何者のレビュー・感想・評価
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うまく言葉に出来ない
見終わった後、ああ…と思うことしかできなかった。
うまく言葉にできなかった。でも、「SNSって怖い!ツイッターって怖い!」なんて簡単な言葉で表せる内容ではないと思う。すごく胸に響いた。久しぶりに良い映画を見た。
脅迫状
息が止まりそうになる。
俺は「就活」というものをした事がない。
それはそのまま、得体のしれない生存競争なのだと初めて理解した。
そりゃ…崖っぷち感が半端ないわ。
この映画がどれだけリアルな側面を孕んでるかは知らんが、目を背けたい実情に埋め尽くされてる。
社会派スリラーのような感じだ。
映画を観終わった気分ではない。
ラスト近くまで、ずっと脅迫状を読まされてるような感じだった。
その渦と闇に飲み込まれている若者たちに同情もする。
「自分の全てを否定されてる感じ」
そんな風に考えても仕方がない。
「内定」が有る無しの、目に見えないボーダーライン。孤独感、置き去りにされた感。
上滑りする会話と感情。
思い出しただけでも寒気を感じる。
出口も改善策も提示はされてはいないが、生き抜く為の呼吸法のようなものはあったように思う。
ただオジサン目線で思う矛盾は、今の社会でスーツを着てる人間たちが、今、就活してる若者たちより、軒並み優秀だとは思えない事だ。
なんか針のムシロの上で観てたような…そんな妙な切迫感を感じてた。
心にグサグサと刺さる映画でした(笑)でも設定に違和感が(泣)
以前から気になっていた映画で
やっと休暇が取れたので昨日見てきましたー(*^^*)
舞台は ''就活''
就活には苦い思い出の方も然程苦労してない方もたくさんいるでしょうね
自分は秘密で(笑)
特に現代は就職氷河期と呼ばれる厳しい時代。。
そんな就活で集まる訳あり大学5年生5人(最終人数かな?)の就活を通して現れた人生観や人間関係、SNSの闇を実写化しました!って感じの映画です!!
徐々に崩れていく人間関係が堪らないですね(´;ω;`)
このタイトルにもつけましたが何が自分の心にグサグサ刺さると言うと、
主人公が自分を鏡に写しているかのような卑屈さ、、。
流石に裏垢には捨てアド使って一応鍵かけてます(そういう問題ではない)
それは於いておくとして、
就活は様々なドラマを生みだし自分自身と向き合う機会。
是非、もう就活は遥か昔のものになってる方にも改めて自分を見つめる機会として見ていただきたいです!!
1分間で自分自身を表現しなさいって簡単じゃないですからね(´・o・`)
最後の結末に不満を持っている方が多いのですが、
岡田将生くんに有村架純ちゃんが言っていた
''10点でもやらなきゃ0点のまま''(ごめんなさい、全然正確に覚えてません)
的なフレーズを佐藤健くんが、
面接で1分間でまとまらなくても言いたいことを言わなきゃ、
ということを表現してくれた結果なんだなと考えています。
※他に考え方とかあったらコメントしてくれたら嬉しいな〜なんて(*´▽`*)笑
あ、違和感なんですけどセミとか鳴いてたしテレビの天気予報とかからみて夏の設定なのに長袖のセーターとかおかしいなーとかそういう細かいところちょくちょくあったので残念でした。
あとこれ意見割れるかもですけど、岡田将生くん最初に有村架純ちゃんに大企業に依存してていいの的なことを言ってるくせに同棲かよ〜ってすごい思いました。
はい。ごめんなさい。
ふつう
キャスト豪華だった
でも特に、普通。
見たから、凄く感動したー
とかでもなく、
見なかったらよかった!
っていうわけでもなく、
ふつう。
演出が舞台っぽくなってて、おもしろいなーと思った!
菅田将暉がやっぱり魅力的。
すごくよかった
ネットやSNSが映画で扱われると、なんとも鼻白む感じがあったのだが、この映画ではそんな感じを見事に逆手に取られた。やられた!という感じがして痛快だった。全員しゃらくさいと思っていたら、主人公もそう思っていた。
主人公が面接で語りだした場面がすごくよかった。山田孝之はなぜあんな見切ったような感じのことが言えるのだろう。
就職活動はしたことがないので、人生経験としてやっておくべきであったと改めて後悔した。
現代の闇から抜け出すには…
SNSの感じはすごく共感できました。
ただ映画自体のメッセージ性は少し弱い感じがしました。
あと宣伝が大袈裟すぎたかと。
キャストは良かったと思います。特に二階堂ふみちゃんがハマリ役でした。
自分とは
ラスト最高でしたね。
優しい映画でした。
4.5なのはちょっと自分の青春が終わっているからで、ラストはニューシネマパラダイスくらい感動しました笑
あと就活をされている方に。
落ちてもそれは自分を否定されたわけではありません。
会社は自分に合いそうな人を選んでるだけです。
どうか気にせず、素敵な人生を。
制作者・自己表現をする人と自己愛や自意識が強い人に
自意識に悩まない人にはなんだかオチのないよくわからない映画かもしれませんが、個人的には最高でした。
30代になっても自分が全然まだそこから抜けきれてない自意識の問題や、周りを見下したり分析して優位に立った気になるような、過去のイタい振る舞いを突き付けられてるようで、途中でもう許してください…ってなりました。
同じ原作の『桐島部活〜』の時よりも人ごとじゃない現在進行形のまだ抜けられていない領域の話で、身に覚えがありすぎて死にそうでした。
表現することの恥ずかしさやサムさに耐えて評価にさらされながら、それでも作るか作らないか。
クリエイションに関わったことのある人や、何かを書いたり創作することが好きな人には色々と感じることがある映画だと思います。
意識が高い系のあるある=そうしないといけない人のつらさがつまっていて、頭良さそうに見せたり、今やってることを周りにアピールして自分を鼓舞したり、しかもそれが周囲への教育的配慮を含めた上から目線だったり、さらにはすべてひっくるめてそんな自分が愛しい…という。
SNSを使った自己愛にふけりづらくなる、ある意味デジタル・デトックスな作品でした。
こんな風にどんどん周囲や構造に客観的になって無限後退すると、「でもやるんだよ」という決断主義になるっていう話でもあります。(という意識が高い書き方)
演劇の人が監督で、最後のある展開があまりに甘くて、(特に脚本を書く人にとって)救済的すぎたとも思うけど、そういう言葉がフィクションでくらい発せられないと、人は「立ってられない」、のかもしれない。
評価される側になって始めない限りはいつまで経っても点自体が付かない、例えみっともなくても。
という、聞いたような事を100分弱で体感として理解できるというのはすごいことです。
『君の名は』みたいな甘いファンタジーもいいけど、若い人はもっと『何者』を観て噛み締めてみるのもいいと思いました。
とか、こうやって書いていること自体にも何かを突きつけてくる、恐ろしい作品でした。
後半の演劇の舞台的な見せ方も面白いし、評価、もっと高くてもいいのになぁ。
就活がテーマではない?
今大学生のせいか色々あーわかるとかこんな人いるなと思いながら見た。就活がテーマだと思っていたけどそうではなかった。就活でも普段でも人は色んな自分を演じているということが言いたかったのかな?最初はなんでこんなに演劇の事を言うんだと思ったがそれを伝える為に演劇を用いているきがする。
DVDでいいかも
主演の方々の演技はとてもいいです。
ただ大画面とか音響とか静かな環境とか…があればこそ楽しめる、という映画ではないと思いました。
内容は中途半端な印象でした。
人の闇といっても「まぁあるよ、それくらいは誰にでも」というレベルの事なので、意外性もなく、深みも感じられませんでした。
カッコ悪くとも、もっとはっきりしたメッセージ性があった方が満足できたかな、と思います。
就職したからといって何者になれるわけでもないし、できないからといって何者にもなれないと否定されているわけでもない。
採用する側にいたことがありますが、選んでる方だって、たいした人間じゃないですからね。
就活とは・・・
就活とは・・・
自分探しの旅のターニングポイント?
やりたいコトを何でも好き勝手に出来た学生時代から、裏表のあるドロドロしたビジネスの世界へ飛び込む際の通過儀礼なのかも知れない。
一人また一人と仲間が内定を獲得するにつれ、和気藹々とした学生ノリが次第に消え失せ、嫉妬や猜疑心といったマイナスの感情に塗り替えられていく。
主人公・拓人がTwitter上に溜め込んだ、鬱屈した感情が一気にネタバレされるクライマックスは一見の価値あり。
ま、難しいことは考えずとも、今この時代の若手実力派キャストの競演を楽しめりゃ、ある意味、メッケものっ!
甘っちょろいですが
面白かったです。あの頃、程度の違いがあれどみんな通る道なのでは。ちょっと思い出しました。あんなに真面目に就活やってなかったなぁ。もっと頑張ればよかった。
菅田くん、二階堂さん、美味しい役でしたな。
最後の演劇に見立てた演出は必要なの?
へのへのもへじ
我々は定期的に何者を読んだり観たりして適宜手足を縛る必要がある。ちゃんと映画ならではの演出になっていたのが面白かったし、佐藤健がとても良い。これは就活が大変だとか、SNSが怖いとか、そういう話ではなく、我々は今こうやって生きているという話。原作未読で観たらどう感じただろうか。
内容は薄っぺらい
私たち若者からすると、ツイッターというコンテンツや就活といった身近なものをテーマにされた映画なので、共感できる部分や痛いところを突かれるシーンはたくさんありました。しかし、映画としてどうか?と言われれば物凄く薄っぺらいです。映画を通して就活生のリアルさを伝えたかったのならもうちょっと良いものが作れたと思います。ましてや、あんなに豪華な俳優陣でありながらここまで見応えがないとは。オチの甘い物を映画にするのは難しいとは思うけど…
まあ今就活に追われている人たちだったり若年層が「あるある(笑)」とネタにする分にはいい映画だと思います。
作り手自身がまだ何者でもない
今時の若者はSNSを就活ツールとしてるんだな〜と、実におっさんらしく思いながら観た。
意識高い系の隆良が意外と素直だったりするのは、若者らしくて好感を持てる。
ただ後半、裏垢がバレるあたりが一番の見せ場みたいになってるのは如何なものか?
そんな腹黒さなんて、人間の一面として当然備えてる部分だろう。原作がそうなのか脚本がそうなのかわからないけど、若いゆえの自意識過剰だと思った。まあそこも含め、青春映画とも言えるが、同世代にしか響かないのでは?
ただがむしゃらに生きて、自分が何者かなんて、死に際にでも振り返って考えりゃいいと思う。
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