ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐのレビュー・感想・評価
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暗い時代にこそ物語ることが大切!!
人気作家とその作品の背後には、自我の強い作家たちを根気よく説き伏せ、より高い完成度を目指してリライトのペンを取らせた編集者がいたことを再認識させるビハインド・ストーリーには、大恐慌時代から現代にまで繫がる強いメッセージが託されている。それは、名編集者と謳われたマックス・パーキンズと作家のトマス・ウルフが肩を組み、共に誓い合う、「暗い時代にこそ何かを物語ることに意味がある」という、小説ばかりか、芸術、エンタメ、全般に通じるミッションのようなもの。勿論、その中には我等の映画も含まれている。
もうすこし社会性を…
実話に基づいたストーリーということと、ジュード・ロウとコリン・ファースが出てるので観てみました
コリン・ファースの名編集者の役が似合いすぎてたまらん
あとトマスの天才さね
でもどうしてももう少し社会性を…と思ってしまう
実話もの。編集者と作家。 言葉を生み出す苦悩、言葉があふれ出る天才...
実話もの。編集者と作家。
言葉を生み出す苦悩、言葉があふれ出る天才。
天才故に人を傷けてしまう。
すれ違ってしまっても、最後まで心の中に想う友がいる、そんな最後は幸せだったのではないだろうか。
シンプルな最後もいろいろと思うことができる余韻で良かったのかもしれない。
ラストのコリンにジーンとくる
コリンとジュードとニコール、好きな俳優さんばかりが出演する天才作家と編集者の物語。天才作家はあんなにスラスラと書けるんだ、冷蔵庫を台にして執筆するなんて、ちょっと座って書いたらいかがですかと言いたくなる。2人でニューヨークの景色を眺めるシーンがまるで恋人同士のようで良かった。
ラストのコリンの演技が素晴らしくジーンときました。
タイトルなし
お薦めをもらって観た映画。
a true story
また好きな1本となりました。
トムからの手紙を読み初めて🎩を脱ぐマックス。
そうだよね。ここだよ!!
どなたかがコメントで『コリンの蹴りとジュードのXの書き方。そんな細かいところもファンにとっては見どころ』
😍わかるわかる
次は🎥何を観ようかな。
何か📖も読みたいな
ヘミングウェイとカジキ
処女作の編集作業はとんとん拍子に進み、あっという間にベストセラー。いつしか、師弟関係、友情を越えた間柄になったマックス(ファース)とトマス(ロウ)。マックスの妻(ローラ・リニー)やトマスの恋人アリーン(キッドマンも嫉妬するほどだった。小説家にしてはやたらと喋るし、大声だし、ちょっと風変わりな物書きといったイメージ。スコット・フィッツジェラルド(ガイ・ピアース)やその妻に対しても不遜な態度を取ったり、女優アリーンはどうせ演技だからと軽く見てしまう男でもあった。そのトマスが突然脳に結核ができたとかで早逝してしまう。
ヘミングウェイとカジキを釣った写真を撮るなど、文学作者を知らないと楽しめないかも・・・
友情でも愛情でもない何か
個人評価:3.9
編集者と作家が二人三脚で、1つの作品を作り上げる。その行為はお互いが家族以上の存在となり、2人の子供を産みだすような作業なのだろう。
そしてそれは両方の妻が嫉妬するような間柄に、、。その嫉妬は正しく、家族と過ごす時間だけでなく、気持ちや魂までも奪われたと錯覚させる程に。
コリン・ファース演じる編集者が、ジュード・ロウ(作家)に久しぶりに再会した場面。コリン・ファースの瞳は編集者としてのそれではなく、友情でも愛情でもない何かを感じさせた。
その何かこそ監督が描きたかった部分だと感じる。作家と編集者のお互いに流れた信頼と親密さ。
もちろんLGBTを描いた作品ではないが、性別に関係なく、お互いを人間としてありのままを愛した2人だったんだと感じる。
彼が帽子を取った、理由。
いやー、パーキンズ演じるコリン様の静かな演技が素晴らしい。
対比でウルフ役のJ・ロウの天才爆発ぶりが描かれているのも。
文章が湧き出る様を抑え沈め。そして作品にしていく。
パーキンズが冷静に赤鉛筆を入れていく様が時代を感じさせて、心地よい音。
登場人物が少ないのもわかりやすいし。
あ、魚の記念撮影してたのはヘミングウェイだったのか?
紳士だからかパーキンズが会社でも自宅でもずーっとハットを被っていたのが印象的で。ラストで取ったその理由が、胸に来ました。
この邦題、わかりやすくていい。
ジュード ロウがふさふさだった。おっちゃん2人…かっこ良かったよ!...
ジュード ロウがふさふさだった。おっちゃん2人…かっこ良かったよ!けどたぶんジュードの役はめっちゃ若いのかな?そのへんがよくわからなかったたた。
素晴らしい編集者
トムは一流作家だったけども、僕みたいな三流でも編集者との巡り逢いの中でベストセラーを生み出せるかもな。と思える編集者と作家の愛の物語だった。
真面目で実直な編集者のコリンファースと、この人作家じゃなかったらヤバイ人なトムをジュードロウが、もう当て書きなんじゃないかと思うほど合っていた。
最後の別れが作品の事じゃなくてスコットとの喧嘩が原因みたいになってたのが少し残念だったけど、
周りのものを犠牲にして、二人の世界に没頭し作品わ生む過程に胸が熱くなった。
とても良い作品だった。
天才作家とその裏にいる編集者のコンビで作られる作品 1つの作品を完...
天才作家とその裏にいる編集者のコンビで作られる作品 1つの作品を完成させるために互いに身を削り私生活にも悪影響を与えてしまっても追い求める、没頭する 。ベストセラー作品の裏側を知ることができた
静謐
静かな映画。いい感じ。全体を流れるのは「劇的」と対局にある「静謐」かな。
作家と編集者、見出だし、手を取り合い、諍い、それでも互いを想いあい、恋愛映画みたいな表現になっちゃったけど、年齢が離れた青春映画みたい。それとも、血が繋がってるいない親子映画かな。最期が唐突に訪れるので、かえってすっきりエンディングした感がある。
実話なだけに盛れないしね。
帽子を脱がないのは黒子として、
対等な立場としての編集者の矜持。最後に脱ぐのは仕事ではない魂の繋がりの表現、なのね。解説してくれたみんな、ありがとうございます。
監督54歳にして初監督作品ということも教えてくれてありがとう
最高のコンビ
冷静で何よりも本と作者を思いやる男。
感情的で時に冷静な判断ができない天才。
この2人とその周りの人達が見せる、失敗や成功や人間関係や友情や家族愛はとても感情移入できるものだった。
周りを思いやるということを知らない天才と、そんな彼を理解し支えようとする男。時にはすれ違い、最終的にはお互いがお互いを必要だと気付く。そんな美しい関係性にとても感動した。
ジュード・ロウが見せる主人公の、自分の才能に酔っている姿は見ものだ。
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