スティーブ・ジョブズのレビュー・感想・評価
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楽しめた。
ジョブズについてはそんなに詳しいわけじゃないけど、ごく基本的なエピソードについて知識が有ったんで楽しめた。自分にも年頃の娘がいるんでラストはホロリだった。全く予備知識無しで行ったらアカン映画だね。全編会話、会話だし。
チケット売り場で後ろに居たカップル、男が時間をみて「なんでもいいや、スティーブ ジョブズ?じゃ、それ観るか。」2時間苦痛だったんじゃない?
まあまあだった
ほぼ発表会だけで構成していて、お話としてはあんまり面白くなかった。マイケル・ファスベンダーが最初全然ジョブズに似てなかったのが、だんだん似ていくのがちょっと面白かった。
ジョブズが里親に見捨てられたことがある、気の毒な里子であったことはショックだった。
娘の母親が浪費家で、娘を出汁に金をせびりに来ていて、それでギスギスするのは他人事ではなかった。娘が大人になって叱られていたのは羨ましかった。
諍いが全部「オレは正しい」の主張合戦で聴くに堪えなかった。
新潟では上映予定がなかったため上京して見たのだが、新潟で上映がないのは別に問題じゃない感じだった。
全編テンション変わらずで疲れた〜
伝記としては面白いし興味あるけど全編このテンションは疲れた。ファスベンダーのひたすら語り展開と過去と現在の交差する映像が目まぐるしすぎてもう話についていくだけで精一杯。3つの時代が全て発表会を軸にして描いたのはうまいなー、と思った。
へえ、そうなんだ。
良くも悪くもスティーブ・ジョブズという人が描かれてる。
空前の話題をさらってったiMacが発表されるまでの。
舞台上の彼と舞台裏の彼を描きながら。
どこまで本当なのか確かめる術もないのだが、まあ、形容しがたい人物像だった。
よく言えば初志貫徹、悪く言えば独裁者だ。
自分が提唱したものを変えない。
彼が押し通した基本理念は開発当初から抱き続けたものだった。
まるで、自分以外の者は理解できないのだと断定するように。
だからこそのカリスマなのか…。
プライベートでは平穏な日々なんて無いんじゃないのかと思う程トラブル続きだ。
家族からは憎まれ、友達からも遠慮され、孤高の天才を地でやってるような。
そして驚愕なバイタリティー。
プレゼンの前に吹き出す諸問題。
彼が常日頃から抱えてた問題が吹き出す。
…メゲるぜ、毎日あんなのと向き合ってたら。
でも、彼は止まらない。
まるで、世界の命を握ってるかのような確信と神の声でもきいたのかと、確約された未来を持ってるのかと思う程、自分の理想に突き進む。
まあ、そんな思考の持ち主なのでトラブルは当たり前といえば当たり前。
およそ、右向け右の思考から一番遠い人物だ。
あなたにとっての幸せとは何ですか?と聞いてみたい。
「そんなもの追い求めた事がない」とか言ってほしい。
iMacまでの、ジョブズ
スティーブ・ジョブズといえば、世間一般的には、菜食主義の人で、ちょっと変人の金持ちで、iPod の生みの親で、家族がたくさんいる瘦せこけた男というイメージなのではないか。この映画では、あえてiPod 以前の、自ら作ったアップル社を追い出されてしまう寸前の若きスティーブと、ネクスト社を作っていたころのスティーブ(ピクサーも育てていたがそのことは無視されている)と、再びアップル社に迎えられたころの三人のスティーブを描いている。もちろん、ただ歳を重ねてゆくだけで、ひとりの人物の物語である。基本的には、性格が悪く、嫌な奴である。本編では、なぜそのような性格になってしまったのかを解き明かそうとしている。あるいは、スティーブ自身にその性格の謎を解き明かそうとさせている。そしてそれは、最後までじっくりと見ることが出来た場合、ある理由にたどりつけるものの、伝記を読んでいない一般的観客の場合、どれだけ理解できるか不明だ。まず彼が、養子としてそれなりに苦労して育ったこと、実父がシリア人であったこと、スティーブ・ウォズニアックという天才エンジニアのもうひとりのスティーブがいたこと、リサという隠し子がいたことなどを理解しておかねばならない。そしてアップル社がアップルⅡというマニアックな製品から始まったことも。
何故か惹かれる・・・
つまんないだろうなと思って観ましたが、これがなかなか私には面白く感じました。
マイケル・ファスベンダー演じるスティーブ・ジョブズがなんとも魅力的で・・・❤
酷い事をしているんだけど、何故か惹かれる、そんな感じです♪
最後、リサに対しての行動も胸を打たれました☆
二時間しんどい
2013年にも、アシュトン・カッチャーの同伝記映画があったけど、こちらの方が個人的には面白かったな。
でも娘リサとの確執部分があまりなかったから、今回の作品でその辺がみたかったのだけど─
全体的には、専門用語が度々出てきて、しかも長いセリフばかり。
こういう業界にも詳しくない為、登場人物がそれぞれ、スティーブとどのような経緯で関わっていたのか、分からない部分もチラホラあった。
そんなに長い上映時間でもないのに、退屈で眠くもなり、星一つと言いたいところだけど、長いセリフをよく理解して演技していた俳優陣には脱帽!
その為、少しアップして星2.5。
力作、なんだけれども。
さすがダニー・ボイル監督、映画として十分に楽しめた一本。
しかしながら伝記としてはアシュトンが演じた作品の方が上か、本人再現度も含め。
映像・画面、そして音楽のチョイスと使い方が上手いのは監督らしさ全開。
ファズベンダーにケイト・ウィンスレット、おまけにセス・声ですぐわかる!・ローゲンまで。
地味に豪華な芸達者キャストの集合も、観応えと説得力十分。
何よりも脚本が上手く、ジョブズ氏の人生のアップダウンを本当に見事に「映画」に仕立てている。
その分、実在の人物・事実に基づいているのに嘘くさくなってしまっているのがまた皮肉な話なのだが。
今回は偶々の観比べになったが、実在の人物を映画にするということの難しさを改めて考えさせられた作品。
グダグダ
兎にも角にも眠かった。発表会の舞台裏トークばかりで、字幕ばかり見て目が疲れるわ。それに、娘のリサをクローズ・アップしすぎてる。3つの時代(1984、1988、1998)しか無かったしな。
ジョブズの生い立ちから亡くなるまで...かと思って観ると、痛い目に遭うわ。
もっと真実を描いて欲しかった。
リサが血縁のあるジョブズの実娘なのか、ネットで調べても噂の程度であまり出てこない。
何か作り話の色の様に見える。
それおろか、ジョブズの長男が医療界のどの分野に行っているのか殆ど情報が無い。
ジョブズが日本のソニーの独創性にかなり影響されている模写が以前公開されたもう一つのジョブズの伝記映画にも無かった。
実のところSONYの故井深氏にジョブズ氏は可愛がられたそうだが。
iPodの源流は、SONYのウォークマンのカセットプレーヤーに影響され、楽曲収納ををHDDに置き換えたとすら言える。
話変わって、8bitのApple IIeは私が当時若かった頃に販売されていたのだが、アキバのパソコン店に並べられてた。アタリや国産PCに比べて割り高でとても手に入る代物では無かった。それ以前は、i8080を利用したマイコンキットが流通していた。Aplle IIeは、インテルでは無いモトローラの6800系であるもののこれらのマイコンキットを工夫して製品化したとすら言える。
Apple IIeが高価だった為に、PC-8001の国産パソコンに転んだクチだったのだが。
これもその後のPC/AT互換機、そして自作機に傾く事になった。
Macは、iMacで安く大衆化させようとして大成功したけど、その後アプリの開発が減速し、誰でも使いやすいPCどころかプロフェッショナル分野で使われるPCになってしまった。
日本の音響メーカーのパイオニアがMacの互換機を一時期出していたものの現在はどこも互換機を作っていないし。
また、日本のシャープもMacと同じ68000系を使っていたX-68000も存在した。
DOS/Vがハード上のマニアックなPCに対して、MacはAdobeなどのプロフェッショナルなアプリのあるPCであることは否定できないけど。
iPhoneに関しては、もしかして時代が変わっていたら日本のSONYがスマホで先行していたかも知れない。
しかし、SONYは急減速した。
一方Appleは、4K TVとかBDレコーダーやカムコーダーの大型家電がAppleが作れない様に。
理想をカタチにすること…
人間ジョブズが描かれている。個人的には「ペンがあるからダメ」のくだりは泣けましたね。人の好き嫌いは二の次、理想を追うことを最優先していることで生まれる周囲との葛藤は私たちの生活にも直結する物語であり、「やっぱり、すごい人ってちょっと変わってるよね」という、一般人がそこから動かしたくない超人に対する「落とし所」を揺るがし、自分の中の何かがざわつくそんな傑作ではないでしょうか。
ジョブズの人間性
スティーブ・ジョブズの功績、マッキントッシュができるまで/等々のジョブズの道のり的な映画を期待してみると、違和感を感じてしまうかもしれない。
個人的には、とても面白い内容だった。
この映画のポイントは、表現の仕方が斬新。3つの発表会の直前を舞台として、ジョブズの人間性を上手く取り混ぜながら、スティーブ・ジョブズがどういった人物像だったか上手く表現されている。
当時、発表会の直前にこのようなやり取りは無かったと思うが、ジョブズの仕事に対しての理念、リサに対しての接し方など、絶妙に表現されていると思った。
スティーブ・ジョブスという人
アメリカでは事実と異なるという批判もあるみたいだけど個人的にはある種の真実を観客に体感させる映画だったと思う。
それはすばり 「スティーブ・ジョブスがもし知り合いにいたらこういう気持ちにあなたはなります!」という、この一点に尽きると思う。
まず映画の構造が、スティーブ・ジョブスの人生を始まりから終わりまで辿る、というよくある伝記映画の構造とは違ってすごく限定された状況のみで構成されてるというところがミソだったと思う。つまり、観客に過度にスティーブ・ジョブスに感情移入させることなく、あくまで客観的な視点を保たせることで彼がどういう人間かを冷静に見させるという効果がこの少しイレギュラーな場面構成にはあったと思う。
また、彼の人生を切り取る上で新製品お披露目直前の舞台裏という場面を選んだのも凄く上手いと思った。勝手な想像だけど、彼のアーティストや経営者、また人間としての美学みたいなものが最も集約されてるであろう場面として納得がいくし、開演直前の慌ただしさのテンポも彼が持つ狂気とか暴力性みたいなものとマッチしてて見てて何となく心地よかった。
結果として映画を通して観客は、スティーブ・ジョブスという人間が持つ狂気と、それでも何故彼が偉大と呼ばれているのかということの片鱗を確かに感じられるような作りになってて、個人的にはかなりグッときた一本となった。
緊張感あふれる、まるで舞台劇
偶像としてのスティーブ・ジョブズに
あらゆる光をあてていくのは
3つの時間における近しい人々との会話
様々な色を鮮やかに際立たせ
陰影を浮き上がらせていきます。
まさに舞台劇な迫力の脚本。
複雑な彼と共有する時間の緊張感に
途中ついていけず
少し寝ちゃいました
寝不足だったもんで…
クソ野郎ゆえに愛おしい
傑作。
傲岸不遜のクソ野郎、でも天才、でも繊細で不器用という人柄、そして周りの人間も憎んではいるが、憎みきれないという複雑極まりない関係を、3つの発表会直前という緊迫した舞台を用いて描く。人間の深層を浮かび上がらせるにはこういう差し迫った状況が適している。
緊迫する舞台設定なうえに圧倒的なセリフの応酬で、息つく暇もない。過去のフラッシュバックも交差するので、観てる側の頭もフル回転。でも分からないことはないし、興味と緊張感はずっと持続する。あっという間の122分。アーロン・ソーキンの脚本が秀逸。
でも最終的にはミヒャエル・ファズベンダー演じるスティーブ・ジョブズが愛おしくなる。ウルフ・オブ〜のジョーダン・ベルフォードもそうだが、クソ野郎であればあるほど、その人物に引き込まれ、堪らなく愛おしくなってしまうのは、実社会も含めて自明の理なのだろう。
ファズベンダーの他、セス・ローゲンもいいし、ケイト・ウィンスレットが最高。素晴らしい演技。タイタニックの時からそうだが、絶妙に太めなのがいい。いいおばさん感が出てるなと思って調べたら、同い年だった!ファズベンダーは年下だった!改めて感じた40代orz
人物像知らんと2時間シンドイかな^^;
Mac歴26年のユーザーですが、2013版は、予告に魅力感じず観ませんでしたが、今回は吸い寄せられるように初日鑑賞。
創始者でありながら一度解雇されその後復活した偉人のお話。
Macといえば昔は、デザイン系クリエーターの贅沢品でしたが、一般的にはiMacくらいから一気に認知度も上がって、今では誰でもアップル製品を使う時代になりました。
そのジョブス氏といえば、黒いタートルネックにジーンズで、新製品を発表する姿なんですが、この映画はその会見直前の舞台裏バトルが、延々と続きます^^;
まぁMacやジョブス氏に興味なければ中盤から、仕事とプライベートの揉め事にもうエエやん^^;;って苦痛になるかもって感じなので・・・
観る予定の人は最低でも『スティーブ・ジョブズ』のWikipedia読んでから観てくださいね〜☆3.5
PS:レイトショーでしたがメッチャ寝てる人いました^^;;;;;
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