ヘイル、シーザー!

劇場公開日:2016年5月13日

ヘイル、シーザー!

解説・あらすじ

「ノーカントリー」「ファーゴ」のジョエル&イーサン・コーエン兄弟が、ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムら豪華スターを迎えて描いた監督作。1950年代のハリウッド。あるメジャースタジオの命運を賭けた超大作映画「ヘイル、シーザー!」の撮影中、主演俳優で世界的大スターのウィットロックが何者かに誘拐されてしまう。撮影スタジオは混乱し、事態の収拾を任された何でも屋が、セクシー若手女優やミュージカルスター、演技がヘタなアクション俳優ら個性あふれる俳優たちを巻き込み、事件解決に向けて動いていく。コーエン兄弟監督作常連のフランシス・マクドーマンドやティルダ・スウィントン、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒルらも出演。

2016年製作/106分/G/アメリカ
原題または英題:Hail, Caesar!
配給:東宝東和
劇場公開日:2016年5月13日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第89回 アカデミー賞(2017年)

ノミネート

美術賞  
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(C)Universal Pictures

映画レビュー

3.5 【”24H働く何でも屋の映画プロデューサーの懺悔の日々。”今作はコーエン兄弟がスター多数を起用した映画製作あるあるコメディである。登場スター、何人分かるかな!】

2025年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

知的

幸せ

■1950年代、ハリウッド。
 映画プロデューサー、エディ・マニックス(ジョシュ・ブローリン)の朝は告解室で懺悔を告白するところから始まる。
 彼の仕事は、女優ディアナ・モラン(スカーレット・ヨハンソン)と、”お話し”し、西部劇では通用するが舞台劇では大根役者のホビー・ドイル(オールデン・エアエンライク)を、名監督のローレンス・ローレンツ(レイフ・ファインズ)に無理やり主役を演じさせ、度々やって来る双子の記者(ティルダ・スウィントン)をあしらう。
 そんな中、古代ローマ映画の主役ベアード・ウィットロック(ジョージ・クルーニー)が、映画製作会社に不満を持つ脚本家たちに誘拐されてしまうのである。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・昔、”24H働けますか!”と言うCMがあったそうだが、今作の映画プロデューサー、エディ・マニックスの何でも屋っぷりが結構笑える。

・西部劇では通用するが舞台劇では大根役者のホビー・ドイルを、名監督のローレンス・ローレンツに無理やり主役を演じさせるシーンでの、二人の掛け合いが可なり可笑しい。アンナに大根役者なのに、主役って・・。クスクス。

・エディ・マニックスが、誘拐されたベアード・ウィットロックが、脚本家たちに感化されたことに腹を立て、ベアードをビシッっと何度も引っ叩くシーンでの、ジョージ・クルーニーの怯えた表情は、滅多に見れないであろう。クスクス。

■資料を読むと、エディ・マニックスは実在した映画プロデューサーで、映画の全てを管理し、時には悪辣な事もしていたらしいが、コーエン兄弟はそれをネタのしているのかな。
 観ていると、エディ・マニックスは自身が手掛けた映画を愛していた気がするのだがなあ。

<今作はコーエン兄弟がスター多数を起用した、映画製作あるあるコメディなのである。>

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NOBU

4.0 みんな役者やねえ〜〜(笑)

2023年12月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

時代背景になってるハリウッドの赤狩りの史実を知らないと
ちょっとポカンとなってしまうかも知れないけど
そこを差し引いても、
ジョージ・クルーニーの情けない親父っぷりをはじめ
チャニング・テイタムやスカーレット・ヨハンソンの映画シーン
「踊る紐育」や「水着の女王」なんかを
観た事ある人にはホントに楽しい楽しい〜〜。
オールデン・エアエンライクの西部劇アクションに至っては
今時それ出来るんだ!と、
日本映画におけるチャンバラの殺陣に感心する様な気分で
本当に凄くて楽しかった!
(吹き替えかもしれないけど〜そこは定かでないです)

会話の毒の部分も適度に効いてて流石だな〜〜と思いました。

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星のナターシャnova

3.0 懺悔すればいいのか!

2022年12月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2022年12月24日
映画 #ヘイルシーザー!(2016年)鑑賞
コーエン兄弟が古き良き時代?のハリウッドの製作・撮影のドタバタ劇を豪華出演者で撮ったもの
映画愛がありふれている映画だし、撮影シーンなんてとても豪華
主演の #ジョシュ・ブローリン が渋い

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とし

3.5 人柄の勝利

2022年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

コーエン兄弟らしい、捉えどころのないような与太話。
面白い!ってわけじゃないけど、なんか見ちゃうみたいな。

少なくとも監督の映画に対する愛は伝わってくるし
なんて言うんだろう、どうしようもなくダメなやつなんだけど愛おしいというか。

個人的には訛りのきついアクション俳優の人がいちばん好きだった。

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共感した! 2件)
mar

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