レディ・プレイヤー1のレビュー・感想・評価
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どこでどう生きるのか。
現実と仮想現実の世界って、実は大昔からある。例えば、平日の自分と休日の自分が全く別の自分って人がいると思う。
仕事では上司に怒られてペコペコしておもしろくない毎日を生きる自分と、休日に友達や後輩と遊び惚ける自分。
逆に、仕事では偉そうにしているおじさんも休日は家で肩身狭く虐げられていたりする。少し現代に近づいていうと、学校では目立たない人もネット上では他人を蹴落とすような書き込みをしていたりする。
それもある意味では現実と仮想現実を生きていることと変わらない。どんな人にも、色んな面があって、対する人によって自分は変わっていく。VRの世界が実現して、それが分かりやすくより顕著になっただけで、今も昔もあまり変わらないように思った。
オアシスという仮想現実で身につけた自信が現実に擦り寄っていく。現実の自分も好きになった瞬間があって、それは人を愛することや自分が好きな80年代のサブカル、ポップカルチャーを愛することで可能となった。
ゲーム感覚だけでなく、リアルに創始者の気持ちや葛藤に寄り添ったり、人を愛そうとすることで、人は変わることができる。偏屈な見方かもしれないが、そんなことを感じた。
いうまでもなく、あまり詳しくはないが、ガンダム、メカゴジラ、デロリアン、ストリートファイター、ミュータントタートル、アキラなどが出てきたときはうれしかったし、映像が素晴らしかった。
やっぱエンターテイメントは分かりやすいワクワクが要る。やっぱSFは見たことのないものを見せてくれなくては。そんな童心をくすぐる映画だった。
「ありがとう」って言いたくなる
事前情報でゲームの中に入って云々などとうっかり小耳に挟んでしまい、なんだジュマンジと若干被ってるなーなんて思ってしまったのを今では大反省。メッチャメチャ楽しい!こんな映画撮れるのスピルバーグ監督しかいない。やっぱスピルバーグは凄いよー!って劇場出てからも興奮しっぱなし。見所というよりむしろ見所しかない作品だけど、個人的には冒頭のリアルマリオカートが特筆もので、手に汗握る超スリリング&超エキサイト映像に目は釘付け呼吸するのも忘れてた。細かい所ではデロリアンがナイト2000装備でカスタムされてた事、メカゴジラが出てる場面でずっとバックにゴジラのテーマが流れてた事などが私的ポイント高かったかも。結局2回鑑賞したものの、出てくるキャラを全て見つけるなんてのは2回ぽっちじゃ全然無理。できるわけがない。自分的映画ランキング上位に躍り出る、こんなイイもん観せてもらってスピルバーグ監督に「ありがとう」って超言いたい!そんな映画。
さすがスピルバーグ
さすが大層な映像を使ってすごく面白いもの風面白いでもつまらないでもない映画を作る天才のスピルバーグ。
今回もすごく面白いでもなくつまらなくもなかった!
まあすごくわかりやすい娯楽作品。
1、2回見直した位では到底確認できない数の版権キャラが登場する。
マイナーからメジャー所まで参戦しているためそれを探しているだけでも面白い。
また、マイナーゲームやシャイニングなどの映画もパロディとして組み込まれていた為、それらを知っている人達はニヤリと楽しめる造りになっていた。
途中おばさんが殺されるがウェイドは泣いてた5秒後に女口説くってコイツすげえなとおもった。
まあでも娯楽としては十分に見れる作品だったと思う。
ただラストに「ゲームは確かに楽しい。だが現実も大事」の様なメッセージがあるが金も女も地位も名誉も手に入れたヤツにそんなん言われても全然説得力ない・・
しかもその栄光つかんだのがゲームやりこんだお陰だってんだからどの口が言ってんだと。
それを言いたいならゲームによって得られる栄光をもっと薄くしておくか、主人公がそれに自分で気付いて彼女と「現実にもっと大切なものを見つけたから」的な展開になるべきだったんじゃないのかと思った。
総評として完全にCMで受けた良い印象・悪い印象のまんまだった。
ホントに面白すぎるでもなくつまらないでもない映画だった。
全世代が楽しめる。一大スケールで描く、圧巻のアドベンチャー!!
【賛否両論チェック】
賛:VR世界の謎を追う主人公達が、リアルを生きていくことの意味を知っていく姿が印象深い。純粋に世界観を満喫して、アトラクション感覚でも楽しめるのも嬉しい。
否:VR内はCG感が満載で、特に戦闘シーンなんかは非常にゴチャゴチャしているので、人によっては観ていて疲れそう。
VR世界の異常な発展によって、現実が形骸化した近未来。自身もその世界に生きてきた主人公が、創設者が残した謎を仲間達と共に解き明かしていく中で、次第に「現実を生きていくこと」の真意に気づいていく姿に、思わずグッときます。
「現実の世界の方が、メシが美味い。」
というセリフは、まさに言い得て妙ですね(笑)。
また、そんな難しいことを考えるまでもなく、純粋にアドベンチャーとしても楽しめるのも、本作の魅力です。VRの世界に隠されたカギを、様々なヒントを基に追い求めていく様は、さながらゲームやアトラクションのようで、観ていてワクワクすること請け合いです。
フルCG特有のゴチャゴチャしたスケールが苦手でなければ、是非オススメの作品です。
書き留め(最高)
レディ・プレイヤー1 感想
(データ飛んでも見れるようにしとく為のメモ的にレビュー機能使います。なので文章はまとめてないです。)
最高でした!
シング・ストリート級に心に残る作品だった。ほとんど期待せずフラットな気持ちで見たら意外なほど引き込まれた。これほど、あらゆる「作品」に対する熱意やリスペクトを作品化・映像化・物語化した映画だとは思わなかった。実際にある作品をそのまま写すというこの映画ならではの作り方は、そのリスペクト精神を表すのにうってつけのテーマだと思う。
この作品の良さを上手く言葉に表せない。けどその理由は。
フィクションが現実に何をもたらすのか、見た人に何を思わせるのか、という事自体の大事さ・大切性を訴えてるから凄く響くし好きな作品。
作品を見た人に「◯◯が大事だよ」、とか具体的に言葉に表して考えさせられる映画はあるけど、「作品を見て実際に現実に考える事」の大切さという概念をテーマにした作品だから、言葉にできない映画なんだと思う。だし、そのリスペクトの大切さがよくわかるから好きな映画です。
スタックに住むの怖そう(笑)
開始してすぐにオアシスの中に入って世界観を見せるスピードの良さ。
色々なオタク要素が詰め込まれてて愛に溢れた作品だったけど、大事なのはその上の視点から作られる、現実とフィクションとの関係性を語ってる部分こそが、メインテーマ。実際に現実にある作品をそのまま映像として見せてるから観てる側の盛り上がりが加熱するけど、まさにその先にある、それを使って作られたこいうい作品自体、何が大切かを考えさせる映画だった。
大事なのは現実。現実じゃなきゃ美味い飯は食えない。こういう事。
何を持ってこの世界を彩るか。自分でどう彩るのか。フィクションの映画を見て、実際にこの世界を生きる自分達はどうするのか。
この映画の感想が上手く言葉にならないのは、言葉にできない感覚を共有させる、まさに映像で伝える映画というメディアの特性を最大限に活かした作品だったからだと思う。あと語彙と文章力が足りないせい(笑)
ハラデーの「このゲームを遊んでくれて、心からありがとう。」というセリフは、“作品”を作る全ての者の言葉だと思う。遊んでくれて、見てくれて、聴いてくれて、ありがとう。本当にわかる。その気持ちが。
ダイトウの「俺はガンダムで行く。」は「アムロ、行きます!」が外国じゃ変に伝わってるせいかな?翻訳ソフト使ったら変な日本語になるような、あの感じなのかな。笑 わかんないけど。
現実世界の描写も良かった。街中でゴーグル付けて変な動きしてる人達の可笑しさ、かなり滑稽で笑えました。それを訝しげに見るサラリーマンも良かった。
ってか危ないだろ!外でゴーグル付けたままって!
案内人が実はモローというとっておき。しかもハラデーの後悔はキーラではなくあなただ、という、良い人たちには救いがあるエンドもハリウッドっぽくてそれはやっぱり気持ちが良い。
仮想世界で戦いつつ、現実世界でも狙われる構成はやっぱりマトリックス連想した。あれほどの危機感は無いけど、ドローンで追ったり現実は見劣りする感じがちょうど良かった。
徴収センターで強制労働させられる人に付けられるVR装置。自分から外す事が出来ないという事をサマンサが知るあのシーンの恐怖感は半端じゃ無い。あそこだけ物凄くホラー。
全く期待してなかったけど、不覚にも感動した!ストーリーにではなく、...
全く期待してなかったけど、不覚にも感動した!ストーリーにではなく、後半一番の見所である乱戦シーンで日本ネタが満載だったからだ。これは監督の日本愛に感動せずにはいられない‼
肝心のストーリーは難しくなく誰が見ても理解できる。スクリーンで観るべきというレビューがあったけど、そう感じたのは最初のレースシーンくらいかな。このレースシーンは本当にアトラクションに乗っているような感覚になれた。きっと4Dで観たら大迫力だったに違いない。
私は全然ゲーマーでもアニオタでもないけどそれなりに楽しめたから、ホリックの人はもっと楽しめると思う。
IMAX3Dor4Dで観たなら口からは何も出てこなくなるほど色覚効...
IMAX3Dor4Dで観たなら口からは何も出てこなくなるほど色覚効果や臨場感が常軌を逸している。それに加えストーリー性もかなり確立されており、常時興奮してしまいます。CGと現実世界の掛け合いが更なる魅力を引き立て正に巨匠の逸作といえます!!作中を隈なく慎重に見ると凝りが一目でわかります!話は変わりますがスピルバーグ監督は社会派やSFの他にも様々な映画を世に送り出して来ましたが、今回のCG映像もこなせるとは驚嘆です!
確かに楽しいけど
確かに楽しい。VRの画面と実世界を行ったり来たり。懐かしのキャラクターも出てきて活躍したり。
でもそれだけだ。ガンダムたいして強くないし、アイアンジャイアントより弱そうだし、メカゴジラも出ているが。
そう、それだけナ気がする。
多分スピルバーグへの思い入れや、他にも色々出てきたであろうキャラクターの種類など諸々の要件はあるだろうが。
俺にとってはそのくらいだったということ。
それと、実世界でのドローンを使った殺害が映画の雰囲気にそぐわないと感じた。
オタクに優しいもので溢れた二時間半
あなたがもしオタクなら、特に好きなものについてよく早口で人にまくしたてて呆れられるようなオタクなら、この世に生きづらさを感じるようなオタクなら、絶対この映画を見たほうがいい。
この映画は人間にとって、特にオタクにとって気持ちの良いものの詰め合わせキットみたいなものだ。
美しい映像、童貞を導く美人ヲタヒロイン。美醜や学歴ではなく、サブカル知識やゲームセンスが問われる社会。
無能でオタク的粋を分かってないが故に敗れるインテリ敵やく。分かりやすい善悪構図。
観客が不快になりそうなもの、例えば努力や挫折、裏切り、仕事や学校、家庭などは殆ど排除されている。唯一出てくる不快要素である口うるさい家族なんぞは途中で小気味よく爆破される程だ。
量産型のラノベを思わせるような都合のいいストーリーにもかかわらず、美しい映像とセンスのいい演出、そして何より絶え間なく挿入される小ネタによって、それが鼻につくことなく作品を楽しむ事ができる。快感だけが押し寄せる二時間半はまるで質のいいワインを飲み干したときのような気持ちのいい酩酊感を私に感じさせた。本当に見て良かった映画だった。
SFやゲームなどのオタク要素が詰まっていて、好きな人にはたまらない...
SFやゲームなどのオタク要素が詰まっていて、好きな人にはたまらないですね。
古い年代から最近のものまであり、若い人でもわかるものはあります。
スピルバーグ監督に感謝です。
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