レディ・プレイヤー1のレビュー・感想・評価
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大迫力の映像を活かしきれてなかったかな。。
e-スポーツが市民権を得てきたり、VR技術が急速に発達したり、FF14のようなゲームの中でなんでもできるようなサービスの提供されたり、などを最近の状況を見ていると、この作品のような世界観は全く異次元の話ではないし、もしかすると、すぐそこまで来ているのかもしれませんね。
作品の印象としては、なんでもありハチャメチャなレースゲーム、架空のキャラクターたちが入り乱れるウォーゲーム、オアシスの謎に迫るアドベンチャーゲーム、いろんな要素あって良かった!だけれけど、逆に詰め込みすぎて中途半端な印象が拭えなかったですね。レースゲーム、ウォーゲームのCG映像の迫力、クオリティがエゲツなかったから、思い切ってもっとそういうド迫力で魅せるシーンをたくさんツッコめばもっとおもしろかった気がする。レースゲームをひと目見たとき、「こんな映像が続くのかー!!」とテンション上がってたのに、急に謎解きモードになってしまって残念だったので、余計に感じました。バーチャルで考える、資料調べる、議論するシーン見せられても、イマイチ盛り上がらないですよね。
最後のハリデーのメッセージも今の時代を生きる僕たちにはあまり心打ちませんよね。「現実世界が大事。それだけがリアルだから。」そんなことは、大半の人がまだ忘れてないですよね。監督なりのバーチャルを生きる人が増えていく現代社会への警鐘なのかな。もしかすると、20年30年後の人たちにはズッシリ響く物語なのかもしれませんね。
アニメ好きなら余計に興奮出来る娯楽大作。
荒廃した現実社会を背景に、VR「オアシス」が普及した近未来。「オアシス」の運営権を巡るバトルに若者たちが挑むストーリー。
スピルバーグ監督作品らしく、しっかりとお金をかけた純粋に楽しめるエンターテイメント作品ですね。
ガンダム・メカゴジラ・アキラ・カウボーイビバップ等、好きな作品が多く登場していて、素直に興奮することが出来ました。
またwikkiによれば、押井守作品の「アヴァロン」インスピレーションを受けている、とのこと。それも凄く嬉しく感じました。
ただ、やはりアバターの戦いに緊迫感を感じる事は少々難しく感じます。アバターが死ねば財産を失うとはいえ、死ぬわけでも傷つくわけでもなく・・・敵役であるIOIの「現実世界」での悪の部分が、もっと派手に明示されていたりすれば少し違って感じていたかもしれません。
アバター世界の戦いと言えば、細田守監督のサマーウォーズを思い出します。あの作品は、アバターでの敗北が原発事故や衛星落下といった現実世界の死に繋がっていて、それだけに緊迫感を感じることができました。それと比較すると、ストーリー自体は数段落ちる印象です。
それだけに、高い評価は少々難しく感じます。
新しい‼️
ざっくり言えば、サマーウォーズ。
システムの暴走ではなく、人間同士の争いってところは違うけども。
映像は殆どCGが使われている。オアシスというネットゲームの中でアバターが活躍するので、リアルな映像は全体の2割りくらい。
時代は2045年の設定なんだけど、ガンダム、メカゴジラ、AKIRAのバイク、春麗など、人気キャラが登場して、この時代にも褪せることないのだろうか?
また、ダンスミュージックもかなり古い選曲。この時代にこんな曲が好まれるのかな?と疑問に感じた。
でも、VRが普及しITが発達したらこんな世界になるかもなぁと、想像できた。
映像はとにかく素晴らしい。
もはや、リアルな人は要らないんじゃないかとすら思えるほどに。
ストーリーは、下記の通り。
オアシス開発者は亡くなる前にオアシス内にエッグを残した。このエッグを手にした者にオアシスを相続するという。金額にすると、5000億ドル。だから世界中のプレイヤーがエッグを目当てに夢中にplayする。だが、なかなか見つからない。
(これは、漫画ONE PIECEのゴールDロジャーが処刑されたときに似ている。)
額が額なだけに、個人プレイヤーだけでなく、企業レベルでこのエッグ探しを行っている。このうちのある企業がエッグ欲しさにやり放題で、人の命まで奪っている。
主人公はオアシスプレイヤーで、オアシス内で仲間がいる。実際に会ったことはない。
また、主人公はオアシス内のプレイヤーに恋に落ちる。その後、主人公はそのプレイヤーに出会うと顔に大きな染み(アザ?)のある子(アザはあるけど、普通に美形)だったが、そんなの問題ないと、結局映画の中で結ばれる。
エッグを手にするには3つの鍵が必要。それぞれ謎解きになっているので、鍵を入手するには謎を解かなければいけないが、誰も解けない。
主人公はパッと謎の答えに気付いて1つ目の鍵を入手してしまう。これにより、それまで誰一人名前の載っていなかったランキング表に、主人公の名前(アバター名)が表示されると、主人公は世界中からヒーロー扱いされもてはやされる。
一方、エッグ探しに参戦している企業は、自分達より早く鍵を見付けられてしまったので、株価が下落してしまったようだ。
そして、主人公たちは次の謎を解き、2つ目、3つ目の鍵を手にする。ここから、次にどんなことが起きるかと敵味方関係なくワクワクしている。
(HUNTER x HUNTERのグリードアイランド編に似ている。最後、カードが集まったときに、次に何が起こるのかと)
結果、相続はするが独占はしなかった。
【80年代ポップ・カルチャー満載ムーヴィー。スティーブン・スピルバーグ監督の傑作、又一つ。】
80年代、ポップカルチャーの有名キャラクターの数々をヴァーチャル・リアリティの世界”オアシス”のあらゆる場面に散りばめた傑作。
音楽、映画、本も含めて、全て分かった人はいるのかと思った作品でもある。(私は、「BLUE MONDAY」「WAKE ME UP BEFORE YOU GO-GO」「THE WILD BOYS」が流れた瞬間やられた・・。)
<2018年4月20日 劇場にて鑑賞>
<宝探しの気分で、2018年4月27日 再度鑑賞。>
スピルバーグありがとう!
様々なポップカルチャーへのオマージュ連発。それは映像だけじゃなく、音楽や台詞まで細部に至り、主演タイシェリダンにゴーグル付けさせるなんて、某ミュータントの再現じゃないかと。
正直話どうこうより、監督スピルバーグのやりたい事を愛情たっぷりに表現している事、一つ一つの場面でスピルバーグの「ありがとう」が聞こえてくる様な、そんな監督の愛情に涙してしまった。
この感覚は、大林監督作品にも通づる感覚。
やっぱり2人は似てるわ。
ワクワクが止まらない!
スピルバーグ監督はワクワクする映像作りが本当に上手いですね。人を楽しませる方法を熟知していそうな感じがします。映像を見ているだけでここまで心踊る作品はなかなかないのでは。
小道具というか、登場する全てにわくわくしました。AKIRAやガンダムなど日本に馴染み深いものや、有名な漫画や映画のものが登場したり、パロディみたいな演出にテンションが上がります。
特に既存の映画の再現、そしてその中をVRで実際に歩ける、というのは夢が広がりますね。是非現実のVRでも作ってもらいたい。個人的にはホラーは勘弁願いたいですが。
オアシスというゲーム世界と現実とを行き来する展開のさせ方や、視覚的な表現の仕方も近未来ならではでとても楽しめました。ミニカーが普通の車の大きさに変化していくシーンなんかも車の内部がホログラムで表現されていくのを見ているだけでワクワクします。
映像はもちろん素晴らしいのですが、オアシスの世界観や製作者の死後にイースターエッグを探す、という設定にも惹きつけられました。ゲームが好きな人は特に熱くなる設定だと思います。
上記のような設定も含めて、ストーリー自体も好きでしたし、込められたメッセージもじんわりと伝わってくる、素敵な作品でした。
おもしろかったですけどね。
おもしろかったですけどね。
しかしなぜか絶賛を躊躇う作品になっているのは、なぜだろう。まあ、オリジナルじゃないからかな。作中パロディや他作品キャラだらけだし。
仮想と現実を舞台にした作品って結構あると思うが、それを総括して全部喰った感じ。雑食のごとく全部喰って、クオリティも上げることで上位互換のようなポジションへ。アイデアを出ししのぎを削ってきたところへ横入りした、漁夫の利、って感じがしなくもない。
ただその情報量、知識量が尊敬に値するのであって、あらゆるクリエイティブなものに対する愛情と探究心があるから、まとめられる、ってこと。あと、影響された様々なものに感謝というか、還元したいって想いもあるのかな、と。
最先端で懐古する
最先端の世界で過去を追わせ、最後に「私のゲームで遊んでくれてありがとう」なんて、私の映画(人生かもしれない)を楽しんで、讃えてくれてありがとう、とスピルバーグが言っているかのようでぐっときた。
そう思えばゲーム世界の今後5人の若手に託す、というのも感慨深く思えたり。
老木の狂い咲きというハナシを聞いたことはあるけれど、まさにそんな会心の一撃。
新旧入り乱れた、ただの仮想現実ムービーにとどまらない走馬灯のような肉感伴う1本と見る。
どことなく筒井康隆のドタバタスラップスティックを連想させるような混沌さを感じたり。もちろん、ゆえに登場するボーダーレスなアバターの数々に、むふふなキャラクターが潜んでいるのを楽しむもよし。
全くもってメッセージ性、大衆性、ベストバランスのサービス満点作!
海賊王
完全にと言って良いほどONE PIECEの展開と同じだったので、なんとなくこそばゆい気持ちで観ていた。
映像は勿論凄いし、部分的に切り取ってみてもとんでもない作りこみと奥深さ。
それでもなんだろうこの寂しい気持ちは…
これは本作に限らずなのだが、近年の超最新技術をフル活用したブロックバスタームービーは役者の匂いがしない。
“様々なコンテンツから引っ張られて来た映像的な派手さ”は私の感覚では映画の面白さと直結する物では無い。
ガンダムの登場シーン良い
オチの部分で「あなたはアバターなの?」と聞くと、ジェームズ・ハリデーはなんとも言えない表情で返す。
意識をAIにダウンロードした「人間」なのか、ジェームズ・ハリデーを学習しきったAIがジェームズ・ハリデーになった「AI」のか、どちらもあり得る未来を示唆するところ、スピルバーグ映画っぽい。随所に見られる「数字」もただの羅列ではなく、意味を持っている気がする。
一つの映画にこれだけいろんな映画やゲームの登場人物が出てこられるのは、スピルバーグという人物だからこそではないだろうか。自分のネーブバリューをこういう風に利用して映画を盛上げてくれると見てる方も嬉しい。
いろんなキャラがいるゥー!
近い将来そうなるかもしれない世界。内容もわかりやすく、深く考えずに楽しめた!
所々懐かしのキャラやシーンがあってそれを見つけるだけでも楽しめた!
あんな事が現実になったらみんなゴーグルつけて走り回るのかな。ウケるな笑笑
なげ~
現実味がなさ過ぎて入り込めませんでした。
つまらなくはないんですけど。
仮想空間で世界が回っているような話で、
現実感も何も無いといえばそうなんですが、
世界中の人間がプレイしていれば、
どんな天才が考えたゲームでも、
即効クリアできると思うんですよね。
そういった考えのもと、
世界初のクリアがあんな簡単な方法なんて、
正直納得いきませんでした。
まぁジュブナイル物としてはいいんですが、
長いですねやっぱり。
本名は言っちゃダメ!
実は映画館に観に行ったものの、3Dでもないのに体調が悪くて開始5分で席を立ってしまった初めての苦い経験。どうせオタク心をくすぐる映画なんだからと、何度も見れる自宅鑑賞まで待ってしまった。個人的にはゲームにハマっていた時期もあり、とにかく嬉しい描写、キャラが満載で楽しかった。ゲームでしか友達を作れない若者とか、月に20万とかの課金しまくりのおじさんとか、こんな人たちがいないとゲーム業界が成り立たないのも事実。借金を作ってボロボロになったり、徴収人がいたりと、かなり現実に近いものがあったと思う。ちなみにラインには未だに100人以上のゲーム仲間の名前が・・・削除できないでいます。
キャラで言えば、ガンダム世代じゃないのでメカゴジラが一番良かったし、チャッキー、Tレックス、キングコング、アイアンジャイアントなど、わかりやすいものが印象に残りますが、調べてみると元ネタの数はアバターの数くらいありそうです。
映画のネタもいっぱいありすぎて知らない作品だらけ(特にB級SF作品)。それでも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』だけ知ってても楽しめるし、スピルバーグはマーベルよりDCの方が好きなんかな~とも思ったりします。また、この映画でも『ビルとテッド』が出てきたのにも驚きましたが、タイムスリップものには外せない映画なんですね。そして乗り物では、やっぱりデロリアンと金田バイクが最高!小物では“ゼメキスのキューブ”が最高でした。課金的には300万円くらいしそうです(笑)
『シャイニング』ネタも、台詞「俺はガンダムで行く」「忍者はハグしない」など記憶に残りそうなものばかり。ネーミングも面白くて、ダイトーなんてTAITOから来てるんだろうし、IOIなんてのもLOLを想像してしまう。PPがピーター・パーカー、BBがブルース・バナーという会話もあったけど、おじさん的にはCCがクラウディア・カルディナーレだし、BBはブリジッド・バルドー。もしくはボボ・ブラジルだ!
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