チリ33人 希望の軌跡
劇場公開日:2016年5月14日
解説
2010年8月、チリ・サンホセ鉱山で33人の作業員が坑道の崩落によって地下深くに閉じ込められ、69日後に全員が奇跡の生還を果たした実話をハリウッドが映画化。地上から700メートルも隔絶された暗闇の中で酸素も食べ物もなくなっていく極限状態に置かれながらも、決して諦めることなく生き抜こうとする作業員たちの姿をはじめ、彼らを救うべく奔走する救助チームや生還を信じて待ち続ける家族にもスポットを当て、世界中が見守った救出劇の真相を描き出す。厳しい状況下でもユーモアを忘れない主人公マリオ役をアントニオ・バンデラスが熱演するほか、共演にも「イングリッシュ・ペイシェント」のジュリエット・ビノシュ、「300 スリーハンドレッド」のロドリゴ・サントロら実力派が集結。「モーターサイクル・ダイアリーズ」の脚本家ホセ・リベーラが綿密な取材をもとに原案を手がけ、「ダラス・バイヤーズクラブ」のクレイグ・ボーテンが脚本に参加した。東海地方を中心に展開するシネコンのコロナシネマワールドでのみ上映される「メ~シネマ」作品として日本公開。
2015年製作/127分/G/アメリカ・チリ合作
原題:The 33
配給:ワーナー・ブラザース映画
スタッフ・キャスト
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2022年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ー 今作は、2010年にチリ、サンホセ鉱山で起きた落盤事故により地中に約2カ月取り残された炭鉱夫たちの正に奇跡の生還を描いている。-
◆感想
・信じ難き生還であり、記憶に残っている事故である。但し、詳細は知らなかった。
・現場監督のマリオ(アントニオ・パンデラス)の強いリーダーシップと、冷静な対応。そして、あの状況においても、殆どの炭鉱夫が冷静に行動していた事が、奇跡の生還に繋がった事が分かる。
・それにしても、鉱山大国チリの、鉱山への安全配慮の低さ及び責任感の無さには愕然とする。
・世界各国からの救援がなければ、どうなっていたことか。
■少し、残念だったのは救出シーンの描き方かな。10本のドリルを使っての救出作業が上手く行かなかった時に若き工業大臣が言ったアイディア”ミスに学べ”のシーンは深掘りして欲しかった。
尚、33人のうち、メインキャストを絞った事は成功していると思う。
<ラスト、全員が無事救出されるシーンは、素直に感動する。が、矢張り何かが引っ掛かる。エンドロールで流れる、”炭鉱会社は無罪、炭鉱夫たちには保証なし”という言葉かなあ。
若き、アントニオ・パンデラスは十二分に魅力的でありました。ジュリエット・ピノシュは志願して出演したのかな・・。>
2022年1月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
事実を基にしているので、新聞で読んだものより、リアルな感じがあった。穴が通るまでは、ケンカが勃発しないか心配した。救援物資が届いてからは、水と光がない以外は特段不自由がないほどの充実ぶり。全員助かるって素晴らしい!
しかし、なぜジュリエット・ビノシュが出てるの? しかも恋愛なしで。この方はアムールのイメージなのに、イケメン大臣ともどうにかならないし、からみは弟だけかい。彼女の代理としてか、別の人の三角関係が地下にまでもつれていた。地上に出てきて、結論が出た。やはり、危機が迫ると、自分に大切なものがわかる。
テレビ放送を録画で鑑賞。
2021年5月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
チリ映画は、初かも
助かったシーンのイメージしかなく、どんな事あったのか、知らなかったので、映画見て発見がいろいろあった
救助隊と交信できるまでが、本当のサバイバルだったんだなと。
なので、そこまでのシーンが多め。
ドリルが届いてすぐに救出かと思いきや、そこからが長かったんだと😱
物資が届けられたりして、いつの間にか服装がきれいになってたり(笑)
政府、日本に馴染みない鉱業相が現地で奮闘してたんだなと
エンドロールで、助かった男たちの今の姿見て、男の友情的な雰囲気で良かった😁
この事故はしっかりと記憶しており、Wikipediaでこの事故の事を調べていたら映画がある事を知り、見てみること。
この33人はこの不安の中、多少のいざこざはありつつも殺し合いなどせず、共同生活ができたことは素晴らしいです。
炭鉱に取り残された方々も大変ですが、ご家族の不安と救出作業にあたっている方々の努力やプレッシャーも大変だったのだと思います。
生存の確認が取れた時、救出された時は感動です!
政治利用されたとも言われる事故ですが、それでもいろんな人が団結できた事故だったのではと思います。