ハドソン川の奇跡のレビュー・感想・評価
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ハドソン川の奇跡
さすが、クリント・イーストウッド。
単なる事故の救出映画ではなく、その後を描いて、事故に会うとこうなると思わせる映画だ。
監督が変われば、ハラハラドキドキのパニック映画になるところだが、この映画は違う。
本当に数秒間で、飛行場が墜落するのか?
助かるのか?
判断も難しいだろうに、皆さん無事で、凄い。
川での、救助もよく判断できて、助けることができたもんだ。
ハドソン川の奇跡
実際の事故を基にしているとの事で興味深く思い観に行った
単なる救助映画ではなく、ヒーローが被告となり様々な世間の批評を受け、闘う所自分に置き換えて、悔しさ、焦れったさ、そしてハラハラドキドキ。
久々に映画を観て興奮しました
素晴らしい出来事
実話とのことだが、良く練れた内容(演出)だったと思う。
主人公の最後のセリフのごとく、機長のふんだんだけでなく、多くの人が関わったからこそ、奇跡的に誰一人として死ななかったのだろう。
その意味では、奇跡ではなく必然だったのかも知れない。
九死に一生を得た人は、生きていることを実感し、笑顔になんるんだろう。そして、その笑顔は、人々に希望をもたらすことができる。そんなことも感じた。
不時着水への疑念に対する収束のさせ方。静けさの中にある大きな熱から...
不時着水への疑念に対する収束のさせ方。静けさの中にある大きな熱からクリントイーストウッド監督らしさを感じました。作品に宿る人間力、トムハンクスの人間味、そしてサリー機長と周囲との絆に魅せられました。
まーまーおもしろい
まーまーおもしろかった。
飛行機乗る前に
墜落(着水)見てやろう(·∀·)とか思ったけど
趣旨がちがった(笑)
パイロットがヒーローか悪者かの話だった:(´◦ω◦`):
(今思えばサブタイトルかなんかに書いてた通り)
実話
実話だと分かっていて、内容も分かっていて観るけど、やっぱり凄い奇跡だったんだと思い直せる。
やっぱり作られたストーリーではないから、驚きやワクワク、大号泣なんてのはないけど、やっぱりみんなの協力が見られるシーンでは泣いてしまった。
トムハンクスのアップのシーンなんかは老けたなぁとしみじみしたりもしました!
面白かった
しかし流石にIMAXで観るほどではなかったと後悔
実話を盛ることなく歪めることなく
「155人の命を救い容疑者になった男」のキャッチコピーは煽りすぎ
そんな小細工がかえって映画に対する第一印象を歪める
デンゼル・ワシントン主演の「フライト」みたいな結末が待っていたらイヤだなと身構えていったがそんな心配は杞憂だった
実話を盛ることなく歪めることなく映画に昇華されていた
ドキュメンタリーちっく。
やっぱり実話は強いですね。映画としてのクオリティーも高いし、尺もコンパクトで良かったです。満足です。
実話という事で自分的にはドキュメンタリー的に観たので良かったですが、映画として何かを期待して観るとちょっと物足りないかもしれませんね。
物凄い感動があるわけでも、大どんでん返しがあるわけでもないので。
あの日の空を通して、今のアメリカに良心を問う
2009年の真冬日、ジャンボ機が鳥の群れに衝突し、両エンジンが停止、墜落を阻止すべく、ハドソン川に緊急着水。
機長のとっさの判断により、乗員・乗客155名全員の命を救った実際の事故を基に、巨匠クリント・イーストウッドが主人公の機長役にトム・ハンクスを迎え、初タッグを組み、挑んだヒューマニズム大作。
航空機事故を扱った映画では、ジョージ・ケネディがレギュラーを務め、70年代に人気を博した『エアポートシリーズ』がやはり思い浮かべるが、見せ場である事故当時のパニック描写を派手に描くのを回避している。
むしろ、其の後、審議委員会に過失責任を激しく追求された機長の葛藤に迫り、人間心理を問う事で、創り物ではないリアルな緊迫感を産み、観る者を引き込んでいく。
無茶な着水などせず、直ぐに空港に引き返せば、済んだのではないか?と検証シミュレーションが判断したため、機長の責任を巡り、やりきれない裁きが続く。
大惨事を喰い止めた英雄から一転、危険に曝した容疑者へと世間の見方が賛否分かれる危機は、ロバート・ゼメキス&デンゼル・ワシントンの『フライト』が未だ記憶に深い。
ドラッグ&アルコールまみれで糾弾されるのは自業自得だったデンゼル・ワシントン機長とは対照的に、今作のトム・ハンクス機長は、清廉潔白なのが大きな特徴である。
航空経験ゼロで機械を頼りに、犯罪者に仕立ててしまう委員会の矛盾と権力への怒りに、ストレートに感情移入できる世界観こそ、イーストウッド映画の真骨頂と云えよう。
冒頭で、機長が毎晩うなされる墜落事故の悪夢は、9・11の惨劇を暗示し、更に、夫婦はリーマンショックの余波をモロに受け、住宅ローンの支払いに頭を抱えるetc. 当時のアメリカは正にドン底時代だった。
見渡す限り暗闇だらけの現実において、多くの人命を救った機長は、光を照らす唯一のヒーローだとマスコミは持ち上げるが、其の分、バッシングの標的と化し、家族も苦しめられる。
しかし、長引く審議に精神を折れず、機長は最後まで真実を説き、無罪を掴めたのは、決して自分だけの手柄で起こした奇跡ではなく、副操縦士、CA、管制官、そして、レスキュー隊etc. 多くの協力が合致して、成立できた事を充分に理解し、素直に感謝している人間だったからに尽きる。
テレビをつけると、いつもトランプとヒラリーが罵り合っている今のアメリカ。
醜くて呆れるばかりである。
あの日の空の出来事を通して、アメリカ国民の一人一人の良心をイーストウッドは改めて問いたかったのかもしれない。
では最後に短歌を一首
『空に帰す 沈む翼に 問う現実(いま)を 机上の嵐 夜明けに駈ける』by全竜
とてもいいヒューマンドラマ
96分でまとめられているのがすごい。
トムハンクスの演技に惹き込まれていました。
表と裏がよく描かれていて良かったです。
その場にいないと分からない、感じないことってあると思います。副操縦士?めっちゃ好き!
英雄と謳われて華やかなだけでは無いのですね。
さすがクリント・イーストウッド監督です。
トム
相変わらずタイトな尺。208秒を描くには100分もいらない。繰り返される208秒、比べるべきは11minutes。イーストウッドの飛行機ものはFirefoxっていう素晴らしくBな作品があるけれど、今回もクライマックスはフライトシュミレーター装置を持ち出してきたりしてすごくBなノリ。そこが素晴らしい。
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