レヴェナント 蘇えりし者のレビュー・感想・評価
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320人目のレビュー、もうほとんど興味ある人はいないとは思いますが...
320人目のレビュー、もうほとんど興味ある人はいないとは思いますが、一言。
あれほどアカデミー賞に縁のなかったディカプリオがようやく手にしたオスカーの意味が分かりました。作品としても素晴らしかったけど、やはりディカプリオの演技が素晴らしかったです。
その前に観た「リリーのすべて」でのエディ・レッドメインの演技にも感動して号泣したばかりだったので、2年連続で難しかったとしても、どうしてエディじゃなかったのかを確認するために観たのですが、あの役を狂気の目で演じられたこと、ただのアイドル俳優にならなかったこと、その振り幅の広さそのものが評価されたと思っています。
映像は素晴らしかったですが、2回は見たくありません(笑)
人間ってしょーもないなぁ
こんなにも雄大で美しい大自然を前に、憎みあったり殺しあったり。
人間ってほんと、しょーもないなぁ。
人間がしょーもないのは今に始まったことじゃなくて、多分「人間」という生き物は元々しょーもなさを内包しているものなんだろう。
昔はオノとかしかなかったから、殺しあってもまあ、そいつらが死ぬぐらいで済んでいた。
それがだんだん文明が発達して、莫大な人間、だけでなく動物、自然を破壊できるようになってしまった。
人間のしょーもなさは変わらない。
だって、しょーもなさを内包しているのが人間だから。
バカは死ぬまで治らないっていうけど、人間は滅亡するまで治らないんだろう、とこの映画を見て思った。
その時に、あの美しい自然が少しでも残っているといいなあ。
とりあえず、自然が美しい映画でした
まあ、最後には主人公デカプリオの思いが遂げられるということで、めでたしだったのだろうとは思うが、あと味の良くない印象は否めなかった。
イロイロと体当たりの演技だったので、「オスカーが取れてよかったね」というところだが、雄大な自然が画面いっぱいに広がっている素晴らしさの方が印象に残り、ストーリーの良し悪し等は記憶に残らなかった作品だと思う。
ディカプリオ様々
物語は復讐劇。爽快なアクションがあるわけでもなく、恐らく現実にありそうな様子で描いており、ストーリー展開で退屈な場面もあったり長いなぁと感じました。ただディカプリオの演技が上手いの一言に尽きます!この映画はディカプリオの演技が全てと言っていいくらいです。臨場感あふれる死にものぐるいの様子も、復讐に目をたぎらせる様子も、他の人なら務まらなかったんじゃないでしょうか。ディカプリオ好きにはたまらないと思います。
美しい自然と人間の醜さ。
美しい自然と、人間の醜さの対比がくっきりした良い作品でした。
目を覆いたくなる場面も多かったですが、
素晴らしい演技でした。
デカプリオ、やりましたね!
稀にしか起こらない現象や、こんな撮影よくできたなぁ、というシーンがところどころあります。
ネイティヴアメリカン、入植者双方の立場をきちんと描いていたのも良かったです。
面白くない
今作の監督の作品「ゼロ・グラビティ」「バードマン」は非常に良かった。映像の美しさ、カメラワークが非常的に物語に効果的に影響していたからである。ただ今回はストーリーが酷すぎる。シンプルにもほどがある。息子が殺されてその復讐を果たそうとするがその道中に様々なことが起きる、何ていう映画は死ぬほど見てきた。映像の良さはストーリーあってのものであり、いくらこの映画の映像が綺麗だろうがストーリーがつまらない時点で映像美は評価に値しない。誰が「この映画は映像が綺麗だからおすすめ」などというだろう。
ディカプリオも何だか俺は演技のためなら何でもしますという感じ。きつい芝居のフルコースという感じで何だかディカプリオのイメージビデオ感が非常に強い。まぁディカプリオがこの映画で主演男優賞を受賞したのは納得なんだけど、厳しく辛い演技が一番みたいになっている今日、その風潮を誰か変えていかないものなのか。
最後の30まで特に大きな展開がないというのは非常にきつかった。
長いのにつまらないというのは本当に最悪である。
やっぱり感はあったものの…
疲れた(^o^;)
熊のシーンはCGでもすごかったです!
実話を元にちょいちょい変えながら作ってたみたいですが、
すこーし長いかなー。
色々分からないところもでてきたけど、
後で色々見てみると、なるほどと思ったこともありました。
そのまま見るより、
ネタバレしてても、見れそうな気がします。
でも、レオさまオスカー獲れて良かったですね。
君たち、本心か?
この映画、見所は映像と主人公の熱演だが、そこ以外で楽しめた部分はあったか?
終始這いずってるデカプリオは確かに凄い芝居をしてたと思うが、所詮熊はCGだし川に流されるシーンでは衣装の下はウェットスーツだろう。
こんなに頑張ったんだからオスカーください、みたいな感じがしてむしろ引き込まれない。
デカプリオの演技が素晴らしいのはクイック&デッドの頃から分かってたことだ。
いくら映像が素晴らしくても、ど直球の復讐譚に二時間半は長過ぎる。ストーリーは無理に引き延ばした感じがするし、復讐相手がウォーリアーのトム・ハーディじゃデカプーなんざ舜殺だろう(笑)
アカデミー賞にノミネートされるのは配給元が選んだ作品だ。
映画の感想は人それぞれだが、星4、5の皆さん、本心からこの映画、面白かったか?
頑張りました
休業返上で出演しただけあって、レオさん、生肉、馬のベッドと凄い熱演でした。内容的にはもう少し息子との絆を描いて欲しかったけど。大自然と出演者の熱演、そしてカメラワーク。自然はその雄大さを、対照的に人物は至近距離で。圧倒されました。
凄かった‼
公開最終日、何とか間に合いました。
あの映像の凄さは映画館じゃないと!!
それにしてもディカプリオ、納得のオスカー授賞。そりゃあ、あそこまでやったらオスカーあげなきゃですよね(笑)
息するのも忘れるくらい映像に引き込まれてしまいました。
すばらしい!!
23年前、純粋無垢だった青い目が、自信に満ちていた。
怒涛の復讐劇だし、
大自然の冷たく過酷な世界だし、
150分の長尺だし、グロなR15だし、
観なきゃいけないけど、
何とも重いなぁと躊躇してました。
体調やメンタル整えて、覚悟をきめなきゃと、
かなり後回しにしてた作品(笑)
バベル、バードマンがとてもよかった
イニャリトゥ監督に、
ディカプリオのやっとつかんだ悲願のオスカー。
もちろん期待大ですね!
幼い頃アメリカの友人とキャンプした時、
テントの中でこのお話になったのを憶えています。
熊に襲われ負傷した男が、
息子を殺し自分を置き去りにした男に復讐するという、
本国では誰もが知ってる有名な実話。
映画ではずいぶん脚色してるけど
話はいたってシンプルだから、
誤魔化しはきかない。
演出や役者の力量が問われるでしょう。
この素材はかなりのプレッシャー
だったんじゃないかな。
作品は、見事な秀作です!
大自然と対峙する壮絶なサバイバルの中で、
生きようとする男の魂の息遣いを感じ続ける。
ネイティブ・アメリカンと白人の
血を血で洗った歴史が描かれていくのだけど、
今までのインチキ西部劇を
嘲笑うかのようなリアリティ。
ただ復讐をするために
サバイバルを続ける主人公が、
凄まじすぎる。
ディカプリオが自らを極限においた
嘘のない演技は、
スクリーンを通して響いてきますね。
こんなにもホンモノの映像の力を
見せつけられた作品は、
いつ以来だろう。
監督のストイックな絵作りに、
オスカー常連カメラマンが答えて、
二人でアカデミー受賞は頷けますね。
全てのカットが濃厚で、アートのようで、
息をのむほどに美しい。
グリーンバックなどを一切使わない絵は、
語るものが多くて強いなぁ。
そして自然光がもたらす命の息吹は、
身震いがするほど怖い。
やはり映画はビジュアルの強さなんですね。
テーマは魂。
revenantは死者の魂という意味なのかな。
死んだ妻と息子と自分の魂が共存するまでの、
男の生き様が描かれている。
終焉では目標を失ったディカプリオの、
全てを悟った表情が素晴らしかった。
そして黒味のエンドロールになり、
主人公の呼吸がしばらく続くことで、
イニャリトゥ監督のメッセージが
観客に問いかける。
見事に主人公の魂が昇華していった瞬間でした。
描ききったイニャリトゥ監督と、
それに答えたディカプリオ。
23年前、ギルバート・グレイプで出会った
純粋無垢だった青い目が、
印象的なラストシーンでは自信に満ちていた。
集大成でアカデミー男優賞が取れて、
本当に良かったね。
一生忘れない映画リストに、
また1本名作が加わりました。
シアター選びがとても重要
150分超えの長編映画にも関わらず長く感じなかったので、素晴らしい映画なんだと思う。
それは演出や、音楽、そしてなによりもディカプリオの圧巻すぎる演技によるもので、本当にディカプリオの役者魂を見せつけられる作品。
ただ自分はシアター選択をミスって小さいスクリーンで見たので、迫力など本来のものを感じられなかった。
きっと大きなスクリーンで良いシアターで見たら圧倒的な重厚感と迫力がある映画のはず。
もう公開終わるとこも多いと思うけど、これから観る人は少しでも大きいスクリーンで見て欲しい。
あとグロいの苦手な人は要注意です。
映像美と音楽が並み外れだなあ…と感動しました。映画館で観るべき一本...
映像美と音楽が並み外れだなあ…と感動しました。映画館で観るべき一本です。
ディカプリオとハーディのラストシーン、あの鬼気迫るシーンがとても印象に残ります。
生かされている命の存在…。
今の時代に生きていると、自分が他の命を奪って生かされていることを忘れてしまいます。
命は奪い奪われて共存しているのですね。
人間同士も昔は、奪い奪われながらそれぞれの人種がその土地を統治していました。
相手を倒さなければ、こちらの命が危ないという生命の危機感に、命の営みのリアルを感じます。
実際の撮影の中で、デカプリオさんが魚や獣の肉を生で食べているシーンがありましたが、すべて本当に行っていたとのこと。
この時代の人間は、動物から命を分けてもらい、自らのエネルギーの糧にしていたことが伺えます。
今回、インディアンと白人の戦いが激化する中で、息子の命を白人仲間に奪われてしまった、父の役をデカプリオさんが演じています…。
父は仲間に復讐を誓い、どこまでもどこまでも歩き続けますが、その執念が並大抵のものではありません。
生きることに必死だからこそ、奪われてしまった命の悲しさも人一倍強いと感じます。
彼の心の悲しみを埋めるには、復讐とかなかったのでしょう…。
この映画は、復讐を誓い行動する彼の執念と、命の尊さを感じる、『生命』の映画のように思えました。
極寒サバイバル復讐劇
息子を殺され自らも瀕死になった男が復讐する話。
単純明快なテーマでありながら
世界観が壮大でとにかく物語が長い!
カメラの長回しやリアルな描写は
まるで自分がそこにいるかのよう。
主人公のサバイバルのツラさだったり、
復讐への執念が伝わってくる
悪者のトム・ハーディがかーーなり嫌なやつ!
そのおかげでこちらも
「あんにゃろこんちくしょーー!!!」
ってなったよ。
そしてラスト。
なんとも言えないラストだったー
達成感というか虚無感よね。
これは復讐物語あるあるだと思うけど
それを観ている人にもじわりじわりと感じさせる作りですごいと思った
レオ様、悲願の主演男優賞おめでとう!!
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