「甘酸ポルノ」君の名は。 k_keitaroさんの映画レビュー(感想・評価)
甘酸ポルノ
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あんまりにも評価が高いので観てきました。
という意味では、斜に構えて観ていると思って頂いて結構。
思いがけず大きな風呂敷を広げて、それなりに綺麗に畳んで収めてくれたには純粋に驚いた。
ちょっと大きめのハンカチくらいのスケールの話だと思っていたので、尚更です。
この手のSFは「こうすれば簡単に解決するじゃない?」というあと出しジャンケンが出来るのだけれど、鑑賞中には思いつかなかった。
「電話とかメールすればイイんじゃん!!」と思っていたのは途中で覆されたし、
「新聞とかTVで日付を見ないのはおかしいっ!!」というのも、事態の解決には至らない。
という意味で、本当によく出来た本だと思う。
ただ、
しょせん美男美女の恋愛
【劇中台詞で三葉は直接「美人だ」と噂されているし、瀧に関しても、三葉が「イケメンに生まれ変わりたい」と言ったあとに瀧にカットバックされる事がそれを裏付ける】
という非日常(ファンタジー)である点で、共感できない部分があり、リアリティに欠ける。
「青春を美しい物」と描く事は、「障害者は聖人」と扱う事と最近話題になったアレとダブって感じてしまい、大手を振って絶賛できない。
とはいえ、
ここぞのタイミングでちゃんとパンチラ・ブラチラしてたので、星1つ加算!!
とはいえ、
「俺が高校生の時なら胸を揉むくらいじゃすまさねーぞ!!」という超現実でマイナス星半分!!!!
で評価しました。
あと、エンドロールまで瀧が苗字だと思ってた。
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