劇場公開日 2016年5月21日

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海よりもまだ深くのレビュー・感想・評価

全191件中、161~180件目を表示

4.0幸せって何かを諦めないと……

2016年5月24日
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鑑賞方法:映画館

樹木希林がさりげなく言うと
「そうだよね」とうなずいて
しまう共感の50代
私も何になりたかったのか?
最近良く思ってます❗

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PBまっちゃん

4.0ふと、過去を振り返りたくなる作品です。

2016年5月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

なりたかった大人になれなかった大人たちの日常が切り取られているので、切なさや遣り切れなさを感じますが、所々で思わず吹き出してしまう部分もあったので、重くならずに受け止められました。

印象深い台詞もあり、その時々で感情移入する相手や、印象に残る台詞が違うと思うので、またいつか観たいです。

主題歌を聴いていると、込み上げてくる思いや、染み渡っていく感覚がありました。

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未来

2.0果たして敢えて映画にする意味が

2016年5月24日
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有ったのか。このキャスティングで作る意味が有ったのか。製作者側が映画として世に出す意味は、果たしてどこに有ったのか。

物語は淡々と、平凡な日常と並行して、家族群像劇が少しずつ進んで行く。

子供の頃になりたかった自分と、大人になった今の自分とのギャップに苦しむ、市井の人々の気持ちを、代弁すること。それが、今作品の根底にあるテーマだったのだろう。

小説ならば、良い。心理描写を背景や情景で、思い巡らし、起承転結に運ぶペースも読者の読むスピードに合わせられる。

しかし、119分の尺で、見せ場らしい見せ場を、多分、敢えて作らずに淡々と見せる事で、役者に抑えた演技をさせてることで、伝えたいことを全うしたと思うなら、やはり、今作品は長尺ドラマで良かった。

素晴らしい演技で印象的だった代表作で言うと、樹木希林ならば『あん』。阿部寛ならば『麒麟の翼』、真木よう子ならば『ゆれる』など、名実共に観る者を魅了する名優たちをキャスティングしたのならば、やはり期待するのは当然のこと。

タイトル、本、役者、監督、P&A。
その全てが揃っても、?のつく作品は稀にあるが、今作品もその部類に入れざるを得ないのは、本当に残念。

映画はやはり、人が創造する最高のエンタテインメントであって欲しい。

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masa22

3.5深みのある話

2016年5月23日
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鑑賞方法:映画館

お母さんの優しさそれが深さかな~馬鹿な息子だけど~母の愛だね~お母さんが別れた嫁と台風の夜、もう無理かねと聞いたあのシーン嫁が答えた後のあの

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ヤオジュン

4.0考えれば考えるほど、

2016年5月23日
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鑑賞方法:映画館

海よりもまだまだ深みのある作品。

「勝負しろよ、勝負をよ」
「全てひっくるめて、私の人生だから」
「幸せってのはね、何かを諦めないと手に出来ないものなのよ」etc...

現代を生きる大人たちに名言の数々が深く深く響きわたる117分。

そして海よりも何よりも深いのは樹木希林の演技。
これだけでも観てよかったと心から思える作品です。

是枝ワールド、恐るべし。

(´- `).oO(ぼくはフォアボールより送りバントな人生がすきです)

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せっちゃそ

3.5人生と云う名の宝くじ

2016年5月23日
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夢、ありますよね。雨にうたれても、風に飛ばされても、願いが叶うと思えば。人の人生なんて、端からみたら、台風の後に残る、壊れた傘みたいなものですが、それでも、何かの役になったと思えば、壊れてても、意味のあるものなのでしょう。台風の日に集めた宝くじは、きっと人生の当たり券のはず。なりたかった大人になれなくても、海よりも、深く、今を愛したいものです。それが何よりも、幸せなことなのだから。人生と云う名の宝くじ。4ボール狙いの私ですが、前後賞くらい、なんとかなりませんかね?。

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機動戦士・チャングム

4.5今作には「参りました」と言わざるを得ない。

2016年5月23日
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昭和チックな暮らしを送る母は何かを諦めてきた。昭和の男と暮らしてきた元妻はその男を諦めざるを得なかった。男は過去にひきずられ、何も諦めきれないできた。

三人を軸に、それぞれの哀しみや密かな葛藤を、うまいセリフと「小道具」で魅せる。

息子に期待し続ける母、父を嫌いながら似てしまい、実は好きになっている息子たち。

はからずも今こうしている自分が歯がゆく、ただ「どうしてこうなっちゃったんだろう」と思っているのは、劇中の人物だけでなく、スクリーンのこちら側の人々も、なのだ。

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jollyjoker

3.5淡々と…。

2016年5月23日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

現実に対する男女のむかい方の違いと、いつまでたってもオトコは子どもなんだよなー、ということをさわやかーに、幸せ〜、に見せてくれました。
阿部さんはじめ、豪華すぎるキャストが自然に演じてくれます。樹木さんはいつもながらの最高の演技。女優陣みるだけでも十分かも…。

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peanuts

4.0テレサ・テンの名曲が起点にも

2016年5月23日
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鑑賞方法:映画館

公開順序でいえば前作「海街diary」の後になったが撮影は海街を撮っている間に撮った是枝監督が原点に戻ると位置づけた映画である。
実際に監督が9歳から28歳まで住んでいたという団地で撮影。外観からも本作で描かれる生活感からもわかるように決して恵まれた生活とは言えないものの、自身の生活から得た小さな出来事を細部にわたり綴っている。
作家で文学賞を受賞した良多(阿部寛)は過去の栄光に縋り、なんとかなると言い訳しながら探偵事務所で働きながら生きているダメ男。愛想を尽かして別れた妻と息子は新たな人生をスタートさせようとするが、良多は探偵の名目で妻を張り込みをすることに。未練たらたらな良多は元の生活を取り戻すために行動に出るが・・・。
今回の主役、良多は始めから終わりまでいいところが見えずダメ男を極めている。だが考ていることは男ならではの単純さが露出しすぎていてどこか共感できる部分もあるのが面白い。そして、別れた妻には未練たらたら、養育費を滞納しながら息子には会うという浅はかな考えを元に動く彼をいつまでも大人としての男ではなく息子として暖かく見守るのが団地に住む母、淑子(樹木希林)である。
「みんながなりなかった大人になれるわけじゃない」というテーマが根幹にある中で、まさにこのテーマを背負って生きているのが良多であり、この呪縛から解放するかのように名言を言い放つ淑子は今回の隠れた主役かもしれない。作品全体のユーモラスも含め影響をもたらす中心にいるのは彼女である。
「歩いても歩いても」の姉妹作と位置付けられている本作は出演者の立ち位置が似ている部分もあるが、映画作りの工程にも準じている。その一つが挿入歌にあり、脚本を書きそこに音楽をあてるという基本なやり方とは逆をいくという斬新な方法だ。今回の挿入歌は中盤付近でラジオから流れるテレサ・テンの「別れの予感」であり、タイトルもこの歌詞に由来している。さりげなくかかるこの曲を会話の最中で聴き取るのは難しいが、この歌詞が作品作りの原点ともなれば耳を澄まして聞く価値は十分にある。

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森泉涼一

5.0是枝監督最高傑作

2016年5月23日
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鑑賞方法:映画館

台詞、演出、隙がない。
間がいい。
演技がいい。
真面目に演じて笑わせる。
それも、人情の機微に触れる笑い。

満員の新宿ピカデリー場内、
笑い声が絶えなかった(^o^)

ワタクシ的には、
是枝監督最高の作品
と言ってしまおう。

15年前に純文学の文学賞をとったのだが
未だ何者にもなれていない
ダメな五十男の物語なんだけれど、

彼と小学生の息子、
彼と亡くなった父親、
という「父と息子」の関係を軸にしつつ、

彼と存命の母親(樹木希林)、
彼とその姉(小林聡美)
彼と離婚した元妻(真木よう子)、
彼と興信所の若い同僚(池松壮亮)、

など、全て
ダメな彼を見つめる視線が
厳しいけれども優しい。

同じく何者にもなれていない五十男としては
その優しい目線がとっても有り難かったりする(笑)

これは
何度も観たいな~。

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島田庵

5.0なんだか得した気分です

2016年5月22日
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最初の30分ぐらいはなんだか眠いなぁ…なんて思ってしまっていたけれど、後半はなんだかみなさんの言葉が自分に言っているようなきがして…すごい頑張ろって思える映画でした。
あとやっぱり樹木希林さんの演技はすごいです。
あとエンドロールのハナレグミさんで涙が…
浄化されました。

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kae

4.5みんな観ようよ

2016年5月22日
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鑑賞方法:映画館

どうしようもないやつなのに、なんでこんなに愛おしく、泣けるんだろう。人生の一部分を切り取っただけ、何も起こらない物語の中で、登場人物それぞれに誰が悪くて誰が良いなんて決していうことの出来ない魅力がある。
世界に誇れる是枝印にもかかわらず、公開直後にしてお客さんスカスカなのが心配(´・_・`)

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shinkato

5.0エンドロールまで我慢した

2016年5月22日
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泣ける

笑える

幸せ

泣くのを。そして最後ハナレグミで涙腺決壊した。

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shoz_

4.0憎めないダメっぷり。

2016年5月22日
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泣ける

笑える

楽しい

夫として、息子として、父親として、職業人として、
こんなにもダメっぷり全開なのに
なぜか憎めない、ああ、その感じ分かる、
という気分にさせるのは、
是枝監督の脚本ならではであり、
阿部さんの持ち味でもあるのでしょう。
最後の「硯」のエピソードの着地点を
見る人はどんなふうにとらえるでしょう。

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saitall

5.0「海よりもまだ深く」、テレサテンの「別れの予感」の歌詞の一節が映画のタイトルに。

2016年5月22日
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Movix堺で映画「海よりもまだ深く」を見た。

日曜日の午前中なので劇場ロビーには多くの人がいた。
しかし、「海よりもまだ深く」の観客は50人はいなかったと思う。

中年男、阿部寛は15年前に文学賞を一度受賞した作家。
離婚した妻、真木よう子から求められる長男の養育費を払えないほど日々の暮らしにも困窮している。

阿部寛はリリー・フランキーの探偵事務所で働きながら事務所の後輩の池松壮亮とともに調査対象を脅したり、、裏取引を持ちかけたりして日銭を稼いでいる。

そうやって稼いだ金員も競輪や宝くじに費やして浪費している。

真木よう子が新しい恋人である小澤征悦と過ごしているのを尾行したり嫉妬深いところも見られる。

阿部寛が姉である小林聡美を尋ね金を無心する場面や、
金を求めて樹木希林の家を家探して金を見つけられなかった場面はとても可笑しい。

大型の台風が関東地方を襲ったある夜、
阿部寛の実家の樹木希林宅から帰宅できなくなった
阿部寛、真木よう子、長男はそこで一夜を過ごすことになる。

その深夜に、ラジオから流れるテレサテンの「別れの予感」を阿部寛と樹木希林が聞くことになるのだが、その曲の中の一節「海よりもまだ深く」がこの映画のタイトルとなっている。

教えて 生きることのすべてを
あなたの言うがままに ついてくこと
それだけだから
海よりもまだ深く 空よりもまだ青く
あなたをこれ以上 愛するなんて
わたしには出来ない

あなたは自分のなりたかったおとなになっていますか?
このように問われたとき、「はい」とよどみなく言えますか。

自分のなりたかったおとなににはほど遠い自分がいる。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

3.0希林さんの圧倒的存在感!!

2016年5月22日
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楽しい

海よりも深いのは希林さんの圧倒的存在感でした(>.<)。

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花形右京

4.0樹木希林さん大好きだなぁー と、しみじみ思える作品でした。

2016年5月22日
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樹木希林さん大好きだなぁー
と、しみじみ思える作品でした。

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みうみう

3.5樹木希林の映画

2016年5月22日
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個々の個性を生かした素晴らしい作品だと思いました。

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⭕

3.5ありふれた日常を描いた?

2016年5月22日
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・・・まだ深く、これから考えます。
キャストの演技力はさすがです。東京の三多摩、清瀬の団地。都会という感じがしないユルイ雰囲気をうまく出していると思います。
やや訴えかけるテーマが弱いかもしれませんがそれはそれで多摩には。・・・お後がよろしいようで。

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タイガー力石

1.0樹木希林使えばいいってもんじゃないだろ。 脚本も何を訴えかけてるの...

2016年5月22日
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樹木希林使えばいいってもんじゃないだろ。
脚本も何を訴えかけてるのかわからん。

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熊親父