベンの戦闘シーンはよかったが、もう少し様式美に振るのがSWではなかったか?
囲まれる→背中合わせに立つ→ランダムな戦闘の中にも二人の息の合った連係→一方のピンチ→絶体絶命!→間一髪で助ける。この流れはいい。
また、後半の白い大地に赤い塩によるビビッドな映像美をもっと消化してほしかったな。
全体的には、ルークもレイア(映画に出ないけど)もソロも逝き、従来の世界観を踏襲する人物は居なくなった(そのための7、8?)。これにより、必然的にレイ&ベンの話になっていくんだろうけど、あと一作でこのケリは着くのかねえ?
2の壮大なラブロマンスがあったお陰で、そのためにアナキンに起きた気持ちは理解できる。レイ&ベンには何が起きるんだろね。
ジェダイは本当に滅びるのか。
スノークの正体とは?
全滅寸前の反乱軍に起死回生はあるのか?
そもそも、「光があれば闇もある」の解釈はどうなるの?
って、結局次回作がめっちゃ楽しみということでええやん!
152分山盛りで飽きない上に展開が読めない
スノークが早々に退場することすら薄くなってしまうぐらいに盛りだくさん。
最後のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーとレイア将軍の出番がものすごく多かった。
ミレニアム・ファルコンは次までにはポーグの巣窟になってそう。チューイの丸焼き食べるシーンは笑った。
ブルーミルクをタラ=サイレンから直絞りするシーンもあり。
レイが覚醒しまくり。ベンソロとつながりまくり。
予告で気になってたカイロレンのカーボン見えてた傷がなくなる過程は自前エステだったとわかり拍子抜け。
最後の箒持った少年(テミリ・ブラッグ)が次にまたフォースを操る者として参加するのか。
ベネチオデルトロ要らんかった。
最初のジングルの音の大きさにビクッとなった。
あらゆる人種が活躍しベタな笑いもあってスターウォーズというよりスタートレックっぽい。
ウルプテックス、氷キツネ可愛い。
「素晴らしい。全て間違っている」のセリフは全編にかかっている気がする。
レッスン3はなかったが、師を超えるということだったのか。
アイルランドとアイスランドはわかるが、ボリビアはどこのシーン?と思ったらウユニ塩湖のことか!
レイの成長譚だと思ったら
お話が散漫だった印象。「最後のジェダイ」ってんだから、やっぱりレイを主人公として思い入れたかったがイマイチでした。
フィンとカイロレンは上手に描かれていたけど、ルークとかレイア姫を必要以上に盛り込んじゃったような気がします。
MX4Dの映画館だったのですが、ちょっとしたスターツアーズ気分。そのせいもあってスターウォーズを見た満足感はありました、一応。
フォースの進化を見届けよ
視聴:1回目
推薦:今まで見てきた人
感想:まずフォースが進化しています。今回一番ビックリしたところはレイア姫の宇宙空間からのあのシーンです。このシーンが一番記憶に残るでしょう。レイのシーンが思った以上に少なくルークがぐっと出てきてあの人も少し出てきましたね。
反政府軍の船が早いからといって燃料がなくなるまで待ってるってどういうこと?ここだけはなんと悠長なことかと思ってしまった。
完璧!とは言えないけれどお伽噺を僕たち・私たちの話に戻してくれた記念碑的作品
スター・ウォーズシリーズは1~7、ローグ・ワンのみ観賞済。
スピンオフのアニメ作品やゲーム、小説などは未見。
前回観たローグ・ワンが良すぎてそのままep7を見て、今回の公開が楽しみでワクワクしながら待っていた。
でも、公開後すぐは流石にどこも満員なので、観るのはちょっと待とうかな…と思ってたものの、公開から2日も経たず我慢が効かなくなり、朝イチの回のチケットを取り、ストームトルーパーのメット型ケース付きポップコーンを買って、ウキウキワクワクしながら上映を待った。
観終えた結果、ep4の公開に立ち会えなかった自分が、リアルタイムでこの作品の公開に立ち会えた事に感謝した。
見る前は上映時間が約3時間な事と、ライアン・ジョンソン監督の前回の作品「LOOPER/ルーパー」がSF設定的にダメだと言われていたのを聞いたのだけが懸念材料で、例え出来がアレだったとしても新キャラのポーグたんが可愛いのでそこが観られればそれで良いと思っていたけれど、超大作にも関わらず予想以上に挑戦的な事をやってくれていて、そのチャレンジ精神に感動した。
ローグ・ワンでは本編では"フォースの才能に長けたスカイウォーカー一族"を描いていたからこそ、スピンオフでの"名も無き人々の活躍"を描けた事が素晴らしいと思っていたけど、まさか本編もそういう流れになるとは思っていなかったので、(勿論英雄譚のまま突き進んでいく方法もあっただろうけど)ディズニーになったから、と言うよりはep4~6、ep1~3から時間、年月が立ち過ぎた事で"固有の誰か"じゃなく、"民衆達が"主人公になるって描きかたになったんじゃないかと思う。
後半のレイとカイロレンの共闘&今までで一番泥臭いアクションは個人的には旧三部作並み(もしかしたらそれ以上?)に好きかも知れない…。
予告編でも流れてたフィンとキャプテン・ファズマの闘いも素晴らしかったし、個人的にはベルチオ・デルトロさん演じるDJがスター・ウォーズと言うよりも007やマーベル作品に近いキャラ付けで予想外にお気に入りになった。
確かに展開や宇宙空間での兵器の使い方などは雑に感じられる(or疑問を感じる)部分があったし、進んでいる筈なのに停滞してる様に感じる部分もあったけれど、フォースの聖典(今までのスター・ウォーズ)を燃やし、イコンとなったルークの最期を描く事で、"今までのスター・ウォーズを捨て去る"と言う英断をした監督の決意は称賛すべきだと思う。
ep4特別篇やep1~3を作ったジョージ・ルーカス監督に対するファンのヘイトを集めた「ザ・ピープルVSジョージ・ルーカス」や、ep7公開時に『懐古的過ぎる』と叩かれたJ・J・エイブラムス監督のことを考えると、ここまで振り切ったものを観て叩く観客がいるなら全てのファンの期待に応えるのは無理なんじゃないかな。
ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルでは散々扱き下ろされていて、その個々の意見には納得する部分もあるけれど、それを聞いても尚、個人的にはライアン・ジョンソン監督良くやった!と言いたい。
そしてこの流れをJ・J・エイブラムス監督がどうまとめてくれるのか、不安半分、期待半分で待ちたいと思う。
脚本もカメラワークもレベルが高い。ダースベーダーとルークの戦いには...
脚本もカメラワークもレベルが高い。ダースベーダーとルークの戦いには哲学のあるエンディングがあった。この戦いにはどういう結末があるのか。スターウォーズがただのアクションを超えているのは哲学があるから。それは守り抜かれるのか。次回作楽しみ。
全985件中、321~340件目を表示