ミュージアムのレビュー・感想・評価
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新鮮味ゼロのシナリオ
既に作られている数々の映画のシナリオを踏襲、というよりそのままコピーしているような展開の映画です。なぜ今更、なんの新鮮味もないシナリオの映画を製作されたのかが疑問です。
・オープニングは刑事モノお約束
>汚れた部屋にて携帯の着信で起床>終話後スモーキングタイム
・仕事が忙しく奥さんに出て行かれる
・後輩が殺される
・サイコパスによる連続殺人事件
・犯人は殺人をアートや表現と考えている
・セラピストへの強引な尋問
・主役の家族が標的になる
・犯人が抱える症状の連鎖
今まで散々上映されてきた映画の完全なる二番煎じも良いところ。
刑事モノの映画とはこういうものです、というテンプレート用の映画を分かりやすく親切心で製作された、といったところが製作の意図でしょうか。
マンネリの倦怠感を通り越し、呆れるどころか失笑モノです。
それでも最後に何かサプライズがあるのか、あるいはそれこそ「セブン」のような救いのない後味の悪いエンディングになるのかと思っていましたが、そこはやはり日本人が好む勧善懲悪型のノーマルエンドに...。
恐縮ながら原作は未読なのでこの作品全体がどのようなものなのかは不明ですが、映画に関して言えばこのようなレビューにならざるを得ません。
何もかもが平凡でした。
配役は良いだけに勿体無い。
カエル男強し。
お金出してまで見るほどじゃない
序盤からドッグフードは死体のクオリティが低い、腕の血の跡なんだそれですでにお笑いモードに
被害者の共通点がわかった時点で視聴者は犯人の推測ができてしまう陳腐さ
ハンバーグシーンの不快感、倫理的批判回避のための取って付けたようなネタばらし、どうせなら実際に妻子食わせたほうが面白かったのでは?
倫理的にできなかったんだろうけど
それなら日光アレルギー罹患者への倫理的配慮は?
最後の子供のシーンもどうかと思ったし
何を訴えたかったのかがわからなかったです。
タイトルなし(ネタバレ)
原作を知っていての感想
クライマックスの犯人と奥さんが入れ替わるところがイマイチ
最大の山場なんだけど簡単に銃で撃つのをやめすぎ
あそこは原作に忠実に回想シーンを入れて奥さんの背中を思い出させるようにしてほしかった。あと主人公が奥さんを撃たないことで作品が完成せず、そのことで犯人がもっともだえ悔しがるようにしてほしかった。
犯人からしたら何日も監禁して、いろいろ手間暇かけて主人公が
奥さんを撃つことを仕向けたんだから、そこがあっさりしすぎて
そこ以外は良かったのに見終わった後なんか違うんだよな~て感じでした。
恐怖
こわかったです。すごくこわかったです。
人の心の闇の深さは果てしないと思いました。
人が狂気に満ちるのは、何がきっかけかなんてわからない。そんなことで?ってこちらが思うことであっても、その人にとっては人生が変わるほどの出来事であることだったたくさんある。人を殺すことに楽しみや快楽を覚えた人間の恐ろしさ。非現実的なようで、現実の世界でもこんなことあるのかもしれないという恐ろしさ。とにかくわたしはずーっと怖かったです。そんな簡単に命を奪わないで。という気持ちでいっぱいでした。残酷で救いようのない内容でした。
本当に最初から最後まで残酷でした。見終わった時にすごく嫌な気持ちになりましたが、そうさせるのが目的だと思うので、結論良い映画ってことなんだと思います。小栗旬くんもかなり適役でしたが、妻夫木聡くんの演技力。素晴らしかったです。久しぶりに恐怖で涙がボロボロ出ました。良い作品だったと思います。
グロテスク
刑事モノ?の中で1番好きかも 原作読まず鑑賞しましたがすごく振り回...
お勧めできない
実に良く出来た映画だ。
一回の観賞で尚早な判断だが、プロダクション全てにクオリティが高い。
これまでの同系列映画との決定的な違いは、悪を個人に収斂せず、潜在的本質と捉え、徹底している点である。それゆえ観客は本作と対峙するか、逃げる(無視する)かを選択せざる得ない。つまりは観客も無傷では帰れない。
娯楽で観るには不向きな作品の故である。
ただそれでも、ここまでやらなければ、観るものに訴求できなかったか?
情報過多故の鑑賞力不足は、作品から情緒を奪って久しいが、"ここまで来てしまったのか"という感慨は深い。
森田芳光監督「39」観賞時は「新しい表現」とワクワクしたが、自身の加齢もあっての事と思う。
良くも悪くも、議論の俎上に上がるだけの快作に違いなく、ロードショウ時の低調さが残念でならない。
WOWWOWドラマの最上級
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