レディ・プレイヤー1のレビュー・感想・評価
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いやー楽しかった(^^)
VRの世界と現実世界が見事に融合したSF作品。新感覚の映画で、始まって間もなく作品の世界にのめり込んで行ってしまった。
この映画には日本の多くのゲームやアニメ、SF映画のキャラクターが登場する。日本が生んだキャラクター達が大暴れする姿には爽快感があり、誇らしくも思えた。
迫力あるグラフィックだけではなく、物語もしっかりしており、見応えも十分。是非続編を作って欲しい。
オタク大歓喜の何でもありVRバトルアクション
ファンタジーやSFのようなオンライン世界に没入して悪と戦う作品は、「ソードアートオンライン」とか「コレクターユイ」とか「名探偵コナン ベイカー街の亡霊」とか、日本のサブカルでは枚挙に暇がない人気ジャンルです。
そんな人気ジャンルにハリウッドの大監督、スティーヴン・スピルバーグ監督が殴り込んできたのが本作『レディ・プレイヤー1』です。
批判を恐れず言わせてもらうならば、「これ嫌いなオタクいないでしょ」っていう大興奮の映画でした。私も当然好きです。サブカルオタクならば分かるようなパロディが随所にちりばめているのが最高に面白くてクレイジーです。ライセンス取得が死ぬほど大変そう。
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貧富の差が拡大した2045年。辛い現実を忘れて理想の生活が送ることができるVR空間「Oasis(オアシス)」に世界中の人々は魅了されていた。貧民街で暮らす少年のウェイド・ワッツ(タイ・シェリダン)もまた、「パーシヴァル」という名前でオアシスに生きる人間だった。そんなある日、オアシスの開発者である大富豪ジェームズ・ハリデー(マーク・ライランス)が死去し、彼の遺した「オアシスに隠された3つの謎を解き明かした者にオアシスの運営権を譲渡する」というメッセージが世界中に発信された。世界中のプレイヤーたちが謎の解明に躍起になっている中、ウェイドも仲間と共に謎の解明に動き出すのだった…。
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「オアシスでは自分の好きな姿かたちにアバターを作成できる」という設定があります。「有名なキャラクターになってみたい」という人が現れるのも当然といえば当然なんですけど、実在するキャラクターの格好をしたプレイヤーがたくさん登場するんですね。私が見つけただけでも『トゥームレイダー』のララとか、アメコミで有名なハーレイクインなんかもいましたね。多分、たくさんのキャラクターが登場するシーンとかで一時停止しながら探せば山ほど出てくると思います。これは本当に凄い。ライセンス契約作業と契約金がとんでもないことになってそう。というか絶対とんでもないことになってる。
更に、VR世界を舞台にしており、映像のほとんどがCG。しかも登場するセットや小道具もかなりしっかり作りこまれてて、これにもめちゃくちゃ手間とお金が掛かってそう。というか絶対掛かってる。
自身もオタクであるハリウッドの有名監督が大資本を投じて作ったオタク趣味全開の作品が、オタクにウケない訳がない。このレビューを書いている私自身も幼少期から漫画やアニメに慣れ親しんできたアラサーオタクですので、この作品はぶっ刺さりましたね。
個人的にはおもしろくない。
ストーリーの発想は好きだし、映像も良いが。
なぜが刺さらなかった。
グラフィックは日本のファイナルファンタジーのような感じ(悪い意味ではない)。
惹かれる映像も多々ある反面、安っぽく感じるところもある。
理由はわからないがなぜが刺さらなかった。
作品の真髄に触れる幸せー
何かを創っている人も、創ったものをプレイしたり鑑賞したりする人も、平等に楽しめるストーリー。
創設者がゲームという作品に込めた愛やメッセージを読み解いて、次のステージへ進むという展開に、スピルバーグのエンターテインメント愛を感じます!
(所々登場するガンタムやアキラ、ターミネーター達のパロディもクスッと笑えます)
顔も年齢もわからない人とバーチャルで出会い、団結し、克服するー。バーチャルを飛び越えて現実の世界を生きる、喜びに満ちた映画です。
こういうジャンル苦手だから流し見するはずが最初のレースのシーンから...
こういうジャンル苦手だから流し見するはずが最初のレースのシーンから一気に引き込まれた。
映像の迫力と美しさ、すごい。
映画内に出てくるキャラクターや元ネタが結構レトロなのもいいよね。
有名どころしかわからなかったのが残念。
詳しい人ならもっと何倍も楽しめると思う。
ご都合主義な部分はそれなりにあったけど許容範囲。
スティルバーグの頭の中
本作のハリデーはおそらくスティルバーグ本人だが
監督の頭の中をのぞけるのと同時に、映画は現実(リアリティ)的なシーンの中にこそバーチャルやクリエイティブな物が生きるというメッセージが伝わる
(現実世界もかなり作られた世界ではあるが)
スティルバーグは今まで見てこなかったし、劇中に出てくる映画もほとんど観たことがなかったため(ガンダムでさえも)、心の底から楽しめたとはいえない
個人的にはウディアレンなどの監督の頭の中を覗けるような映画の方が好みである
余談だがスティルバーグは日本が好きということを初めて知った
しかし、この映画で感じた事は、スティルバーグこそアメリカ映画であり、アメリカの王道映画はスティルバーグから始まっているのだろうという事だ
今までで避けてきたスティルバーグ映画を、今後は少しずつ観ていきたい
予備知識があればある程面白い
内容は他の映画「ジュマンジ」的なやつだけど、メガゴジラやらガンダムやら色々出てきて日本人としてはワクワク楽しかった。
CGのクオリティー、アクションも迫力あったしストーリーもスカッとする気持ちの良い映画。
途中色々出てきたキーになる映画やらゲームやらが世代が違うせいで知識がなく、??と観てた瞬間はあったけど、
その後ググるとシーンやらなんやらそのままで、予備知識持って観てたらさらに面白かったのだろうと思った。
純粋に頭を空っぽにして観て楽しい映画でした。
アトラクションとして
これは間違いなく劇場で観るべき作品だった。
まあ僕は見てなかったわけだけど。
もう全体が仮想世界の話なわけだから、
大画面&大音量で浸るっていうのが正解なのかなと。
映画作品というよりもアトラクション映像って言った方がいいかもしれない。
ストーリーも王道的で、素直と言うべきか安直と言うべきか。
とにかくアトラクションとしての方向性なら、これはこれでアリっていうね。
まあ楽しかったですよ。
楽しかっただけだけど。
おもちゃ箱のような楽しい映画
近年流行りの仮想世界ものだが、ほかの作品から借りてきたキャラクターやアイテム、乗物などがおもちゃ箱のようにつめ込まれていて面白かった。ヴァン・ヘイレンやビージーズなどの70年、80年代のヒット曲が気持ちよく使われていて、テンポもよく、スピード感もあるので、若い人にも勿論楽しめるが、1960年代生まれの人には特に刺さる映画。
おばさんでも楽しめた
内容知らずにあーバーチャルゲームの映画かあと思って見てたら・・。
シャイニングが出た時には痺れたー。
あーびっくりした。
あの映画30回くらい見たのよー。
ガンダムやゴジラで笑い、夢中になって観てしまった。
これでブルースブラザーズもあったらいいんだけどなあー。
ちょっぴり風刺の効いた最高のVR世界観映画
今年初観賞映画は気分爽快テンション爆上がりのあの作品。
昨年録画しておいたものを観賞。
こんなの面白くないわけがない。
特に男子は大好物なこと間違いなしです(決めつけは良くないですが)。
VRの普及した未来、一人だった主人公が仲間と力を合わせてテッペンを取る。
アベンジャーズ的ヒーロー要素、大迫力のアクションシーン、カーチェイス、そして無理ゲー感あるこのゲームに立ちはだかる魅力的な敵。
観る前は正直、どんな作品か検討がつかず、少し観るのをしぶりかけましたが、冒頭部分の映像美で一気に引き込まれました。
もう、IMAXのアレみたいでIMAXで観たかったと思うほど。
そして、なんといってもこの映画の最大の魅力である、さまざまな夢の共演。
AKIRAにガンダム、キングコングにシャイニング…。
上げ出したらキリがない。
流石スピルバーグ監督。日本要素もたくさん取り入れてくださっていて日本人としては嬉しい限りです。
そしてそして、我らが森崎ウィン氏。
現在日本のドラマ映画でも大活躍の彼ですが、今作でも想像以上に大活躍してくれていました。
溜めてからの「俺はガンダムで行く」は本当にサイコーでした。
笑える部分もあって、シャイニングの老婆やlOlとの戦いの時の現実世界の様子、ずっとADVENTUREをプレイし続ける彼なんかが結構ツボでした。
どうしても細かい部分に集中してしまいがちですが、ストーリーもしっかりしていて、ゲームの謎解きだったり、ちょっとした驚きも楽しかった。
VRの世界なのか現実の世界なのか観ているこちら側もわからなくなる時がありました。
それが仮想世界の怖さでもあると思います。
街中常に監視状態にあり、名前を出せばすぐに特定されてしまうというのは、ネット社会やお隣の某超大国への皮肉にも見えました。
やっぱり現実が1番。
ラストの運びには納得したし、少しグッとくるものもあり、最高のハッピーエンドだったと思います。
個人的にはアルテミスはエイチの言う通り、ギャップがあっても面白かったかなと思いましたが、アルテミス役のオリヴィア・クックさんが可愛かったので良いです(←いや、何様?)
何度もエッグと彼らを探しに行きたくなる映画体験系映画でした。
スマブラ以上の新旧キャラのオールスター
SFファンタジー、と言う表現が近いかな。オアシスと言うゲーム内の世界を舞台に、製作者の仕込んだイースターエッグを探す物語。敵はオアシスの世界を自分のものにしようとするライバル企業…と言う話はまあ置いといて、新旧入り乱れたキャラたちのオマージュの凄さよ。デロリアンと金田のバイクに始まりコングは出るわアイアンジャイアントは出るわメカゴジラに極めつけのガンダム!ガンダムカッケーな!と言う熱さだけで十分盛り上がれる作品。祭だな!
過去鑑賞
スピルバーグ監督自身が影響を受けたであろう物、好きな物を詰め込みながら、エンターテイメント作品として1つに上手く纏めあげられていたと思います。
ストーリーも面白かったですし、今時らしい設定にスピルバーグ監督の好きな物が散りばめられているのも、観ていてとても楽しく、映像も素晴らしかったですね。
近くの映画館に来なかったので観逃してしまったのですが、これはやっぱり映画館で観たかったです。
タランティーノ監督の作品も同じように作られたものがありますが、正反対と言ってもいいくらい違った作品になっているにもかかわらず、どちらも面白いですよね。
スピルバーグ監督の方が万人受けする作品に仕上がっているのは趣味の違いからなのか、エンターティーとしての年季の違いなのか、興味深いところです。
あっと言う間に終わってました
楽しい映画でした。
どこかで観たシーンがあちこちに散りばめられており、まずそこでハマりました。
ゲームがいずれこうなって行くんだろうな、いや、こうなってくれたらいいのに…というワクワク感、そしてバーチャルと現実世界どちらのキャラクターも非常に魅力的でした。
さあ、仮装舞踏会(パーティ)を、楽しもうではないか。
突っ込みどころ満載。 突っ込みまくれ!
一人でにやけても良し、皆で盛り上がっても良し。
イースターエッグの如く、ちりばめられたキャラクター、BGM、台詞、シチュエーション…。
あれ?このトラックの下の潜り抜け方、何の映画だっけ?
そんな、既視感溢れる映像・BGM…、それだけでもテンションが上がりまくる。
メジャーなものから、マイナーなものまで、温故知新。
しかも、あの映画にこの場面を掛け合わせるなんて…。
チャッキーの最強!恐るべし!
それだけでも、キャアキャア言ってしまう。
ゲーム好きの心をくすぐる場面は他にもある。
銃を振りかざしたソレントが、撃つのも忘れて思わずウェイドを見つめるシーン。
敵会社のブレーン達。
敵会社の一員が、最後の問題のゲームに取り掛かる前に、それがやりなれたものだと知って始める時の表情。
本当に、ゲームが好きなんだなあ。でなければ、あんな表情思いつかないよ。
原作未読。
原作を読まれた方からは『薄っぺらにした!』と怒りの声も聞く。
うん、謎解き要素は、かなり雑。ご都合主義と言われても仕方ない。
映画が設定した社会の問題は何も変わっていないから、主人公の活躍も「だから、何?」とストーリー重視の方から突っ込みがあってもおかしくはない。
そこが、スピルバーグ監督の強みでもあり、弱みでもあると思っている。
『ブリッジ・オブ・スパイ』でも、『宇宙戦争』・『マイノリティ・リポート』でも、難しい背景や哲学的な部分はさわりだけ見せて、見事にそぎ落とし、監督が描きたいヒューマンドラマ、もしくはアクションを、とても解りやすくまとめて描き出す(この映画でも、社会構造はともかく、ゲーム依存・それによる破産等は描きながらも、棚上げ)。
さながら、壮大なる小説を、児童書にまとめるが如く。
観客が喜ぶツボ・興奮するツボ・感動するツボを見事に探り当て、それを映画として表現する。
それをあざといと見るか、薄っぺらいとみるか、ハマるか。
今回、私はハマった。
「リアルが大切なんだよ」
唐突に出てくるメッセージ。そして、ジェームズとオグとの関係性から導き出されるこの映画のテーマ。今一つ、脚本的に練りこまれているとは言えない。
でも、散りばめられた前振りはある。
↓ ↓ ↓
<以下、ネタバレに近い記述あります>
↓ ↓ ↓
三つの鍵を集めた後に、さらに試練て、なにそれ詐欺!と叫びそうになった。
けれど、その後の展開をみれば、とても重要なシーン。気持ちよくねじ伏せられてしまった。
仲間が集まる過程も、一見ご都合主義。
ふつう、アバターと現実の人との一致って、そう簡単にはいかんやろ?(オフ会に出たことがない身での思い込み?)
でも、姿かたちは変わっても、言葉の使い方、言い方、身のこなし、二人で交わした会話で同定していく。
確かに、現実世界から逃れた仮想現実なんだけれど、身体能力とか、教養・主義、相手に対する態度とかは、あくまで現実の反映、生き様。
それに何より、謎を解く武器は、ハリデーを尊敬しているハリデーオタク。ただ、”知識”としてハリデーのことを知っているだけではない。ハリデーのことを理解しようとし、ハリデーの身になって考え行動しようとするその思いが、謎を解く。
確かに、彼らが活躍するのは仮想世界。だが、そこに、真剣に相手を理解しようとする人間としての触れ合いがある。
現実世界で、相手を理解しようともせずに、通り一遍の儀礼的付き合いで済ませているのと、どちらがリアルなのだろう?
なんてことを考える。
でも、やっぱり、教訓を得たり、感動したりというより、とにかく楽しむための映画!
巨大な花火、百連発的な。
一夜の夢の世界へいざ行かん。
【余計なお世話】
著作権処理、大変だったろうな。
監督だからこそ、成しえたこと?
監督・制作と、著作権を許可した方々に感謝!
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