ホース・マネー
劇場公開日:2016年6月18日
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解説
「ヴァンダの部屋」「コロッサル・ユース」などでリスボンのスラム街を描いてきたポルトガルの鬼才ペドロ・コスタ監督が、再び同地区を舞台に撮りあげたドラマ。主演にも「コロッサル・ユース」のベントゥーラを続けて起用した。山形国際ドキュメンタリー映画祭2015インターナショナル・コンペティション部門大賞受賞作。ポルトガルのカーネーション革命やアフリカ諸国の独立といった近代史を背景に、ポルトガルで暮らすアフリカ移民の苦難の歴史と記憶を、虚実入り混ぜた斬新なタッチで描き出す。ポルトガルの首都リスボンのスラム街で、年老いた移民の男が人生を終えようとしている。数十年前にアフリカの火山の島からやって来た彼は、レンガ工場などで日銭を稼ぎながらどうにか暮らしてきた。記憶が途切れ途切れになりながらも、男はかつて故郷で飼っていた1頭の馬のことを思い出す。
2014年製作/104分/ポルトガル
原題または英題:Cavalo Dinheiro
配給:シネマトリックス
劇場公開日:2016年6月18日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ペドロ・コスタ
- 製作
- アベル・リベイロ・シャービス
- 脚本
- ペドロ・コスタ
- 撮影
- レオナルド・シモンイス
- ペドロ・コスタ
- 編集
- ジュアン・ディアス
- 音楽
- オイス・トゥパロイス