3月のライオン 前編のレビュー・感想・評価
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棋士のドラマ
『るろうに剣心』では谷垣アクション監督が手掛けたアクション部に比して、ドラマ部は人間が描けていないと言われた大友監督だが、本作はまさに人間ドラマ。主人公そっちのけで様々な棋士の生き様と苦悩を描き出している。邦画にありがちな余計な説明台詞がなく、叙情に振っているのは原作に因るところが大きいのかな。
キャストの素晴らしさに助けられているところも大きそうだけど、この前編の見所は佐々木蔵之介と伊藤英明の顔相撲!
次作も楽しみ。
キャストがバッチリ❗️
将棋会館にポスターあるから行きました。聖の青春、では、棋譜を全て覚えて指していらしたシーンが、さすがの迫力でしたが、今回は盤面が全部見えない所が多くて、将棋好きにはイマイチかなぁ。時間あるのに、あんなに手拍子では、指さないですよね。でも、神木さんが個人的に好き😍なので、大満足。この役は、神木さんしかできません❗️他のキャストも、アニメを裏切らない、特に、島田さんはハマり役。
ちょろっと出て来る、ホントのプロ棋士は全員わかりました〜エンドロールで確認❗️
少し昔の感じかなぁ、今は、全面禁煙だから、タバコ吸えないです。あと、最後で79角から、詰みがある所くらいは、解説して欲しかったなぁ。
少しでも将棋の普及に役立つなら、将棋の映画、バンバン作ってください。後編も観にいきます。
感想
駒をさした時の音にもキャラクターごとにこだわりがあるように感じた
登場人物がみんなキャラクターそっくりで、特に神木くんは歩き方、走り方まで360度どこから見ても零くんでした。あかりさんもあかりさんだった!
ただ、川本姉妹の名前がモモちゃん以外出てこなかったのが少し寂しかった
この作品の撮影にエキストラとして参加させていただきましたが、現場に入るときに向こうからこんにちは!と明るく挨拶をしてくれた神木くんが、カメラが回ると一瞬にして桐山零になることに感動しました。一コマ一コマ長回しで何度も撮る大友監督の技によって、川本家や飲み屋のシーンのあの自然な会話が生まれているのだろうと思った
前編はかなり将棋寄りだったから、後編は人情ドラマの方に重きが置かれていることを期待しています
とても良い!
マンガ、アニメ両方見たので、正直期待していませんでしたが、神木君のファンなのでとりあえず観に行ってみました。
アニメとは違いコミカルなシーンは無かったが、それはそれで良かったです。
映画を観る前まではキョウコ役が有村架純かぁ…合わないなぁ…と思ってましたが、意外としっくりきていて、いい演技でした。
他の役者さんも役にものすごくはまっていて、神木君は桐山君にそっくりだし、佐々木蔵之介さんも島田さんにそっくり。
特に対局のシーンではお腹痛い感じが伝わってきて、見ている自分もお腹痛くなりそうになりました。笑
ストーリーも上手くまとまっていて、これは原作読んでない人でも楽しめるなと感じ、さすが大友監督!の一言です。
1点だけ気になったのが、桐山君の幼少期の子役が下手すぎる。
最初の将棋は好きかと聞かれて「はい。」と答えるシーンはもっと含みを持たせて欲しかった。泣
兄弟に罵倒されて泣くシーンではただ泣くだけ。ヨダレが出たのはわざと?
桐山君らしさが全然なかった。
それ以外は私好みで最高の映画でした。後編も観に行きます。
面白かった!
原作を全く知らずに観ましたが、面白かったです。主演の神木隆之介に加え、有村架純、佐々木蔵之介などの演技は良かった。中でも倉科カナが演じる川本あかりが素晴らしかった。原作を知らない方が、先入観がなく単純に楽しめるかも知れませんね。
「聖の青春」よりも将棋映画としても良かったと思います。
ただ、2時間くらいだと観る方も楽なのですが…
漫画だから許される
漫画だから許されるキャラクターデザイン、人物の感情表現があると思うが、それを実写映画でも再現しようとして、うまくいかず、人物が周りの風景から浮いてる感じ。
プロットや設定だけを拝借して、原作漫画とは別物として作ればいいのに、原作ファンからの批判が怖いのだろうか。
集中力
まだ連載中の人気漫画。どこを切り取るかは、監督次第。重要キャラクターは出したので後半に期待。有村架純は初の?悪女?というか屈折したキャラで。
いつまでも、いい子ちゃんでは仕事が無くなるしね。神木君は役ぴったり。染谷君の役作り凄し。頑固役は前田吟しかいないのね。
3月のライオン・・・ではないかな?
まず最初のシーンを観てすぐに、
・・・・あ、これはダメかも?と、思った。
原作では物語が進むに連れ、
主人公の素性が徐々に明らかになっていくのですが、
映画は最初のシーンで、いきなり主人公の抱える問題を描いてしまっている。
分かりやすいとは思うのですが、それは違うと俺は思います。
そしてひたすら暗い。
原作はコミカルな部分と、シリアスな部分のバランスが
絶妙に上手いのだけど、映画はひたすら暗い。
唯一、染谷将太の役が出てくるシーンがコミカルのつもりらしいが、
物凄いスベリ方をしており、特殊メイクもコントのレベルなので、
なんだコレ?!って感じです。
でもこれは染谷将太に罪はなく、完全に監督の演出力の所為です。
義姉と主人公の微妙な関係性の描写も、あまり深く描けてなく、
原作では元々の性格が、かなり気性の荒く、負けん気の強い性格、
(例えるならエヴァンゲリオンのアスカみたい)なのに、
あれではただの性格の悪い女だよ・・・
原作では、この義姉の主人公への酷い言葉から物語が始まる・・・
絶対に原作の始まり方の方が良かったし、
その方が物語に深みが増すと思う。
かと言って駄作ではなく、作品としては普通には観れます。
神木君も非常に良いです。イイ役者になったね。
ただお父さん役の豊川悦司は、あまりにもミス・キャスト
(原作のイメージとして)だと思います。
物語は一応「3月のライオン」ではあるけど、
「3月のライオン」ではない。別の作品。
原作ファンでない人が観た方が、違和感なく観れるかも?
絶妙なキャスティング
原作既読です。
というか原作ファンです。
この作品に関しては、まずはなんと言ってもキャスティングが素晴らしい。
神木くんと佐々木蔵之介さんは違和感が無さすぎてアッパレでした。
実写化にあたって工夫もされていましたね。
原作の特徴として、セリフには無い思考表現の多さがありますが、そのほとんどをナレーションではなく役者の演技力に委ねているところ。
ギャグ部分を根こそぎカットしているところ、など。
あと、将棋普及に役立ちそうなところ(笑)
ちょっと残念な点は
原作を知らないと解らなすぎじゃね?というところ。(これは原作未読の人に聞いてみたいです)
原作でインパクトがある部分をダイジェストのように詰め込んだおかげで、ひとつひとつがさらっと通りすぎて行くように感じてしまったところ。
原作は登場人物が何かを取り戻していく物語ですが、映画は主人公が成し遂げる物語。
少しベクトル変更されているように感じました。
佐々木蔵之介さんはまんま島田さんで、演技もとても良かったです
おやつシーンで干し柿とくじらもちを食べてたのはすごく好印象!
原作ファンとしてはまずまず満足
キャストについて。
桐山が神木隆之介、香子が有村架純ということくらいしか事前情報なしに行ったけど、けっこう豪華なキャストだったのねという感じ。
桐山零:神木隆之介。良かった。もう少し体が細い方がいいなとか、最初の方の表情が死んでる感じとかがもっとあればより良いかなーとは思ったけど、時折感情を爆発させるところとかは良かった。
香子:有村架純。観る前は有村架純はあまり合わないんじゃないかと思ったけど(将棋みたいな頭脳ゲーム強そうな印象ないし笑)、嫌みな感じとか思ってた以上に良かった。
あかりさん:倉科カナ。大人な感じの、零を支えるストーリーの中ではよかった。後編に出てくるであろう、父親とのやり取りで弱ってしまう、零に支えられる側になる話ではどうなるか。
ひなた:清原果耶。零と川本家の出会いの場面の演技は好きで、演技については概ね申し分なしなんだけど、やっぱりひなちゃんといえば無邪気な所とか「中身が小学生風味」なので、その感じはなかったなー。むしろだいぶ大人っぽいし、零より背が高い?のも違和感だったかな。
島田さん:佐々木蔵之介。どことなく顔も原作と似ているし、声のイメージもあっていた。ただ髪がフサフサ・・・
宗谷名人:加瀬亮。原作と一番見た目のイメージが違う。何より白髪じゃないし。なんとなく、羽生名人を意識しているのかなあという感じ。でも、宗谷名人だけは、やっぱり浮世離れしているイメージなので、多少わざとらしくても白髪にしてほしかったな。顔も例に似た感じにしてほしかった。
後藤:伊藤英明。こわーい感じは原作通り。でも藤本棋竜の要素も入っているのかなあ。それはまあいいけど、今後も藤本棋竜が出てこないとすると、ちょっと寂しいかな。まあ実写であのキャラを再現するのは難しそうだけど。
ストーリーについて。
原作のいろんなエピソードを拾っていってくれているので、原作ファンとしては嬉しいけど、詰め込み過ぎな感はあるので原作を知らない人には厳しいかもしれない。
川本家の雰囲気はとても好きで、原作のイメージ通りかそれ以上。ふくふく好きなあかりさんがI am Fatとかいう映画のポスターを持っていたりして、笑いどころもあったし。もっと家の全体像とか、お風呂の場所のありえなさとか、後編で見られるといいなあ。
幸田家の物語、とくに零と香子の物語が原作以上に目立つ展開だった。やっぱり家族というのが映画を通しての一つのテーマなんだろうなあ。ただその分、零の内面の変化は描写が少なめ。内面の変化と言えば学校の話、特に林田先生や野口先輩との交流だと思うけど、この流れだと野口先輩は出てこないんだろうなあ。残念。あと屋上での昼食は一人で食べてる感じが欲しかったけど、映画では屋上で他の生徒が遊んでいたりして、あまり独りぼっち感が無かったなあ。
一番好きなのは新人戦。二階堂のセリフがフラッシュバックするだけじゃなく、病室で同じことを叫んでいたのが、二人が場所は離れていても繋がっている感じがあって胸アツでした。
原作がある話ではあるけど、原作に忠実な映像化はアニメの方で見させてもらっているので、実写では原作を大胆に削ったり変えたりしてもいいんじゃないかなあ。前編の特に最初の方は原作の各エピソードを細かく拾っている分、詰め込みすぎ間があったような気がしたので、後編は色々アレンジしてもらえることを期待。
将棋をやったことがなくて観ましたが やったことがなくてもじゅうぶん...
将棋をやったことがなくて観ましたが
やったことがなくてもじゅうぶんに楽しめました!
俳優さんはみなさん素晴らしい!
神木隆之介さんはなんでもできますね^_^
役にぴったりだと思いました!
染谷将太さんはいつみてもすごい!
佐々木蔵之介さん、高橋一生さん、伊藤英明さん
3人ともかっこいい\(//∇//)\
佐々木蔵之介さんの胃を押さえてるシーンは
辛さがすごく伝わってきました!
高橋一生いい先生!!
倉科カナさん可愛くて目の保養になりました!笑
将棋って奥が深くて、頭使うし、めちゃくちゃ体力も使うんだと知りました!
3月のライオン 後編が楽しみです!!
将棋に詳しくなくてもストーリーとキャストのおかげで十分楽しめた
原作のことはよく知らないし将棋に関しても子供の頃遊んだ程度であまり詳しくはないのですが、でも何の前知識がなくても一人の少年の青春映画的成長譚として十分楽しめた作品でした。
将棋しかない、将棋でしか生きられない、いや、将棋で生きるしかない、そんな状況下に置かれた孤独な少年がもがき苦しみながら成長していく様子は、将棋に詳しくなくても十分引き込まれるものがありました、とても説得力のあるストーリー構成でしたね。
家族も居場所も奪われた少年の立場は、見ているこっちの胃も痛みそうな環境で、もう序盤の内から思わず感情移入させられてしまいましたよ。
一方その幸田家とは対照的な立ち位置として描かれたのが、天使のような三姉妹が暮らす川本家だったでしょうか。
こちらは思いっ切り漫画的、さすがにあの出会いは現実的ではないですもんね、でも主人公の零だけでなく作品としても安らげる一時と言うかオアシス的存在として、物凄く効果的に描かれていましたね、思わずほっこりとした気分にさせられました。
お金払ってでもあのザ・家庭的な温かい食卓にまざりたい衝動に駆られましたよ・・・それにしても、あかり、ひなた、モモの三姉妹、いやぁ天使すぎましたねぇ、そして久々に倉科カナを魅力的と思えました。
勿論、将棋の対局シーンも見応え十分、とは言え、それは役者の演技で見応えを感じれたのであって、戦術的な部分ではどうなんでしょう、将棋に詳しくないのでその辺りはよく分かりませんが何となく微妙だった気はしないでも・・・でも、エンタメ映画としては十分OK、佐々木蔵之介、伊藤英明、加瀬亮、染谷将太(誰かと思ったら)、等々・・・皆見事すぎる演技で、ヒリヒリとした対戦の醍醐味を魅せてくれました。
将棋の対局がこんな激闘だったとは、将棋の奥深さ半端じゃないです、そしてそれぞれが背負ったものの大きさも印象深かったです。
前編だけでもなかなかの長編でしたが、まだストーリー的には何も回収できていない状況ですので、これ単品で評価どうこうは難しいですが、とりあえず後編がどうなっていくのか、楽しみで仕方ないです、エンドロール後の後編の予告編で更に期待が高まりました。
しかし神木隆之介はホント神ってますね、17歳の役でも違和感なし、と言うか他に誰が演じれるか想像できないぐらい、桐山零と同化していた印象です。
逆に義姉役の有村架純は賛否両論ありそうですね、今まで天使のような役どころが多かっただけに、イメージ一新で私的にはこれはこれでありと思えましたが、何せ原作コミック物だけにそう単純にはいかないか、まあ何にしても、零の今後と川本家の動向に期待を寄せつつ、後編を待ちたいと思います。
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