レヴェナント 蘇えりし者のレビュー・感想・評価
全421件中、141~160件目を表示
すげぇもん見た。
アカデミー賞の作品ってちょっと取っつきづらいよね、
なんて敬遠していた本作。
鑑賞中、なんど「すげぇ」って呟いたかわかんないくらいスゴイ。
特に映像美。
自然光だけで撮ったという画面は、もう圧倒的な美しさ。
明と暗、静と動、生と死。
相反する様々な要素が表裏一体で混在する様子がありありと映し出されています。
映像だけでこんなに感動した作品は今まで無かったかも。
いやー、すげぇもん見たわ。
劇場で観た方が良い作品
映像がクリアで美しい。まるで、雪山、滝、野生動物などの自然を、生で観ているかのようだった。
その自然の中で苦難や悲しみに直面する主人公の生き様を、観客に見せつける映画。
3時間でも自分は飽きなかった。音楽は本作にマッチした重厚さがあった。
意味深なカメラワークで引かれた伏線を、回収しているシーンがあって良かった。
なお、物語としてのツッコミどころは多いと思われる。
自分は、もう一度みたいとまでは思わないけれど、ディカプリオが好きな人にはたまらない作品ではないか。
劇場で見る価値はあるとは思う。 むしろ、劇場で見なければ、あまりこの作品の良さが実感できないと思う。
レオの演技力に圧倒されました。タイタニックこそ何度も観ているのです...
レオの演技力に圧倒されました。タイタニックこそ何度も観ているのですがそのイメージが強すぎるせいで余計に凄く感じました。レオの他の作品もちゃんと観てみようと改めて思う演技力だった。
あと映像が凄く綺麗で音楽が壮大だったので映画館で見たかったです。
大自然サバイバル
今までにない泥臭いディカプリオの演技。はアカデミー主演男優賞をとったことに納得。ひたすらサバイバルな映像と長い旅路は最近なかった昔の映画風。ジャンルは違うが地獄の黙示録を始めて見た気持ちと同じになった。
イニャリトゥらしい衝撃と迫力
面白かった‼ 展開が読めない意外性と、どこまでもリアリティのある回しや演出と、ディカプリオの演技がかなりよかった。熊とか馬とか、どうやって撮影したんだろう、と毎度ながらリアルすぎて引くぐらいの衝撃でした。
カメラがよく曇る
ディカプリオとトムハーディの秀逸な演技が厳しい冬の映像美の中で繰り広げられる。熊に襲われるシーンのリアル表現は秀逸。立ち去ると思いきや、また襲ってくる。死んだふりできるか?できないよ。その辺りの表現もスリリング。
先住民など政治的な目線で見てしまうとかえって邪魔になると、そこのところは意識的に頭から外そうとして見ていたが、意図的にそういったテーマを放り込んでくるのが厄介。復讐ドラマ、サバイバルとして十分楽しいが、イマイチすっきりしない。
映像美
真冬の原野の美しさを堪能する作品
よく撮ったなーと感嘆する映像の連続で、
川面の冷たさや 雪原の広がりには圧倒された
ハイライトは この映像美であった
熊編から始まって
先住人編
フィッツジェラルド編
と、
復讐を背景にした
一連の戦闘の連続性が本作の主題なのに、
これらはあんまり響かなかった
刮目するポイントはなくて、残念
坂本さんの音楽が
荘厳さをよりいっそう表現すればするほど、
やりすぎ!と感じた次第
もうちょっと自然に対する畏怖とか宗教性があるとよかった
イニャリトゥの凄さ
イニャリトゥの前作からレベルを落とさずジャンルも規模も180度転換し凄まじい映画を完成させた。
デビュー作「アモーレス・ペロス」から期待を裏切らないイニャリトゥに完敗です。
黙々と痛々しいディカプリオを壮大な自然の脅威と共に映像が流れる中でT・ハーディの画面に映える存在感で飽きさせずに魅せる演出に圧巻。
あまり知識が無い西部劇以前の時代に先住民の在り方の描写に戦闘シーンに予告の熊に襲われるのは解っていたがあれ程に驚愕の映像になるとは想像もしなかったのでビックリ。
勧善懲悪な役では無く寧ろ普通に欲のあるケチな性格程度なキャラに扮したT・ハーディが身近に居そうな雰囲気で良い。
過酷なサヴァイバルを痛々しく力強く生き抜くディカプリオは圧巻だが演技としてはT・ハーディにもオスカーを!
熊が凄い
実話を元にした小説が原作だそうである。久々に本格的な西部劇を見たという思いがした。驚いたことに,予告で示されたストーリーがそのまんまという驚愕の展開であったが,予告以外のシーンでの演出が想像を絶するものであったので,非常に見応えがあった。まず,映像は自然光だけを使うことに決めて撮影したらしく,どのシーンも素晴らしい映像であった。特に,日光のフレアの撮り方が見事なもので,このカメラマンは町田さんかと思ったほどである。:-D アカデミーの撮影賞を獲ったというのも非常に納得できる映像であった。
脚本は,よく頑張ったというべきであろうか。一本道のストーリー展開である上に,ディカプリオ1人だけのシーンが多いので,気の効いた台詞も書けないという二重苦の状況で,恐らくト書きの嵐となったのではないかと思うのだが,3時間近くも緊張感の途切れない話に仕上げていた。だが,やはり物語としての面白さにはいささか欠けていたと言わざるを得ず,それがアカデミーの作品賞を逃してしまった理由ではないかと思われる。
役者はディカプリオの熱演に尽きる気がするが,敵役のトム・ハーディも素晴らしかった。タイタニック,アビエイター,インセプションなど,ディカプリオの出演作をいくつ見ても肩すかしを食らい続けた気がしたのだが,遂に面白いと思える作品に出会えた思いである。このところのアカデミー主演男優賞は,一つの作品中で激やせや激太りなど,体型を変えるほど演技にのめり込んだ役者ばかりが受賞していたのだが,久々に演技のみで受賞した俳優が出たことに少し安心した。
音楽は坂本龍一がクレジットされていたが,相変わらず気の利いたメロディーを一つも書けない作曲家だと辟易させられた。この人の作曲能力のなさについては,いつもしつこく2回繰り返される太陽光パネルの CM で流れるメロディーのない曲を聴けば誰にも明らかである。坂本1人では荷が重かったのか,音楽担当には坂本の他に2人の補作者がクレジットされていた。戦闘の音楽などは,不協和音を適当に散らしておけば何とかなるが,どんな映画でもエンドクレジットでは壮大なメロディが流れて余韻を感じさせるのが当たり前なのに,この映画のエンドクレジットの音楽は,余韻を台無しにする効果しかもたらしていなかった。
西部劇での決闘シーンというと,どの映画でも早く撃ったものが勝つという単純なものばかりで,日本の時代劇の刀を使った決闘に比べると迫力に欠けると常々思っていたのだが,その不満をこの映画は見事に解消してくれていた。刃物を使った決闘において,片方だけが一方的にやられるなんて話もあり得ないと思っていたのだが,その点もこの映画の演出は実に見事であった。アカデミー賞の監督賞を取りながら作品賞が取れないと言うのはどういうことかと不審に思ったのだが,映画の出来としては今イチだが,演出だけは見事だということかと目から鱗が落ちる思いがした。
(映像5+脚本4+役者5+音楽2+演出5)×4= 84 点。
レオ様がボコボコにされます。
1823年、アメリカ西部開拓時代の話。
とにかくレオ様がボコボコにされて笑ってしまった。
熊にブンブン振り回されているシーンとか残酷でショッキングなはずが不謹慎にも笑ってしまう。
西部開拓時代を詳しく知らないので深い話は良く分からないけど、一つのサバイバル映画としては超オススメ。
全421件中、141~160件目を表示