グランド・ジョー
劇場公開日:2016年1月30日
解説
ニコラス・ケイジが主演し、過去の犯罪歴に振り回されながらも真面目に生きようとする男と、父親の暴力に耐える少年が織り成す交流と苦難を描いた人間ドラマ。アメリカ南部の田舎町で暮らす男ジョーには複数の前科があったが、現在は森林伐採業者として真面目に働き、周囲の人々からも慕われていた。ある日彼は、仕事が欲しいという15歳の少年ゲイリーを雇うことに。ゲイリーは酒に溺れて働こうとしない父親の暴力に耐えながら、母や妹を養っていた。一緒に働くうちに親子のような関係を築いていくジョーとゲイリーだったが、そんな2人に過酷な運命が待ち受けていた。「ツリー・オブ・ライフ」のタイ・シェリダンがゲイリー役を繊細に演じ、第70回ベネチア国際映画祭で新人俳優賞を受賞した。監督は「スモーキング・ハイ」のデビッド・ゴードン・グリーン。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2016」上映作品。
2013年製作/117分/R15+/アメリカ
原題:Joe
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
スタッフ・キャスト
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こういう映画見ると、
つくづくアメリカって広いなぁって思う。
ニュースなどで普段目にする「アメリカ」は
大体都会で、最先端で、世界のリーダーで・・・というイメージ。
んで、映画に出てくるアメリカの田舎町の、
「一生ここから出ない人なんだろうなぁ」感。
ここにギャップがありすぎる。
アメリカの割合でいくと、どっちが大多数なんだろう?
勝手な妄想だけど、後者の方が圧倒的に多いのでは?と、思う。
つまり、普段メディアで目にする「アメリカ」の問題は表面的で、
もっと根深い所にアメリカの闇が潜んでいる気がする。
と、すると、日本人から見てダメ男だなぁと思う
この映画のニコラスケイジや、ゲリーの父、顔に傷のある男なんかは、
普通にゴロゴロいる存在となる。
だから、まだ純粋で悪に染まり切っていないゲリーに
未来を託そうとするニコラスケイジの行動には
強く共感できる。
「いや、その解釈全然違うよ」ってアメリカ人に言われても、
なんだか信じられない。
そんな説得力が、この映画にはある。
2021年11月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
特に期待せず見始めたけど面白かった
ニコラスケイジの演じる役て悪人ではないけど嫌なやつ、間違っても尊敬とかされてない、というイメージがあるけど今回はその逆で新鮮、刑務所には入っていたし暴力的だけどいい人
あと普段自分は不思議な事が起こらない映画はあまり見ない、時間が巻き戻ったり宇宙から飛翔体が降りてきたり幽霊が出てこない映画の何が面白いん?というスタイル
マフィアが足を洗うだの洗わないだの、空も飛ばないカーチェイスだの、見終わった後の“だから何?”感(個人の感想です)、スパイはせめてトンデモ科学の秘密道具持ってて欲しい
なので今回も、暴力と貧困テーマでひたすら重い、ジョーカーを極限まで現実的にしたらウィリーになりそう、それなら私はバットマンを見るね、てな感じで普通ならスルーだった
ところが普段は見ないジャンルでも、子供が絡んでくるとあら不思議、けっこうお気に入り作品に!
レオンやチョコレートドーナツとかもその図式で好きなんだよな多分
少年の家族を守るためにひた向きに生きている姿を見てジョーも心を動かされたんだとおもう、結果があはあなってしまったのは哀しいけど
ただやっぱり重いテーマなので何回も見たいとは思わないかなあ
2019年2月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
観終わった瞬間言いました。
『...で?』
特に何も得ることも何の感想も出てこない映画でした。
冒頭のクソジジイがボコボコにされてるシーンとか何やねん。ジャッケットに「ニコラス・ケイジの最高傑作!」とか書かれてるけどもうニコラス・ケイジ観るの辞めようかな??
とにかくオススメしません!