リップヴァンウィンクルの花嫁のレビュー・感想・評価
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質感も話も演技演出も好き
長いし、嫉妬なのか分からないが心にもないような評価も散見され、あまり世の中に広められていないし、正直、見るのをたじろいだ。必ず見ようと思っていた自分ですらそうなのだから、岩井俊二信者でなければすすんで見ようとしないかもしれない。ちなみに、自分は信者でもないし、どちらかというと嫉妬を感じる側、全く嫉妬を感じる必要もない凡人なのだけれど…
変な映画だなーと思った。でも、完璧な世界観が構築されていて、変が変じゃなく終幕してしまった。そしてその変さかげんに泣かされたりしたわけだ。
そればかりではなく、かなり笑ってしまったし、笑わそうとしているんではなく、これ面白いだろうなぁと思って作っている意思が伝わってきて思わず笑うといった感じ。
結婚式で世界的あの人が新郎役に登場するなんて、何気になかなかできることじゃないと感心しながら大爆笑。有名な役者を起用するならするなりに、その人の個性とかプライベートのことまであからさまにしてしまう演出というか演技なのかもしれないけれど、面白い情報を積極的に提供してくれて楽しめた。逆にそれが邪魔だと言う人もいるだろう。
特別なことはあまりなかった映画。自然に流れていき、不思議な話であるけれども、あるかもしれない事柄が並べられているだけで、革新的なものは何もない(たぶん…)。ちゃんと起承転結あって、暴力もセックスもない清く正しい映画。血も流れないし。だからいいとか悪いとかではなくて、制作する側の視点や思考をしっかりと提示されている訳で、それをしっかり受け止めた上で評価というか好き嫌いを判断して欲しい。
カッコつけたタイトルだとしか思えなかったこの映画の題名もいいタイトルだなと心から思えるし、気になる人はぜひ見るべきだと思います。
今年の最重要作
久々の純、岩井俊二 作品‼︎
長いけど観ていられる
最後に黒木華が大きな声で、ありがとうございます。と言うシーンが印象的でした。
役者さんが皆さん良かった。
悪意のある嘘も時に人を幸せに導くこともある。
すべて主人公が望んだ選択だと思いました。
難しい事は言えないけど、観終わった後はとても良い気分になりました。...
泣ける、、
ある意味、凄まじく怖ろしくて哀しい物語を、切なくて愛らしくて希望すら感じさせるものに昇華させてるのが凄い。
前半は、主人公の数奇な運命にたじろぐサスペンスタッチともいえる展開。
うって変わって後半は、充ち満ちた愛情と哀感につつまれて涙、、、
登場人物は、この人しかいない!って感じの絶妙キャスティングかと。
音楽も効果音も素晴らしいし、映画館で観るべき一本。
騙されてもいいかも
ねこかんむり
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