劇場公開日 2017年9月9日

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ダンケルクのレビュー・感想・評価

全607件中、21~40件目を表示

5.0美しい風景が

2024年4月5日
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鑑賞方法:VOD

第二次世界大戦に大きな影響を与えた事柄を時系列が絡み合って描かれていて、全体の結果は知っていたけど場所や個々の出来事を知ることができたとても面白い映画でした。
美しき海岸、美しい街並み、美しい海が逆に戦争の不条理、虚しさ、残酷さを引き立てていて空恐ろしくなったが、人の責任感、温かさの描写もあって深みのある内容でした。リバイバルがあれば劇場で観たい映画です。

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映画野郎

4.0誰もが主人公

2024年4月4日
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鑑賞方法:VOD

怖い

防波堤、海、空とあらゆる角度から
storyが進む
リアルな臨場感あふれる作りに
音楽も大きく関わっている
常に音楽がその場面に応じた音が
心情を表す様に鳴り響いている

空からの映像が素晴らしくて
空の青さと海の青さのコントラストが
美しくて戦争映画なのにと思ってしまうほど
兵士の
人間模様も生きるか生き残れるかの
選択に選択させられる緊張感と
死と向き合いながらの緊迫感
…生きて母国に帰る!
兵士の誰もが強い意思あって
そこから脱落してしまう兵も沢山
兵士たちの生きるための闘い
この兵士たち全員が主人公
どこまでも
諦めない覚悟が皆にある
運よく奇跡的に帰国できた
撤退してきた兵士は
住民からの温かい言葉が掛けられ
また国を守るため新たな戦いに出る

遊覧小型船の船長は
海をことをよく知っていて
人の命を一番としている
……心惹かれる
…戦争を
淡々と描くことで
誰に対しても
客観的に観ることができる
ノーラン監督の史実物としての作品。
上手く作られています

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しろくろぱんだ

3.0映像とサウンドデザインが素晴らしいノーラン印の秀作

2024年3月21日
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クリストファー・ノーラン監督作品には珍しく104分の尺が観やすくてイイ

フランスのダンケルクという地でドイツ軍の進軍・砲撃によって海岸線に追い詰められた英仏軍が史上最大の脱出作戦を敢行する様をひたすら描き続けるストーリー展開、いわゆるドンパチのバトルシーンで構成される戦争映画とはちょっと毛色が違います

クレジットも出てきますが、陸での1週間・海での1日・空での1時間の出来事を描いている事を理解しないといけません
それを更に細切れにしてクロスカッティングしているため、その大前提を理解していないと終始何やってるのか全然解らず大混乱が生じると思いますが、それだけ理解できれば基本シンプルな話なので映像とサウンドに集中できるかと思います

ほとんどが攻撃&逃げまどう戦争シーンで構成される本作ですが、よくある戦争ものみたいに身体の一部が吹っ飛んだり、無差別に銃が乱射されて兵士が撃たれまくり、血がドバドバ出る描写は全く無く、ただひたすら淡々とやるだけなので、とても観やすいとは思います

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Jett

4.0これは映画館で観たかった…!!

2024年3月15日
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全編通して、臨場感えぐい!!主観の映像が多くて、登場人物と一緒に戦場を体験する映画!
特に、重油にまみれたまた海に投げ出され、波の上は炎、波の中に入れば溺れ死というシーン…!すごい画だった

内容としては、祖国のために働くお仕事映画もしくは、祖国への帰還劇!ラストシーンのナレーションと映像が、また深い味わいになっている気がする。
フランス兵だから、ドイツ兵だから、や階級によって、船から追い出される、船に載せて貰えない、というのは海上戦ならではだし、ミリタリー映画らしい緊張感があった。

印象に残ったのは、ファーストカットの、ヒラヒラと舞い落ちるビラと街並みと後ろ姿の美しさ!「これはただのミリタリー映画ではないな!?」という期待感!
あと、ダンケルクから帰還する大型船、ダンケルクへ向かう小型船がすれ違うシーンもよかった
あと、もうダメか…ってとこで、小型船が次々と向かってくるシーン!

ミリタリー映画ながら画がめちゃ美しかったな〜!
時間のギミックで遊ぶ感じも、ノーランらしさも全開だったな〜!
時間も100分ちょいと、かなり短い尺なので疲れすぎず、体感型のエンタメ映画として大変楽しめました!

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とも

3.0戦争って。

2024年1月29日
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悲しい

鑑賞後に元ネタについて調べて、戦争があの後5年も続いたことに戦慄した。
どれだけ感動的で語り継がれるようなエピソードがあっても、所詮は人と人との殺し合い。
不毛である。

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Hej

3.5静かだけれど

2024年1月15日
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悲しい

歴史に詳しくなく、ダイナモ作戦を少し調べてから鑑賞。
第二次世界大戦のダンケルクの戦い、セリフは少な目で観ているこちら側に
体感するこに重視とあったがまさにそう感じた。

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RIRI

3.5予備知識が必要

2023年11月8日
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説明を極限まで省いた、ダンケルクでの救出劇を描いた作品。ある程度の予備知識を持って鑑賞した方がわかりやすい。
同じ時間軸でいろんな角度から話が進む。似たような兵士が出てきて(顔が汚れてるからか)区別がつかず少し混乱。
動員された民間船が犠牲を払いながらも、兵士への敬意を持って使命を果たすのに胸打たれた。
ゴジラ-1.0でオマージュとなってる場面ありとのことで鑑賞。

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may 929

4.0ノーラン印戦争映画

2023年10月8日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

ずっと重苦しい空気が流れ続けて、メインキャストたちが果たして無事に救出されるんやろかとずっと不安に駆られながらの2時間弱でした。

時代は第二次大戦、イギリス、フランスの連合軍がドイツ軍によって北フランスにある港町ダンケルクに追い詰められ、時のイギリス首相チャーチルの決断でダンケルクからの救出を試みる兵士の数なんと40万、大型船を着岸させるための桟橋なども空爆を受けてますます追い詰められていく中、軍艦だけでなく民間の船も兵士たちの救出に向かう、というお話。

実際にあった話なので、おおよそのアウトラインは把握できているものの、もちろん救出前に亡くなった兵士も数多くいたわけで、果たして彼らはどっちなのよ、とハラハラの連続。
実際そうなんだろうけど、敵兵の姿はほぼ描かれず。唐突に思いもしない方向から攻撃されるのでこれまたドキドキさせられる。

空からの攻撃にはイギリス軍も迎撃部隊が活躍したりもするけど、やっぱり敵の姿は分からず撃墜しても、あー飛行機落ちていくなーという描写。
描きたいのは敵のある戦いなのではなくて、いかに死と隣り合わせの状況で、死への恐怖で飲み込まれそうになる狂気に抗いながら、それぞれが生き延びたのか、ということなのかな。そういう意味では、ラストはふんふんなるほどね、と落ち着くところに落ち着いた感じになったと思う。戦争映画にしては後味はそんなに悪くない。

少しだけ時系列をいじったノーラン風味は加えられているものの、史実ベースなのでいつもよりは控えめな感じ。
ここがらしさと見るか別にいらんかなぁと見るかで若干評価は変わるかも。私は後者かな。

トータルとしては時間も含めてギュッと凝縮した感じになっているものの、中身は濃いし緊張感半端ないので、これ以上尺長かったら持ちまへん…。

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ハルクマール

5.0ダンケルク・スピリット‼️

2023年9月10日
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泣ける

怖い

興奮

この作品は21世紀に作られた最高の戦争叙事詩だと思います‼️監督は天才クリストファー・ノーラン監督‼️描かれるのは第二次世界大戦で史上最大の撤退作戦と呼ばれる「ダンケルクの戦い」‼️
降伏勧告のビラが兵士に降り注ぐオープニング。ドイツ軍の銃撃を受け、主人公トミーだけが走り逃げて広い海岸に出る鮮やかなシーン。海水に半分浸かりながら救助を待つ兵隊たち、その列に容赦なく浴びせられる爆撃。3機が編隊を組んで大空を滑空するスピットファイア。大海原を同胞の救出に向かう民間船。魚雷を受けて沈没する掃海艇と兵隊たちのパニック描写。重油まみれの海に浮かぶ無数の兵隊たち。夕陽に照らされながら不時着するスピットファイア。浜辺に散乱する無数のヘルメット。スピットファイアを燃やし捕虜となるパイロット、などなど‼️
とにかく一つ一つの構図とフレームが、練りに練られた印象的なモノで、加えて65mmフィルムで撮影されたらしい美しくリアルな映像と、凄まじい音響効果と視覚効果でもたらされる緊張感と臨場感はハンパないです‼️実際にドイツ軍の爆撃から逃げ回り、救助のため船を駆り、スピットファイアで敵機と交戦し、沈没する船で溺れちゃったような臨場感‼️これにノーラン監督一流の時間的サスペンスが加わります‼️これまでも「メメント」では逆行、「インセプション」では夢の階層ごとの時間経過、「インターステラー」では宇宙航行での時間的な歪みといった "時間" を重要な要素として取り入れてきたノーラン監督が究極のタイムスペクタクルとでもいいましょうか。描かれる陸海空の攻防の中で、陸:防波堤で救助を待つ兵隊たちの1週間、海:民間船で兵隊救助に向かう人々の1日、空:撤退作戦を支援するため飛び立つパイロットたちの1時間‼️この異なる3つの時間軸をシンクロさせて、3つの視点を切り替えながら描く手法‼️パイロットが見る民間船、民間船の船長が見るスピットファイア、民間船に救助される兵隊を援護するスピットファイア‼️それぞれの進行時間の中でそれぞれの視点から繰り返し描くその手法はまさに天才の仕事ですね‼️美しいシンセサイザーの音色に心洗われる音楽も、崇高的で格調高いと思います‼️この作品で描かれた事は "ダンケルク・スピリット" というイギリス人の誇りとして語り継がれているらしいのですが、ノーラン監督が素晴らしいのは連合国の勝利を描いた一方で、勝利は犠牲なしでは得られないことを明確に表現したことだと思います‼️救助された兵隊たちの一方で、担架で運ばれる兵隊たち‼️陸と海での救助作戦を援護、自らは燃料切れで敵方の捕虜となってしまうパイロット‼️カッコいいぞ、トム・ハーディ‼️まさしく名作ですね‼️
2023年9月10日現在、未だ上映日未定のクリストファー・ノーラン監督最新作「オッペンハイマー」‼️早く観たい‼️被◯国日本だけにいろいろな事情があると思いますが、配給会社の皆様の英断にチョー期待‼️

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活動写真愛好家

4.0ダンケルク、と聞いて

2023年9月8日
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キーラ ナイトレイ主演 つぐない を思い出した。

故郷に帰れるのかわからない絶望の海岸で、途方に暮れる英国兵たち…
ドーバー海峡を挟んだわずか数十キロ先の我が国に行けるのは、運、なのか。
砲撃を受けて海に投げ出される英国兵を見るたびにそう感じた。
 また、あえての少ないセリフ、主人公を明確に定めないような、陸海空、それぞれのドラマ…
 個の限界、戦争のもたらすどうしようも、ない大きさが感じられた。

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トッキー

3.5クリストファー・ノーラン監督のダイナモ作戦

2023年9月6日
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時間を編集して工夫しています。
陸海空それぞれ
迫力があり
好きな映画です。

円盤の特典映像に
時系列バージョンがあります。

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Don-chan

3.5どちらかというとダイナモ作戦

2023年8月6日
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悲しい

怖い

難しい

撤退戦の心情と感情のリアリティ。
セリフがほとんど無い。
時系列が分かりにくい。
映像、音は迫力あり。
ドイツ軍の描写が航空機以外無くて違和感。
沈没の恐怖。
撤退戦に興味があれば見るのあり。

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ヤスナリ

2.0これは…

2023年6月25日
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1958年の「激戦ダンケルク」と1964年の「ダンケルク」の後に視聴しました。

1964年版の「ダンケルク」は傑作です。こちらと合わせて視聴するのがいいかも知れません。

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みる

3.5臨場感

2023年6月8日
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鑑賞方法:VOD

前に「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」でダイナモ作戦について知り興味を持ったので本作を観てみた。
結果、作戦遂行の現場に居合わせたかのような臨場感だった。
現場の人々と同じく、作戦そのものについての詳しい説明はない。
視聴者は救助に向かう民間船の中とダンケルクの港で帰国船を待つ若い兵士の傍らの2箇所を行き来して、彼らと共に祖国に帰ることになる。
ダンケルクの戦いを描いた映画は沢山あるようなので、現場での緊迫感、名もなき英雄達の姿、非常時の集団心理などの戦争の幾つかの真実を、体験するように観るというノーラン監督の作戦もありだと思った。
役者陣の好演も光っていた。

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spicaM

3.5クリストファー・ノーラン監督ならでは

2023年4月14日
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歴史を描いてもやはりクリストファー・ノーラン監督らしさ満載だ。
ダンケルクの市街地と浜辺の美しさ、そして空・陸・海の時間軸の交差具合は、鬼才ノーラン監督ならではというところか。
少ない会話とリアルな音響が、この歴史の緊迫感をより効果的に再現していたと思う。
クリアな映像と不思議な淡々さ、とても印象的な作品だ。

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いけい

3.0ドラマチックな事もなく、リアルにその時、その場所ダンケルクにいたか...

2023年1月15日
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ドラマチックな事もなく、リアルにその時、その場所ダンケルクにいたかのような、淡々と時間が流れていく物語。
映画館で見るべきなんだな。

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Tak

3.0"感じる"映画

2023年1月1日
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泣ける

悲しい

知的

クリストファーノーラン監督が好きなんで見させて頂きました。
陸海空の3パターンの視点からドイツに攻め込まれ封鎖されたダンケルクという都市の様相を描いた作品です。

ただ、今回は第二次世界大戦中の英仏独の関係性に着目しないと背景描写が掴みにくい。
あとダイナモ作戦ってなかなか渋い作戦だったんですね。

非言語にこだわった臨場感は圧巻でした。
ウィンストンチャーチルも合わせて見ると良いかと

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吾輩の猫である

3.5考えさせられる

2022年12月17日
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鑑賞方法:映画館

良かったです

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シュウ

3.5戦争の体験談の細かな部分を映画化したかのような

2022年10月20日
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鑑賞方法:映画館

ノーラン作品には全幅の信頼とまではいかない程度の感想でしたが、「インターステラー」は個人的に好きな作品でした。

前評判の高さや宣伝展開の巧みさもあって、かなり期待していたのですが正直、「よく分からん」というのが素直な感想でした。

DVDで何度も鑑賞したり、解説書や歴史書を紐解いて何が起きているのかをきちんと理解できればまた違うのかもしれませんが、誰の視点でどこに着地点を置いて映画を見るのか、最後まで定まらないまま、映画が終わってしまいました。

歴史上の事実を映画化した、ということらしいのですが、空軍パイロットの視点で見れば、燃料計が壊れてしまい、残りどのくらい飛べるかがわからないので、僚機に残量を知らせてもらっているうちに、僚機が撃墜され、いつエンジンが止まるか知れない不安の中で、それでも30万の兵が海岸に追い詰められたのを守るべく、果敢にドイツ空軍に挑んでいくことは、事実なのでしょうか?

空中戦で損傷したスピットファイヤー戦闘機が、海上に不時着するときには、キャノピーが開かず、あわやパイロットが溺れかけますが、間一髪脱出に成功、民間船に救出されます。これなど、いかにも映画的演出ですが、史実だったのでしょうか?

エンジンが停止した戦闘機で、空中戦を戦い、どうにか敵を撃破したらしい(背景が一切語られないので、想像するしかない)戦闘機を、砂浜に着陸させるときに、ランディングギアが降ろせずに、手動でキコキコやってどうにか着陸したこととか、みょうにリアルな描写ですが、歴史上の事実なのでしょうか?いかにも映画的演出に見えたのですが。

これらのエピソードは演出にしてはずいぶん地味で、事実であればどうやってこんな些末なことが語り継がれたのか。あやふやです。そんな細かいことがたくさん積み重なって、この映画は構成されています。

まるで、戦争の体験談を読み漁って、ダンケルクの生き証人たちの語りを一本の映画にからめとったような構成です。空と、海と、陸から。

どうやら英国人はこの逸話を子供の頃から英雄物語的に聞かされているから、みんな常識のようにここで何が起きたかを知っているということらしいです。

であれば、こんな突き放したような映画でも、何を語りたいかがきちんと理解できるのでしょうか、フランス人やイギリス人たちは。

映像の迫力は文句なしに凄いです。音のリアルさも、飛んでくる砲弾の恐怖も、IMAXに勝る臨場感は得られないでしょう。それでも、映画としては散漫で共感の薄い作品でした。

まぁ、もういっぺんくらい見てみたいとも思いましたが。

2017.9.11

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うそつきカモメ

5.0後悔

Mさん
2022年10月2日
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映画館で見なかったことを心底後悔した。

追記
この映画を見終わって、ダンケルクの場所を確認した。イギリスまで、ほんの数十キロの距離だった。
この映画を先に見ておけば「ウィンストン・チャーチル」をもう少し深く見ることができたか。

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M
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