スノーホワイト 氷の王国のレビュー・感想・評価
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おとぎ話ネタは何故こう淡白なのか。
またまた、第1作を観ずに続編を観てしまった様です。
ですが、前作観ずとも単体で物語は理解出来ました。
そんな作品。
子供を連れ去ってきた女性とその子供達の物語。
おとぎ話ネタを現代風にアレンジして映画化する時、いつも思うのは「それ需要あるの?」である。
また、昨今の映画の中には「×××のおとぎ話をアレンジして映画化」や「×××の続編」と誰かが一言付け足さないと、気づかない内容まで来ている様な気が致します。
この映画もその類い。
別映画におとぎ話では無い「ナルニア国物語」というシリーズ映画があるが、その外伝的映画だよって嘘ついてもバレない様な淡白な映画。
みんな同じ映画・映像に見えてしまう作り。
動物に乗っかる女王。どっかで観たなぁ。
ドワーフ、弓矢使い、どっかで観たなぁ。
氷で凍らせる。どっかで観たなぁ。
何に高評価付ければ良いのか・・・
ジェシカ・チャステインをオールナイトで観たと思えば…
女神の見えざる手、ユダヤ人を救った動物園、インターステラー、ゼロダークサーティを経てから観ると、ジェシカ・チャステインの美しさや声や表情、女優としての強い意思が感じられてとても味わい深い。
この存在感を知らないまま観ると、エミリー・ブラントの美しさとシャーリーズ・セロンの凄味(凄美)ばかりが際立つ少し残念な映画かもしれない。
浅い
愛は勝つ!がテーマなのは十分伝わってきたけれど、肝心の愛の描写がなんだか薄っぺらいなと感じた作品だった。
愛をテーマに描くなら、もう少し心の機微を丁寧に描写すれば良かったのにな、と。
氷の女王は確かに「悪」ではあるけれど、私の子供たちと呼び続けられたら、攫われた子供たちに女王への情みたいなものが生まれていても良かったような…
そうではなく、女王を完全に愛を失った悲しみの象徴として描くなら、女王の目を盗んで惹かれ合う主人公の男女はもっと悲愴な、息の詰まる恋をしていた方が自然なような…
クライマックスで大人になった子供たちの誰か一人でも氷の女王を庇ったりしてくれればまだ納得できたかもしれないけれど、愛がテーマという割に登場人物すべてがあまりに薄情な気がして、なんだかもやもやする作品だった。
お伽話にしてはあまりに軽いし、アクション映画にしては美しすぎる。
あれもこれもと欲張った結果、どっちつかずになってしまったという印象。
一番美しいのはセロン
死んだはずの悪い魔女(シャーリーズ・セロン)が生き返る話で、今回は妹の氷の女王(エミリー・ブラント)が登場する。
善玉には前作のハンター(クリス・ヘムズワース)に女性ハンター(ジェシカ・チャステイン)が加わる。
邦題のスノーホワイトは出てこない。
やっぱりシャーリーズ・セロンが全て持っていく
シャーリーズセロン、エミリーブラント、ジェシカチャスティン、クリスへムズワース、主役をはれる方々がこれだけ集まってるのに、こんな駄作ができるもんなんか?!とある意味びっくり。
エミリーブラントも確かにお美しいですが、シャーリーズ・セロンの狂気を秘めた美しさに比べたら、ノーマル過ぎるというか、インパクトで劣るかなー??前作では、白雪姫がイマイチでもシャーリーズ・セロンは、ひれ伏したくなるような美しさがあって、それだけでも見る価値ありって思いましたが、エミリーブラントにはそこまでの魅力は無いって思います。結果、どうしてもシャーリーズ・セロンが全て持ってくという…。
白雪姫というよりは、氷をあやつれるって点で、アナと雪の女王の雪の女王寄りなんかな??とも思いました。
「愛は強い!」って言いたいのはわかったけど…
映画館で見たかったのですが、予定が合わず、今頃になってAmazonプライムビデオで視聴しました。結果、それで十分でした。
スノーホワイトというタイトルから、白雪姫を連想していましたが、最後まで全く登場しません。そもそも白雪姫の話との関連は、魔法の鏡ぐらいしかなく、なぜこの作品に「スノーホワイト」とついているのか不思議なほどです。
ストーリーは、わかると言えばわかるのですが、エリックとサラが戦った7年後に魔法の鏡を求めるあたりが、よくわかりませんでした。エリックどうやって助かった? 7年も何してた? 依頼してるの誰? いきなり魔法の鏡? なにこのドワーフ?って感じで、一気に置いていかれました。まあ、そこさえスルーすればあとは勢いで見ていけます。見終わってから知ったのですが、本作は続編なんですね。前作を見ておけば、こんな疑問も生まれず、もっと楽しめたと思います。
それにしても、「愛は勝つ」「愛は強い」がくどすぎて、ちょっと引いてしまい、登場人物の誰にもなかなか感情移入できませんでした。おかげで、豪華キャストと美しい映像が、いささかもったいなく感じてしまいました。
鑑賞記録 10
まぁまぁかな。
白雪姫をアレンジし過ぎと感じたけど、これはこれで楽しめた。
前半はダラダラ感があり飽きてくる。時間経過が早すぎるし…。
でもその後のゴブリンとの戦いあたりから、展開スピードが早くなり、観ててドキドキ感が増して面白くなる。
最後の戦いは面白かった。
魔法対魔法で非現実的(笑)でもそこが見所でもある。
前作も観たけど、続編が出たら観ると思う。
愛はまやかしよ。愚かで弱いものをたぶらかすペテンです
映画「スノーホワイト 氷の王国」
(セドリック・ニコラス=トロイヤン監督)から。
場面設定はどうであれ「愛」を信じて裏切られ、
悲しい思いをした主人公が「愛」について語るシーンが
メモとして増えてしまったのは仕方がないが、
そこまで「愛」を目の敵にしなくても・・という印象があり、
あまり作品に入り込めなかったことを前置きしておく。(笑)
当然「愛」についての表現が多かったので、
こんな見方もあるんだ、という意味で残しておこうと思う。
「愛はまやかしよ。愚かで弱いものをたぶらかすペテンです」
「捨て去りなさい。二度と愛に惑わされてはなりません」
「我が王国の掟は1つ。『愛してはならない』、
この掟を破ることは許しません」
「『家族』や『愛』という言葉は禁句です。
バカげた幻想から自分を解放しなさい」
「昔から男と女に恋はつきものだ。だが、長くは続かない。
心変わりするからだ。愛はおとぎ話にすぎない」
「いつも愛は、裏切りで終わるのよ」
これだけ「愛」を信じなければ、冷たい「氷の世界」がお似合いだ、
そんな感想を持って観終わった。
私の読みが浅いんだろうなぁ、きっと。(汗)
予告で面白そうだったので、映画みたいなと思ってましたが忙しく行けな...
予告で面白そうだったので、映画みたいなと思ってましたが忙しく行けなかったため
DVDを借りました。
映画館に見に行かなくてよかったと思いました。
美術とアクションは良い
前作からの続投シャーリーズ・セロンのラヴェンナと今作からのエミリー・ブラントの氷の女王の衣装とメイクはとっっっってもいい!!!!
演出の割にCGが安っぽいのが気になりますが。
クリヘムのアクションもさすが。だいたいの人間キャラは兵士なので殺伐としています。
ですがストーリーは…こんだけの要素使ってこんだけつまんなくするのも凄いなと。
微妙に悪いテンポ、味方サイドの恋愛脳、すれ違いは知能不足、キャラ会話は低IQ、とわかりやすくするのはいいけど面白くはないかな…。日常ターンが兎に角つまんない。
なんか続編フラグ立ってるけど…まあ女王が出るなら見ます。
昔々、愛は勝ちましたとさ
「白雪姫」を大胆アレンジした「スノーホワイト」の続編。
今回はスノーホワイトと共に邪悪なラヴェンナ女王と戦った狩人(ハンツマン)エリックが主人公。
また、ラヴェンナ女王の妹で悲しい愛の裏切りで“氷の女王”と化したエルサ…いやいや、フレイヤが新たに登場。
彼女と復活したラヴェンナ女王の過去。
恐ろしい女王姉妹と戦う。
きっと作り手側は巧い事話を展開させたと思っているんだろうけど、待て待て待て!
つまりは白雪姫の居ない白雪姫の話を無理矢理作っただけの、作る必要の無い続編。
話に面白味は無く、一応前作はVFXや衣装やアクションなどビジュアル面では見せられるものあったものの、今回は新鮮味もナシ。
やたらと愛推しで安っぽい。
唯一前作より勝ってるのは、キャスト。
前作からのシャーリズ・セロン、クリス・ヘムズワースに加え、新たにエミリー・ブラント、ジェシカ・チャスティン。
こんなB級に(失礼!)、何と贅沢!
白雪姫不在の時点で微妙な作品になるのは誰もが分かってた筈。
「STOP!」と言ってくれる人、居なかったのかな…?
ハリウッドさん、ヒット作に便乗した安易な続編企画はもう辞めましょう…(^^;
そうそう、今回前作の主演クリステン・スチュワートは謎の降板。
クリステンさん、何かあったんスか!?
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