劇場公開日 2016年5月21日

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海よりもまだ深くのレビュー・感想・評価

全190件中、141~160件目を表示

4.0タイトルとかぶりますが…

2016年5月28日
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鑑賞方法:映画館

何のことない会話がずっと続いて行く2時間です。テレビドラマならいいけど、みたいなコメントもありましたが、出演者の世代、例えば、良多姉弟(阿部寛、小林聡美)や淑子(樹木希林)の世代じゃないと共感できない部分多々あると思われます。音楽鑑賞会後に分譲組と賃貸組が帰って行くところの描写など時代背景込みで秀逸です。それにしても樹木希林さんの自然な演技は日本一、いや世界でも右に出る役者さんはいないんじゃないかと思います。出演者の皆さんそれぞれが実にいい味を出しておられ、いつもながら是枝監督作品は感心させられます。真悟役の吉澤太陽くんの自然な演技も他のベテラン陣に決して負けてませんでした。これからが楽しみです。浅そうで実に深い映画でした。

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marimariパパ

4.0ハッピーエンドばかりが人生じゃない

2016年5月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

単純

ほろ苦い現実を受け入れながら人生は続いていく。でも、母親の愛情って本当に偉大やね。

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つなやん

4.5樹木希林

2016年5月28日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

とにかくキャスト陣が良かった!!特に樹木希林!彼女の演技は本当に世界一だ、と思える本当に良い映画でした。内容は是枝イズムがふんだんに入っていてしみじみと出来る内容。あんなダメ男にはなりたくないなーと 笑。泣ける、というよりは考えさせられる物語でした。真木よう子、小林聡美、池松壮亮、中村ゆりら共演陣の演技も冴えていて見ごたえがありました!

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canmore

5.0すごく染みる

2016年5月27日
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なんですかね。
ヤバいっす。

最初の20分くらいでもうじんわりきちゃうんですよね。
ふとした時に涙が込み上げてきてしまう。

よかった。

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アリンコ

3.0久しぶりにおふくろの顔が見たくなった。

2016年5月27日
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クリント・イーストウッド監督の映画を観ているような、
絶賛はしないが、染み込むというか、残りました。

観ているその時その時の自分の状況で色々と思い入れが変わってくるのかもしれない。

共感も出来ないが、かといって否定も決して出来ない。

ただ、どんな人間でも良かれ悪かれ必ず家族が存在する、そんな事を観終わってぼんやり思いました。

おふくろの顔が見たくなった。

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コバヤシちゃん

3.0ほのぼのホームドラマ

2016年5月27日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

雰囲気がスゴく良かったです。安心して観ていられました。

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悪源太

4.0浅いようで深い

2016年5月26日
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話の内容的には浅いような感じはしましたが、人物一人一人の描写やディテールの完成度と言うか演技力で、『浅瀬にいたのに深い所まで歩いてた!』みたいな感覚でした。良作

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assholeman

1.0こんなお話なら、現実の方がまるでドラマですよ...

2016年5月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

難しい

ええ、俳優陣の演技はさすがですよ。

樹木希林さんの映画といっても過言ではない。

あんな演技(アドリブ?)できる人、

この日本にそうそういない。

自分の母親と話しているみたい。

もはや演技ではないですね、

彼女の存在感だけで成り立ってます。

阿部寛さんも、表情の演技がうまい。

どうしようもない

男の切なさが伝わってきました。

探偵事務所の部下池松壮亮さんも、

さらりとした演技で立ち位置を分かってる。

ダメな主人公を、引き立てている。

リリーフランキーさんの世界観は、

あいかわらずヤバい。

一瞬で空気を変える凄さがある。

いい加減出過ぎだけど(笑)

名優たちの仕事には、とても価値がありました。

けど、作品自体の質は、全く残念でしたよ

日常の生きているシズルだけで、お話がスカスカ。

こんな浅いテーマを、映画にする意図がわかりません。

ダメ男のあるある日常を2時間みせられて共感しないし、

主人公のセリフや行動が、

ドラマ的でリアルじゃないから響いてこない。

テーマを残そうという意図が見え見えの、

不自然なパーツたちも気になりました。

唯一おこるイベントの台風だって、

まるで都合よすぎ。

主人公の実家での悪行の数々も、

そんなのいらないでしょ(笑)

「なりたい大人になれなかった大人たち」

に贈るには、薄っぺら過ぎです。

そもそもこんな主人公じゃ、

なりたい人になれるわけないから。

もう感情移入が全くできず、

俯瞰で眺めるしかありませんね。

上手くいくはずもない悲哀すら、

描かれてない。

あの、こんなんだったら、

現実の方がまるでドラマですよ。

戦って、くじけて、打ちひしがれて、ボロボロになって...。

それでもほとんどの人は夢が叶わず、

自分にツジツマをつけて生きているんですよ。

観終わった後、

「海街diary」の監督だったか!と、後悔しました。

そんなことも知らないで観てたのですが(笑)

名優たちを集めて淡々と描く手法。

あいかわらずの過大評価に溜息です。

何ももらえなかったから、

観た後は焦燥感しかありませんでした。

これが是枝ワールドというなら、

1800円の劇場でなくTVで勝手にやってほしい。

譲ってスライスオブライフだとしても、

行間を読ませたり、光で語ったり、

構図や空気で唸らせたり、

間合いで気持ちを表現したり、

何か価値あるものを届けてほしい。

小津安次郎監督や市川準監督作品のように。

本当に役者たちの演技に救われて、

ちょっとだけ温かなキモチにはなれた、

そんな2時間でした。

もちろん想いは人それぞれだし、

皆さんの評価は高いようなので、

あくまでマイノリティの感想ですから。

勝手にほざいてるだけなので、

全く気にしないでください。(笑)

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Cディレクターシネオの最新映画レビュー

4.0「純文学は死んだ。」

2016年5月25日
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鑑賞方法:映画館

単純

「純文学は死んだんだよ」のような台詞が劇中にあったが、まさにその通りを体現する一本。

近頃不発の続いた是枝監督の、本領発揮。

「なんでも無いようなことが幸せだったと思う」いつものテーマの裏の悲喜こもごもが、主演のネームバリューに食いつぶされた「海街」や、設定の特異さでイマイチだった「歩いても歩いても」と比べて非常に伝わりやすく良かった。

ただ。
「観終えて何の感想も湧かなかったわ~久々のハズレ引いたわ~」
鑑賞後のエレベーターに乗り合わせたカップルの女性の言葉。
そもそもソコが是枝映画なのに、多分にこれが今の日本の観客の実情なんだろう。
「映画を観る」のではなく、「観に行ってやる」自分物差しの風潮。
分かりやすく噛み砕いてもらわないと観られず、分からなければ理屈抜きでプンスカする。

喉から手が出るほどに欲しい製作費を、「フジテレビ映画」に頼ったのも大問題だなぁ。
フジと関わって評価が上がった映画がかつて一作品も無いし、むしろ日本映画を腐らせた元凶なんだもの。
監督との噛み合わせが悪すぎるし、儲け至上での宣伝がマッチする作品では無いのがまた不幸なんだよ。

作家性と商業性のまさに波打際を見た作品。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ

5.0気持ちいい会話劇

2016年5月25日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

とにかく俳優さん達のセリフ一言一言が素敵で楽しい時間が過ごせました。是枝監督も次々に秀作を作ってくれて嬉しい限りです。もっと樹木希林と小林聡美のセッションを見たかったなぁ♪

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さもさん

4.5樹木希林さんの舞台挨拶 さすが、大女優 。マネージャー無しで、なん...

2016年5月25日
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樹木希林さんの舞台挨拶
さすが、大女優 。マネージャー無しで、なんでも自分で決める彼女らしく、会話のテンポの良い事。かくゆう私も質問する事が出来て、luckyでした。
映画は、親子愛、夫婦愛のヒューマンドラマ
派手なアクション映画と違い、淡々と、日々の生活を映した映画だからこそ、俳優陣の演技力、脚本の出来が際立つ
言葉、一つ一つが、心に響いて来る映画
アドリブ一切無しで、出来た映画と聞いて、また、びっくり

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アップル

3.0樹木希林が素晴らしい作品

2016年5月25日
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母親と息子のいい親子愛の映画ですね。でも映画館で観る必要性には「❓」でした。

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ひろりん

5.0素晴らしい会話劇

2016年5月25日
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まずは、日常会話だけでも映画になる事に驚かされる。

しかしそれは、偶然の産物じゃなく必然なところが凄い。
この作品のテーマがしっかりして終始ぶれないからである。

そこに優れた演技力としっかり練られた脚本から生まれる日常会話は、どんなドラマにも匹敵する魅力がある。

主人公は、どうしようもないダメ人間なのだがなぜかその生き方に興味を抱いてしまう。

この作品のテーマとなっている「みんながなりたかった大人になれるわけじゃない」とダメ人間になってしまった主人公が言い訳にしている。

でもそれは、主人公の周りの登場人物も主人公ほど酷くないが全員そんな風に思って生きている。
そしてそんな映画を観ている私たちも同じだから共感できるのだろう。

ゆったりとした空気が流れる中で夢って何?幸せって何って心に問いかけてみたくなる。

でもそんなことは、ラジオから流れる歌が「海よりもまだ深くにある」と教えてくれる。

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フィーバー

3.5やっかいだけれど愛すべき、未練というもの

2016年5月25日
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鑑賞方法:映画館

これまで、ダメ男を幾度となく演じてきた阿部寛。大きな身体を持て余すような彼の存在が、本作では一際光っている。というか、とにかく目立っている。彼を取り巻く人々(樹木希林、小林聡美、真木よう子、池松壮亮…)が小柄なうえに、ご丁寧にも座ったりバイクに乗ったりで、彼の目線をさらに引き下げる。人だけではない。母の住む古ぼけた団地は、天井が低く、全てがこじんまり。彼がそこに居るだけで、家に収まりきれない、はみ出した彼の有り様を一目瞭然に物語る。どこを取っても、「画になる」ショットのオンパレードだ。
もちろん、そんな視覚の妙だけではない。冒頭のリズミカルな母娘の会話で、家族関係をさらりと観客に示すところから、是枝節全開。ごく自然で何気ないやり取り…のようで、是枝監督作品は、いつも精緻に計算され尽くされている。まるで、監督の手のひらの上で自在に転がされているようだ…と思いつつも、ゆるゆると身を委ねてしまう。
アレ、コレ、ソレ…といった、分かったようで分からない、ぼやかした言葉の連なり。彼らの会話に繰り返し登場する、亡き父の様々なエピソード。夜中にしては大音量でラジオから流れる音楽…。これらはすべて、ここに行き着くための布石だったのか、と台風一過のラストに至ってハッとした。雄弁すぎる歌詞のエンディングテーマが、思いきりエンドクレジットにかぶさる。ああそうか、これは、パッとしない主人公が、小さな積み重ねを経てやっと一歩を踏み出す物語だったのか、とちょっと胸が熱くなった。
…しかし。翌日、とあるラジオ番組を聞いていて愕然とした。そこでは、本作が「なんにも起こらない物語」として紹介されていたのだ。いやいや、そんな訳はない。ハリウッド大作のように世界や地球が破滅するわけではない…にしても!
と、違和感を幾度となく反芻しているうち、「それもそうかな」という思いがふっと湧いてきた。
ラストの良多はなかなかカッコよかったけれど、やっぱり彼は、またしても未練タラタラに、元妻につきまとうかもしれない。仕事の方は急展開しそうにないから、フラフラした生活も当分続きそうだ。けれども、元妻と子に見せた「その瞬間」にウソはない、とも思う。確かにその時、彼は凛として決意し、一歩踏み出した。それで十分だ。…もしかすると、良多と元妻、息子は、毎月同じやり取りを繰り返しているのかとしれない、だとしたら…などと、思いはとめどなく広がっていく。
「そして父になる」のラストをハッピーエンドと捉える人がいる一方、終わらない悲劇の始まりと捉える人もいる。本作も然り。その選択が正解か否か、ハッピーかアンハッピーかは大したことではない。「人生万事塞翁が馬」と言えばそれまでだけれど、良多の身体と同じく、枠組みに収まりきらない交々の味わいを、本作は丁寧に描き出す。
また、母の家にあふれる古ぼけた品々も忘れがたい。(民芸調の赤い布張りの箱には、特に目が釘付けになった。くたびれ具合まで、実家の裁縫箱と瓜二つ!)未練を捨てることの難しさ、未練を持つことの悲しさ面白さ。是枝監督作品は、観る人それぞれの生活や家族に思い当たるあれこれを絶妙に散りばめ、何気ない日常の豊かさに気づかせてくれる。

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cma

4.0真木よう子が魅力的・・

2016年5月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

「そして父になる」と「海街diary」に続いて人間ドラマ3作目の是枝監督の作品。賞を取った小説作家の過去にこだわる中年ダメ男の役に安部寛、団地でひとり暮らしの年老いた母親役の樹木希林との何気無い会話や日常生活に共感・・題名の「海よりもまだ深く」は映画のラジオから流れるテレサ・テン「別れの予感」の歌詞から・・人生どこかうまく行かない大人の哀しみがベースの面白い作品。別れた妻役の真木よう子が魅力的で上手だと感じた。映画館で観たときは樹木希林は存命で、地上波で観たときは亡くなった後だった。2016年5月に公開。

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亮一君

3.5手放してはじめてわかる、大切なもの。それは、手放さないとわからない、大切なもの。

2016年5月24日
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泣ける

幸せ

ぶっきらぼうでいて核心をつく台詞、たたずまいで匂わす感情、何気なく配する小粋な小道具、人物造形の説明を不要にさせる服装、実在しない人間の存在感、バックに流れる「別れの予感」、、。すべて是枝ワールド。
町田がかつて受けた恩がなにか、それはいいの、言わなくて。町田が、面倒がらずに良多の世話を焼く姿は、良多に父の影をかぶせているわけで、お互い、知らず知らずに今は一緒に入れない親と子を体験しているわけ。
泣けるか?っていえば「そして父になる」のほうが泣けたし、身につまされるか?っていえば「歩いても歩いても」のほうが胸に金属音が鳴るような気分だったし、ほっこりするか?っていえば「海街Diary」のほうが心が強くなれたような気がした。
だけど、大きなドラマがあるわけでもないこの映画は、それはそれでいいのだ。
またしてもでてくる良多。ダメな男。未練たらしいし、平気で嘘を言う。愛想つかされるのも当然。最後に心を入れ替えるわけでもない。だけど、町田が慕いたくなるような父性を持っているんだよな。だから、息子もなついてる。ダメな親父なのに。そこがわからないと、この良さがわからないだろうな。

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栗太郎

4.0希林さんが主軸の作品

2016年5月24日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

単純

是枝作品独特のカメラワークと画面の色合いが、自然な日常を映し出す。

自分的には経験してない事ですが、身近にも一人や二人いる主人公と同じ境遇の知り合い。。。

離婚した夫婦のその後の関係は様々でも・・・
子供がいれば、おばぁちゃんの存在は大きい。。。って部分を、息子・息子の元嫁・孫・実の娘・自らのプライベートを、樹木希林さん演じるおばあちゃんが、見事に転がしながらエエ味出してます。

阿部ちゃんのダメ親父、元妻・真木さんのスッピンな色気、エエ加減な元刑事で探偵事務所社長のリリーさん、阿部ちゃんの無茶振りを優しく包む池松くんと厳しく包む小林さんのチームワークが、見事でした。

離婚経験者にはグサッと沁みる作品じゃないかな!?劇場じゃなくてもTVでもDVDでも同じ感覚で鑑賞出来る良作〜☆4

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eigatama41

2.0淡々とした内容

2016年5月24日
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鑑賞方法:映画館

淡々とした内容の映画だった。樹木希林が好演していたのが印象的。取り立てて記憶に残らない平凡な内容。

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じゅん

3.0肌に合わない

2016年5月24日
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鑑賞方法:映画館

この監督の作品とは相性が悪い。
高い評価につられて観に行くのだが、結局いつも"そんなに絶賛する内容か?"と
もやもやしながら劇場を後にする。
今回は終盤で会話が続く場面でうとうとしてしまった。
日常を描く描写力はさすがだと思うし、良い台詞もあると思う。
しかし起伏に乏しい展開、そつの無いカメラワークの為か映画的な醍醐味は
味わえなかった。

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toshijp

4.0幸せって何かを諦めないと……

2016年5月24日
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鑑賞方法:映画館

樹木希林がさりげなく言うと
「そうだよね」とうなずいて
しまう共感の50代
私も何になりたかったのか?
最近良く思ってます❗

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PBまっちゃん