奇跡の女

奇跡の女

解説

フィリピン映画界の巨匠イシュマエル・ベルナール監督が1982年に手がけた代表作のひとつで、平凡な女性が霊能者として扱われたことによって小さな村が混乱に陥っていく様子を描き、信仰とは何かを問いかけたドラマ。フィリピンのとある寒村。皆既日食の日に、村で暮らす女性エルサが丘の上で聖母マリアを見たと言い出す。村人たちは誰も相手にしなかったが、彼女に病気を治してもらったという者が現われると噂が広まり、病人や障害者が彼女のもとに押し寄せるように。噂はさらにエスカレートしていき、世俗的な欲にまみれた人間たちによって村は異様な雰囲気に包まれていく。エルサ役に「汝が子宮」などの名女優ノラ・オーノール。日本では88年に「アセアン映画週間」で上映された。2015年・第28回東京国際映画祭「CROSSCUT ASIA #2 熱風!フィリピン」部門でデジタル・リストア版を上映。

1982年製作/125分/フィリピン
原題:Himala

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
イシュマエル・ベルナール
製作総指揮
チャーロ・サントス=コンチオ
脚本
リカルド・リー
撮影
セーリョ・ローボ
美術
ラッケル・ビリャビセンシオ
編集
アイク・ハルレゴ・Jr.
音楽
ウィンストン・ラバル
  • スパンキ・マニカン

  • ジジ・ドエンヤス

  • バンジ・ラバラン

  • ローラ・センテノ

  • ベロニカ・パリレオ

  • アーマ・クイアンバオ

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