ハドソン川の奇跡のレビュー・感想・評価
全404件中、241~260件目を表示
クリント・イーストウッド×トム・ハンクス=名画 『アメリカン・スナ...
クリント・イーストウッド×トム・ハンクス=名画
『アメリカン・スナイパー』同様に、実話を撮らせたら右に出るものがいない
どんどん映画の中に引き込まれていく
208秒の判断で、155人の命を救ったのに、容疑者になってしまった男の物語
飛行機事故といえば大惨事になるところが、155人の乗客乗員全員生存という"奇跡”年齢に関係なく全ての人に観てもらいたい
じわーっと胸が熱くなる
「何が正しいのか?」と崩れそうになる機長と対比するような「それでも!」を貫き通そうとするアーロン演じる副機長が好きでした。けどそれ以上に「大丈夫!」とひたすらに目の前の命のために動く名もなき人々の行動に涙が出た。
しかしちょっと感動系に寄りすぎてる印象…。
責任と誇り
パイロットって仕事は大変だな。日々お酒も飲めないわけだし。人の命を預かるという事の責任と重圧はものすごいものがあるんだろう。
時間が正確だったかは分からないけど、映画の中で離陸してから着水するまでの200秒そこらの間にあれだけたくさんのことを判断し、状況を改善するための作業をしていることは凄い。経験と訓練の賜物であって、奇跡ではないと感じた。
ただ誰でも自分を疑ってしまう事はあるし、とても理解できる。仕事とはいえ必ずあとから批判してくる輩もいるし。それらを乗り越えるのは自分自身に対し誇りや自信を持っているかなのかなと。
事の大小は全く違うけれど、自分も仕事に誇りをもって取り組みたいなと思った。
最後のアメリカンジョークがいいたくてこの映画を撮ったのかな。悔しいけど笑ったw
勉強になりました( ´﹀` )
旅客機が不時着水してからの、機長の感情や苦悩などが描かれています。
乗客のことを一番に考え行動することのできる素晴しい機長だったからこその奇跡だったと、とっても勉強にもなったし最高の作品でしたヾ(*´∀`*)ノ
英雄と称賛を浴びた機長にこんなことが起きていたなんて、この作品を観て初めて知りました。
知ることができて良かったです。
本当のヒーローは〜〜
誰もが知っている出来事を単なるパニック映画にせず
その後の機長「サリー」に訪れたドラマを
丁寧に描いた何と言う大人なそして秀逸なドラマ。
飛行機のシーンも、殊更に英雄的な面や
事故の恐怖を煽るのではなく
淡々と、1人1人が自分のするべき事を全うしようとしていて
きっと実際のプロはこんな感じかもしれないなあ〜〜と
思わせる様な控えた描写が
「サリー」にある事実をもたらされた時に大きな感動を呼ぶ。
日本で言う、事故調査委員会のような組織の人々も
今回は損な役回りでは有るけど、
彼らもまた、プロである以上は厳しい質問もするだろうし、
プロとプロとのぶつかり合いが物語をグイグイとラストへ
引っ張ってくれる。
そんな中で
ニューヨークの一般市民の1人が「サリー」に有る言葉を告げる。
「サリー」は155人の乗客乗員だけで無く
人々の記憶さえも、深い絶望から救ったのだと思う。
何よりもこんなに中身の濃い作品をサクッと96分で
仕上げてしまうクリント・イーストウッドの潔さ!!
流石、プロ中のプロだな〜〜
良い映画観たな〜〜!と思いたい人に是非お勧めです!!
エンドロールは最後まで観てね!!
名匠×名優=傑作、ですね
名匠クリント・イーストウッドが監督で名優トム・ハンクスが主演と言う事実だけでも見る前から誰もが良作であろうと確信する中で、その期待にしっかり応えてしまう辺りはさすが名匠&名優と言わざるを得ませんでしたね。
しかも誰もが結末を知っている事故を、そして奇跡が起きると誰もが知っている奇跡を描いて感動させるほど難しい題材はないのに、それを描いてしっかりと結果を出してしまうところに改めて名匠の凄さを垣間見た気がしました。
また今回も賞レースを賑わすのでしょうね、でもまあこれなら仕方ないでしょ。
それにしても上映時間が96分とイーストウッドらしくない潔い上映時間には、最初目を疑ってしまいましたよ。
でも、わずか208秒の出来事を描いたと知って、なるほど納得。
むしろ普通に考えれば96分でも長いぐらいか、しかしまったくダレることなく、事故前、事故中、事故後の時系列を巧みに操りながら見る者を引き込むんでしまう構成力には、いやはや脱帽です。
そもそもシンプルな話なので、時系列が変わってもそれほど混乱することはなかったですし、その時々によってまた違った印象に映る演出には本当に唸らされました。
全てに無駄がなくコンパクトにまとめ上げ、仰々しさのない後味のいい感動を運んでくれる辺りは、さすがとしか言いようがありません。
しかし私はこの映画で初めて知ったのですが、英雄と呼ばれたサリー機長が、事故調査委員会にこんな厳しい追及を受けていたとは驚きました。
勿論、あらゆる観点で事故を調査し再発防止に努めることは必要だと思うので、委員会の方々は単に仕事をしただけだけの話なんでしょうが、本当にイライラしたなぁ。
まあおかげで映画的には緊張感たっぷりで、とても興味深く見れましたけどね、委員会の方々は悪役扱いでちょっとお気の毒・・・。
でも、これはいかにもイーストウッド監督らしい切り口ではありましたよね。
まさしくデータ至上主義の現代社会に警鐘を鳴らす演出だったとでも言いましょうか。
やはり最後は人の力、それを体現したサリー機長&ジェフ副機長には賞賛の拍手を送りたいですし、演じたトム・ハンクス&アーロン・エッカートもお見事の一言でした。
機長を信頼するジェフがとても良かったなぁ、最後のジョークも最高でした。
それと突然注目されることになった人間の、英雄の、苦悩・葛藤も物凄く伝わってくるものがありました、これもイーストウッドらしい切り口でしたね。
エンドロールの余韻もたまらなく良かったぁ。
プロフェッショナルな映画です
素晴らしい仕事で、大勢の命を救ったのに、一歩間違えば、犯罪者に
されてしまうという恐ろしさが、全体に緊張感を与えています。
これ本当にドキュメンタリー映画(?)と思えるような、緻密な場面
展開と、トム・ハンクスのうまい演技には、思わず見入ってしまいます
。
実際の事故のことを映画にしているのでどんでん返しのようなものはなか...
実際の事故のことを映画にしているのでどんでん返しのようなものはなかったけど、ちゃんとハッピーエンドで終わったからよかった。エンドロールの実際の人達が登場しているのもグッときた。
それにしても、事故は2009年の事なのに全然記憶ない。
それぞれの出演者たちの知的で落ち着いたたたずまい、時間の短さ、静か...
それぞれの出演者たちの知的で落ち着いたたたずまい、時間の短さ、静かなのに迫力のある映像、クリント・イーストウッド監督は果たして年を取っているのかと思えるほど、この作品も感動的でした。
最後のエンディングロールでも感動して涙が出ました。安全に飛べて、目的地について当たり前の今、あれだけ乗客に感謝された機長がかつていたでしょうか。
もちろん、トム・ハンクスの役作りも素晴らしかったです。
心の動き
もともとこのニュースは知っていたけれど、このように映画になることで、事実を知った。
機長の心の動きがとても上手に表現されている。ストーリーは複雑ではないけれど、人間の心の小さな動きも丁寧に見せてくれている。
周りを取り巻く人々。
実話のニュースを見たときは、機長はヒーローであるに違いないと思っていたのに、こんな苦悩があったとは…。
すべての物事には、良いと思う人、良くないと思う人、必ずどちらもいるものだ。
世の中はそういうものなのだ。
そして、どんなに機器が発達しても、人間のもつ感覚的なものは、真似できないし、大切なんだなとも思った。
人と人との繋がり、絆で世界は成り立っている。
最後もスッキリ終わって良かった。
良かった
クリントイーストウッド監督の作品はだんだん良くなっていく感があります。今回の作品も、ノンフィクションですが、機長の心理的な動きが良く理解出来て物語の中にスムースに入り込めました。
今の日本映画の監督にこのような作品が作れるのでしょうか。ドタバタの、身内だけがはしゃいでいる感のある、全然面白くない喜劇とかはもういいので、こういう重厚感のある作品に是非挑戦してもらいたいです。
すべてが大人の映画作り
ラスト近くの少ないセリフのいくつかに打ちのめされる。このパイロットたちのできる限り普通な佇まいとセリフの奥にあるプロフェッショナル魂と、映画人のプロフェッショナル魂が重なって涙。
世の中からこういった嗜みの映画がなくならないことを祈る。
これに比べれば「面白い」とはしゃいだ日本映画のほとんどは足元にも及ばない子供の映画
全404件中、241~260件目を表示