君の名は。のレビュー・感想・評価
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お前は誰だ!
念願の「君の名は。」観てきました。
高校生の男女が入れ替わるというので、
大林宣彦監督の「転校生」 をどうしてもイメージしてしまいましたが、全然違います。当たり前ですが。
「転校生」はいい映画でした。
異性と入れ替わったことを理解するシーンだけは似ていました。
何度か入れ替わった生活をして、 ある時突然入れ替わることがなくなります。
主人公の瀧が、記憶している風景を描いたものをたよりに三葉に会いに行くところから
物語は凄いことになっていきます。凄いことに。
距離と時間を本当にうまくつかっています。新海誠は天才です。
黄昏時のシーンなんて鳥肌ものでした。 映画の前半部で、ちゃんと黄昏(誰そ彼)の説明もしてくれていました。
忘れないように名前を書こうと言って、瀧くん名前書いてないやん。これ好き。
この映画をみて、いろいろな映画を思い出しました。
瀧が三葉の生涯を知るシーンでは「AKIRA」のラスト
御神体があるクレーターでの瀧と三葉が出会うシーンは「ラピュタ」
最後のちょっと手前は「地下鉄(メトロ)に乗って」
みんな大好きなシーンです。
最後はメトロに乗ってのようになるのかなと思っていましたが、このラストのほうがいいですね。
面白い映画でした。入り込んで時間を忘れました。幸せな時間です。これぞ映画。
シン・ゴジラといい、今年の東宝は凄い。
純粋に感動しました
某極音劇場で鑑賞。
事前に作品に対する賛否の声があるのは知っていたけど、自分は素直に感動しました。
いい歳して(いや、歳だからか?)途中で切なくて何度も涙が流れました。
ストーリーは私は大満足です。色々と意見もありますが、せめて世知辛い現代社会の中、映画の中だけはご都合主義でもキュンキュンして素直に感動すること、私は大賛成です。その方が幸せだし。
絵はとても美しく、人物のデッサンも男女入れ替わりの仕草含めて秀逸の出来で不自然なところがなく、アニメーションの出来そのものがとても素晴らしいと感じました。絵が素晴らしいので、見ていて気持ちがいいです。
私、キャラクターの足の長さや頭身などのデッサンとか気にするのですが、この作品ではちゃんと標準的日本人の体型が表現されていて、不自然さが無いキャラクターデザインにも好感が持てます。
ローカルな町に住んでいる私にとって、山間部の小さな町の表現も実にリアルに感じました。
一番びっくりしたのは、町内防災無線放送のスピーカー音が山にこだまして聞こえてくるシーン。
まるで実際に自分の地元で放送されている音を聞いているようで、あの効果音はリアル現場収録?と感じてしまうほどの本物感でした。(映画館の音響設備にもよるかも?)
劇伴もとてもシーンにマッチしていて、感情移入推進薬として涙を誘ってると思います。
絵や音、ストーリーのどれもが素晴らしいと感じた中で、唯一気になったのは彗星と流れ星の描き方かな?本物はあのようには見えない。ちょっとそこだけ違和感を感じながら観てました。
それにしても、私は素晴らしい作品だと思います。帰りの駅の雑踏の中で、普段は田舎者にとってはうっとおしいその混雑感が、なぜだか映画の帰り道は幸せに感じられました。
驚きの展開でした❗
新海監督の作品は『時間』と『距離』を意識した作品が多いのは公知の事実ですが、本作では、そこに驚きのギミックをちりばめてます。
登場人物の生き生きとした描写と、驚きの展開に、引き込まれていきます。
確かに、世間的に評判になるのもわかる作品かなと思いました。
新海監督の美麗な作画と光の当て方の巧さは過去作品から比べ、更に進化しているように感じました。
素晴らしい作品だと思います。
東京の美しさ
また東京住みたいなぁと思わせた美しい作画。
早回しで変わる空の雲と光。
技術的にも素晴らしい。
動きも良い、
役者も上手い。神木隆之介の演じる三葉が抜群に上手い。
上白石萌音演じる滝もなかなか、
舞妓はレディで舞妓さんしていた頃からかわいいが、
良い役者に成長した
文句なく楽しめた。
画像が綺麗。どこか、頭の奥にある景色がそこにあった。
ストーリーも 緻密に構成されていた。
音楽も抜群。心に届く。
上映 終わったあとも 余韻にひたり、席を立てなかった。
お薦めの一本。是非観てください。
アニメとリアル境界線突破
もはや実写には追いつけない境地に達している。リアルと虚構の境界線を冷静にじっくり考えなくては、作品に飲み込まれてしまう。非常に見ごたえがある一方で、真剣に向き合わなければ本質を見失ってしまいそうな箇所が幾度も訪れた。パラレルとワープが随所にやってきて本質を見失いそうになるも、そこが視聴者を引き付けファンが離れない理由だろう。アニメでしか描けないといいつつ実は普段から私たちは本質を追い求めている現代社会の希望だともいえる。
君の名は。
流石新海監督。絵が綺麗でした。
本当に光の入れ方とかすごいと思います。
風景を音楽に合わせて流すのはすこし勿体無い気もしましたが音楽あってました。
個人的にRADの前前前世よりスパークルの方が好き。
滝くんin三葉が可愛いすぎ。滝&三葉より奥寺先輩とつかさくんの方が気になりました。
初恋が宇宙と時空を超えて…
羨ましくも健全な若者たちの恋愛で、こんな上品な世界ってあるのか?と思いましたが、とにかく大変なことになって、二人の淡い恋愛や、二人を取り巻く人間たちが世界を(宇宙を?時空を?)変えてしまうという、スケールの大きい物語にエスカレートしていきます。初恋が時空や宇宙を乗り越えられるのか?というレベルまで昇華されるなら、ここまで巨大な問題を乗り越えても良い!という意味を映画館で大勢の観客と共有してみるのも良いと思います…。
監督の今まで見た作品の終わり方が辛いので、敢えて見ないようにしてき...
監督の今まで見た作品の終わり方が辛いので、敢えて見ないようにしてきたが、何週間も上映が続いたので大丈夫なんじゃないかと思い見てみた。
うむ。やはり綺麗だ。
空やら雲やら雨やら本当の自然よりも綺麗かもしれない。
このこだわりはすごいなぁ。
話はありがちだけど、台詞回しも展開もなかなかテンポよく、あぁ中・高生って恥ずかしいけど若くて羨ましいって思う。
あと分岐点を描くのに、電車なのは好きだ。
踏切も。
田舎なのにあんまり車が出過ぎないのは私は好きだ。
何よりもエンディングがホッとする。
この監督は純愛ものが書きたかったの?
主役の男の子が欲望に忠実に動くおかげで、やることやって好きになるパターンにしかみえなくて、感動とかまったくなかったです。
スケットダンスの修学旅行編を楽しめる層には受け入れられる作品。
よくありがちな設定かと思いきや
ストーリー展開と映像美がすばらしい。
「より集まって形を作り、捻じれ、絡まって、時には戻って、途切れ、それが組紐。それが結び。それが、時間」
このフレーズがこの映画のストーリーの見せ方でもあり、魅せ方に通じていると思う。
なんだか身体が熱くなった映画だった。
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