シャザム!のレビュー・感想・評価
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思春期の失敗でありがちなのが、調子こいて相手を困らせたり挙句に怒ら...
思春期の失敗でありがちなのが、調子こいて相手を困らせたり挙句に怒らせちゃうこと。
ほっといたら大人になっても苦く残ってしまうし、大人でもやりがちな失敗。成長してない。
この作品を見て、そんな自分の記憶を思いました。
と言いつつ、作品のトーンは全体的に明るい(成長の結果、明るくしてるところもある)し、物語の構成も分かりやすく、時にバカッターばりに自作自演してしまうあたりは吹き出しそうになりました。
ヴィランについては子供も見れるようにソフトなアプローチをしているので、グロ表現や悪役のエグさを重視する人には向いていません。
dc映画の傑作
遅ればせながら鑑賞いたしました。期待値通りの面白さでした!吹き替えで見たのですが菅田将暉も案外悪くなかったです。スタイリッシュなアクションシーンはあまりないですがコミカルなシーンが多くて見てて全く退屈しませんでした!主演俳優のザッカリーはチャック以来に見ましたがおちゃらけなイケメンでサイコーでしたね。アクアマンといいDCコミック映画も良作ばかり出てきました。後が楽しみですねー!
DCの新天地
当初はリアル、シリアス路線を歩んでいたDCユニバースだが「wander woman」以降の作品は少しずつ明るみを増す。
本作、SHAZAM! は完全にシリアス路線を外れ、コミカル、ユーモア、ポップといった軽快なタッチで描いた作品となっている。
SHAZAMの特徴である「見た目は大人、中身は子供」という身体と心のアンバランスがなんとも楽しい演出を生み出す仕掛けだ。
子供なら誰しももつ、見栄、所作、行動、言動、焦燥、顕示欲。これらをZachary Levi(ザカリー・リーヴァイ)が見事に体現し、彼のもつコミカルさが見事にSHAZAMの設定と合致している。
悪役(ヴィラン)の設定は主人公と同じような境遇ながら、対比する設定。
しかしあくまでも本作は「ヒーロー誕生譚」なので、個人的には少し薄味といったところ。
終盤は少し詰め込みすぎといった印象で、幾つか突っ込み所はあるが、映画全体としては良くできた作品であるには違いないです。
いつか「JUSTICE REAGUE」の続編での活躍を願います。
今後のDCも目が離せない!
逆コナン君
見た目は大人、中身は子供の逆コナン君だと聞いていたけれど、設定はまさにそれ。ちゃんとヒーロー映画してて、しかもポップで楽しくて、笑えてハッピーになれる。ストーリーの詰まった重い映画じゃない、頭空っぽにしたいなーって時にぴったりです。楽しかった。最後に兄弟とヒーロー仲間になるのも最高でした。ヒーローが一人じゃないって良いよね!
予想を裏切るおもしろさ!
字幕版を観たかったけれど、上映時間が合わなかったので吹き替え版を鑑賞。
あまり期待していなかったけれど、ストーリー、アクション、吹き替え声優陣も大満足でした。
コミカルとシリアスの配分も軽くなり過ぎず、重くなり過ぎず絶妙。
シャザ厶になりたての主人公が色々しでかす場面は声を出して笑うではいかなかったけれど、無邪気に能力を振り回す姿はこちらにもワクワクが伝わってきて楽しかった。
ラスト子どもたちが一斉に変身するシーンは胸が熱くなった。
似たような不幸な子ども時代を送ったヴィランにも救いの手が届けばいいのに。
次回作に期待。
笑える、アツくなれる、びっくりする
DCコミックスのヒーロー。
魔術を手に入れたビリーが、同じく魔術を手にした男と闘う。
シャザムと叫ぶとスーパーヒーローに変身できる。
見た目は大人に変わる。
ただ中身は子供のまま。
悪役もかつては孤独を感じていた少年。
なのでビリーも同じ気持ちはわかる。
ビリーは里親に預けられていて、20回以上逃げている。
本当の親?に会えるも親はそれを望んでいないようであった。
シャザムに変身した後に動画サイトで拡散されるのは面白かった。
愉快なアクションにDC特有の哀愁を添えて
中学生が呪文を唱えることで
スーパーマンばりの大人になる話。
中身が中学生の悪ガキなだけに
かなり親しみのあるキャラに仕上がってた。
スマホ充電やユーチューブ投稿など
まさしくやってることは今時の子ども。
それがだんだんヒーローとしての責任や
自覚を持ち始めていく様は
サムライミ版スパイダーマンを彷彿とさせる。
主人公はただの悪ガキではなく
孤児であって家庭問題に難あり。
DC特有の主人公の闇や哀愁があって
ただ笑えるだけでなく泣けるとこもある。
劇中ではDCネタがかなり豊富で
ファンはにやりとするところがたくさん。
終盤の盛り上がりは最高だったし
これからの展開が楽しみです。
どうでもいいけどフレディくんの
笑い方がめっちゃ好きだった。
面白かった!
見た目は大人、中身は子供!?
コナンの逆!?
身寄りのない、いまどきの悪ガキくんが、ある日突然なぞの魔術師から魔法の力を与えられた。魔法の言葉「シャザム」と叫ぶとスーパーヒーローシャザムに大変身!(もちろん大人)してしまう。そして、おもしろおかしい、ヒーローもので有りがちのストーリーで、コメディ?ユーモアたっぷりのヒーロー物語、いや戦隊ヒーロー物語。
途中クイーンの曲あり、スーパーマンやスパイダーマンを彷彿させるようなシーンあり。
始めのうちは、よく分からなく退屈な感じ(笑)だが、ストーリーをちゃんと見ておくのが、キー(鍵)ポイント!
シャザム(SHAZAM)の名前は神々の頭文字!神レベルの強さということらしい。
S:ソロモンの知恵(SOLOMON)
H:ヘルクレスの剛力(HERCULES)
A:アトラスのスタミナ(ATLAS)
Z:ゼウスの万能(ZEUS)
A:アキレスの勇気(ACHILLES)
M:マーキュリーの神速(MERCURY)
ご参考まで。
明るいDCの方がいい!
DCヒーローの新たな実写化作品。
中身は子どものまま見た目がヒーローになるってのがポイントだが、そのバカバカしさが面白い。とかくDCは暗い感じになってしまうが、これはもう単純に楽しめる映画だった。ヒーローものはこういうのがいいね。
家族、仲間ってヒーローものにありがちなテーマもバランスよく盛り込んでた。里親に引き取られた子どもたちって設定をうまく活かしてた感じ。
ただ、純粋な心をもった少年少女をたくさんテストし不合格出してきたシャザム本体がなぜあの少年を選んだのかが伝わってこなかった。純粋なくせにたくさんいたずらしてるし!なんなら犯罪も犯してた!納得いかないなー。
家族になろうよ(おしっこできないヒーローバージョン)
3歳のときにいなくなった実の母親。
一緒に暮らすことになった里親と里子。
そりゃあ14歳なら実の母親に会いたいよね。
会って数日の人たちを家族だと思うのは無理だよね。
ありきたりといえばありきたりなテーマかもしれないけど、エンディング前の食事のシーンはグッときました。
14歳の頃の自分と比較すると、立派だな~って思っちゃう。
大笑いを期待したけど1つも。
笑える映画を期待したが1度も笑えるツボがなかった。
内容的にも、話の流れに無理や不自然さを感じてしまった。
悪役と戦うシーンも緊迫感に欠けた。
大人に変身後のシャザムの顔立ちがあまり好みでないオニイサンで残念だったこともある、映画として爆笑させてくれそうな予告だったので顔立ちは二の次で観たのだが、笑えなかったので肩透かし。
続編がありそうなエンドだったが白けてしまった。
良かった点は難しくないので頭が疲れなかった。
鑑賞記録
○近作のアクアマンが壮大すぎる一大アクションエンターテインメント作品であったのに対し、本作は実に小規模で、いい意味で軽い仕上がりの作品だったと思います。ギャグやコメディ演出など多分デッドプールを意識してると思うんですが(宣伝のポスターなんかは特にデップー1を意識してると思うんだ)、エログロブラックジョークてんこもりだったデップーに対して、おバカでしょーもない(褒めてるよ)クレヨンしんちゃん的ギャグであったように思います。大衆向けのエンタメ作品ではあると思いますが、本作についてはものすごくティーンエイジャー向けだったように思います。何にも考えずに観ていられる、そんな良さがあったんじゃないかな。
○本作を観て感じたのは、純粋でピュアであるということはイコール性善ではないし、転じて性悪にもなり得るということ。子どもを相手にする職業柄、「その根性を叩き直してやる」的な状況によく遭遇するのですけれど、悪さをする子って(もちろん悪さをしてやろうという意思をもって悪行に及ぶ輩もいますが)善とか悪とか深く考えずに好奇心と衝動で動いている場合もあるのかなって、ビリーの姿を見て感じました。加えてマークストロング演じるシヴァナのように抑圧された精神が承認欲求を増長させてしまうのかということも考えさせられました。
・面白かったんだけど、クライマックスに訪れるある展開からが少し長く感じてしまって。クリーチャーどもも実体がないからかぶっ倒したという実感が湧きにくい…なので延々と殴り合いしているような感じがして。。戦闘シーン自体も特別目新しい感じはなかったので、まあ、こんなもんかなあって。
そういえば「血のつながりを持たぬもの同士は家族になり得るのか」っていうテーマ、GoGやデップーでも扱ってたなぁ。そう思うと、本作に出てくる「実の」家族が押し並べてイヤな感じだったのも、今日的で全世界共通の課題なのかなとも思えてくるし、現実にそのような境遇にある人たちが温かい、人同士の輪を見つけられるようにと願ってやみません。
アベンジャーズもいいですが、ハートフルなホームコメディをGWに鑑賞するなんてどうでしょう^_^
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