映画 聲の形のレビュー・感想・評価
全445件中、41~60件目を表示
最高のアニメーション映画
視聴前のレビューで聲の形がいじめの話や残酷という評価が目立ちましたが、実際鑑賞して感動しました。
言葉にできない、伝えられない思いを聲にする。主人公の心の葛藤、ヒロインの言葉にできない胸中が緻密なストーリーで表れてました。
全国の子供に見てほしい映画です。
一瞬の衝動は一生の後悔に繋がります。
君の名は、バケモノの子の時期と同時公開らしい。 有名な2作よりも、...
君の名は、バケモノの子の時期と同時公開らしい。
有名な2作よりも、これが一緒秀逸。
結局、石田くんが、何も聴こえてなくて、何も見えてなかったんだ。
非常に静かな映画
聾に関する映画だからだろうか?効果音や大袈裟なBGMなどなく、静かに見ることのできた映画だった。静かだとは言え登場人物の心の動きは騒がしく落ち着かない場面もありそう言った場面で静かでも表現しれていた点は非常に驚きであり素晴らしい!!の一言に尽きる。個人的にはこの映画の視聴で何かが変わりそうな気配◎何度でも観たい一本の一つにエントリー◎
心の声が聞こえる
ストーリーでした。
少女の閉ざされた心が、徐々に開いていく姿、同じクラスの少年に傷付くようなことをされながら、段々と、心を通わせていく場面が繊細に描かれていました✨
自然の情景と共に、慕う気持ちが伝わってきてました✨
×点さん、ごめんなさい
「しょうこ」と打つと一発で変換できないので「ガラス」と打ちながら、硝子の心の奥底を感じ取ろうと努力してみました。だけど、やっぱり将也の心の方が痛いほど伝わってくる。高3で心を解き放ったのは本当に良かった。
いじめっ子が逆に孤立していじめられる側になるのはよくあること。周囲の子どもたちだって、良くないことだとわかりながらも同調してしまう社会の構図。子どもは大人の鏡とはよく言ったもので、成長する彼らの変化が面白いほどに胸に突き刺さってくる作品でした。
誰が悪い、誰が嫌い・・・そんな気持ちを払拭させてくれる高校時代。闇を抱えて一人悩むよりも人と話し合ったほうがいいに決まってる。素直にならなければ老人になるまでずっとしこりとなって残るはずだ。ろうあ者を中心に添えた設定も、心がうまく伝えられないもどかしさをも端的に表すことのモチーフだろう。
自分の気持ちが伝わった瞬間。至高の喜び。“ともだち”になったと思えるときなど、幼き頃を思い出しても世界が変わったひとときだった気がします。というか、この映画がそうだったんだよと教えてくれたのかもしれません。
登場人物のそれぞれの性格が見事に描かれ、嫌な奴だと思っていても次第に優しさがにじみ出てくるストーリー。みんな人付き合いが苦手なんだよ!声が届いた瞬間は絶妙だったし、心が伝わったことに涙した。あぁ、高校時代に戻りたい・・・
人と・自分と向き合うという事
原作未読です。中高生向けのアニメかと思って軽い気持ちで観ていたのですが、泣けました。こんなに感動するとは思っていませんでした。
人の心ってこんなにも柔らかくて繊細で、危うくて残酷でもあるのだなと改めて思いました。
小学生の硝子が将也に馬乗りになって掴みかかり喚く場面が印象的でした。何をされても静かに笑ったり、自分は悪くないのにごめんねと謝るばかりだった硝子が、ある意味初めて自分の感情を人にぶつけた瞬間だと思いました。
将也に酷い事をされても‘友達だよ’と伝えていたのは硝子が将也の中にある優しさを感じ取っていたからだと思います。だから周囲から孤立し、いじめられても何もしないでいる将也を見ているのが辛かったし悔しかったし、自分の姿と重なるようでもあり、腹が立ったのかなと思いました。
‘周りの人を不幸にしている’、‘自分が嫌い’。命まで絶とうとした硝子の気持ちを簡単にわかるとは言えませんが、重みは伝わってきます。硝子の心はまだ癒えていませんが、将也と共にこれから時間をかけてゆっくりと前に進んでいくのだと思います。
ラスト、文化祭で将也が大粒の涙を流す場面も感動しました。
やんちゃ坊主だった将也が、一瞬で周囲から孤立するあの感じ、怖かったです。子供だからすぐに仲直りするという事も無く、それはその後の中学高校生活でもずっと続きます。
‘自分への罰なのだ’と将也はそれを受け入れますが、周囲の目に常に怯えています。
心を閉ざす事でしか自分も守れなくなった将也。それは辛すぎます。命を絶とうとする前に硝子に会いに行きますが、彼女との再会がきっかけで、彼の心の中で何かが動き始めます。自ら人と関わり、少しずつ向き合えるようになっていきます。でも、上手くいかなくなるとまたすぐに心を閉ざします。まだ完全には心を開けていない将也ですが、ベランダから落ちていく硝子の手を掴んだ時、彼は自分が今まで心を閉ざす事で色々な事から逃げていた事に気付きました。
文化祭の人混みの中で涙を流す将也。自分の殻から完全に外に出て一歩を踏み出した瞬間の喜び・不安・勇気、、、色々な感情が伝わってきて感動しました。
親の視点から見た
高校生の子供を持つ親としては、自分の過去と言うより、子どもの今とリンクさせて見ていまう。
登場する高校生たちみんなの心の成長が、後半にちょっとづつ感じられて嬉しい気持ちになった。
わかりやすいストーリー展開で、最初はありがちな内容だなと思ったことは否めない。
でもその中でに、それぞれ違う立場の人物の心の善と悪が丁寧に描かれていて、主人公だけでなく、登場人物(大人も含めて)みんなにライトを当てているところが好感が持てた。
でも、しょう子さんがあそこで自殺をしてしまいたいほど苦しくなっていたとはわからなかったわ。
そこがあのアニメの可愛い顔では伝わって来なくて残念。
人との関わり
主人公の成長が愛おしく、周りの人たちの温かさが素敵でした。また、障害を持つ方との接し方について改めて考えさせられる作品でした。人との関わり合いが希薄になってしまっている昨今ですが、関わり合うことで生まれる幸せが必ずあると感じました。人を傷つけるのも人ですが、救うのも人なんだと思います。
孤立した将也
将也の小6のクラスにろうあ者の西宮硝子が転校してきた。まともに話せない硝子を将也は気にしていたが補聴器を捨てたりしていじめていたので転校して行った。
手話を覚えた将也は高校で硝子に再会して友達になりたいと言った。いじめっ子で孤立した将也は死ぬつもりだった様だ。
孤立している事を顔にバッテン付けて表現していたな。やっぱりいじめがテーマだと暗い話になるよね。硝子は可愛いから同情しやすいが、その後をどうしたいのかが問題だな。友達までなら問題は無いだろうけどね。理解してあげたいと思えば思うほど苦しくならなきゃいいけどな。
子供に早い段階で見せたい映画
原作を読まずに鑑賞。
耳が聞こえなくて申し訳なさそうに生活する女の子
いたずらしてしまう男の子
自分本意でいいことをしようとする大人
うざがる子供
正義ぶる子供
表面だけ取り繕った大人
よくありそうで、現実てきなお話。
子供たちの世界はやはり子供たちだけで作り上げなければいけなくて、大人が介入していいものではなくて、もがいて大人になっていくんだなと感じた。
まだ意味が分からなくても、小さい頃から子供に見せたいと思った映画。
映画はとても素晴らしい作品だった。
終わり方がきれいすぎて、自分には受け入れられなかったので星4だけど、5レベルのとてもいい作品。
号泣しました
京アニの映画は初めて観ます。
聴覚障害とイジメを題材にしており・・結構重いテーマ。
作画はさすが京アニ。とても綺麗で魅了されます。
■石田母が耳から血を流すシーン。
映画では説明がないままだったので、あの耳はどういうこと??
母親同士でなにかあった??西宮母にやられたのか??・・という
想像しか出来なかったのですが公式ファンブックによると
作者の大今良時さんは↓の様に語っています。
『ピアスを引きちぎったあとから出血しています。
硝子の母には「硝子の痛みがわかる?落とし前をつけなさい」
・・という思いがあったでしょうし、
石田の母もその気持は理解できたのでしょう。』
・・という説明があったので、石田母が自らピアスを引きちぎり
息子がやったことに対する落とし前を付けたという事になります。
■いじめっ子が、いじめられっ子になるパターンって珍しい。
現実世界において、いじめっ子は、ず~っと・・いじめっ子なんですよね。
いじめの代償にSNSで住所拡散されるとか損害賠償求められるはあっても
いじめられっ子になる・・ってのは、数少ないパターンだと思います。
特に序盤の石田くんが西宮さんにしたイジメというのは、かなり酷いもの。
そんな子がイジメられて、初めてイジメの怖さを知り消極的な子になる。
因果応報とは、まさにこのこと。
■唯一の癒やしは永束くんとマリアちゃん。
重いストーリーの㊥にも、癒やされる登場人物といえば
石田くんの唯一の本当の友達、永束くんと姪っ子マリアちゃん♥
この2人が居て良かった。
■西宮硝子ちゃんは何を考えているのか分かりにくい。
彼女が自殺しようとするシーンがありますが、急になぜ?!・・って最初思いました。
彼女の内面の描写は基本的に描かれていないので真意は分からないけど
彼女の今までの人生を辿れば死にたくなるのは、なんとなく理解できますよね。
自分の聴覚障害のせいでで親は離婚し、学校ではイジメられ、
佐原さんも転校させてしまい、妹は自分に付きっきりで不登校・・
追い打ちは自分のせいで石田くんが友達と喧嘩別れしてしまった。
彼女にも苦悩・葛藤があった。けど幼少からの壮絶な過程で
自分の感情を表現できないんだと思います。
ニコニコ笑顔は自分を守る為の愛想笑い。
本当は悲しいのに明るく振る舞うのもイジメからそうなってしまったのかも。
■いつ好きになった??
いくら改心したからと言っても私なら自分をイジメてた人なんて
好きにならないんですけどね。
やっぱり硝子ちゃんは何を考えてるのは分からないなぁ(;´∀`)
初めて自分と真剣に友達になろうとしてくれる異性が石田くんだったから
好きになったのかなぁ。
■顔✖が取れた時、感動しました。
石田くんの心情がよく出てますよね。
中学3年間いじめられ、人間関係をシャットアウト。
ずっと✖付いてたのが取れたとき・・私も号泣(´;ω;`)
■イジメ問題は永遠のテーマ
いつの時代もイジメって無くならない永遠のテーマですね。
誰もが学生時代にイジメの状況を見てきたはずです。
そのとき、自分はどんな立場にいましたか?
この映画で救われたのはイジメてた側の人間も高校生になり心が成長し
自分のしたことに反省している点。
直接謝る描写はないものの、行動が示していますよね。
イジメは心が未熟な人間がするものなのだと思いました。
最後に。京都アニメーション放火事件でお亡くなりになられた皆様の
ご冥福を心よりお祈りしますとともに、ご遺族の皆様にお悔やみ申し上げます。
全445件中、41~60件目を表示