アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

劇場公開日:

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場

解説

戦地から遠く離れた会議室でドローンが映し出す映像を見ながら戦争に加担する人々の葛藤を描き、現代の戦争の闇を浮き彫りにした軍事サスペンス。イギリス軍の諜報機関で働くキャサリン・パウエル大佐は国防相のベンソン中将と協力し、ナイロビ上空を飛ぶドローンを駆使してロンドンから英米合同軍事作戦を指揮している。そんな中、大規模な自爆テロ計画の存在を突き止めた彼らは、アメリカ国内の米軍基地にいるドローン・パイロットのスティーブに攻撃命令を下すが、殺傷圏内に幼い少女がいることが判明。キャサリンは、少女を犠牲にしてでもテロリスト殺害を優先させようとするが……。「クィーン」のヘレン・ミレンが正義感に燃える指揮官キャサリン役を、2016年1月に他界したアラン・リックマンがベンソン中将役をそれぞれ演じる。「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」「ツォツィ」のギャビン・フッド監督がメガホンをとり、俳優コリン・ファースが製作に参加。

2015年製作/102分/G/イギリス
原題:Eye in the Sky
配給:ファントム・フィルム
劇場公開日:2016年12月23日

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(C)eOne Films (EITS) Limited

映画レビュー

4.0故アラン・リックマン、最期の演技を見逃すな!

2016年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

最新テクノロジーを駆使したドローン戦争の実態を描くまさに驚きの一作だ。一口にドローンと言っても上空から爆撃可能なものから、小鳥、あるいは昆虫サイズの密偵用のものまで使用機体は様々。その作戦命令をめぐって、現場の工作員、ドローン操縦室、英国軍の作戦室、そして英政府高官が集う指令本部といった四元中継を交えながら、この変則的な室内劇は得も言われぬスリルとサスペンスを増幅させていく。

工作員は現場で駆けずり回り、他の登場人物たちは職務上、室内で席に張り付いたまま。その動と静のせめぎ合いが本作に強烈なコントラストをもたらしてやまない。また、誰もが職務と信念に従って正しい行いをしているつもりでも、そこに伴う煩雑な手続きや責任の所在の明確化、法的解釈などによってジレンマは増すばかり。故アラン・リックマンが最期に放つ台詞の重みもさることながら、救う命、奪う命をめぐる鋭いテーマが、深く胸に刺さって抜けない鮮烈な一作である。

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牛津厚信

3.5これリアルなのかな

2024年5月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

こんな事が現実に行われている?という点に衝撃を受けた。
テロの情報を事前にキャッチすることがあるけど、こんな風に監視してるのかな。脚本的には単純だったけど、勉強になった。
評価:3.5

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bigsuke

4.0それぞれの立場、理性、感情

2024年1月1日
PCから投稿
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プライア

4.0現代の空爆

2023年11月19日
スマートフォンから投稿
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かっちゃん
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