10 クローバーフィールド・レーンのレビュー・感想・評価
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HAKAISHAとの関連性は不明のまま
低予算だが良くできている。
サスペンスとしては4点。SFとしては既視感の強いシーンばかりで3点。
間違っても僕のようにIMAXでみてはいけない。
ほとんどのシーンがシェルターの中のシーンなのでIMAXで見る必要は全くない。
また、前作のHAKAISHAとの関連は地名のみで、続編と捉えるのには無理がある。
ただではヒットしなさそうな低予算映画を、いわゆるトワイライトゾーンや世にも奇妙な物語的な不可思議な話を扱うシリーズとして「クローバーフィールド」の名で展開するように仕掛けたという事でしょう。
まんまとやられました。
単体の作品としてはなかなか良かったと思いますが、期待値が上がりすぎて、見終わったあとのトーンダウンは否めません。
かといって、タイトルにクローバーフィールドと付いていなければ映画館に見に行っていたかどうかはわからないので、微妙なところ。
出演者は全員熱演。といっても全部で4人、ほとんど3人しか登場しないけど。特にジョン・グッドマンが怖すぎる。髭剃って登場したカットで寒気がした。
戸田奈津子がまだ現役だったことに驚いた。
眠い>_<
パニックムービーではなくなった
世界が終わってもボトルキープはしておくべし
おそらくは世界観を共有している『クローバー・フィールド』は
アイデア勝負な側面が強かったとはいえ割と楽しめたし、
主演のメアリー・エリザベス・ウィンステッドも
ジョン・グッドマンも大好きな俳優さんなので
ちょっと楽しみにしていた作品。
『遊星からの物体X ファーストコンタクト』や
『スコット・ピルグリムと邪悪な元カレ軍団』など、
M・E・ウィンステッド出演作は個人的にハズレが少ない。
彼女自身も、常に目的を見据えているような強い眼がステキ。
今回演じるミシェルも機転の早さとサバイバル精神を
バリバリ発揮するキャラで、「泣いてる暇があったら
動け! 考えろ!」とでも言わんばかりに、むやみに
喋らず叫ばず行動で示す漢気(?)溢れる主人公。
相対するはジョン・グッドマンだが……いやはや、怖すぎよアンタ。
この方、グッドマンの名は伊達じゃなく、善人役を
演じるとめちゃくちゃ優しく良い人そうなのだけど
怖い役を演じる時は背筋が凍るような演技を見せる方
(『バートン・フィンク』を畏(おそ)れよ!)。
海軍出身のコントロールフリーク、妄執に憑かれた終末論者。
常に“感謝”を強要する傲慢さも怖いし、あのタイミング
での“髭剃り”なんてなんかもうグロテスクですらある。
果たして彼は「狂ってるが馬鹿じゃない」を地で行く悪党か?
それとも人並み外れて神経質なだけの善意の人なのか?
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さて、『クローバーフィールド』の名前を冠しては
いるが、基本的には密室劇の本作。なので
『クローバーフィールド』のようなモンスターパニックを
期待していた向きはガッカリするかもしれないが、
SF要素込みの密室サスペンスとして観れば
実にソリッドかつサスペンスフルな出来。
地下シェルターで潜伏生活を送るミシェル達。
地下シェルターの外がどんな状況なのかは断片的にしか
語られないが、グッドマン演じるハワードが言うには、
「謎の生物からの大規模な攻撃で、地上は毒ガスに汚染された」
まあ言ってる人がイッテる人なので、その情報もどこまで
事実か判断がつかないが、もし本当なら外に出た途端に死んで
しまうので、いつも破裂寸前の風船のように不安定な
ハワードの機嫌を伺うしかないというこのジレンマ。
少しずつ増えていく外界の情報、高まっていくシェルター内の緊張。
室内外からのダブルパンチで状況が目まぐるしく変わる為、
主人公ミシェルは常に一触即発の選択と決断を迫られる。
クライマックスなんてあっちへ走りこっちへ走りの
てんやわんや! ヤケ酒もたまには役に立つのね。
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という訳で、開巻から終幕までずっと頭グルグル、心臓バクバク。
小さな伏線がしっかり回収されていくシナリオも良く、
余韻やテーマ性はほぼ無いが、上映時間中はバッチリ
怖がらせてくれるSFサスペンス作に仕上がっている。
判定3.5~4.0で迷ったが、余韻の点からちょい厳しめに3.5判定で。
<2016.06.17鑑賞>
クローバーフィールド の続編ではない
今年一番のガッカリ映画に決定。
クローバーフィールドの続編なのか?とか、予告編のコピーが「奴らは色んな形で襲ってくる」。
が襲ってくる場面なんて全体の5%もない。
地下シェルターにいる三人の密室劇がダラダラ続くのみ。シェルターの持ち主が善人なのか、はたまたサイコなのか、それぞれを匂わせる場面が交互に、が途中で飽きてどっちかに早く決めてくれとなった。
最後の最後の場面に題名の「10 クローバーフィールド レーン」の種明かし、なんとシェルターの住所だって。
クローバーフィールド Hakaishaとは何の関係もない。
コンセプトは前作と似ている。
前作と何の繋がりがあるのか?の疑問だけど、作品のコンセプトは良く似ている。
多くの方が書かれている様に、前半は外部の様子がわからない。
後半は、地上に出て初めて恐怖を味わう、とした様なもの。
タイトルの意味なのだが、ラストで出てきます。
特報が一番良かったなぁ。
IMAX字幕版にて鑑賞。
一番の仕掛けは「クローバーフィールド」という名前と、宣伝に尽きる一本。
何を書いてもネタバレになるくらいに、それが上手く効果していたのが悔しい笑
ただ女性が主人公なので、観ていてイライラする点。
(たとえそれが結果オーライだとしても)
そしてこの続編展開ネタは…『モンスターズ』で既にもう観ている点。
この二点はマイナスポイントだった。
だまされる点も含めて十分に面白いのだが。
むしろ「モンスターズ」と同じシリーズです、と言って通るような作品。
『クローバーフィールド』の独自性は消えていると言うことなのかね。
密室サスペンスもの
予告編を観た時に抱いた印象とはかなり異なる内容だった。ひとことで言うと「密室もののスリラー/サスペンス」。『クローバーフィールド』と関連がありそうなSF的要素は最後の最後になって顕著になるものの,それまではシェルターを舞台にわずか3人の登場人物がおりなす心理戦と恐怖を徹底的に描き出す。
シェルターの所有者であり,主人公の女性ミシェルを「監禁」したハワードの存在が本作品の恐怖のキモだ。通常であればハワードは,この手の映画によくある「精神を病み狂気をはらんだサイコパス」として登場したはずだ。「大気が汚染されて人類は死に絶えた」だの「来るべき時に備えてこのシェルターを作った」だのという発言だけを取り上げれば,そう思えるのも当然。ハワードの発言の真偽を確認するすべがないので,観客はミシェルと同じような心理状態に陥る。このオヤジは真実を語っているのか?それとも単なるサイコパスなのか?
最後の最後になってついに宇宙船(明らかに地球上の存在ではない)と異星人(これも明らかに地球上の生命体ではない外見)がその姿をあらわし,ハワードの狂気に満ちた発言が全てではないにせよ真実だったことが明らかになる。
ハワードが実の娘を殺したかもしれない異常殺人者である可能性は払拭できないが,彼が主張する一見すると突拍子もない「終末論」は,実は正しかったのだ。狂気と正気が同居しているハワードの存在こそが,この映画が醸しだす独特の恐怖感の象徴である。
前作のクローバーフィールドとは全く違う作品なので続編だと勘違いして...
一本の映画としては....。
ストーリーやキャラクター設定に疑問が湧く映画。ヒロインは見方変えれば恩知らずな犯罪者だし、ジョン.グッドマンも善人なのか狂ってるのか、意味不明。3人目の男も何も考えない馬鹿に見える。地味な密室劇が終ったらいきなり屋外でのSF大活劇。テンポが速いのは良いけど前半と後半が全く別の映画のような感じで何とも全体に説明や掘り下げ不足。一本の映画としては違和感多し。途中で何度も脚本書き直したのかな。
別物
前作は非常に酔いました。
カメラ視点ですすむからブレまくってねー。
で、今作はそんなことはなし。
途中までは凄くドキドキする展開で楽しめました。
ただ、その後と最後が個人的に残念。
特に最後がねぇ…
なんか、そうじゃないだろ感がありました。
ホラー要素強し
結構怖かったです。
ホラー要素が強いかなと。
クローバーフィールド HAKAISHAとは話が別なようなので、観てなくても特に問題はないです。
突然キレ出すハワードおじさん怖い((( ;゚Д゚)))
途中またいい人だったんだと思わせたり、
しかし銃で撃ったり。
でもやっぱり言うとおりだったり。
敵?味方?まだわからない。
シェルター内の話なので圧迫感すごいですねー 外に出た時の開放感はミシェルになった気分。ガスマスクの中からのカメラワークがリアルでした。
でも手作りのガスマスクで汚染防げるってまじか?!と思いましたけど笑
この終わり方は続編ありそう。
ミシェルの頭の回転の早さ。凄い。笑
あやしいノアの箱舟
得体の知れない何かからの攻撃により、
シェルターの外はあぶないというが、
シェルター持ち主のおっちゃんも、十分得体が知れない。
まともに話ができる若い男性がいる事で、
ややホッとできる若い女性。
避難してる3人それぞれにとって何がベストなのか?
・シェルター持ち主は留まるべきと主張。
・若い女性は外部に助けを求めるべきと行動。
・若い男性は中立というか現状維持。
ミステリー要素を強く感じて、
ハラハラドキドキしながら観れました。
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