劇場公開日 2016年4月9日

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ボーダーライン(2015)のレビュー・感想・評価

全189件中、61~80件目を表示

3.5重く,暗く,難しい

2018年11月30日
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鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

続編の鑑賞前に予備知識が必要だろうと思い,本作を初めて鑑賞したのですが,あまりにも深い闇,希望の見えない重苦しさを感じて,今となっては続編を鑑賞しようか正直迷っています。

冒頭から凄惨なシーンが描かれ,その後も緊張感と重い雰囲気が漂う中,次々とショッキングな映像が流れていきます。そして,そのほとんどが意味不明で,早々に置いてきぼりを食らった感じでした。

これは,エミリー・ブラント演じる,FBI捜査官ケイトも同じで,わけのわからないまま麻薬組織撲滅計画に組み込まれます。そして,しだいにその捜査手法や計画の実態が明らかになっていく中で,これまで貫いてきた正義や信念が揺さぶられていくという展開です。

最後まで考えさせられることが多く,見る者一人一人の正義や倫理を問われる,骨太の作品だと思います。ただ,そこに至るまでが難しく,それゆえ長く感じてしまいました続きを読む

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おじゃる

4.0アクションが売りではない

2018年11月29日
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鑑賞方法:VOD

どちらかというと演技や映像で魅せるタイプの映画でした。

どっしりと腰を落ち着けて観れる安心感があります。ハラハラドキドキというよりは、淡々と残酷にストーリーが進む感じでした。

突入の前の夕陽のシーンは、とても現実とは思えないほど美しいと思いました。

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Rewind That

4.0地に足がついた恐怖

2018年11月27日
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鑑賞方法:VOD

個人評価:4.0
凍りつくような緊張感がたまらない。
メキシコの秩序のない現実を描くこの作品は、他のどの映画にも無い、地に足がついたリアルな恐怖を感じる。
主人公であるエイミー・ブラントを完全にくっているベ二チオ・デル・トロが凄まじい迫力の演技。
あまりにも凄腕で冷酷な彼は、きっとジェイソン・ボーンでも倒せないとさえ感じる強さ。
最後にはエイミー・ブラント同様に腰から崩れ落ちるような感覚に陥る。
彼こそ本当の狼だ。

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カメ

3.5ベニチオデルトロ最高だったなー

2018年11月27日
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が、S系年上男子に振り回されつつもドキドキが止まらない!みたいなティーンズコミックの匂いがするのは何故なんだ。

レジーは干物女(堅物)に説教垂れるゲイバーのマスター。
「あんたまゆげボサボサじゃない!」

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Peinyo

1.5これがリアルならちょっとひく。 映画ですらなんかひいた。 終始暗い...

2018年11月25日
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鑑賞方法:TV地上波

これがリアルならちょっとひく。
映画ですらなんかひいた。
終始暗いしバイオレンス。

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かぼはる

4.0その善悪にボーダーはありません

2018年8月25日
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鑑賞方法:VOD

ヨハン・ヨハンソンの音楽とロジャー・ディーキンスの画で、始終緊張を強いられる。鼻の下の毛を抜きながらでないと観られない緊張感。

後半はベニシオ・デル・トロの独断場。
公開時のポスターに“その善悪に ボーダーはあるのか”と書かれているし、ニーチェの『善悪の彼岸』を観るような感じかと思っていたけれど、個人的には全くそうではなかった。

善と悪についてというより、原題のとおり、シカリオ(スペイン語で”暗殺者”)の話で、暴力は何も生まないという話だ。

善と悪の境界線について今さら問うのは古い。境界線はない。善と悪は、人間の中で、いつも対等で、いつでも交換可能な本性だと思うから。

あと「そうそう、ドゥニ・ヴィルヌーヴってSFの人になる前はこんな感じだったよね」と懐かしくなった。好きです。

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mimotomimoto

4.0シカリオ

2018年7月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

難しい

ボーダーラインってタイトルを付けた奴はこの映画との相性が悪かったんだろう。

緊張の糸が張りっぱなし、そして鑑賞する我々の後頭部をアレハンドロに見られているような、ジットリと嫌な汗が出てくる展開が続く。
いつ誰が死んでもおかしくない状況に放り込まれて、心臓がしんどかった。

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とんぺー

3.0メキシコの麻薬犯罪組織に対する復習劇。

2018年7月16日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

メキシコの麻薬犯罪組織に対する復習劇。

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hiro

4.5答えは自分の中に

2018年7月7日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

何気ない自然等の映像や音楽にやたら恐怖感を感じました。

音楽はわかるんですが、何気ない自然の風景にもそれを感じるというのは凄いです。

監督として独自の世界をはっきりと持っている、そのことが大事なことなんだということを教えてくれます。

復讐の為に新たに人が死んでいく。 なんか無限地獄みたいな…。

どこに希望を見いだしたらいいの?

そんな内容でした。

答えは自分の中に。

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まゆみ3

3.5『トラフィック』にもデル・トロ出てたなあ

2018年7月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

この邦題はよい邦題。国境麻薬戦争物だと『トラフィック』も面白かったが、これはより暗部に切り込んだ物に思えた。
こちらが麻痺してしまったのか、途中で何度か、「今彼女は何に対して怒っているのかな?」と思ってしまった。
と書いていたら続編が全米公開されヒット中とか。おおっ。

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なお

2.5リアリティを追求するならば

2018年6月18日
スマートフォンから投稿

泣ける

悲しい

怖い

淡々と進んでいくストーリー。
法律無視で無茶苦茶な警察やFBIだけど、それくらいしないと問題を解決できないという説明にも説得力がある。
そんな超法規的な作戦中、ありがちな正義感を振りかざす主人公が若干ウザい。

エンターテイメント的な映画ではないので、緊張感や恐怖感に如何にリアリティを持たせるかが重要で、そこが評価ポイント。

全体的には非常に良い!
だけど細部が甘い。

マネーロンダリングで札束を留めていたゴムと同じゴムを持っていたというだけで即攻撃してしまう主人公。
銃弾飛び交うトンネルでヘルメットを脱いでしまう主人公。
ラストシーンで銃口を無抵抗な人間に向けてしまう法律万歳なはずの主人公。
とにかく主人公が残念。

ヘルメットは無い方が絵的に良いからきっと制作側の都合なんだろうけど、あからさまなのは嫌続きを読む

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オヒトヨシ

3.5つかめない麻薬社会の闇

2018年6月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

難しい

・国防省の特別部隊の対メキシコ麻薬カルテル殲滅作戦に同行することになったFBI捜査官のケイト
・時々挿入されるメキシコ警官の日常シーン
・ラストに表示される原題は「シカリオ」暗殺者の意
・効果音が不穏な空気を増幅させる
・空撮や遠景ショットで物事の背景がわからなくなる様子が表れてる
・ベニチオデルトロが暗い過去を背負う寡黙な暗殺者役でベストアクト

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mimiccu

4.02023年12月10日再見(UNEXT)

2018年5月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

何度見てもメチャクチャ面白い。緊張感が半端ない。今のイスラエルとハマスの戦闘の様だ・・・。画面の緊張感が今見ても全く色あせない。★4.5に点数アップ。

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mark108hello

2.0なんかもう、救われない。

2018年5月20日
PCから投稿

こんな恐ろしい場所があるなんて、事実だったんですか?なんていうか、もう救われない。これからメキシコに行くんですけど、心配です。あぁ。演技は良かった。

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Kentaro

4.0リアルできつい

2018年4月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

殺伐としたリアリティに富んでいたし、ヨハンヨハンソンの音楽も、不安を煽り効果的だった。

誰の基準が正しいのか、こんな世界でいいのか。
現実はもっと優しい世界になって欲しいと思った。

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カルカソンヌ

4.0こんな

2018年4月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

世界が同じ地球上に有るなんて信じられないが、これも現実なんだと思うと本当に今の現実は実は脆い物なんだと実感した。

普通の神経では直ぐに持たなくなる世界に突然行くことになった主人公の心が崩壊しそうな感じが観ていて痛々しかった。

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REpower

5.0ゼロダークサーティより好き

2018年4月8日
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この映画の好きなところ
・ありがちな主人公の成長物語ではない
・不穏な予感をさせる演出(音楽最高)
・ラストの主人公視点からの変換
・ジョシュブローリンの下衆感
・エミリーブラント

メキシコ麻薬カルテルものはハズレが少ない。トラフィックとならぶ傑作。

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90's

3.0期待していたことと違う。

2018年4月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

主人公が麻薬戦争の現状を知り、
ボロボロになって善悪の境界線の間で揺れる。
そんな映画だと思ってレンタルしました。
しかし違いました。主人公はずっと蚊帳の外で途中で選手交代させられストーリーが復讐劇にシフトしてしまうというものでした。
私が勝手に期待していたものと違ったのでそんなに好きになれませんでした。しかし、空気感とか緊張感がとても良く描けてました。

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金のバロット

4.0緊迫感

2018年4月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

もちろん本物は見たことないけど、リアル感がハンパない。
特に国境での銃撃戦に至るくだりなんか、ひりつくような緊迫感。

全体をとおして無慈悲というか、
善と悪ってなんなんだ?という問いを力いっぱいぶつけられる。
画づくりも面白くて、キャストにも華がある。

それにしても、ベニチオ・デル・トロは陰のある男がハマり役。
謎の説得力というか、観てると本物のような気がしてくる不思議。

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mar

4.0力無き正義と圧倒的な暴力 278-12

2018年3月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

正義感あふれる主人公は己の正義を貫こうとするも、圧倒的な権力と己の無力さ故、想像を絶する現実に対し何もぇきない。どういう事なのか説明を求めて喚き散らすのみ。任務に連れてこられた理由も、彼女が必要だった訳ではない。

法規的な正しさだけで何とかできるほど甘い環境じゃなかったのだ。力なき正義は無意味なのだ。目的を達成するには彼のような、何を犠牲にしても、どんなことをしてでもやり遂げるという漆黒の意思が必要だったのだ。

善悪のボーダーラインとは目的、環境、個人の意思によって左右されるもので、己の正義を貫きたければ力をつけねばならない、そんな映画でした。

(映像3 脚本4 演出5 音楽3 配役5 )×4=80

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もやし