劇場公開日 2016年9月17日

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「イジメの描写が痛々しかった。子供時代のエピソードは観ていて苦しくな...」映画 聲の形 Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5イジメの描写が痛々しかった。子供時代のエピソードは観ていて苦しくな...

2023年11月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

イジメの描写が痛々しかった。子供時代のエピソードは観ていて苦しくなる。

背景がやけに美しい。
美しい世界に生きている。

BGMがピアノで♪ポロン、ポロン。と、悲しげなメロディ。この先、とてつもない悲劇になるような予感が漂う。

主人公の父親が登場しないことが氣になった。
他の子の父親も同様。
なぜか母親は頻繁に登場。
思春期の話は家族構成が謎の作品が多い。
本作は家族ぐるみで登場するから、なおさら氣になった。

美しくて繊細で真面目で暗くて残酷な儚い世界。
癒やされるような、落ちていくような、楽しみなような、怖いような、そんな不安な氣分の状態から、ジェットコースターのように一気にゴールにたどり着いたような映画だった。

絵のクオリティが高い。
単焦点レンズで撮影したような味わい深さがある。
ジェットコースターのシーンも迫力満点だった。

ラストは色々報われて良かった。
爽やかな氣持ちで終われて満足だったが、やはり氣になるポイントがある。

引っかかるポイントは、主人公がイジメる動機。納得出来るエピソードが欲しかった。
それと、ケータイのメッセージのシーンが短いために、読みきれず一時停止した。
話がダーク過ぎて集中力が続かず、二日に分け更に細かく小分けにして視聴した。
私はつくづくピンク色の髪の女性キャラに目がない。ツンデレの植野も悪くないが西宮硝子さんを応援してた。
本作は好みの絵だった。エンドクレジットで山田尚子監督作品と知って納得した。

Don-chan(Daisuke.Y)
Don-chan(Daisuke.Y)さんのコメント
2023年12月25日

CBさん共感とコメントありがとうございます。
姉を守る弟のようなあのコも素晴らしいキャラでした。

Don-chan(Daisuke.Y)
CBさんのコメント
2023年12月22日

素晴らしい映画でした

CB