雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのレビュー・感想・評価
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誰でも亡くせば壊れる
邦題に惹かれたけど、結局妻の言い分は何だったんだろうとそこばかりに気を集中させてしまったな…原題の解体もいいけど日本語だと微妙…でもこの邦題は好き。
ジェイクの演技力は底知れない。トイレで泣くシーンなんて本当に心が痛んだ。
余韻がじんわりとほんのり後から来る。こういう飾らない、気取ってない作品もっと増えたらいいな。
誰かに会えなければ壊れてしまう
いい映画 ※ネタバレあり
たぶん、映画が好きな方でないと途中で寝てしまうのでは無いでしょうか。
後半に至るまでの描写が抽象的で、わかりにくく描かれています。
でも、「愛していなかった」と気づいたはずなのに、要所要所で思い出のような描写が挟まれる。
彼女がいた時間が、彼にとって気にもとめないような「ごく当たり前の日常」であったかのような描写。
愛していなかったんじゃない。当たり前の日常が一瞬にして無くなって、思考が追いついていなかっただけだったんだと気づいて涙するシーンは、一緒になって泣いてしまいました。
わかりにくい描写があるために、「良さがわからない」「意味がわからない」と言われていることがとても残念です。
もう一度観たいと思います。
素敵な映画をありがとう。
ウォール街のエリート銀行員として出世コースに乗り、富も地位も手にし...
ウォール街のエリート銀行員として出世コースに乗り、富も地位も手にしたデイヴィスは、高層タワーの上層階で空虚な数字と向き合う日々を送っていた。そんなある日、突然の事故で美しい妻が他界。しかし、一滴の涙も流すことができず、悲しみにすら無感覚に自分に気付いたデイヴィスは、本当に妻のことを愛していたのかもわからなくなってしまう。義父のある言葉をきっかけに、身の回りのあらゆるものを破壊し、自分の心の在り処を探し始めたデイヴィスは、その過程で妻が残していたメモを見つけるが……。
デイヴィスの感覚わからなくもない。自分の奥底の感情を捉えきれず、何処かに置き忘れたのはもう何年も前からだったんだろう。でもやはり単純に羨ましさが無いから、ただラストで良かったねという風に思うだけだった。
最初は思ってたのと全然違った。 もっと映像が綺麗で、エモーショナル...
説明されてないことがあるみたい。果たして真実は
前の人のレビューを読んで気づいたこと。
中絶した子供は先天性の障害がある。ダウン症!?
なぜならメリーゴ―ランドに乗っている子供達は皆ダウン症。そうだ!観なおしてみた。
ほんとに不倫相手の子供なのか、主人公の子供だけど障害があるから中絶したのか?それも疑問でした。
「雨の日は会えない、晴れた日は思い出す。」って言葉を作品中で観た時は、それは不倫相手のことかなって私は思いました。
そのショックにやっと主人公の心は崩壊?緩んで彼女を愛していた心にたどり着いた。って感じで。
破壊したい欲求に忠実に行動したくても、理性が止める。
忠実に行動する姿ってどんなか観たくてこの作品を選びました。
主人公と女性の醸す雰囲気が何気とてもエロティックでドキドキしました。
主人公と妻の間に愛があったことが映像から深く感じれたら又この作品がより心を打ったでしょう、それを感じれなかったことは残念です。
晴れた日は家を壊す。
設定があまりに似ているため「永い言い訳」と比較してしまう
のは致し方ないことだと思う。自分の心を再度新構築するため
他者と関わり子供を交えるのも似ているが、誰もが同じ方法で
立ち直れるなんてことはない。今作の主人公は徹底的に壊して
バラバラにして方法を探る手段に出るが、あまりにダイレクト
に家までぶっ壊すものでやや退いてしまった。詩的なタイトル
の意味は最後に分かるが、原題との差が大きいので戸惑う観客
もいると思う。自身もこういう内容だとは思わなったが、新鮮
な表現にギレンホールのはちきれんばかりのキレ演技が作用し、
何ともいえない印象を残した。義父のクーパーが好演している。
今まで人としての心を持っていなかった、何にも関心がなかった男が妻を無くしてから色々なことに興味を持ち始めていく。それは普通とは違う。分解、破壊という好奇心に駆られる。
本当は彼女が自分にとってかけがえのない人だったんだと気づいた。
初めて彼の演技を見たのはTVでやってた「day after tomorrow」だった。ギレンホールの演技は凄い。美形で睫毛長くて。
題名とパッケージの絵に興味を持って借りたが邦題は内容と関係ないと思う。
この邦題の意味が……
やっぱり、こういった役をやらせたらピカイチなジェイク・ジレンホール!
仕事に没頭し続けた余り、人としての感情を何処かに忘れてしまい、妻を愛していたのかさえも判らなくなった男の、再生の物語。
再生と破壊は同じだと云うことを、ヴィジュアルで表現している。
主人公のデイヴィスは、最後の最後で人間らしい感情を取り戻し、それを受け入れてくれた義理父がまた良い。
ナオミ・ワッツ演じるカレンの息子がまた良い味出してた!
彼もまた、解き放たれた一人なんだなと。
ただ、邦題の意味を探り探り観てたけど、全く意味不明だった。
原題を日本語訳にしてタイトルにしたらビミョーだって言うのは判るけど、この邦題は作品に合ってない。
作品の趣旨と違うでしょ!
ジェイクギレンホールの素晴らしい演技
奥が深い映画らしい
破壊
妻を失った夫の再生の過程が『破壊』という方法だったのが斬新。
色々なものを破壊していく過程で、亡き妻との生活、自分の行動や想いを蘇らせて、納得いくまで 破壊しまくる感じがクレイジーだった。
防弾チョッキ着ていても、あれはビックリ。
家庭環境はこどもの情緒にダイレクトに影響するなって確信が持てた!
色々な形の愛があるけど、包容力ってことなのかな。
・・・
ぼくは彼がすきじゃない。
どーしてかな、ブロークバック・マウンテでホモを演じたからかな?(笑)、それとも複雑な性格な役柄をいつも演じているからかな?。こればっかりは仕方が無い。きっと、多様なひとへ対する、ぼくの好みの問題だ。
理由はない。ただ、偏向した自分、つまりひととしてそうなだけだ。そのことに対して彼に申し訳ないと思っている。
映画のはなしへ戻ろう。
こうしたオトコはたくさんいる。つまり、根本的な何かが欠けている。自分に正直になれば、カタチを壊すって、そういうことだ。
オトコ達は社会性を期待されるから、結局のところソレをかくして社会性を身についているように見せる。
それをやめたら、より苦しくても質の良い世界が待っている。ベストじゃないけど、ベターな世界だ。最悪よりもっと良い。
自分もそうだが、彼等もあらゆる意味において「自分がしたいことをする」を選択している。
ひとは迷うのだ。未来を間違えるのだ。
予定を変える勇気のある判断が現実の自分を救う。失敗が、世界への理解を深める。
たった1年の森の暮らしが自分を変え、主義主張や何かではなく、ただちがう場所で生活をする、身を置くことが必要な時がある。
きっと、そうだと思う。
その閾値が彼のダンスで、ダンスで解放される。
「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」
ダラス・バイヤーズクラブのジャン=マルク・バレー監督作品なので、期...
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