雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのレビュー・感想・評価
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ナルシスオーラと小物臭が滲み出る!!
ジェイクのファンですが、投資会社の男性が終始自分語りをして、自分に酔っている感じがキモく、正直どうでも良い映画でした。競争相手をヤるとかはなく、底辺労働者や他人の物に絡みに行くのも不快な感じです。「ダラス・バイヤーズクラブ」の監督ですが、今回はこれ以上失うものは何も無いし、とても狭い世界を描き、何も得るものが無い映画です。これで殺人犯なら動機にはなると思いますが、物に八つ当たりするだけです。お金に対する呪縛を解く為に、壱万円札を破ってみようというものがありますが、他人の物に当たり散らして損壊するのはあまりにも小物過ぎてショボいので、投資会社の人という設定ならジョーカーのように札束の山に火を点けて欲しかったです。多くの人を散々不幸にして儲けた反動というものがストーリー的に、因果応報としてはあまりにも足りません。
本当の気持ちに気づく
良い人であった奥さんが突然死んでしまう。
そこから、彼女のこと、自分の事、2人の事、家族の事、いろいろなことに気づいていく物語なのかなぁ?
時々挿入される奥さんの映像は心象風景みたいでした。
カレンさんと息子さんとの出会いが、かれをいろんなところに連れて行ってくれる。
例えば、メリーゴーランドとか。
破壊しないと新しいものができないのかもしれない。
音楽が良かった。自然に映像と馴染んでいた。
邦題勝ち
妻を急に亡くした主人公デイヴィスに、義父(妻の父)フィルがかけた言葉。
「心の修理は車の修理と同じ。分解して組み立てていけばいい」。
妻が亡くなる直前に「冷蔵庫の水漏れを治してほしい。父から2年前に工具を王れ然とされたでしょ」と言っていたからか。
冷蔵庫、職場のパソコン等次々分解し。エスカレートしてしまいには、ピカピカの自宅まで破壊するって、どうよ?!。
一軒平凡なのにこんなクレイジーな役。ジェイクにぴったり!「ナイトクローラー」を思い出しました。
「妻が死んだのに悲しくない」と言いつつも、過去の回想シーンで度々妻が出てくるところでは、「美しい思い出」からの悲しさの表情が出ていたような。
現在と過去の往復の内容の中で、デイヴィスがくらげのように漂い、自分の居場所を探している。ただその探し方が「物を破壊する」という刺激的な行動なだけで。
自販機の苦情受付係、カレンとその息子との交流が、荒っぽいけどデイヴィスがちょっと前を向いた感じかな。ひとりぼっちだったらどうなっていたことか。
壊しまくっていたデイヴィスが、壊さなかったもの。この終わり方が明るい締まり方でした。よかったね。
邦題の意味が、wowowのW座での解説でわかりました。妻のメモから来てるのね。なるほど、わかりにくい!
これわかる?わからんよ
感情がぶっとんで破壊衝動にかられる主人公、それがショックによるものなのか、もともとそういう人間なのか、わからないまま話は進んでいく。苦情が発端で知り合う子持ち女と親しくなるが、その恋愛を描くわけでもない。問題ありの息子と共鳴し、破壊行為をいっしょに行なう。亡き妻のおやじとは険悪な仲となる。
喪失感をはじめて感じたのは、亡き妻が残したメモ「雨の日は~」を見て。想い出の浜辺にメリーゴーランド設置。男の子からビル爆破のプレゼント。
と以上のような流れかとは思うが、これわかる?わからんよ。
ただわからないからつまらないのではない。いろんなものが詰め込まれてこっちが整理できないだけ。整理できないこともある。
期せずして伴侶を失った時にみる映画
色々難しいが最後の感じは良かった。
雨の日は〜の意味は解説を聞いて初めてわかったし。サンバイザーに貼ってあるとこが肝なのね。
マイマイガの幼虫が人体に入り込み食い荒らす症例があるのか!?と思わずググってしまった。
防弾チョッキはヒヤヒヤ
釘を踏み抜いた事がある人にはあの痛みが分かるはず
愛していたけど疎かにしていた、にはドキッとした。
いつも分からんナオミワッツ、今回はわかりやすかった。裏MVP!
妻を失って気付くこと
主人公(ジェイク・ギレンホール)は銀行の社長令嬢と結婚、昇進が約束されていたが、交通事故で妻が亡くなり、自分自身のポジションが分からなくなる。
分からないので何でも壊し始めて顰蹙を買うが、妻との思い出までもが壊され・・・。
分からなくなったらマンボウのようにプカプカ浮いていればいいのに。
誰でも亡くせば壊れる
邦題に惹かれたけど、結局妻の言い分は何だったんだろうとそこばかりに気を集中させてしまったな…原題の解体もいいけど日本語だと微妙…でもこの邦題は好き。
ジェイクの演技力は底知れない。トイレで泣くシーンなんて本当に心が痛んだ。
余韻がじんわりとほんのり後から来る。こういう飾らない、気取ってない作品もっと増えたらいいな。
誰かに会えなければ壊れてしまう
互いが特別に大切である筈の夫婦、恋人、親子、兄弟姉妹、親友でさえ、互いに傷つけあい、互いを壊し合う。だが、互いに大切に思っている事は間違いなく、そうしなければならない理由がなくてはならない。私達は互いに壊し合う。時に粉々に砕け散る程に。そうして、壊れて欠けた自分の部分に、相手の欠片を拾ってあてはめる。互いを理解しようとする余り。
いい映画 ※ネタバレあり
たぶん、映画が好きな方でないと途中で寝てしまうのでは無いでしょうか。
後半に至るまでの描写が抽象的で、わかりにくく描かれています。
でも、「愛していなかった」と気づいたはずなのに、要所要所で思い出のような描写が挟まれる。
彼女がいた時間が、彼にとって気にもとめないような「ごく当たり前の日常」であったかのような描写。
愛していなかったんじゃない。当たり前の日常が一瞬にして無くなって、思考が追いついていなかっただけだったんだと気づいて涙するシーンは、一緒になって泣いてしまいました。
わかりにくい描写があるために、「良さがわからない」「意味がわからない」と言われていることがとても残念です。
もう一度観たいと思います。
素敵な映画をありがとう。
ウォール街のエリート銀行員として出世コースに乗り、富も地位も手にし...
ウォール街のエリート銀行員として出世コースに乗り、富も地位も手にしたデイヴィスは、高層タワーの上層階で空虚な数字と向き合う日々を送っていた。そんなある日、突然の事故で美しい妻が他界。しかし、一滴の涙も流すことができず、悲しみにすら無感覚に自分に気付いたデイヴィスは、本当に妻のことを愛していたのかもわからなくなってしまう。義父のある言葉をきっかけに、身の回りのあらゆるものを破壊し、自分の心の在り処を探し始めたデイヴィスは、その過程で妻が残していたメモを見つけるが……。
デイヴィスの感覚わからなくもない。自分の奥底の感情を捉えきれず、何処かに置き忘れたのはもう何年も前からだったんだろう。でもやはり単純に羨ましさが無いから、ただラストで良かったねという風に思うだけだった。
最初は思ってたのと全然違った。 もっと映像が綺麗で、エモーショナル...
最初は思ってたのと全然違った。
もっと映像が綺麗で、エモーショナルな作品かと思ったけど、静かで原題の通り破壊的だった。邦題はもう少し考えた方が良かったのでは。
最後の数分で評価がぐんと上がったかな。
辛抱して最後まで見て良かった(^^)ハッピーエンドって大切だなー。
音楽は好みじゃなっかたけど。
説明されてないことがあるみたい。果たして真実は
前の人のレビューを読んで気づいたこと。
中絶した子供は先天性の障害がある。ダウン症!?
なぜならメリーゴ―ランドに乗っている子供達は皆ダウン症。そうだ!観なおしてみた。
ほんとに不倫相手の子供なのか、主人公の子供だけど障害があるから中絶したのか?それも疑問でした。
「雨の日は会えない、晴れた日は思い出す。」って言葉を作品中で観た時は、それは不倫相手のことかなって私は思いました。
そのショックにやっと主人公の心は崩壊?緩んで彼女を愛していた心にたどり着いた。って感じで。
破壊したい欲求に忠実に行動したくても、理性が止める。
忠実に行動する姿ってどんなか観たくてこの作品を選びました。
主人公と女性の醸す雰囲気が何気とてもエロティックでドキドキしました。
主人公と妻の間に愛があったことが映像から深く感じれたら又この作品がより心を打ったでしょう、それを感じれなかったことは残念です。
晴れた日は家を壊す。
設定があまりに似ているため「永い言い訳」と比較してしまう
のは致し方ないことだと思う。自分の心を再度新構築するため
他者と関わり子供を交えるのも似ているが、誰もが同じ方法で
立ち直れるなんてことはない。今作の主人公は徹底的に壊して
バラバラにして方法を探る手段に出るが、あまりにダイレクト
に家までぶっ壊すものでやや退いてしまった。詩的なタイトル
の意味は最後に分かるが、原題との差が大きいので戸惑う観客
もいると思う。自身もこういう内容だとは思わなったが、新鮮
な表現にギレンホールのはちきれんばかりのキレ演技が作用し、
何ともいえない印象を残した。義父のクーパーが好演している。
今まで人としての心を持っていなかった、何にも関心がなかった男が妻を無くしてから色々なことに興味を持ち始めていく。それは普通とは違う。分解、破壊という好奇心に駆られる。
本当は彼女が自分にとってかけがえのない人だったんだと気づいた。
初めて彼の演技を見たのはTVでやってた「day after tomorrow」だった。ギレンホールの演技は凄い。美形で睫毛長くて。
題名とパッケージの絵に興味を持って借りたが邦題は内容と関係ないと思う。
この邦題の意味が……
やっぱり、こういった役をやらせたらピカイチなジェイク・ジレンホール!
仕事に没頭し続けた余り、人としての感情を何処かに忘れてしまい、妻を愛していたのかさえも判らなくなった男の、再生の物語。
再生と破壊は同じだと云うことを、ヴィジュアルで表現している。
主人公のデイヴィスは、最後の最後で人間らしい感情を取り戻し、それを受け入れてくれた義理父がまた良い。
ナオミ・ワッツ演じるカレンの息子がまた良い味出してた!
彼もまた、解き放たれた一人なんだなと。
ただ、邦題の意味を探り探り観てたけど、全く意味不明だった。
原題を日本語訳にしてタイトルにしたらビミョーだって言うのは判るけど、この邦題は作品に合ってない。
作品の趣旨と違うでしょ!
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