デス・ノート

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デス・ノート

解説

人間の魂を翻弄する謎の男によって死の運命へと誘われていく人々をゴア描写たっぷりに描き、世界各地の映画祭で注目を集めたイギリス製サスペンススリラー。田舎町の小さな警察署に赴任してきた新人警官レイチェル。彼女にとって初めての夜勤の晩、署に不気味な男が連行されてくる。やがて刑務所にいた7人の男女に次々と不可解な出来事が起きはじめ、男が持っていた1冊のノートには、死んだ人間の名前がびっしりと書き連ねられていた。ヒロイン役を「ザ・ウーマン」のポリアンナ・マッキントッシュ、謎の男役を「麦の穂をゆらす風」のリーアム・カニンガムがそれぞれ演じた。監督は本作が長編デビューとなるブライアン・オマリー。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2016」上映作品。

2014年製作/92分/イギリス・アイルランド合作
原題または英題:Let Us Prey
配給:AMGエンタテインメント
劇場公開日:2016年1月5日

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(C)2014 Let Us Prey Limited

映画レビュー

2.0邦題を考えた人、騙しのプロやな。

2022年9月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 公開時の邦題がデス・ノートで、後にデッド・ノート。さすがに本家の方からクレームついたか、遠慮したのだろう。しかもタイトルそのものがネタバレ・・・

 まずは勤務初日であるレイチェル(ミラ・ジョヴォヴィッチ似)の主人公が、車で人を撥ねた通称シーザーを署まで連行することになった。しかし、撥ねられた人がどこにもいない!ヘッドライトには血痕があるのに被害者はどこに行ったのやら・・・という謎めいたオープニング。

 そして、勤務中にパトカー内でセックスしている不倫警官カップル。ホラー映画の定石として、こいつら最初に死ぬやろ!と思いきや、撥ねられた人を見つけてきたり、医者の家で凄惨な光景を発見したりするのだ。

 巡査部長のわけわからぬ行動と、狂気の人格変貌。やられる側も全てカルマ、因果応報ということだったが、仕組んだのはやはりデスノートに名前を書かれたからなのか、そしてレイチェルの過去とか色々理解不能。グロシーンはあるものの、とりあえず警察署を破壊していく様子は既視感もあるし、ちょっと物足りない展開。

 それよりもシーザーの罪は重いはずなのに、逃げる余地を与えたというのが納得できない。オカルトチックなSAWといったところか・・・

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kossy

3.0邦題はアレですが、中身のぶっ飛び具合は意外と好きでした

2017年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

劇場公開時は確か邦題は「デス・ノート」だったはずなのに、いつの間にかソフトリリースに合わせて「デッド・ノート」にタイトルが改題されていたんですね。
まあどっちみちパクり感が半端じゃない邦題ですが、何気に前から気になっていたのでハズレ覚悟で見てみたら、思いのほかそれほど悪くはない・・・ってまあ良作とも言い難いですが、でも十分普通には楽しめるオカルトホラー風サスペンス映画だったかと。
特別メジャーなキャストが出ている訳でもないし、大ヒットするタイプの映画でもなかったですから、しょうもないタイトルで気を引くしかなかったのは致し方なかったところでしょうか、でもジョン・カーペンター系作品が好きな方なんかは、まずまずは楽しめる作品だったのではないでしょうかね、B級臭、マイナー臭たっぷりでしたし。

一応ノートと死神的なものは出てきますが、あの邦画の「デス・ノート」とは何の関連もないので、ああ言った展開を期待すると肩透かしを食らうかもしれません、でも終盤の怒涛の展開はなかなか見応えあって面白かったですよ。
相当むちゃくちゃだし予想以上にグロかったので、ダメな人は全くダメでしょうけど、このハチャメチャ感、振り切れ具合は意外と好きでしたね。
まあノートと言うよりは手帳かな?ノートに名前を書かれた者が死ぬとはちょっと違いましたが、悪を裁くこのパターンも、一風変わった変化球的ダークヒーローって感じで、これはこれでありだったと思いました。

ただ、前半はちょっとかったるいところがあったかな。
警察署内に皆が集められるまで、まあ人物紹介も兼ねたところはありましたけど、ややダレた部分があったかなと。
しかし、どれだけクズか、それが分からないと後半の爽快感も得られないってことで、これはこれで必要だったのかな。
オカルト系なんで、リアルを求めれば全く入り込めない内容かと思いますが、何も考えずに終盤のドエライことになる様を見るだけでも、とりあえず一見の価値はある映画だったのではないかと、B級臭は半端じゃなかったですけどね。

しかしあの署長さん、いろいろと凄すぎ(笑)
ウィレム・デフォーのような風貌で、何故か「ランボー」みたいなことになってしまうから、何か笑っちゃいました、設定がアホ過ぎてツボでした。
主人公の新人警官も、ミラ・ジョヴォヴィッチのような風貌で、アクションもしちゃうから、もう何の映画見てるんだか途中で分からなくなっちゃいましたよ。
まあラストのソレいる?的な部分も含めて、いろいろと見る者の予想を良い意味でも悪い意味でも裏切ってくれましたね、地味にぶっ飛んだオカルト映画でした。

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スペランカー

1.5同名映画に注意(笑)。罪人達をいざなう、地獄の業火。

2016年1月9日
PCから投稿

怖い

興奮

難しい

【賛否両論チェック】
賛:おぞましい最期を遂げていく罪人達の狂乱の中で、戦い続ける主人公の姿に、希望が垣間見えるよう。
否:「DEATH NOTE」のような展開を期待して観ると、拍子抜けすること間違いなし。理解不能な登場人物達や、グロシーンもメチャメチャ多い。

 まずはじめに、マンガ等でお馴染みの「DEATH NOTE」とは、全く関係ありません(笑)。展開も、正直“ノート”はあまり関係ないので、似たようなストーリーを期待して観ると、期待外れ感が半端ないと思います(笑)。
 運命に導かれるように集められた罪人達が、自らの罪と向き合い、非業の最期を遂げていく様を、凄惨な描写でこれでもかと描いていくのが、非常におぞましいです。そんな狂人ばかりの中で、自身も壮絶な過去を背負いながらも、目の前の敵と対峙し続ける主人公の姿に、一縷の希望が見てとれるような気もします。
 グロいシーンはメチャメチャ多いので、苦手な方には向きません。大丈夫な方で気になった方は、チェックしてみて下さい。

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映画コーディネーター・門倉カド

3.0どいつもこいつも

2016年1月5日
フィーチャーフォンから投稿

怖い

興奮

序盤はまったり少し訳わからない奴ら。
中盤からオカルトな感じが始まりテンポアッブ。
後半はサイコ&アクションな感じに。

あまりにも狭い範囲でサイコ野郎が多すぎるw。
人助けではなく、あくまでも裁きってことで、なかなか楽しかったんだけど、最後の選択だけはイマイチ気に入らなかった。

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Bacchus