ニーゼと光のアトリエ
劇場公開日:2016年12月17日
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解説
ショック療法が当たり前とされ、精神病院が患者を人間扱いしていなかった時代を背景に、画期的な改革に挑んだ女性精神科医ニーゼの苦闘を描いたブラジル映画。1940年代のブラジル。精神病院で働くことになった医師のニーゼは、患者に対するショック療法など、暴力的な治療が日常茶飯事になっている現実を目の当たりにし、衝撃を受ける。男性医師ばかりの病院で身の置き場も少ないニーゼだったが、患者を病院の支配から解放するため、患者たちに絵の具と筆を与え、心を自由に表現する場を与えようと試みる。主人公ニーゼ役は、ブラジルの名女優グロリア・ピレス。監督はドキュメンタリー出身のホベルト・ベリネール。2015年・第28回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、最高賞の東京グランプリと最優秀女優賞を受賞した(映画祭上映時タイトル「ニーゼ」)。
2015年製作/109分/R15+/ブラジル
原題または英題:Nise da Silveira: Senhora das Imagens
配給:ココロヲ・動かす・映画社○
劇場公開日:2016年12月17日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ホベルト・ベリネール
- 製作
- ホドリゴ・レティエール
- 脚本
- ホベルト・ベリネール
- 撮影
- アンドレー・オルタ
- 美術
- ダニエウ・フラックスマン
- 編集
- ペドロ・ブロンズ
- 音楽
- ジャック・モレレンバウム