デスノート Light up the NEW worldのレビュー・感想・評価
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6冊設定その物を無意味に…
人間界に存在できるデスノートは6冊、7冊以降は効力を発しないという設定だが…
6人(6冊)の攻防に加わった最凶の7人(7冊)目が暴れまくるような仰天モノを期待していた私自身に否があるのだが、全てにおいて期待ハズレ
川栄李奈の出落ち感、登場する必要もない戸田恵梨香の取ってつけ感、2人の外国人の無理やり感…これで既に4冊のデスノートが無駄に
菅田将暉は最終局面のステージへ導くためだけの頭の悪い案内人
本作では、緊張感のない事件捜査に加え、新生キラとしての記憶が蘇るクライマックスの重要シーンでの緊迫感のまるで伝わらない演技…大方の予想通りとは言え、とにかく二度と東出昌大に台詞の多い役をやらせるな、無表情の棒読みで可能な役のみにしてくれ(笑)
池松壮亮はもっと「やりたかった」に違いないが、相手役がアレでは仕方がない
物足りない
原作を読んでいるので、今回の続編実写版は物足りないです。頭脳戦がほとんどないし、ノートの所有権を放棄するとノートを使っていた時の記憶を失うというネタがわかっていたので、三島が張本人ということもすぐ想像できました。
原作との矛盾も幾つか。例えば、みさみさは死神と二回取引をしているので、寿命80年として4分の1の20年になっているはず。原作では終盤にみさみさが出なくなるのですが、寿命がきて死んだからと勝手に思っていました。それが10年後の今回、「なんでみさみさ生きてるの?」と思ってしまいました(解釈あっていますか?)。
エピソードのほうが面白いってどうなの。。。
もともとの映画も好きだったし、
Huluのデスノート NEW GENERATION: エピソードもかなり良くて、すぐに映画が見に行った。
・・・う〜ん、、、正直、期待外れだった。。。
心理戦のバトルや、
「え〜!それがそうなる?!」みたいな感情が今回は全くなかった。
ところどころにしかけられていることの、リンクの深度が浅い。
「デスノートが6冊ある」「みさみさが大人になって登場する」
とか、そのこと自体は大きなことなのに、「なぜに?」とついつい思ってします。
でも、それは、こちら側の「期待度」が前提になっているので、そもそもハードルは高い。
前作が好きな人ほど、見ないほうがいいんじゃないかと思けど、
内容自体は面白いし、役者の演技も素晴らしいし(個人的には特に池松さん)、
その「期待度」をなしにして、まっさらな気持ちで観に行けば楽しめると思います。
これはこれであり。
デスノートといえば
藤原竜也 松山ケンイチ を思い浮かべます。
その頃の作品が好きな方は過度な期待をしてしまい、期待はずれとなってる場合が多いですが、私的にはこの作品はこれで面白いと思いました。
新生キラの正体を暴く時、デスノートの効力をうまく使っているところがおぉ!ってなりました。
まさかあの人がキラだったなんてね笑
ベポの声が松坂桃李なのはエンドロール見て驚きました。アーマ役の沢城さんは相変わらずエロボイスです( ˆ ˆ )/♡アーマ死神のくせにいいやつすぎた。
川栄の演技力とみさみさの死に方がよかったなぁ。
夜神月の腕の中で死ぬ。すてき、、、
後半からカオスに
元々特にキャスティングを見て期待していましが、ここでの評価の低さを見てガッカリ。でも実は前作デスノート好きの方には不評でそうでない一つの映画としてはいけるのではないかと思い、やっと鑑賞。
前半は割といけると思って見てました。池松くんのワイルド演技もこれはこれでよし、東出くんも気にならないなんて思ってました。
ただ、デスノート対策チームが解散した後ぐらいからカオスにそして物語が破綻していった気がします。三つ巴の闘いの割にはそれぞれの対立構造、特に三島竜崎の間が分からない。そして二人結局共闘するようになり、お互いが大事な存在になるような描かれ方をしてますが、その理由が伝わってこない。竜崎の孤独とか真相心理的なところも描こうとしたのだと思いますが、そこが薄くあまり分からない。三島が留置場を脱走し、対策チームの本部に戻った後どうして他の警察はそれを見つけられないのだろう。最後竜崎になった三島はどうしてあんなにすんなり外に出ていけたのだろうなど色々感じてしまいました。。。
もう少しそれぞれのキャラクターの背景などがあれば良かったのでしょうか、もしくはそういったものそぎ落として主人公は一人だけにして単純にアクションと心理戦だけにする。
アクションや、スケール感は素晴らかったし、冒頭の入り方からデスノートの不気味さは感じられました。後アーマの色っぽさ良かった。
ンー
原作ファンです。
正直実写をやると決まった段階から前作と比較してしまっている気持ちがないというわけではないため、見る前からそんなに期待してませんでした。が、なんだか予想以上に頭脳戦という面で薄かったです…。
デスノートの真骨頂はやはり頭脳戦だと思ってます。今作はそれがかなり薄かったように思えます…。見終わってから「いや、ただのデスゲームやん!!」と言ってしまいました。三島は未だしも、竜崎や紫苑などもっと頭使ってくれという感じです。正直言ってしまうと、月やLの後継者設定も付け足してる感がハンパないですし、原作から考えたらあり得ないです。また松田さんやミサミサの死はしょうがないと思う部分もありますが、ずっと主要キャラで来てたので残念で割り切れない気持ちが大きいです。
また死神大王?なぜ人間界に干渉するのか、そこの設定何なんだ?と思いました。確実にいらないですし、これもまたあり得ないです…死神が人間に干渉しすぎてる感ありました。アーマの展開は過去原作にもありましたので納得ですが…
逆に良かったなと思える点もありました。
三島の部屋が月の部屋に若干似てるな…と最初思ったところと、ミサミサの楽屋にポテトチップスの袋から携帯が出てくる部分…なんだか懐かしくなりました。また音響がとても良かったです。見てて邪魔にならず、場面に適した音楽だった思います。そしてラストあたりの三島の正体の展開などは良かったと思いますが、なぜ最後竜崎と和解したのか…ンー…
俳優さんの演技はどの方も素晴らしかったと思います。菅田将暉さんはドラマの役を連想して見ましたが似つかないので、やはり上手いのだな…と感じました。
まとめると頭使ってくれという感じです。
捏造が酷い
原作からのファンということもあり今回の映画は捏造がとても酷いと感じました。
あれから10年も経っていて色々付け足さないと映画にならないことは分かっていますが、Lの後継者はニア、メロであり2代目はあの方ではないし、月もあの歳で子供を育てるにも少し無理がありますよね。捏造もいい加減にしてください...とても腹が立ちました。
そしてなぜ今更映画化しなくてはいけなかったのでしょうか...
私はL change the worldも付け足しのようで好きにはなれなかったのですがこれも似たようなものだったのでガッカリしました。原作と違い頭脳戦もほとんど無くただ人がバタバタと死んでいくだけで見ていて「とりあえず人殺しときゃなるとかなるだろ」と思ってるでしょうと言いたくなりました。
辻褄が合わないところも多く、原作ファンの方は落胆すると思うので見ないことをお勧めします。
まぁこんなものだろうと思って見にきたのですが思った通りですね...せめてもう少しましなものを作って欲しかったです。
私が一番許せないのは(個人的な感情を含みますが)竜崎が2度も同じような死に方をしたことです。前作に続きまたLの負け...
なぜ月ばかりが勝つのか理解に苦しみます。私の中では2人は対等の立場にあると思っていたので今回L側が圧倒的に負け、頭脳戦もなにもあったものではないなと感じました。
そして最後竜崎が死ぬ前、三島に「お前しかいない」と言ったのも残念でした。
Lと月はお互いライバル、和解などありえないと思っていましたので。
これでは完全に月の勝利で全く面白くありません。二人とも同じような終わり方にして欲しかったです。
そしてミサと松田さん、残っていた古株はほとんど死んでしまいました。
松田はほぼ犬死でしたしもう少し考えてあげられなかったのでしょうか?10年前から関わってきた大事な役なので残念です。
ミサもあのような死に方で終わると思っていなかったので非常に残念です...
ミサは何があっても月のために生き残ると思っていたので、キラからの使者に乗せられて死ぬなんてあんまりです。あの気の強い無邪気なキャラもかなり消えてしまっていてかなりガッカリしました。
原作の終わり方を見るとミサは芸能界を引退してるのかなぁと思ってましたけどまだ続けてたんですね。意外です。
あぁ、あと6冊あるデスノートがほとんど日本に落ちていたのも違和感でしたね。
6冊なんてあとから付け足したものなのでとてもつまらなかったです。ちゃちに感じました。
10年たったとはいえニアが絡まないのも不思議に思いました。はぁ、何が2代目Lだよ...ふざけるな
他にも言いたいことは沢山ありますが役者さんの演技力を買ってここまでにしたいと思います。
これを読んでわかったと思いますが捏造が多すぎです。はー金を集めるだけの映画はなんてつまらないんだろう。金の無駄遣いでしたね!
う~ん…
原作も好きで予告編をみて期待していたのですが、正直微妙でした。個人的に冒頭部分は良かったです、ノートをこういう使い方でくるかと入りこみました。あと竜崎の雰囲気もすごく作り込まれてて好きでした。役者さん方々の演技は良かったのですが、期待してた頭脳戦のようなものは皆無です。後半でLの後継者がこんな迂闊な事するかなって疑問に思うとこもありましたしトリックは前の映画のほうが良かったかなと思います。
竜崎の正体って?
二時間以上という他の映画に比べて長めの時間でしたが、ずっと飽きることなく観ていられあっという間の時間でした!
ストーリー展開も早く、ドキドキハラハラもしましたが
期待してたような頭脳戦があまり無かったのかな・・・と思いました。
紫苑も竜崎も、もっと頭良く居てほしかった。あまり天才な感じがしない。
竜崎もLとほぼ同じ死に方しちゃったら結局Lを超えられてないんじゃないかなと。
せっかく6冊も存在したデスノートもあまり意味がなかったし。
なので★マイナス1
それで竜崎の「俺はLと約束したんだよ」の時の回想で前作のチェンジザワールドのシーンが出て
竜崎の正体はニア!?と興奮してしまったのですが
デスノートに書かれてた本名が日本人名だったし
hulu限定の映像を見たらニアではない事はわかったのですが
じゃあなんで回想であのシーンが出てきたんだろう・・・あれじゃ勘違いしてしまうよ・・・と不思議に思ってます。
あの本名にもちゃんと理由があったりするのかな?
とにかく、これについて誰かと話したくなりました。
ミサミサの最期は切なくて涙が出てしまいました。
そんなに月のことが好きだったんだねって。
映画がおわったあと、隣に座ってた同世代くらいの女の人が「なんか難しかったー」と言っていましたが
前作を見ていてデスノートのルールを理解していたら全然難しくないと思います。
ラストのオチはデスノートのルールを上手く利用したなと思いました!
アーマがすごくお気に入りです
沢城みゆきの声もバッチリ合ってる!
ベポは・・・声編集しすぎて・・・笑
デスノート?
初めに見る上で知っておくべきことがあります。これはデスノートではないでしょう…デスノート風刑事映画です。デスノート特有の心理戦は無いに等しいです。ただ、デスノート風刑事映画として見るのならば、演技・ストーリーのどちらも普通に面白いです。私は原作のファンですが、この作品はあくまでも前作の実写デスノートの続きなのでそこを考慮すればさほど不満には感じないかと思います。不満が多いのも、前評判や原作との差の大きさ、周囲の反応に流されがちなのではないかと思います。様々なポイントを簡単にまとめたいと思います。
・面白かった点
1.全体のストーリーは面白いです。ハラハラする所もあったしシリアスな内容なので集中出来れば見いれると思います。
2.デスノートでは必ず死がまとわりつきます。松田さんやミサミサなどが死んでしまうシーンはやはり悲しいです。けど、そういうところ含めて面白いです。
3.キャラの好みや違和感は別にして、演技そのものはやはり俳優として臨場感を味わうには良いものだったと思います。
4.音楽がよかったです。ストーリーに適しており邪魔をしないで共存してたように感じます。
・微妙な点、面白くない点
1.死神が人間に協力的なところです。リュークは月にすら非協力的なのでもう少し距離をとった対応にすべきだと思いました。また、死神大王のキラの後継者探しです。死神大王にそんな無駄なことしてほしくないです。
2.最初に言いましたが、原作だとしても前作だとしても、デスノートの醍醐味は心理戦です。今作はこの点で大きく欠落していると言えます。竜崎の「ノートが銃に勝てるわけねぇだろ」のセリフは最低と言えるでしょう。また、月の顔を出すメッセージはナンセンスです。月ならば可能な限り顔を出すようなリスクは犯さないでしょう。月がキラの正体ということは警察の一部しか知らないという設定のようでしたし。
3.ストーリーとキャラの兼ね合いがイマイチな部分があります。Lの後継者・竜崎はもう少し頭を使った策を練ってください。また、演技に不満はありませんが、船越英一郎さんや川栄李奈さんのシーンは無駄なのでは…ならば、魅上照などのキャラを出して、警察vs.紫苑vs.魅上の三つ巴も面白いかと。あと、月の遺伝子のくだりは本当にいらないです。その部分は確実につまらないです。月ならば自分が神になることを望むので後継者のことは考えないと思います。月関係では、約束の場所と言う設定も少し分かりにくいです。そのシーンを使いたいなら月の過去を掘り返して分かりやすく感情移入出来るようにしてほしいです。
不満の方が長文になってしまいましたが、全体的には面白いです。ただ、、デスノートの名前を使うならば心理戦をメインにしたストーリーにしてほしいです。1作でまとめられないならば前後半にすればいいと思います。大人の都合があるのでしょうが…
続編がある雰囲気で終わったのですが、私は楽しみにしています。ただ、三島が竜崎として生きるのならばもう少し覚悟と色々な人の死の悲しみを演出してほしかったです。キラとして生きるならば、月の「計画通り」のセリフより、三島に言ってもらいたかったかなと思います。ミステリアスな最後は見ものです。
酷評が多いようですが、わたしはそのように感じることはありませんでし...
酷評が多いようですが、わたしはそのように感じることはありませんでした!
原作からのファンで、最後の方のシーンで紫苑が頭の後ろで手を組んでる時に時計からデスノートを出して名前を書いているところ、さすがキラ信者だと思い鳥肌が立ちました!そこが1番好きなシーンです!
キラが記憶を失っていた三島だとは全く想像もできない展開ばかりで興奮はずっと止まりませんでした!
続編があるように感じさせる終わり方で最高です!続編待ってます!
怒涛のラスト
原作からのファンでしたので、公開してから絶対鑑賞したいと思っていました。感想としては、怒涛のラストからの次回作を予感させてくれるような内容でした。まずはストーリーですが、新作ということで最後まで期待を裏切りません。まさか3人のうちで、刑事役東出昌大さん演じる三島が本当のキラだったとは思いもよりませんでした。そして最後には池松壮亮さん演じる竜崎に変わって、竜崎として生きていく展開。そして今後のデスノートを期待せざるを得ないラストの展開でした。
切ない
前作のデスノートは頭脳戦や心理戦が面白かったですが、今作は人の感情が強く揺れ動いている作品で、また違った面白さがありました。
映画やドラマに引っ張りだこな俳優陣で豪華でしたね。
ライトやL、ミサミサと前作キャラも登場して嬉しかったです。
ミサミサの最期は可哀想だったな。
ミサミサはデスノートを使ってるから、その報いと言えばそうなんだけど、キラに救われたけどキラの亡霊に縛られ殺された感じもあって、、、
デスノートは起こりえない事は書いても起きなかったはず。
幻でもいいからライトの腕の中で眠って欲しかったけど、そういう描写もなかったし、起こらないってわかってたけど書いたのかなと思うとライトへの想いが余計に切なかった。
あのシーンは、ちょっと目がうるうるしてしまいました。
三島が唯一生き残ったけど、どうなっていくのかな?
ライトの最後のメッセージも意味深だ。
デスノートと死神もまだまだ混迷してそうですがこの世界観は好きなので続編があれば観てみたいですね。
東出くんと松山くんと言えば「聖の青春」も楽しみだ。
新しいデスノート
前作、ドラマ視聴済 原作少し読んだ状態。
まず言えるのは、これはデスノートではなく、デスノート刑事映画ということ。
頭脳戦はほぼ皆無に等しく、最後の二転三転もそれなりに楽しめるが、こじつけ感は否めない。
しかし、全く新しい作品としてみると、傑作というほどではないけど、そこそこ評価されてもいいかなと。
最後三島が、キラからLを継ぐのは原作のライトの話のオマージュなのだろうか?
僕的には、折角最後続編製作を匂わせるような終わり方をするのなら最後、三島に、「計画通り」とかなんとか言わせれば良かったのに。
そうじゃないと、自分で所有権を放棄して、再び触れる事を忘れたただのバカになってしまう。笑笑
国家がデスノートを狙うという展開は良かった。
ライトの子供の話はいくらなんでも、こじつけすぎるだろう。
三島以外ほぼ全員死んでしまったからには、続編は三島VSキラ(それともL?)の対決になるのだろう。
そのときにデスノートもので行くのか、デスノート刑事物で行くのか楽しみにしてる。
そしてデスノートを六冊も出す意味は明らかになかった。
結構簡単にてに入ってるじゃん。
もっと6人の対決が見たかったかな。
そこも残念。
なんだよ!
思ったより悪くないじゃないか!(良いとは言ってない
事前に悪い評価とか見ていたからかな。
あ、世間の評価は大体あってます。
登場人物みんなバカ、というより抜けている人ばかり。
ラストもねぇ…
ただ、役者は良かったと思います。
脚本がねー
後半はスピーディーで面白かった
デスノートの前シリーズの10年後を描いた続編です。6冊のデスノートが存在する世界に新たなキラが現れ、Lの遺伝子を受け継いだ竜崎、デスノート対策室の三島らがデスノートを封印しようとするストーリーです。デスノートが6冊ある設定の意味が判らず、前半は冗長に感じましたが、対策室が解散させられたあたりからスピーディになり、いくつものどんでん返しもあり、面白かったです。前シリーズの夜神月、L、弥海砂の登場も懐かしくて良かったと思います。
残念すぎます。
原作は好きです。
前作映画も原作のルールを守り、キャラクターも似ていて楽しめました。
しかし今作はひどい出来でした。
キャストを人気の若手を使ってデスノートというブランドで客寄せしてるだけでした。
残念なのはノートのルールが曖昧になってしまってる点。あとミサミサの寿命はどれだけ長いのでしょうか。
ハッキングって言えば電子戦はOKみたいな雰囲気も嫌いです。
正直スクリーンで見る価値はない。がっかりでした。
沢城みゆきは色っぽい。
あの「デスノート」から10年もたったのか、というのが第一印象。
本作は、金子修介が作った世界観を見事に踏襲している、ような気がした。
人間世界に存在できるデスノートは6冊まで。
そのデスノート争奪にいろいろな人物が絡んでいく。
このデスノートも死神たちの出世競争の道具でしかない、ていうのはいかがなものか、とは思うが。
佐藤信介の余裕すら感じさせる演出は、本当に安心感があり、物語にすっかり入り込んでしまった。
さらに、若手男優のなかでは突出した演技力を誇る池松壮亮、菅田将暉の演技合戦を堪能できる。
特に池松壮亮には、これはうまくいくと松田優作の後継者になりうるのでは、と思わせる瞬間がたびたびあった。
竜崎が死ぬシーンは、倒れ込まないで、座ったままで息絶えるというふうにすれば、我々の世代は「蘇える金狼」や「野獣死すべし」を思い出して拍手喝采だったのに。
まだ次もできそうな終わりかただったのて、期待して待とう。
評判通りの出来
オチというかどんでん返し(??)なラストは、今作までの劇場版デスノ+ほかの映画のエッセンスという感じで好きでした。
ただ全体的に、観客目線で惜しいなぁと感じてしまう部分が多かった印象。
冒頭から「えっそこを映像化しないの?」と拍子抜けするようなあっさりしたあらすじから始まり、
なんだか『こういうシーン入れたい!』という部分を撮る為に他のシーンを一切削ったんじゃないの?と言いたくなるくらいに突然始まる大緊迫シーン&俳優の熱い演技が多い。
素晴らしい俳優さんが揃ったと思うのに、『名演技でしょこれ!?』という押し売りをされている気分でなかなかストーリーに共感できず。
(たとえば竜崎の友?な死神がアレするシーンとかいきなり大号泣されても…という困惑。)
うっかりネタバレを踏んでしまってキラのアレが登場すると知っていたので
3人のうちの誰かか?と(今思うともしそうだったら『怒り』と被る)ソワソワしていましたが、「あっ、そうなんだ。」で終わり。
ポテチとか最後の一言は無理矢理原作からの名台詞を引っ張ってきていて興ざめ。
あと全体を通して、死神と会話する時にどうしても目線・会話テンポ・語気のズレがあって
毎度すっごく違和感があり、CG映画を観ている気分がずっと抜けなかった。終盤の移送されながらの東出さんの表情とリュークとの会話シーンは好きですが。
推理要素はほとんどなく、天才同士が戦っている雰囲気は微塵もなく、個性的な人達が勝手に自滅していった話という感じ。
でも各キャラクターは掘り下げが全くなかっただけで魅力的だったし、もし続編があるならあの人があのポジションで出てくるんだろうと思うとワクワクして結局観てしまう気がします。笑
折角大ヒットしたコンテンツなんだからもっと丁寧に大切に作って欲しかったなーとデスノファンとしては思うところ。
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