溺れるナイフのレビュー・感想・評価
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スダマサキッスとこまつなの閃光
小松菜奈ちゃんと菅田さんの閃光がぶつかり合う激しいモノ。
スダマサキッスのいいところを全て詰め込んだ作品でした。菅田さんのファンである私からするとずっとキュンキュンしていました…
大友のキャラクターが太陽のように表現されていて漫画のキャラクターがそのまま出てきた感じで良かったです。
カナちゃんの登場場面はあまり多くありません。基本的に、夏芽の周りをグルグル回るようになっています。
漫画で描かれていた内容と細かいところが少し変わっていて展開も早めなので漫画を読んだことがある人はもっと観たかったという感想を持つと思いますが、読んだ事が無い方はぜひ読んでみてください。
夏芽とコウちゃんの成長と深い所で掴んで離れないモノを劇場で確かめてください!!私はもう一度観に行きます。
いつだって
衝撃的
二人の美しさに溺れました…。
美しい少女と透明感のある青年。
二人が出会うことは、ずっと前から決まっていたかのように自然に惹かれ合う。
彼の自由で勝手な振る舞いに翻弄されながらも、どんどん彼の背中を負ってしまう少女。
好きという感情が止めどなく溢れ、どうにも抑えることができない…。
私の体が彼を欲している…。
彼の目が口が指が髪が、私の心を掴んで離さない。
これが好きという感情なんだ。
これが愛するという気持ちなんだ。
二人の強烈な感情にどんどん引き込まれて行きました。
少し影のある二人だからこそ、この世界観が生まれたのだと思います。
そして、脇をしめるクラスメイトの二人も素敵。
重岡さんの優しい男の子も、上白石さんの少しどきっとする言動にも、夢中になりました。
主役も脇役も素晴らしい、独特な愛の世界を堪能できた映画です。
本当は菅田くんのファンという理由で観た映画でしたが、いつの間にかこの作品に魅了されている自分がいました!
二人に試練をあたえる存在の出現が、あまりに唐突に過ぎる
公開から半月がたったというのに、劇場を埋め尽くす女子中学生、高校生の多さに少々気恥ずかしくなりました。それだけいま最も旬な若手俳優菅田将暉の人気の凄さが光る作品です。
劇中の菅田の放つこの強い台詞「この海も山もワシのものじゃけん! おまえも…ワシのものなんじゃ!」と真顔で迫られてしまうと、思わず胸キュンとなるでしょう。菅田ファンにとって、今までにない翳を見せる新鮮な役柄にはグッと惹き付けられること請けあいです。
こんな菅田が演じるコウに、一瞬で引き付けられてしまう少女の出現にも納得。海沿いを2人乗りのバイクが滑走し、後ろにまたがった小松菜奈演じる望月夏芽が叫ぶ、「この海も山もコウちゃんのものだ! 私も…コウちゃんのものなんだ!」というコウの言葉を受容するシーン。その天を仰ぎながら、心を開放するかのように叫ぶワンシーンだけで、作品の瑞々しさの一端を垣間見ることができました。青春映画の既視感を超えた瑞々しくて、神秘さを超えた映像は、充分に大人の鑑賞に堪えるレベルのものです。これが初監督作品となる山戸結希監督は、高校生のときに原作と出会って、血肉化するほど読んできたそうです。原作者にラブレターのような熱いオファーを送ったという監督の熱い情熱は、登場人物の放つオーラの濃さに滲み出ている感じがしました。
物語は、夏芽が東京で少女モデルとして活躍していたものの、父が祖父の旅館を継ぐため、一家で海辺の町に越してきたことから始まります。ちなみに原作では小学6年生ですが、映画は中学3年生に変更されています。
引っ越してきてすぐ、立入禁止の神域となっている磯に、禁を犯してはいった夏芽は、そこでコウと出会います。
海からあがってきたコウに、夏芽がひきこまれてしまう峻烈な出会いの一瞬は、その後も映画のなかで何度もくりかえされるシンボリックなシーンでした。一目ぼれといった凡庸な表現はそぐいません。
それは夏芽の中学校の授業でチラッとふれられる、イザナギとイザナミの出会い=まぐわいを思わせる、神話的なかがやきをはなっていました。
この世界がまるでアダムとイブしかいなかった神話の時代になったかのような思春期の全能感。山川草木の一切がふたりの世界に占められたのでした。
それを熊野という舞台がいっそう神秘化していきます。熊野の神社の火まつりで先陣切って踊るコウ。
けれどもこのあと夏芽は、自分のファンにレイプされそうになって、二人が放っていた全能感は、現実の衝撃に引き戻されます。夏芽を助けることができなかったことを悔やむコウは、夏芽とは会わなくなり、荒れる生活に。
二人に試練をあたえる存在の出現が、あまりに唐突に過ぎていたり、犯人の末路やコウとのその後の関係も夢か現実なのかはっきりさせないで未消化に終わることに不満は残りました。そして海中にただようナイフの映像が繰り返されることにも、『溺れるナイフ』とは何のメタファー何だろうか?とも(^^ゞ
それでも、ふたりの心が強い縁で結ばれていて、どんなに離れてしまおうが思いは繋がっている感動を強く感じることでしょう。
ふたりを繋ぐ「運命の関係」。それは、『恋』と表現するのはいささか違和感を感じさせるものがありました。男女だから『恋』に見えるかもしれません。もしかしたらほかにふさわしい形容する言葉があるかもしれません。ただ夏芽は、それを勝手に恋愛だと思い込んでいたのです。夏芽はコウに恋愛モードで寄っていくわけですが、コウは全く腑に落ちていなくて拒否したりする場面があるのは、そのためなんでしょう。
そして、そんなコウとの関係と対比させたくて、クラスメートの大友が出てきて、夏芽に恋愛をする流れが加わったのだと思います。
夏芽にとっても、恋なのか、何なのかはっきりしないもどかしさを感じさせるところが、他の青春映画と大きく違う点です。見る人によって受け取り方が全然違ってくるのでは?コウの存在は夏芽にとって大きすぎて、むしろ突進していく標的な感じがしました。そけだけ夏芽はすごく感情で生きていて、コウは冷静で客観的。大友が恋をしているのは伝わって分かるんですけど、やっぱりコウという存在は夏芽とって衝撃的なものだったですね。
そんな「運命の関係」が描かれた本作は、10代の登場人物たちのほとばしるような思いが、同世代の読者の心にまで“感染”し、熱狂をもって受け入れられてきたそうです。10代の恋は、素直になれなかったり、知らないこともいっぱいで、自分を守るのにも精一杯で相手を傷つけたり、なかなかうまくいくのが難しいものなのではないでしょうか。
結婚を考えずに感情のままいられる10代の恋。本作には、きっと10代にしかできない恋というか、キラキラ感じが一杯詰まっているのでしょう。海に溺れていくナイフの映像。それは、ヒリヒリした感じの青春を切り取っている姿そのものではないでしょうか。普通の恋愛映画とは全然違う、考えさせられる衝撃的な作品だと思います。
普通の少女漫画原作とは一線を画す映画だと期待していたのですが
よくあるキュンキュンするラブコメ的な少女漫画原作の映画には全く興味がないのですが
普通の少女漫画とは違う、ということを聞いて期待して見に行きました。
期待通り様々なシーンでドキドキしました。
それはスリルや緊張感から来るものでもないし恋愛のドキドキでもなく不思議な感じでとても良かったです。
ですが、レイプシーンがある事で少女漫画らしさが出てしまった気がして、そうじゃないことを期待していた私としてはちょっとガッカリ。
レイプって少女漫画等にちょっとありがちなイメージだったので。
みんなの中学生から高校生への変化は、容姿中身共になんだか本当の中学生や高校生に見えてきておおってなりました。
沢山の方が書かれていますが、重岡大毅の大友はとても良かったですね笑
キスシーンには思わずキュンとしてしまいました。
それと音楽のことも書かれていますが、個人的に大森晴子の曲は好きなのですが、このシーンでこれは、敢えてなのかもしれないけれど、うーん。。と思うところはやっぱりありました。エンディングもちょっと。
ピアノの旋律の時はドキドキ感も駆り立ててくれて良かったです。
原作を見ていない自分には展開が早かったし最後はどうしてもちょっと分かりにくかったのですが好きなシーンは沢山あったし俳優の演技や全体的な雰囲気等は好きです。
久し振りに見た2.5次元の映画
二回見た
2回見ました。
この溺れるナイフはTwitterで
映画があることを知りました(^_^;)
印象的なシーンをみておもしろそう!という
直感を信じ映画館へ…
正直、1回目は話の内容が
ちゃんと理解できませんでした。
でも、菅田将暉さんの美しさに惹かれて
+
内容がよくわからないからまた
見たいと思い2回見ました。
2回目を見る前に、溺れるナイフに
関する動画をYouTubeで見ました。
そこで
[宇多丸 映画 「溺れるナイフ」シネマハスラー]
という動画を見て(聞いて?)そこで映画の内容が
しっかり言葉にされているのを聞いて
ぼやっと言葉に出来ないけと
この映画の素晴らしさ、伝えたいこと、内容が
わかるような気がしました。
そして、
菅田将暉さんのいろんな作品を見させてもらって
すごい魅了を感じました。
この映画溺れるナイフのおかげて菅田将暉さんをの
魅力が知れてこれからも応援したくなりました。
小松菜奈さんと菅田将暉だからこそこ
日常ではありえない夢のような
映画を見せてもらいました。
重岡大毅さんは前から知っていましたが
あの大友が絶妙でした。
あの眉毛のシーン面白くて大好きです。
わたしの理解力などの問題なのかもしれないのですが
全体的に伝えたい何かがドーンっと胸に突き刺さらなかったです。。
小松菜奈には驚いた 勝手な決めつけでいたものが覆された。彼女すごい...
小松菜奈には驚いた
勝手な決めつけでいたものが覆された。彼女すごい。ディストラクションベイビーズでも観えた、なんかこう、人間の切迫した時の最悪な状況、怖さからの狂気を演じる彼女はすごい見応えある
思春期の独特さの加減に舞台のファンタジックな部分、神々しさ、このふたりの主演はピッタリハマっていた
菅田将暉はとにかく熟せるすごい役者であると思っている
奔放などうしょうもない奴を主演以外でものすごく魅せてくれるのに主役でもこうして魅せつけてくれるんだな。自分たちが変えるんだとかじゃなくてこれまでの記録の継承尊敬、そして自分も熟す
若い人にこうして期待させてもらえて観る側として今の映画もたのしくてしかたない それに、
大友役がジャニーズのひとだったってことが、
何より驚いて、またまた偏見に猛省。
原作は知りませんが、監督の他の作品もファンだけど、これまた一辺倒ではない面白さをみることができた。
期待しすぎたかな?
キャストに助けられた
キャストは本当に良かった。魅力的で自由に激しく生きるコウちゃんと純...
ひどすぎる
原作の大ファンです。
原作とは違うと考えながらも
予告編での雰囲気
コウちゃんぴったりの菅田くん
声と目は違うけど衝撃が走る美しさの小松菜奈
カナちゃんを再現してくれるであろう萌音ちゃん
これらを期待して観に行きました。
ひどすぎました。
あまりにもひどくて
エンドロール中は観客が
わけがわからないと喋りっぱなしで
異様な空気でした。
世界観を表現したかったことは伝わります。
溺れるナイフならではの美しいシーンも沢山ありました。
しかし、間延び、世界観とかけ離れた挿入歌、うるさBGM、聞き取りづらい方言、カメラアングル、諸々あげたらきりがない。
何よりも脚本がひどい。
間延びのシーンを削れば
もっと丁寧に加えられるシーンがあったはず。
雰囲気だけの映画になってしまい
本当に勿体なく、憤りを感じます。
(それが目的と言われてしまえばそれまでですが)
菅田くんの演技は素晴らしく、まさにコウ
萌音ちゃんの演技は素晴らしいけれど、カナちゃんというキャラがただの普通のキャラになってしまっている。それでは溺れるナイフではない。
夏芽も大友もそう。
全体的に世界観は出しているのに
キャラクターはそのへんの少女マンガのキャラクターと同じになってしまっていて、溺れるナイフとは程遠い。
原作をまず皆さんに読んでほしいですし、
それだけで充分です。
菅田将暉くんの演技に感動!
内容よりも、菅田将暉くんのファンとして観に行きました。(溺れるナイフファンの方には申し訳ありません、、)
ある田舎の、独特な雰囲気を醸し出す少年を演じる菅田将暉くんの役柄がぴったりハマっていて、演技の上手さにとても感動しました。
内容は、自分があるべき本当の居場所はどこなのか。
思春期真っ盛りな男女が互いに惹かれあって行く姿。
若い時に誰もが抱く感情を渦巻いていて、どことなく寂しさ、切なさがあり、まさに「溺れるナイフ」でした。。
ただ、「え?このタイミング?」「え?いつからその関係になった?」など、はっきりとした切り替わりが無い場面があり、解釈に戸惑いを持った部分がありました。
全体的の話の流れは良かったのですが、オチとなるエンディングの展開がいまいちでした。
…残念!
心惹かれる映画だった
全309件中、201~220件目を表示