「映像美◎、迫真の演技◎、舞台東京の必要性(?)」君の名は。 kotosukeさんの映画レビュー(感想・評価)
映像美◎、迫真の演技◎、舞台東京の必要性(?)
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■映画館の大画面でミニチュア東京を見る満足感
映像が大変美しく、特に見慣れた東京を詳細に描いているのに驚いた。街のランドマークを確認するのに頭の処理が追いつかず、一時停止してじっくり見たいと思うほどだった。バスタ新宿が写っていて、最新の東京が描かれているなと思わずニヤリとした。
■迫真の演技
瀧がご神体の近くで独白するシーンはシビれた。舞台演劇のような迫力があり、映像の向こう側に舞台が見えた。映像が実写に近いので、アニメの演技を超えた演技をしても、みれるなと思った。むしろアニメアニメした演技より、舞台のような演技の方が釣り合うのではないかと感じた。
■舞台が東京だけど、、、
東京が舞台になっているが、東京である必要性が感じられなかった。新宿や四谷などが出てくるが、女子高生の三葉でも知っているような(憧れるような)、渋谷や原宿などのメジャーどころが少なかった気がする。同級生と行ったカフェとかも都会感はあっても、東京感がないような。ランドマークの認知度は下がるが、大阪など別の都会でも成立したのではないか?クライマックスの会うシーンも東京のマイナーな場所だったような、、、
ただ、私が確認できていないだけで、三葉が訪れた東京と瀧の日常の東京では3年の月日の差(=伏線)を描いており、東京である意味があったのかな。うろ覚えだが、三葉が瀧を探しに来たときの代々木(?)駅のベンチの後ろのポスターが「FUN!TOKYO」で現代ぽかった気もするけど。
(単純にスポンサーや集客など、物語外が要因かもしれません)
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