劇場公開日 2016年9月17日

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映画 聲の形のレビュー・感想・評価

全558件中、41~60件目を表示

3.0肌に合わなかった

2023年6月13日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

映像もきれいでとても丁寧に作られてると感じた。
しかし内容が肌に合わない。
こういう傷ついたんです僕、私、なんて
内容のものはもともと好きではない。

子供のころの過ちを反省してやり直すのはいいけれど
どいつもこいつも単なる自己欺瞞
自己満足でしかないうえに、
ほっとけばいいものをわざわざ学校も違うのに
付きまとっておまえのせいだと責める。
意味が分からない。
イライラが頂点に達した。

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こまめぞう

3.5Talkin’ ‘bout all generations. これは、新しい青春映画の形。

2023年4月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

萌える

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たなかなかなか

4.5【”ディスコミュニケーションから、届けコミュニケーションへ・・。”聾唖者への悪戯により疎外された少年の聾唖者への理解の過程を切ない描写を含めて描いた作品。作中の斬新な心理描写が素晴しき作品。】

2022年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 今作を鑑賞したのは、2018年頃であったかと思う。
  作品が発信するメッセージ”友達って何だ”が強く心に響いた。
  その後、京都アニメーションを襲った忌まわしき出来事に呆然とし、京都に行った際には自分なりに出来る事をした事を思い出す・・。ー

◆感想

ー 多くの方がレビューを挙げられているので、久方振りに鑑賞した感想のみをシンプルに記す。ー

・主人公の石田が、小学生時代に、引っ越して来た聴覚障碍者の西宮に対する悪戯。だが、彼のみがやっている訳ではないのに、いつの間にか、彼が一人で責任を負う姿。
 だが、彼はその罪を一人被る。
ー これは、今でも年代を問わず行われている事ではないか・・。だが、石田は西宮を苛めているようであるが、彼女を大切に思っているシーンが随所で描かれている。濡れたノート・・。-

・中学時代の石田は暗黒の生活を送る。一人も友達が居ない日々の生活・・。
西宮を苛めた故の自身の境遇を甘受する姿は、初見時にはやや苛立ったモノである。
苛めに加担していた生徒達の言い逃れする姿。
ー これは、現代でもあるのではないか・・。-

■この作品の価値を高めているのは、石田とディスコミュニケーション状態にある生徒たちの顔に”×”が付いている描写であろう。
 そんな中、ナガツカが彼の友となり、”×”が消え去る描写。
 そして、高校に進学した石田の境遇は余り変わらないが、徐々に”×”の数が少なくなっていく。
 石田は、自らが過去に犯した(と言っても、小学生である。)過ちを悔い、西宮とコミュニケーションを取るために手話を密やかに学ぶ姿。
 彼が、人としてキチンとした人物になっている事が、容易に伺える。

・高校になって、久しぶりに出会った石田と西宮。彼らはぎこちないながらも再び関係性を築いていく。だが、自分の存在が石田を傷つけていると勘違いした西宮の哀しき行動。
ー 美しい花火大会を、石田と一緒に観た西宮は”自分の想いが聾唖者故、伝わらなかった事で・・。
 ”好きと月・・。”
 命を断とうと思ったのであろう。
 だが、それをいち早く察した石田の身を呈して、西宮を助けようとした崇高な姿。ー

・そして、学校に復帰した石田の学友たちの顔から、”×”が次々に落ちて行くシーンは、可なり沁みる。

<初見時に、”こんなにすごいアニメーション映画を作る集団って、どんな人たちなんだ!”と思い、その後「リズと青い鳥」「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」を見て、その感を強くした。
 哀しすぎる出来事の後、京都に行った際に陰ながらお参りをした。
 だが、この素晴らしき映画製作会社は、亡き人たちの想いを込めて、素晴らしき映画を届けてくれる筈、と信じている遅れてきた京都アニメーションの作品に魅了された男の一人ごとである。>

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NOBU

3.0人が人である限り、健常者、障がい者問わず他者を理解するのは難しい

2022年8月14日
iPhoneアプリから投稿

オープニングがとてもカッコよく
一気に引き込まれました

そして
エンディングのaikoさんの歌まで
あっという間に時間が過ぎました

本作品
西宮さん以外の健常者がたくさん出てきますが
皆それぞれが衝突し合います

健常者同士でもコミュニケーションが難しいのに
ましてや障がい者となると
接し方が難しいのは必然…

実生活でも
障がい者だから優しくしてあげるべきなのか
障がい者だけど健常者と同等に接してあげるべきなのか
考えさせられる場面たくさんあります

やはり
その人の障がいの有無は関係なく
人が人である限り個性は十人十色であり
その人に合わせた対応の仕方が求められるのではないか…

この映画はその感覚を見事に映画化してくれてる作品と感じました

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HIDE

5.0心を抉る。とにかく「生々しい」

2022年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館、TV地上波、VOD

公開からしばらく、強烈に賛否両論があったと記憶しています。
特に「(いじめ)加害者を美化してる」といったマイナス批評が多く目に付きましたが、トラウマを喚起されてしまった当事者でないならば、表層的でもったいない見方だと思います。

物語の軸は、完全に硝子と将也の関係性に置かれています。
一見主題にも思える「いじめ問題」や「聴覚障害」は全く主題ではなく、大きめの舞台装置に過ぎません。

この作品が描く主題は、「人間の不完全さ」「コミュニケーションの難しさ」だと思います。
登場人物が全て見事に欠点を晒していて、通常のドラマ作品には必要ないまでに「脚色され尽くした生々しさ」があります。

虚勢から手痛い失敗をする繊細な小心者。
真っ直ぐ過ぎる故、不器用に周囲を傷つける者。
強烈な自己愛と、自覚すらない歪んだ邪悪。
未熟で無責任な教職者…

遠慮なく言ってしまえば、「○○性人格障害」のテンプレートのような登場人物の群像劇に仕上がっている。

そういった不快感が漂う世界観と相関関係の中で、硝子と将也の関係性が絶妙に付いては離れてはで転がる。

不完全な人たちの不完全なコミュニケーションは少しずつ噛み合い、最後には小さな希望を感じさせながら、深い余韻が残る。

「重苦しい恋愛映画」のようでもあって、やはりそうではない。
「こんな関係もある」という、そんな一例を描いた作品だと思います。

心理をゲームや記号などの独特の映像で表現したり、硝子視点での聾唖者の音のこもる表現など、京都アニメーションが放つ圧倒的なクオリティも最大のポイントです。

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MR

4.0よかった!

2022年6月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

小学生の頃耳の聞こえない女の子をいじめてた男の子が今度は逆にいじめられてしまう話。高校生になって再び出会う彼等。皆仲良く幸せになってほしい。

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yoo

2.5感情移入する相手で考え方も変わる。

2022年5月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

いじめを許していく?話。
全然共感できない。
映像はすごく綺麗やった。
エンディングも正直よくわからん。
京アニだから見れるっていう感じ。

ストーリー 70点
配役 80点
音楽・映像 91点
全体 73点

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り

2.5目の前のことが世界の全てに見えてしまう幼さ。

2021年12月6日
iPhoneアプリから投稿

難しいところに挑戦してる、優れたアニメなんですが、原作の良さは表現できてない。

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大粒 まろん

5.0原作既読

2021年10月12日
iPhoneアプリから投稿

アニメ版にはアニメ版の良さを凝縮された作品。
原作を大切に作られた作品だと感じた。

耳の聞こえない少女に対するいじめへの後悔から
自分なりの償いをしていく作品だが、
さまざまな性格の人達との出会いを通して
主人公自身が成長していく作品。

映像も美しく、とても楽しい。
現代の子供たちに見せるべき作品だと思う。

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P.N.映画大好きっ子さん

3.5声誰もが加害者になる

2021年9月27日
iPhoneアプリから投稿

この作品はいじめを肯定してるとか擁護してるとか言う人もいるけど、作品は投げかけているだけでそれを決めるの自分自身ですよ。せめていうなら学校、教師側が悪。

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人の噛んだガム

5.0最高のアニメーション映画

2021年9月19日
Androidアプリから投稿

視聴前のレビューで聲の形がいじめの話や残酷という評価が目立ちましたが、実際鑑賞して感動しました。

言葉にできない、伝えられない思いを聲にする。主人公の心の葛藤、ヒロインの言葉にできない胸中が緻密なストーリーで表れてました。

全国の子供に見てほしい映画です。
一瞬の衝動は一生の後悔に繋がります。

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ダックス

3.0結構リアルな人間関係

2021年9月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

んー。とてもいい内容。
ヒロインがただ可愛い。

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taiyakikun

4.5君の名は、バケモノの子の時期と同時公開らしい。 有名な2作よりも、...

2021年8月20日
iPhoneアプリから投稿

君の名は、バケモノの子の時期と同時公開らしい。
有名な2作よりも、これが一緒秀逸。
結局、石田くんが、何も聴こえてなくて、何も見えてなかったんだ。

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jyojyo4649

4.5非常に静かな映画

2021年8月12日
iPhoneアプリから投稿

聾に関する映画だからだろうか?効果音や大袈裟なBGMなどなく、静かに見ることのできた映画だった。静かだとは言え登場人物の心の動きは騒がしく落ち着かない場面もありそう言った場面で静かでも表現しれていた点は非常に驚きであり素晴らしい!!の一言に尽きる。個人的にはこの映画の視聴で何かが変わりそうな気配◎何度でも観たい一本の一つにエントリー◎

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tomokuni0714

4.0誰かの心の傷を理解しようとする姿勢を説く作品。

2021年7月17日
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movie mamma

4.0心の声が聞こえる

2021年5月24日
Androidアプリから投稿

ストーリーでした。
少女の閉ざされた心が、徐々に開いていく姿、同じクラスの少年に傷付くようなことをされながら、段々と、心を通わせていく場面が繊細に描かれていました✨
自然の情景と共に、慕う気持ちが伝わってきてました✨

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美紅

4.0×点さん、ごめんなさい

2021年5月1日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

 「しょうこ」と打つと一発で変換できないので「ガラス」と打ちながら、硝子の心の奥底を感じ取ろうと努力してみました。だけど、やっぱり将也の心の方が痛いほど伝わってくる。高3で心を解き放ったのは本当に良かった。

 いじめっ子が逆に孤立していじめられる側になるのはよくあること。周囲の子どもたちだって、良くないことだとわかりながらも同調してしまう社会の構図。子どもは大人の鏡とはよく言ったもので、成長する彼らの変化が面白いほどに胸に突き刺さってくる作品でした。

 誰が悪い、誰が嫌い・・・そんな気持ちを払拭させてくれる高校時代。闇を抱えて一人悩むよりも人と話し合ったほうがいいに決まってる。素直にならなければ老人になるまでずっとしこりとなって残るはずだ。ろうあ者を中心に添えた設定も、心がうまく伝えられないもどかしさをも端的に表すことのモチーフだろう。

 自分の気持ちが伝わった瞬間。至高の喜び。“ともだち”になったと思えるときなど、幼き頃を思い出しても世界が変わったひとときだった気がします。というか、この映画がそうだったんだよと教えてくれたのかもしれません。

 登場人物のそれぞれの性格が見事に描かれ、嫌な奴だと思っていても次第に優しさがにじみ出てくるストーリー。みんな人付き合いが苦手なんだよ!声が届いた瞬間は絶妙だったし、心が伝わったことに涙した。あぁ、高校時代に戻りたい・・・

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kossy

3.5人と・自分と向き合うという事

2021年5月1日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

原作未読です。中高生向けのアニメかと思って軽い気持ちで観ていたのですが、泣けました。こんなに感動するとは思っていませんでした。
人の心ってこんなにも柔らかくて繊細で、危うくて残酷でもあるのだなと改めて思いました。

小学生の硝子が将也に馬乗りになって掴みかかり喚く場面が印象的でした。何をされても静かに笑ったり、自分は悪くないのにごめんねと謝るばかりだった硝子が、ある意味初めて自分の感情を人にぶつけた瞬間だと思いました。
将也に酷い事をされても‘友達だよ’と伝えていたのは硝子が将也の中にある優しさを感じ取っていたからだと思います。だから周囲から孤立し、いじめられても何もしないでいる将也を見ているのが辛かったし悔しかったし、自分の姿と重なるようでもあり、腹が立ったのかなと思いました。

‘周りの人を不幸にしている’、‘自分が嫌い’。命まで絶とうとした硝子の気持ちを簡単にわかるとは言えませんが、重みは伝わってきます。硝子の心はまだ癒えていませんが、将也と共にこれから時間をかけてゆっくりと前に進んでいくのだと思います。

ラスト、文化祭で将也が大粒の涙を流す場面も感動しました。
やんちゃ坊主だった将也が、一瞬で周囲から孤立するあの感じ、怖かったです。子供だからすぐに仲直りするという事も無く、それはその後の中学高校生活でもずっと続きます。
‘自分への罰なのだ’と将也はそれを受け入れますが、周囲の目に常に怯えています。

心を閉ざす事でしか自分も守れなくなった将也。それは辛すぎます。命を絶とうとする前に硝子に会いに行きますが、彼女との再会がきっかけで、彼の心の中で何かが動き始めます。自ら人と関わり、少しずつ向き合えるようになっていきます。でも、上手くいかなくなるとまたすぐに心を閉ざします。まだ完全には心を開けていない将也ですが、ベランダから落ちていく硝子の手を掴んだ時、彼は自分が今まで心を閉ざす事で色々な事から逃げていた事に気付きました。

文化祭の人混みの中で涙を流す将也。自分の殻から完全に外に出て一歩を踏み出した瞬間の喜び・不安・勇気、、、色々な感情が伝わってきて感動しました。

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セロファン

4.0親の視点から見た

2021年4月29日
iPhoneアプリから投稿

高校生の子供を持つ親としては、自分の過去と言うより、子どもの今とリンクさせて見ていまう。
登場する高校生たちみんなの心の成長が、後半にちょっとづつ感じられて嬉しい気持ちになった。
わかりやすいストーリー展開で、最初はありがちな内容だなと思ったことは否めない。
でもその中でに、それぞれ違う立場の人物の心の善と悪が丁寧に描かれていて、主人公だけでなく、登場人物(大人も含めて)みんなにライトを当てているところが好感が持てた。
でも、しょう子さんがあそこで自殺をしてしまいたいほど苦しくなっていたとはわからなかったわ。
そこがあのアニメの可愛い顔では伝わって来なくて残念。

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サマースノー